Toxicologist

Last-modified: 2025-11-16 (日) 10:03:11

Toxicologist/トキシコロジスト

トキシコロジストは、戦闘に役立つあらゆる種類のポーションやエリクサーを開発すべく、日々研究に明け暮れている。
このマッドサイエンティストたちは、自分のクリーチャーの健康などほとんど気にも留めず、
自らの命を犠牲にしてでも戦闘能力を高める毒をクリーチャーに装備させる。

トキシコロジストは、毒のデバフを使用して敵に時間経過による大ダメージを与えることができる。
また、自分のクリーチャーがダメージを受けたときに有益な効果を得るために毒を使用することもできます。

特殊能力/Perks

名前RankCost効果Anointments
Addictive Effect520味方のクリーチャーは攻撃と呪文で、ランクごとに自分のPoisoned(毒)デバフの効力の4%に等しい追加ダメージを与える。
Bioassay1100Poisonedと相互作用するあなたのクリーチャーの呪文は、チャージを消費しない。
Breath of Death1100Poisonedを付与された状態で敵1体が死亡した場合、他のすべての敵はこのデバフの効力の50%に等しいダメージを受ける。
Carcinogen1100敵は常にPoisoned状態になる。
Chronic Illness250味方のクリーチャーはPoisonedによるダメージをランクにつき1回追加で受ける。
Confounding Factors520Poisonedと相互作用するあなたのクリーチャーの呪文の効力はランクごとに20%増加する。
Diagnosis1100味方のクリーチャーは常にPoisonedを持つ。あなたのクリーチャーは最大で現在HPの50%のダメージをPoisonedから受けることができる。
Dispersing Plague1100味方のクリーチャーがPoisonedからダメージを受けた後、20%の確率でVirusを唱える。
Inoculate1100味方のクリーチャーが攻撃や呪文から受けるダメージは、現在の戦闘でPoisonedのダメージを受けた回数ごとに10%(最大80%)減少する。
Neurotoxicity1100現在の戦闘で各敵がPoisonedのダメージを受けた回数だけ、敵が攻撃と呪文から受けるダメージが1%増加する。
Plague of Toads1100味方のクリーチャーが攻撃した後、20%の確率でToxic Frogmaniaを唱える。
Prognosis1100味方のクリーチャーがPoisonedからダメージを受けた後、味方の他のクリーチャー1体は同じだけ回復する。
Side Effects1100敵がPoisonedのダメージを受けた後、ランダムなデバフを受ける。
Sudden Exposure1100味方のクリーチャーがPoisonedによるダメージを受けた後、ランダムな敵1体もこのダメージを受ける。
Teratogen520クリーチャー1体がPoisonedのダメージを受けた後、全ての敵のPoisonedデバフの効力はランク毎に+5%増加する。

昇格特殊能力/Ascension Perks

名前RankCost効果
Toxic Absorption11味方のクリーチャーが毒によるダメージを受けた後、そのクリーチャーは受けたダメージの50%に等しいスタッツ(ヘルス以外)を得る。

参考呪文効果

名前効果
Virus敵全員は自分の毒デバフの2ターンに等しいダメージを受ける。
Toxic Frogmania対象は少量のダメージ、または毒を付与されていた場合は大ダメージを受ける。

参考Debuff

各デバフはクリーチャーに悪性の効果を与えます。

名前効果
Poisoned/毒毎ターン付与者の攻撃力に基づいたダメージを受ける。(この職業だと味方PTのうち最も攻撃力が高いものを参照する)

プレイ感

Poisoned(毒)デバフに特化したマッドサイエンティストのような職業。ゲーム中では「毒性学者」「毒物学者」とも表記されている。
Burning/炎上を操るPyromancerを毒状態に置き換えただけのパークもいくつかあるが、もちろん異なる点も多い。

このSpecializationの最大の強みは、パークの仕様で毒デバフの効力が味方PTで最も高いATK/攻撃力の30%を参照するため火力を出しやすいということだろう。
INT/知力低下や沈黙デバフ、スペルジェム封印などで詠唱できなくなってもAttack(行動としての攻撃)でダメージを出せるし、
仮にデバフなどで身動きが取れなくなっても毒の間接ダメージも入る。
パークで自動詠唱できる2種類の呪文も毒デバフと合わさって手軽に大ダメージを出せる。
ダメージソースの豊富さは全職業で屈指の水準。編成の段階で攻撃力を高くするだけでデバフと攻撃で相応の火力になる。

その反面、バージョン1.1.0追加職らしい扱いづらさも多数ある。
まず、デバフや間接ダメージ無効の特定のボスや一部のクリーチャーには弱い。これは他のデバフが得意な職業や編成でも同じなので仕方がない。対策しておこう。
また味方側への行動不能デバフへもこれといって面倒をみてくれない。これについても考慮が必要。
他の難点は、パークだけではパイロマンサーのように敵の復活や回復を阻止も制限もできない。
敵の復活が嫌ならAnointmentsかSatyr Guardian、いくつかある復活時に反応する特性を用意するしかない。
回復に関しては、Relic解放後はヴェネドン神のDusk & Dawnをランク30まで上げれば毒状態の敵が回復不能になるので、それまではBlighted/枯渇デバフで対抗しよう。

他にも、味方も常に毒状態でダメージを受け、毒でダメージを受けることで恩恵を得るというパークが複数ある。
パークを起動するためには毒ダメージを抑えたい。でもSudden Exposureの効果が薄れる……と悩ましい。
一応パークで最大HPの50%までに被害を抑えられるため即死はないが、回復や蘇生がなければ長期戦には耐えられない。
何よりも一番キツイのは、毒のダメージを受け入れる構成にすると他の間接ダメージも対処が厳しくなる点。
最大HPを盛ってSudden Exposureの効果で敵を倒す等の構築でもなければ、間接軽減・無効をしっかり入れたほうが安定する。

Inoculateは最大効果発揮までが遅く、上限も80%のため実戦では偽神くらいでしか恩恵を感じなかった。
毒を最大限に活かせていばもとよりそこまで処理に時間のかかる職でもない。
保険と割り切って、別の防御手段を用意しておくほうが不安定性にも振り回されず戦いやすいか。

決して弱い職業ではなく、毒で味方が回復ではなくダメージを受けて強化、というスタイルがアノイントメントなどエンドコンテンツとプレイスキル前提のものであり
バージョン1.1追加らしい上級者が使いこなせれば強くてカッコいい職業といえる。


パイロマンサーと同じように毒と関連するスペルはチャージ消費なしになる。Vaccination/ワクチン接種などは味方全員の能力値上昇だが
対象の毒状態の効力と対象の最低ステータスを参照するのでやや不安定など、ゲームチェンジャーというほど強力なスペルは残念ながら少ない。
そもそも毒と関連するスペルはチャージ回数が多い傾向があり、消費なしの恩恵がそれほどでもない場合もある。
Confounding Factorsパークでそれらの効果量が増加するので、スペルでもチャージを気にせずダメージを出せる効果に近いかもしれない。

Spectral Rainのスペルを運用すると、Addictive Effectの効果を最大限に活かすことが可能。
こちら側の毒の効果を参照するため、耐性などで崩されないのが強み。
ある程度積み上げたらこちらの毒のダメージを上乗せできるため非常に強力。
その前に敵側の毒のダメージだけで勝負がついてることが大半だが。

むしろトキシコロジストならゲームチェンジャーとなりうる特性がいくつかある。
特にSmog/スモッグ族でもLethal Smogの特性Creeping Death/クリーピング・デスは自身が防御か挑発時に3ターン分の毒ダメージを与える。
数ターン分のダメージを即座に叩き込める方法が複数あるのが炎上デバフなどとの大きな違いといえる。
もし可能なら、Exotic種族とその特性になるが、The Bearonの特性Barbearian/バーベアリアンと合わせれば挑発さえ阻害されなければ0ターンキルも可能。
無い場合は他の防御/挑発時に発動する特性や、スペルやレリックで自動でできるようにすれば不安定性などにも対処できる。
Dragonlair Arachnaliskの特性Numbing Venom/麻痺させる毒も、毒ダメージを受けた敵が50%の確率だがSnared/罠を付与される。
Mite/マイト族も毒を含めデバフ全般に加えて蘇生系特性も持つ。他職では入れづらいクリーチャーを試すのも一興だろう。