Evoker

Last-modified: 2025-10-27 (月) 14:26:05

Evoker/エヴォーカー

エヴォーカーは究極の呪文使いである。
強化された呪文を何度も連続して唱えることで、敵が行動を起こす前に圧倒することに長けている。

エヴォーカーとして、あなたは自分のクリーチャーの呪文能力を強化できる。
あなたのクリーチャーは1ターンの間に同じ呪文を複数回唱えることができ、
その呪文はあなたの統率なしに唱えた場合よりもはるかに強力になるだろう。

特殊能力/Perks

名前RankCost効果Anointments
Arcane Fortitude520味方生物は、自分のクラスに属さないエーテリアルでないスペルジェムを持っている場合、1ランクにつき2%受けるダメージが減少する。
Arcane Power1010味方生物は、自分のクラスに属さないエーテリアルでないスペルジェムを持っている場合、1ランクにつき2%与えるダメージが増加する。
Burst502同じターンに唱えられた味方生物の呪文は、最後のものより1ランクにつき1%多くのダメージを与える。
Chaos Mastery160味方生物は、クラスに関係なくカオス・スペルジェムを装備することができる。
Death Mastery160味方生物は、クラスに関係なくデス・スペルジェムを装備することができる。
Echo1100味方生物は、呪文を追加で1回唱える。
Efficiency1100味方生物の追加詠唱は、追加分のチャージを消費しなくなる。
Expanded Mind520味方生物は、1ランクにつき1個の追加のスペルジェムを装備することができる。
Life Mastery160味方生物は、クラスに関係なくライフ・スペルジェムを装備することができる。
Mirror Image252味方生物は、ランクごとに1%の確率で、呪文を追加で唱えることができる。この効果は失敗するまで繰り返し発生する。
Nature Mastery160味方生物は、クラスに関係なくネイチャー・スペルジェムを装備することができる。
Outspoken1100味方生物はSilencedに免疫を持つ(無効化する)。可(バージョン2.0以前は不可)
Sorcery Mastery160味方生物は、クラスに関係なくソーサリー・スペルジェムを装備することができる。
Spell Corruption1001味方生物の呪文は、ランクごとにステータスに1%の影響を与える。
Spell Mending1001味方生物の呪文は、ランクごとにHPを1%多く回復する。
Spell Power1001味方生物の呪文は、1ランクにつき1%のダメージを与える。
Supercharged520味方生物の呪文は、1ランクにつき1チャージ追加される。

昇格特殊能力/Ascension Perks

名前RankCost効果
Overload11味方生物が手動でスペルを唱えた時、そのクリーチャーが持つ他のクラスのスペルジェムもそれぞれ30%の確率で唱えられるようになる。1つのクラスにつき最大1つのスペルを使用できる。

参考Debuff

各デバフはクリーチャーに悪性の効果を与えます。

名前効果
Silencedスペル使用不可能。Scornedを上書きする。

プレイ感

Spellを専門に扱うSpecialization。いわゆる魔法使い系のひとつ。Silenced/沈黙の無効化もあるので安心。

Perkの傾向としては、クラスに制限されずにスペルジェムを装備できるようになるもの、Spellを複数回唱えることに関するもの、そしてシンプルにSpellの効果を増強するもの等。
本来装備できないクラスのスペルジェムを装備することで与ダメージと被ダメージにさらなる恩恵を受けられるPerkもある。
これはクラスの種類数ではなくジェムの数に応じた効果なので、クラス外のジェムでなるべく固めることを意識するとよい。

追加詠唱でチャージを消費しなくなるEfficiencyは特に影響の大きいパークの一つだが、「残チャージが0になるとそもそも追加詠唱が発動できない」点には注意。
スペルジェムのジェイドのエンチャント効果(Generosity:全員にチャージ1でコピー)やアルティメット・スペルといったチャージ数1のエーテリアルのスペルを使う場合、
Arcane/神秘などでチャージ消費自体を踏み倒せない限り追加詠唱は発生しない。

ちなみにエーテリアルのスペルジェムとは、戦闘中に生成されたスペルジェムのこと。
つまり非エーテリアル、エーテリアルでないスペルジェムは、フィールド画面のメニューで装備されていることが確認できるスペルジェムと言い換えることもできる。
バージョン2以降は区別のためにエーテリアルでないほうは「パーマネント」と表記されるようになっている。

大雑把に総括すると、ダメージが増えるとか補助系の効果が倍増するとか発動回数が増えるとか、そういう方向性で強化してくれる。
魔法使い系の中でも癖のない万能職で、スペルジェムでできることは基本的に何でもできる。
逆に言えば何をするかは自分次第。適当にダメージ型のスペルジェムを投げているだけでも火力は出るが、自分に合った戦い方を色々と試してみよう。
また、生存力に関しても実はかなり優遇されていて、うまく構築すれば事前の準備のみで常に被ダメージ80%カットという破格のPerkに支えられている。
ただし回復は自分ですること。

弱点として挙がってくるのは、唱える回数を制限する効果やSpellダメージへの耐性持ち、それからスペルジェムをSealed(封印などと訳されている)状態にされること辺り。
どれも対処法を用意できる範囲の影響力なのが幸い。封印にはAstral Dimension/アストラル次元でほぼ対抗できる。
唱えること自体を特性でランダムで潰してくる相手が一番のストレスかもしれない。

ゲーム開始時のSpecializationとして選んだ場合、新しいスペルジェムの入手は基本的にランダムなので、入手のたびに一喜一憂することになる。
そして引き次第で難易度がかなりブレる。
攻め一辺倒で通用する序盤のうちはいいものの、生存力を求められるようになってくる時期にPerkポイント不足が重なって困るのがおそらく最大の山場。
特にストーリークリア前はスペルジェムの強化等に使う通貨のクリスタルがいつまでも不足しがちなので、やりくりを楽しめる人の方が向いているかもしれない。

このゲームにはアーティファクト用の特性付与素材限定の特性(対応クリーチャーがいない特性)がいくつかあるのだが、そのうちの一つに「Hoarding/溜め込み」というものがある。
その効果は、「この生物は自身が装備しているスペルジェムのクラスの種類数×50%の知力上昇」というもの。
スペルジェムのクラス装備制限を完全に取っ払ってしまえるこの職業とは極めて相性が良い効果なので、運良く入手できたら最大限活用していきたい。