ACの歴史(旧筐体まで)

Last-modified: 2024-03-13 (水) 18:29:26

太鼓の達人

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システム

  • 2001年2月21日稼働開始
  • 全25曲
  • 記念すべき第1作。

【基本システム】

  • ルパン三世のテーマ'78を除くすべての曲が1つの難易度でしか選曲出来ない。
  • 選曲時間が30秒と短い。
    • また、選曲中に曲が流れず共通のBGMが流れるのみ。
  • 踊り子の容姿が現在とかなり違い、ちょうちんうなぎは全裸で、かめは浴衣で踊る。イカは人形で左右に揺れたり、ブレイクダンスらしき動き。
  • 太鼓の達人シリーズで唯一ボイスがついていない作品。
  • この作品のみコイン投入の効果音が異なる(参考動画)。
  • この作品のみなぜかデモプレイが全可。
  • プレイヤーエントリーの表記が「参加します」と、かなり違和感のある表記となっている。
  • EDは「ハロー!どんちゃん」。
    • 最後はどう見てもアレ

【演奏画面】

  • 演奏画面で小節線が流れて来ない。
    • また、大音符(縁)や大連打が存在しておらず、4種類しか音符の種類がない。
  • 良判定を取るには判定枠の少し右の方で叩く必要がある。
  • 演奏中、コンボ数が太鼓の部分に出ない。そのためどんちゃん達が10コンボ毎に吹き出しを出してくるのでそれを頼りにコンボを計算するしか無い。
  • この当時はたたけた率ではなく達成率となっている。
  • 成績発表時に流れるBGMが後の作品と全く異なるAC1固有のものである。
    • 後に新筐体イエローVer.のアップデートで実装された「いっしょにワイワイ演奏」の成績発表時のBGMとして再使用された。

太鼓の達人2

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システム

  • 2001年8月6日稼働開始
  • 全36曲

【基本システム】

  • 隠し難易度「ドンだフル!コース(現:おに)」が初登場。ただし、当時はむずかしいコースより難しい譜面が遊べるというよりはすべての曲が選べるコース扱いであり、別のコースと共通の譜面が多かった。AC7ごろまでに譜面が追加されていった。
    • 旧作で唯一ドンだフルコースの出し方が現在と同じ(むずかしいに合わせて右縁10回)である。
  • デモ画面の「コインを入れてね。」の点滅間隔が少しゆっくりになった。
    • また、操作説明がかなり賑やかになった。
  • プレイヤーエントリーの表記が「参加します」から「参加だドン」に変更された。
  • 2人プレイの時に「みぎ or ひだりの人はこちらを見るドン!」という表記が出現するようになった。
  • 難易度選択時にどんちゃんが飛び跳ねるようになった。
    • また、BGMが変更され、難易度選択の方法が表記された。
    • 左上の文言も「コースを選んでください」から「コース選択」に変更された。タイマーも丸くなった。
    • 「むずかしい」の所にあった「譜面分岐あり!」の文言が削除された。
    • 下にどんちゃん(orかっちゃん)の顔が表示されるようになった。太鼓のサイズも大きくなった。
  • 曲選択時に楽曲が試聴できるようになり、選曲時間が50秒に拡張された。
    • また、「譜面分岐あり」の表示が曲名の横から下に移動した。
    • 左上の文言も「曲を選んでください」から「演奏曲選択」に変更された。
  • EDは「どんちゃん音頭」。

【演奏画面】

  • 背景が動くようになった。
    • ぎこちなかったバチお先生の動きも自然になり、どんちゃんのモーションも変更された。
      • どんちゃんの位置は若干左寄りに変更された。
    • この作品のみ、入魂時で出てくるキャラクターがノルマに入った時点で登場する。
  • 連打時に紙吹雪が出るようになった。
    • 大音符の演出も追加された。
  • 曲名の所に「〇〇コース 〇面」といった表示が追加された。
  • AC1同様、良判定を取るには判定枠の少し右の方で叩く必要がある。
  • 成績発表時に流れるBGMが変更された(CS1と同一のもの)。
  • この作品のみ入魂すると巴が発光したり、総合成績発表時に「見習い~達人セット」がもらえるなど、本作限定の仕様が多め。

  • (ハロープロジェクト)祭り」と呼ばれるほどJ-POPジャンルにハロプロ関連の曲が多かった。J-POPに分類される13曲中実に8曲がハロプロ曲である。
  • ナムコオリジナル曲のはずの「君に、ロマンティック。」のジャンルが何故かJ-POPに分類されていた(ハロプロ率を下げるためというのがもっぱらの噂であった)。
  • 太鼓屈指の定番曲「夏祭り」の収録はこの作品から。
  • むずかしいの難易度が★×5→★×7まで拡大した。そのため、一部の曲が昇格した。
  • 最難曲はラブリーX。但しゴー・ゴー・キッチンの方が難しいとか、ラブリーXは☆×9の曲だと思っていいだろうとか言われていた。また、譜面分岐の条件が厳しく、達人譜面にあがれないと相当クリアが難しくなるため(普通譜面ではクリア不可能。玄人譜面では、ほぼ良をとれればギリギリでクリア可能。)、LOVEマシーンの方が難しいとの声も。
    • 原因は、各分岐毎にゲージ変化量の調整がされていないためである。
    • 譜面分岐曲は達人譜面を基準にゲージ増加量が設定されている為、むずかしいコースでノークリアノーミス可能な楽曲が存在する。
    • また、ふつうコースでも、★×5はゲージの伸びが厳しく、可判定が多い場合はフルコンボできてもクリア到達ができない場合がある。
  • 内部データの解析から、没となった曲がある事が判明している。全4曲。すべてAC1からの楽曲である。
  • 作品/AC2

太鼓の達人3

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システム

  • 2002年3月15日稼働開始
  • 全44曲
  • フォントの変更、「バトルコース」の登場、新音符「風船音符(ゲキ連打)」などの登場など旧作のシステムが完成した。
  • 「ドンだフル!コース」の出し方がかんたんに合わせて左縁10回に変更。
  • 判定枠のズレが修正され、ジャストで良判定が取れるようになった。
  • 旧作で唯一人気ランキングが存在した。AC7~14までとは違いパーセンテージも表示される。
  • プレイヤーエントリーや難易度選択時のBGMが変更され、制限時間が20秒→30秒に延長された。
    • また、一度に表示される曲数が5曲→7曲に増加し「コースを選ぶドン!」の声が前作より若干低めになった。
      • それによりUIが変更され、微妙だが色合いにも若干深みが出ている。
  • プレイヤーエントリーの表記が「参加」になり、デザインが扇子になった。
    • 2Pの参加受付中のデザインも変更され、吹き出しになった。
  • OPはご存知「虹色・夢色・太鼓色」。AC唯一の歌詞のあるOPである。
  • EDは「どんちゃんえかき歌」、「太鼓の達人・愛のテーマ」。
  • この作品より、成績発表のときの「ノルマクリア成功!」または「ノルマクリア失敗!」が魂ゲージ欄に表示されるようになった(前作までは魂ゲージ欄の下で表示)。これはAC14まで続いた。

太鼓の達人4

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システム

  • 2002年12月12日稼働開始
  • 全48曲
  • 50、100コンボ(100コンボ以降は100コンボごとに)でどん(かつ)がアナウンスするようになったのはこの作品から。
  • 「ドンだフル!コース」にランキングが実装された。
  • 最も太鼓の音が豪華だといわれている(ドラム缶を叩いているような感じの音)。
  • 成績発表時に流れるBGMが再度変更された(CS2と同一のもの)。
  • EDは絵日記調で綴る「太鼓ラブ!」。スタッフロールが流れるEDはACでは今作で最後になった。

太鼓の達人5

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システム

  • 2003年10月6日稼働開始
  • 全54曲
  • ナムオリ含め全曲にふつうコース以上の譜面が追加されるようになった。
  • 「曲から選ぶ!」が追加。ただしドンだフル!コースは選択出来ない。
    • これにより現在と同じような大まかなジャンル分けが初めて実装された。ただし現在よりもジャンルは少なく、「J-POP」「アニメ」「ナムコオリジナル」「バラエティ」の4つのみであった。そのため現在ではどうようやクラシックに属するもりのくまさんウィリアム・テル序曲などは全てバラエティに属していた。
    • 難易度から選んだ場合は今までの旧作と同じく細かいジャンル分けがされているため、曲によっては2つのジャンルに属している曲もある(バラエティ・ナムコオリジナル曲に至ってはすべての曲)*1
  • 同じ曲を複数回選曲出来るようになった。
    • この仕様はAC7で廃止されAC14までそのままだったが、新筐体より再実装された。
  • 太鼓の音は地味になった。
  • EDのムービーが廃止された。
  • 成績発表時に流れるBGMが再度変更された(CS3・アニメ祭りと同一のもの)。
    • このBGMは後年のWii・Wii U作品、NS1、2の成績発表でも使われるなど広く採用されている。
  • この作品より、ふつうコースは★×5以上でもゲージの伸びが従来より緩くなり、全可でも魂Maxまでたまるようになった(一部の曲除く)。
  • 本作以降、AC7まで音符の間隔の不統一ぶりが顕著になっている。AC4以前にもないわけではなかったが、内部BPMの変化を伴っていたりなどの場合がほとんどだった。

  • 根強い人気を誇る「KAGEKIYO」は、この作品から収録。その他、太鼓における元祖ソフラン曲「GOOD BYE 夏男」や、連打曲の代表とされる「もりのくまさん」もこの作品で初登場。
  • AC5初登場の新曲について譜面分岐がある譜面が全くない(おどるポンポコリンは春祭りからの移植)。
  • この作品で初めて復活した曲が2ある。
  • 版権曲はボーカルに合わせた譜面が多い。
  • この作品に収録されているアニメジャンルの曲は全てCS1~3に収録されている。
    • アニメジャンルにAC限定曲がないAC作品はこれが唯一である。
  • この作品のみ判定が異常に甘い曲が存在していた(明日への扉(かんたん~むずかしい)、六甲おろし(かんたん~むずかしい)、クラシック全般)。
    • 特にウィリアム・テル序曲はドンだフル!コースも激甘判定で全良難易度が最も低いと言われている。その反面、NN(ノークリアノーミス)はほぼ不可能。
  • この作品から登場した曲のふつう・むずかしい譜面は従来より易しくなった。
  • 夏祭りのかんたん譜面が書き直され、従来のかんたん譜面がふつう譜面に移動した。従来のふつう譜面は削除された。
  • 最難曲はKAGEKIYO・・・と公式は謳っているが「サタデー太鼓フィーバー」「エリンギのエクボ」の方が難しいという声が大半を占めていた。また、当時は24分を主体とするリズム難譜面が初登場だったため、★×6であるはずの、DIAMONDS -ダイアモンド-が最難関という声もあった。
  • 内部データの解析から、没となった曲がある事が判明している。全2曲。
    ジャンル楽曲名備考
    アニメ鉄腕アトムの歌
    バラエティクラシックメドレー(ロック編)
  • 作品/AC5

太鼓の達人6

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システム

  • 2004年7月15日稼働開始
  • 全58曲
  • いわゆる「旧作」最後の作品。
  • 同クレジット内においてコースから曲を選んだ場合は、同じ曲を複数回選択出来なくなったが、曲から選んだ場合はAC5と同じく同一曲を複数回選択できる。
  • 「曲から選ぶ!」の際のジャンルが再編成され、「アニメ」が「キッズ・アニメ」ジャンルへと変更になった。
    • この変更で童謡曲がバラエティからキッズ・アニメに移動した。ただしドンパン節は今作で削除されたため、実際に移動したのはもりのくまさん1曲のみ。
      • その影響か今作ではキッズ・アニメジャンルの曲が3割以上を占めており、全ジャンル中最も曲数が多くなっている。

太鼓の達人7

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システム

  • 2005年7月15日稼働開始
  • 全80曲
  • 全曲を全コースでプレイすることが可能になった。
  • ハイスコアの名前登録が4文字まで使えるようになった。
  • バトルコースは廃止された。
  • J-POPやアニメソングなどの版権曲が(恐らく)全て音源が新しくなった。
    • これまではjoysound等のカラオケ音源をそのまま持ってきたのかのようなしょぼい伴奏だった。(特にギター)
  • 基盤を交換(SYSTEM10からSYSTEM256へ)したことにより、CS5並の綺麗な画面にドレスアップされた。基本的にはCS5をベースとしている。
  • 太鼓の達人初の修正ROMが配られた。
    • 理由は短間隔の連打が繋がらない致命的なバグがあったためである。★×10はフルコンボできないのが当たり前レベルであった。
  • 今作から記録がPS2のメモリーカードのようなものに保存されるようで、バージョン変更すると記録は消去される。
    • ただし、本体そのものの交換では記録は消去されない模様。
    • ちなみに、旧作は基盤そのものに保存される為、バージョン変更しても記録は消去されない。
      • メモリーカードも存在しない。
  • 精度はAC6以前に比べて若干取りやすくなっている。
    • が、グラフィックの向上により音符の並びの不統一ぶりもより顕著に。
  • ドンだフル!コースがCSと同じくおにコースに名称が変更された。
  • ACではこの作品のみ譜面分岐が1小節手前で行われる。(要検証)
  • 曲から選んでもおにコースを出現させることが出来るようになった。
  • CS5で登場したゴーゴータイムがAC初登場。また同じくCS5で登場したオプションであるドロンも実装。
  • おにコースの出し方はAC2と同じ形式に戻った。その代わり、おにコースを出した後に限り、かんたんコースで左縁を10回叩くと、ドロンモードが出現する。
  • 「曲から選ぶ!」でも「コースから選ぶ!」でも、同クレジットで同じ曲を複数回選択できなくなった。
  • メンテで重要になるリミット値の設定が、大音符にも適用されることになった。
  • 同点での曲別スコア塗り替えが不可能になった。
  • 曲別スコアの吹き出しは、難易度順では右下に、
    曲から選ぶと左上にかんたん、右上にふつう、左下にむずかしい、右下におにが表示される。
  • 2人プレイ時の総合スコアが保存されるようになった。
  • 曲数設定を最大で4曲までに変更できるようになり、その設定の台では2人プレイで総合1000万点を超えられるようになった。
  • 黄色連打で連打数が表示されるようになったが、連打が終わった後にすぐに表示が消えてしまう。
  • 大音符を打った時に出てくる花火・風船を割った時に出てくる虹が出ても音符などが見辛くなくなった。
  • CS5で登場した芋音符がACで初登場。仕様はCS5と同じで、連打を終えてもタイミングを合わせて叩かないと大幅に獲得点が減るという、独特の仕様だった。
  • 譜面分岐が、通常スコアではなく分岐専用の得点を参照する仕様へと変更された(現行と同じ仕様)。
  • おにコースにおいて、200コンボ未満が1000点、200コンボ以上が2000点というシンプルな配点が使われている最後のAC作品である。
  • この作品以降、フルコンであればリザルトでたたけた率が100%となるようになった(以前はフルコンかつ風船を全て割る必要があった)。
  • 太鼓道場が開設され、全国のプレイヤーと勝負出来るようになった。現在では登録することが出来ない。
  • 100コンボ以上でミスをすると、どん(かつ)が「うぎゃ!」と発する。
  • 難易度から選ぶと、ナムコオリジナル曲が選択できず、全60曲になる。
  • みんなが選んだベスト10が復活した。
  • かんたんコースのみ、1曲目でクリア失敗でも2曲目に自動的に進めるようになった。
  • 収録された曲のほとんどで、選曲画面での曲の流れ出しが最初から→サビからに変更された。

太鼓の達人8

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システム

  • 2006年3月23日稼働開始
  • 全90曲
  • 基本的なシステムはAC7をそのまま引き継いでいるが、細かな改良が行われている。
  • ジャンル「ゲームミュージック」が新設され、AC7までナムコオリジナルに入っている(太鼓の達人の書き下ろし曲除く)ナムコのゲーム曲と、バラエティに入っている他社のゲーム作品の曲はここに移された。
    • この影響で、ジャンルの名称は変更されていないが、本作以降の「ナムコオリジナル」に属するか否かは「太鼓の達人の書き下ろし曲か否か」で決まる(外注曲もナムコオリジナルに入っている可能性がある)。
  • ジャンル「童謡」の名称が「童謡・民謡」に変更された。
  • CS6で登場した「ばいそく」「さんばい」「よんばい」モードを実装。
    • また大打音をはじめとした、BPM変化なしのソフラン(譜面のHS)もここから。
    • AC7まではもらい泣き僕たちの行方でわかる通りBPM変化でソフランを行っていた。
  • 初項・公差の配点システムがおにコースにも搭載され、全難易度でこの配点システムになった。
    但し、現在のように初項・公差が約3~5:1になっているわけではない。
  • これにより、高難易度であるほど、点数を稼げるようになった。
  • ACでは、この作品から8分、16分等の音符が全て等間隔で表示されるようになった。また、間隔はAC7以前よりやや広めになっている(16分音符を見比べるとわかりやすい)。
  • 仕様の関係か、新曲についておにコースには芋連打は配置されていない(ちなみにおにコースで芋連打が使われているのはリンダリンダ「天国と地獄」序曲ポジティブ!の3曲。NO MORE CRYはラストの芋連打は風船連打に変更された)。
    • これはAC12まで続いていた。
  • 復活ルーレットが追加。ただしオプションをつけて失敗の場合は登場しない。
  • 前作と同じく、判定が微妙にズレている(ただしAC7と違い前寄りである)。
  • 連打数の表示が、連打が終わってもしばらく表示されるようになり、連打に集中しやすくなった。
  • 稼動寸前に、スキップ ステップ アイランドが何故か収録されないことになった。
  • 難易度から選ぶと、かんたんは全61曲、ふつうは全73曲、むずかしいは全87曲である。

太鼓の達人9

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システム

  • 2006年12月20日稼働開始
  • 全100曲。ついに3桁の大台に乗った。
  • CS7をベースに、画面が更にドレスアップされた。ACでは初めて判定枠に大音符の大きさの円も表示されている。
  • CS7で登場したあべこべモードを搭載。
  • 曲から選ぶモードが廃止された。
  • AC8までとはちがい、各コースの曲はジャンル別に並べられており、同レベル内での難易度比較ができなくなった。
  • 終了後にランダムで太鼓関連の情報を提供する太鼓新聞が登場するようになった。
  • リザルトで良・可・不可の数も表示されるようになり、全良や可1桁の証拠を簡単に示すことができるようになった。
  • 判定が後ろ気味になっている。これはAC14まで続いた。
  • 魂ゲージの金色の部分が縦に長くなり魂まで到達すると虹色に光るようになった。
  • 今作のAMショーの際に粉雪が収録されていたが、何故か今作には収録されなかった。

太鼓の達人10

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システム

  • 2007年7月26日稼働開始
  • 全102+3=105曲
  • バージョンの数字が2桁になった為か、AC9までは筐体の「太鼓の達人○」の○の数字が大きく描かれていたが、今作から随分小さめになった。
  • むずかしい・おにに限り、曲選択画面で縁を左→右と素早く入力することで、難易度順に並べ替えることができるようになった。しかし、AC8以前に見られる完全な難易度順ではなく、同じ難易度内ではジャンル別にまとめられていた。
  • 配点システムが見直され、初項・公差の値が基本的に3~5:1になった。これにより、既存曲のほとんどの初項と公差が訂正された。この作品から、連打曲の天井点が、以前より高くなっている。
  • 連打にまつわる曲やネタが随所に見られた作品である。また、12分や24分が交じった複合譜面が多く見られた。
  • もじぴったんメドレーや、KAGEKIYOのような本来の音源を使わずアレンジした音源を使っていた曲も(当時でも現在でも多少のあやふやはあるのだが)、完全に今作からゲームミュージックに移行した。
  • プレイ終了時に、ゲームオーバーという表現が使用されなくなり、「おしまい またあそんでね!」と表示されるようになった。
  • 今作より、プレイされた曲の総合回数がいずれかのコースで上位10位以内に入っていれば、デモ画面で紹介される。ただし、おにコース譜面は紹介されない。隠し曲も同様。

太鼓の達人11

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システム

  • 2008年3月18日稼働開始
  • 全108+3+3=114曲
  • 2度目の修正ROMが配布された作品。
  • 年齢層を広げるためか、タイトルロゴには「たいこのたつじん」と、ひらがな書きもある。
  • 小さい子がプレイする際に、保護者が一緒になってプレイ出来るように「パパママサポート機能」(かんたんコースの一部の曲に対応)が実装された。
  • 難易度を選択する際に、かんたんコースの左縁で、音色を選択できるようになった。
    • その為、ばいそくなどのオプションは「おにコースを出した後、おにコースの右縁を5回ずつ叩く」に変更された。
  • 難易度順に並びかえると、AC10のようにジャンル別ではなく、キチンと全体で考慮された並びで並べられる。
    • しかし実際には、例えば★×8で詐称気味のラプソディ・イン・ブルーが一番左にあり、逆詐称気味のDAYBREAK'S BELLがかなり右にある。準ボスクラスの十露盤2000が左から6番目など首を傾げたくなる内容も多く、実際にはこれを引用して難易度が語られることは少なかった。
  • リザルトに連打数も一緒に表示されるようになった。ただし、かんたんコースでは、最大コンボ数、たたけた率、良・可・不可の表示がなくなり、スコアと魂ゲージのみの表示となった。
  • おまけ要素として、一部の曲において譜面が変わる「裏譜面」が実装された。
    これはAC10の隠し曲解禁コマンドによく似たコマンドで設定できるほか、簡略コマンドも用意されている。
  • ハウスバチが従来の物より細くなり、軽量化された。また、太鼓の下にバチを収納する「バチ袋」が作られた。
    • ちなみにこれまでの作品では、バチは左右の太鼓の間に設置されたバチ置き場に戻すルールだった。
    • これに伴って、プレイ終了時に表示される「バチは中央のバチ置き場にもどしてね」のメッセージが「バチはバチ置き場に戻してね」へと若干変更されている。
  • おにコースで全曲全譜面を全良したプレイヤーが出た。
  • 復活ルーレットが廃止され、復活連打になった。
  • 太鼓新聞が廃止された。

太鼓之達人11 亜洲版

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システム

  • 2008年4月25日稼働開始
  • 全108+6=114曲
  • 中国で稼働していたので、主な使用言語は中国語になっている(繁体字版と簡体字版がある模様)。
    • もちろん、どんちゃんのボイスも中国語である。
  • ジャンルに「バラエティ」が無く、黄緑色は新ジャンル「華語流行音樂」に受け継がれている。また、童謡・民謡が全て新曲になっているため、日本版にあったバラエティ・どうよう曲は全て未収録である。

太鼓の達人12

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システム

  • 2008年12月11日稼働開始
  • 全112+3=115曲
  • 12を意味する英語「Twelve」の日本語読み表記が曖昧な為か、この作品からは数字が日本語読みになった。
    • コナミ製音ゲーでも同じ対応が取られている(サブタイトル化)。
  • プレイである条件を満たすと、そのクレジット内において隠し曲が出現するという仕様が搭載された。
  • ある程度はAC11までの画面をベースにしながら、Wii1で追加されたエフェクトなどを追加してドレスアップ。
  • 裏譜面のコマンドは簡略コマンドを正式なコマンドとし、以後受け継がれることになった。
  • 隠し曲は一定時間稼働すると自動的に解禁するという、今までとは違う解禁法であった。
  • 難易度順は★×10のみ考慮されているが、それ以外はジャンル順の並びになっている。
  • 選曲時間の残り時間が99秒→120秒に変更。
  • おにコースにおいて、1曲目を選ぶ際にはまずジャンルから選択し曲を決める。
  • 115曲の時点で前作よりたった1曲しか増えていないので、まだ隠し曲があるのではないか、という考えを抱くプレイヤーも少なくなかったが、115曲止まりであり、AC12増量版でド~ンと追加されることになる。
  • 総合成績発表時の称号、太鼓の大達人になれる条件が、平均80万点→平均100万点と厳しくなった。また、2人プレイ時の称号も追加された。
  • 微妙に選曲画面の背景が新しくなっている。
  • 難易度「おに」を選ぶ際のどんの声が「おに!」から「ぬぉにぃ!」に変更された。

太鼓之達人12 亜洲版

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システム

  • 2009年6月23日稼働開始
  • この作品を最後に旧筐体の亜洲版は作られなくなったが、台湾では日本版の筺体を輸入して稼働させている(勿論音声ローカライズはされていない)。
  • 11亜と同じく使用言語は中国語だが、フォントは日本版に似たものとなっている。
  • 「童谣・民谣」は「童谣」に改められた。
  • 日本版とは異なり、アナタボシきらきらキララ☆彡が「親子同樂模式(パパママサポート)」に対応している。
  • 全143+2=145曲

太鼓の達人12 ド~ン!と増量版

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システム

  • 2009年7月14日稼働開始
  • 全145+2+2+2+2+2+2【てんぢく2000】、【タベルナ2000】+1【はやさいたま2000】=158曲
  • AC12の115曲はそのままで新曲を30曲、裏譜面限定で2曲復活、さらに隠し曲を11曲も収録するという大ボリューム。
  • 裏譜面において、全く別の譜面がプレイできるというシステムが導入された。
  • 隠し曲の解禁コマンドは、全てサイコロで決められているらしい。
  • どこまで隠し曲が解禁されているかは、タイトル画面右下にあるちびキャラで判断することができる。
  • 隠し曲が1回目以降、2~3週間に1回解禁、計5回もあり大いに盛り上がりを見せた。
  • 隠し曲はどれも個性的で、復活曲の多さも話題になった。
  • 隠し曲だけでなく、隠し譜面もスペシャルフラッグが付くようになった。
  • AC12の時は★×10しか難易度順が考慮されていなかったが、この作品ではキチンと全難易度が考慮されている。
    これはAC11の難易度順の引用ではなく、再度考慮し直したものになっている。
    • この改定でAC11では★×9上位だった曲が★×9下位に転落した。
    • おそらく、同一難易度内でクリアを重きに並べ直されたと思われる。
  • 1曲目でオプションを付けてプレイし失敗しても、復活連打が出来るようになった。

太鼓の達人13

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システム

  • 2009年12月17日稼働開始
  • 全153+2+2+2+1【きたさいたま200】+1【黄ダルマ2000】=161曲
  • 難易度選択内のオプションを使用するときあべこべの言い方が標準語早口言葉に変更。
  • ジャンル「童謡・民謡」の名称が「どうよう」に変更された。
  • クレジット限定での隠し曲の解禁方法がかなり独特で、プレイヤーでも予測がつけにくいほどだった。
  • 難易度順は、AC12増量版の並びから収録漏れ曲を外し、AC13の新曲をその難易度順に割り込ませたような形である。
  • 公式でも裏譜面や、隠し難易度・オプションの説明がされている。
  • この筐体を利用しての、公式による全国大会が行われた。

  • 演奏曲選択内で、右上にある制限時間が、あと30秒になると、アナウンスされる。
  • ロングバージョンの曲(裏譜面)が存在しない。また裏譜面が存在しないジャンルは唯一J-POPのみとなる。
  • J-POP同アーティストで4同時収録が実現した。
  • 抱いてセニョリータアゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士千の夜をこえてLovin' LifeLove so sweetといったAC7~10初出のJ-POP定番曲の多くが削除されてしまった。
  • むずかしいコースは微妙ではあるが難易度改訂が行われた。この作品のみ、2Pの裏状態で譜面が変わる曲でも、難易度の位置が変わる曲が存在する。
    • この改定で、むずかしいコースではAC12増量版の難易度順ではNO.2の位置にあった燎原ノ舞が一気に転落した。
  • Rotter Tarminationの配点はAC12の配点に戻り、太鼓道場にも登録できる。
  • 画竜点睛シリーズ初の★×8登場。しかし、ACでは1作でしかプレイできなかった。
  • この作品で登場した裏譜面はテクニカルで精度が取りにくい譜面が多い。
  • この作品でアニメ曲でも★×10がACで登場しこれによりどうよう以外のジャンルでは全て★×10が登場する。
  • 難易度改定が行われたCS5・AC7で、★×2に降格していたおにコースのアンパンマンのマーチが、AC6以来7作振りに★×3に戻った。
  • 何故か、勇気100%の「『忍たま乱太郎』より」の表記が無い。
  • 公式ブログの2010年4月1日付の更新記事(現在は違う記事で上書き済)ではエイプリルフールのネタとして黄ダルマ2000が紹介されたがその後3次解禁済みの台で本当にプレイできるようになった。
  • ふつうの新曲の査定レベルがAC11の程度にUPした曲がある模様。例としては、きみのあかり俺ら東京さ行ぐだ等。ただし、AC12の基準も多い。
  • アニメに続き、クラシックに裏譜面が追加される。
  • はたラク2000の登場で「きたさいたま2000」「Rotter Tarmination(裏譜面)」「燎原ノ舞」「はたラク2000」で「四強」もしくは「四天王」と呼ばれるようになった。
    公式でもこれらを「太鼓の達人史上最も難しい4曲」と称している。これらはいずれもAC14でも残留した。
  • 作品/AC13

太鼓の達人14

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システム

  • 2010年9月8日稼働開始
  • 今までの中で稼働期間が約1年2ヶ月と最も長かった。
  • 2011/02/21で太鼓の達人は10周年である
  • 全157+2+2+2+2+2+2+1+5 =175曲。
  • コンセプトテーマはマック GOLD 歌舞伎
  • マクドナルドとのコラボレーション!
  • 太鼓道場がパワーアップ!
  • どんちゃん達が10コンボ毎の吹き出しの位置が譜面と重ならなくなった。
  • 今流行のTwitterに対応!
  • 曲が終了した際、たたけた率100%なら、フルコンボ!!のアナウンスに加え、巻物が登場し、フルコンボ!!の演出も登場する。NNのときも同様。
  • クレジット限定での隠し曲の解禁は廃止。
  • 新機能として配点方式が変わる真打モードを実装。
  • 2011/7/7にコマンド解禁以外で5曲が追加された。その際、2010/9/8~2011/7/6までにランクインしていた曲の記録は初期設定の記録に戻された。
  • 2012/10/11をもって太鼓道場へのスコア登録はできなくなった。
  • 太鼓の達人14を除く筐体の修理サポートは、部品調達難に伴い、2017年10月をもって終了した。
    • 太鼓の達人14も、2018年6月をもって筐体の修理サポートを終了した。

  • 人気が高かったハロー!ハロウィンThe Carnivorous Carnival風のファンタジーユウガオノキミファミリードンドンなどが削除された。
  • むずかしい★×2おに★×2の曲は1曲しかない。
  • 1人プレイで表、裏ともに譜面が変わらない曲は表譜面と同じ難易度の位置になった。
  • 1次解禁でロングバージョン以外の全難易度裏譜面の曲が登場(旋風ノ舞)。
  • 開発日記200記事到達記念として、もう一度遊びたいナムコ曲の投票が稼働前に行われ、月下美人が1位に輝いた。投票自体に人気が高かったのか2位から5位の曲も収録決定した。この5曲中4曲は作品/AC10である。
  • さらに、隠し曲として6位の曲7位の曲8位の曲9位の曲10位の曲も収録。これら5曲はすべて作品/AC11である。そしてAC史上初の6次解禁まで行われた際に11位の曲も収録された。
  • 太鼓道場にてスクロール・ミカを除く隠し曲10曲が解禁前に公開されてしまい、話題になった
  • 期間限定でパパマママックが、指定曲数終了後にプレイできた(1次解禁をしていない筐体ならば現在でもプレイ可能)。
  • テレビ東京関連の曲がかなり多く、15曲(17譜面
  • 4曲目の999コンボの譜面が登場した。その曲はKAGEKIYO
  • むずかしいコースの他、おにコースでも一部の曲で難易度改訂が行われたが、基本的には12増量版を基準としているため、不満な声も大きい。
  • おに★×9の難易度順はメカデス。を除き、AC6の★×10の難易度順に曲を割り込ませたような形となっている。特にさいたま2000と★×10最弱のRidge Racerの間には29曲もある。
  • 初出当時の基準でも詐称であったラデツキー行進曲のふつうコース(★×4)が譜面や難易度の変更なくAC初収録された。この為、★×4でありながら、AC初収録曲の中では断トツで難しい。そのままふつうコースのクラシック実質最難関の座に就いた。
  • 復活した一部の曲で家庭用の最終収録作品と難易度設定や配点を同じにしてある曲が何曲か見受けられる。その影響でAC10・11では★×4だったむずかしいコースの黒船来航は★×7になっている。
  • おにコースのRidge Racerスクロール・ミカの★×10の理由は太鼓チームのTwitterにより、単に難易度の調整をし忘れたとのこと。
  • おにコースの新曲は逆詐称が多いことからおにコースはデフレしたと考えられる。
    • おにコース以外も全体的にデフレしている。
  • J-POPの新曲がわず9
    • これはAC1(5曲)、AC12増量版(8曲)に次ぐ歴代3位の少なさ。
  • 7次解禁で太鼓の達人史上初の1000コンボ越えの新2000シリーズ、「〆ドレー2000」が解禁された。おに1414コンボ、むずかしい1004コンボ
    • ちなみに1000コンボ以降も100コンボごとにアナウンスがある。
    • 1000コンボ以上超えるとコンボ数字が4桁に合わせて狭くなり、10コンボごとの吹き出しの数字も詰めた表示に狭くなる。
  • 未プレイの曲には最高記録保持者がなむこ。初期設定の点数はかんたん76500点、ふつう10万点、むずかしい30万点、おに50万点。これらを10点でも上回ってクリアしないと曲別ランクインできない。
  • 画竜点睛シリーズの曲が4曲とAC歴代最多。
  • 今作は、同じアーティストや同じアニメでもちゃんと隣同士になっているが、ブラック★ロックシュータードラえもんのうたなど例外もある。
  • AC11以降、むずかしい、おにではGM最難関と言われたKamikaze Remixが追加収録されたDoom Noizに最難関の座を奪われた。
  • おにコースのBlack Rose Apostle(裏譜面)が追加収録された際、Wii3では余裕でも途中で体力が切れて叩けなくなる事例が少なからず見られた。CSとACでの違いが明らかになった曲でもある。
  • 最難曲は〆ドレー2000
  • 作品/AC14

*1 前作でジャンルが「ナムコ」だったラブリーXサタデー太鼓フィーバーはどちらも今作でジャンルが変わっている。
*2 Wii2でおには★×9に降格
*3 新筺体で★×2に戻った