基本スペック
駆動方式[RR]/ ミッション[5速]
初期馬力[330ps]/カーナンバー:32-99
全長:4290mm
全幅:1780mm
全高:1270mm
最高速度:351km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【】 |
夏休み称号 | 【】 |
ワンメイクバトル | 【キング】 |
エンジン形式バトル | 【ボクサー6選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説の】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺の】 |
車種限定バトル | 【ポルシェマイスター】 |
備考:マキシ6より登場。
4以降、5DX+以前のCTRを6に引き継ぐとこちらに差し替えられる。
加速・最高速性能の高さは折り紙つき。コンバート元のCTRよろしく滑りやすさは顔を出すものの、回頭性・旋回性も悪くなくコーナリングスピード自体は速い。
車体はRX-7 Type R (FD3S)より僅かに大きい。NAモデルのナローボディを使うCTRと比べてこちらはワイドなターボボディを採用している関係上かなり大きく、全長は+139mm、車幅も+88mm(SKYLINE GT-R V-spec (BCNR33)と同値)広くなった。
エアロセットもフェンダーがつき車幅が変わるものが多いので、擦り抜けや回避行動には注意が必要。
ブーストに関しては元々の加速力もあってか厨車並に強くなっており、少しでも減速すると直ぐに真後ろに着かれてしまう。
また対接触性能も最強レベルで、頭が少しでも出てれば殆どの相手を押さえ込めるほどの強さを持つ(MARK II TOURER V (JZX100)やSKYLINE GT-R V-specII (BNR34)並) 。なので対戦では非常に心強い車となるだろう。
この車が相手の時は最後まで気を抜かない事をお勧めする。
以上の事から全体的に性能のバランスはとれてはいるものの、どちらかというとある程度慣れてきた中級者以上向けのマシンである。
選択可能カラー
ブラック |
グランプリホワイト |
インディアンレッド |
シルバーメタリック |
ファーグリーン メタリック |
レモンイエロー |
更新回数及び追加カラー
1 | オリーブ メタリック | 21 | ブラック |
---|---|---|---|
2 | ダークブルー | 22 | ホワイト |
3 | イエロー | 23 | レッド |
4 | フロッググリーン | 24 | グレー メタリック |
5 | ダークオレンジ2 メタリック | 25 | ダークグリーン2 |
6 | ダークブルー2 | 26 | ライトイエロー メタリック |
7 | ブルーグリーン メタリック | 27 | クロームシルバー |
8 | ダークパープル3 | 28 | ライトブルー |
9 | ペールブルー2 | 29 | ブルー メタリック |
10 | ピンク | 30 | マルーン |
11 | グリーン | 31 | ダークパープル メタリック |
12 | ペールブルー | 32 | |
13 | ペールグリーン | 33 | |
14 | ライトブロンズ メタリック | 34 | |
15 | ライトパープル | 35 | |
16 | オレンジ メタリック | 36 | |
17 | オレンジイエロー | 37 | |
18 | パープルシルバー | 38 | |
19 | ライムグリーン | 39 | |
20 | ライトブラウン | 40 |
エアロパーツセット
A:レーシーなエアロ。ワイド化される。ウィングにはダックテールが装着される。
B:純正を残したエアロ。カレラRSR3.0の様な大型ウィングが装着される。
タイヤハウスの張り出しがノーマルよりも小さくなり、一番コンパクトなボディサイズとなる。
C:RWB風エアロ。ワイドフェンダーが付く。
ダクト付きボンネット
A:
カーボンボンネット(ダクト付)1:
B:
C:
D:
カーボンボンネット(ダクト付き)2:
カーボンボンネット(ダクト付き)3:
車種専用ウィング
A:911(964)と5DX+までのCTRと同様。
ブラックバードが装着しているRS3.8ウイングをベースに、翼端板上部を外側に傾けたといった雰囲気。
B:CTRと同様。
RWBのウイングを少し大人しめにしたデザイン。エアロCとの相性が良いか。
C:CTRと同様。
エアロミラー
カーボントランク
ウィングレス
雑記
- 原作では、主要人物の「湾岸の黒い怪鳥・ブラックバード」こと島達也が初期に搭乗していた車両として登場する。
原作の会話から10年前に湾岸を走り出した当時から乗り続けていたらしく、親友・朝倉 晶夫の駆る悪魔のZと出会ってからは、シャーシダイナモによる計測で600psは出ていた程のチューニングを施していたという。- 原作では悪魔のZに魅せられ無茶なブーストアップを施した結果930ターボをエンジンブローさせてしまうが、残念な事にストーリーやアニメ版ではその描写が丸ごとカットされてしまっている。
なお実写版(大鶴義丹主演のVシネ版・中村優一主演の劇場公開映画版ともに)では通して930ターボのままである。
また、RUF車が収録されていたマキシ4ではRCTがまだ未収録だった代わりに930型のCTRベースだった為、乗り換えることなく城島編まで930型に乗り続けた。
- 原作では悪魔のZに魅せられ無茶なブーストアップを施した結果930ターボをエンジンブローさせてしまうが、残念な事にストーリーやアニメ版ではその描写が丸ごとカットされてしまっている。
- 本車はポルシェ・911の2代目モデルに当たり、先代(初代)モデルである「ナロー」こと901型の後継として1974年にデビューした。
2代目の大きな特徴として、米国の安全基準FMVSS*1 のバンパー強度規定Std215に従った5マイルバンパー、通称「ビッグバンパー」が装着され、911として初のターボモデルが設定された。
まるで公道を走るレーシングカーと見紛うような迫力のあるスタイリングに、最高出力260ps・最高速度250km/hという当時の市販スポーツカーとしては計り知れない程のスペックを引っ提げて、鮮烈なデビューを果たす。
ちなみに930型は発売当初はターボモデルのみを指す言葉であり「ビッグバンパー」を装着した車両でも1977年までNA(自然吸気)エンジンモデルは901型のままであった。
- 湾岸マキシ6に収録されているターボSモデルは生産末期の1989年に最高出力を330psにまでアップさせ、少数のみが限定販売されたという930型の中でも超希少且つ最もハイパワーなモデルである。
ちなみに、この最終年度のターボモデルよりデビュー当時から15年という長い歳月を経て、それまでの4速MTから5速MTへと変更される事となった。
このターボモデルにのみ設定されていた4速MTに関して、ポルシェ側は「これ程の有り余るパワーを持つエンジンには4速が適当且つ適切である」と説明していたのだが、911フリークの間では「当時のシンクロトランスミッションの耐久力がその強烈なパワーに耐えきれなかった為にやむを得ず4速とした」というモノが定説となっている。
- 本車は当時のスポーツカーの中では圧倒的なスペックを誇ったため、モータースポーツにおいても数多くの偉業を成し遂げてきた。
本車をベースにFIA-Gr.4規定のレースを想定した934とGr.5規定のレースを想定した935を各々開発し、プライベーター・チームに向けて数多く送り出した。その途端、耐久レースやスプリントレースだけではなく様々なレースで他を寄せ付けない程の強さを見せ付け、次々に勝利をもぎ取って行った。
特に滑らかなフラットノーズを持つ935の活躍と人気は圧倒的で、日本国内においても当時流行していたスーパーカーブームの勢いも相まって、当時の少年達の間では市販モデルの930ターボと共に熱狂的な人気を誇るコトとなった。 - 930型ポルシェ・911は、世界的に有名なスーパーカー「ポルシェ・959」のベースになったことでも知られている。
959はポルシェが1970年代後半から開発を進めていた4WDシステムを搭載し、当時の世界ラリー選手権(WRC)が導入していた車両規定「グループB」の公認(ホモロゲーション)を取得するために開発された「グルッペB*2」の技術を生産車にフィードバックするためのトライアルモデルとして1986年から限定生産されたモデルである。
外観は930型911と似ているが実際は全くの別物であり、- リアフェンダーを一体化し下面全面をカバーリング、NACAダクトを採用するなどにより空気抵抗を減らしCd値:0.31を達成
- 911と共用のボディパネルは一切なく、ボディシェルはエポキシ樹脂をケブラーやガラス繊維により強化しオートクレーブ加工した素材を採用、フロントフードとドアパネルは熱硬化性アルミニウム合金、バンパーは復元性に優れたガラス繊維強化ポリウレタンを使用するなど、部位ごとに材質を使い分ける
- 当時のポルシェのグループC車両である962Cに搭載されていた、シリンダーヘッドのみ水冷の半空冷式水平対向6気筒935/82型エンジンをベースに、低・中回転時には1基のみ、高回転に差しかかったところで2基により過給を行なうことで低中回転域の実用的なトルク、レスポンスと高回転域のハイパワーを両立するシーケンシャル制御のKKK社製ツインターボを採用したエンジン
- 可変トルクスプリット式と呼ばれるコンピュータ制御により加減速・コーナリングなどの車体状況に応じ前後の駆動力配分を自動制御し、ステアリングコラムに設けられたレバースイッチにより天候状態や路面状況により最適なモードを選択することができる画期的な4WDシステムを搭載
といった当時のポルシェが持つ技術を徹底的に詰め込んだ1台である。
- 余談だが、1989年に登場した日産・SKYLINE GT-R (BNR32)の四輪駆動システムATTESA E-TSとツインターボエンジンRB26DETTの制御はこの959を手本にして開発されたといわれている。
書籍などではGT-Rのくだりは一部伏せられているが、年代・時期からして他に該当する車は存在しない。 - ちなみにブラックバードと島のモデルとなったのは、現在では伝説的な存在となっている最高速クラブ「Mid Night」の会長を務めていた吉田 栄一氏*3と、吉田氏の愛車で特徴的なマルーンのボディカラーを纏い「ミッドナイト・吉田ポルシェ」という通称で呼ばれた930ターボである。
湾岸全盛期はもとより、古くは東名レース時代から最速とまで言わしめたマシンで、東京オートサロンにも出展された経歴がある。- この「ミッドナイト・吉田ポルシェ」は、吉田氏本人がドイツ・シュツットガルト市に居を置くポルシェ本社にまで出向き、幾度となく交渉を重ねた末、本社レーシング・ファクトリーにて直々にチューニングを施されたという、まさしくポルシェ謹製の最高速チューンドである。
934用のブロックとツインプラグヘッドをベースに排気量を3.3Lから3.5Lまで拡大し、ブースト0.8キロで600psを発生。最大ブースト圧は1.1kg/cm2で、1度目のトライでブローした後に吉田氏から提言された「340km/h出る仕様に」というリクエストに応えるべく、ポルシェワークスが1年半ほど掛けて制作したエンジンを搭載。更には重量バランスを考慮して、エンジンのマウント位置をキャビン内の後部座席部へ移してのMR化という大掛かりなチューニングまで施されている。
吉田氏はこのポルシェにて谷田部最高速にも数回トライしたが、悪天候やマシントラブルなどで記録は芳しくなかったという。
東名レース時代はブラックにターボストライプだったが、1985年のエキサイティングカーショー出展前に現在のカラーになった。 - Vシネマ版湾岸ミッドナイトで使われた930ターボはこれとは別の個体となるが、そちらもそちらで2020年になっても健在。31年間ワンオーナー、3.3Lエンジンベースの3.4L化+ボルグワーナーS300SXEタービンで600馬力というミッドナイト・吉田ポルシェに負けず劣らずな伝説を持つモンスターマシンになっている。
- この「ミッドナイト・吉田ポルシェ」は、吉田氏本人がドイツ・シュツットガルト市に居を置くポルシェ本社にまで出向き、幾度となく交渉を重ねた末、本社レーシング・ファクトリーにて直々にチューニングを施されたという、まさしくポルシェ謹製の最高速チューンドである。