SPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)

Last-modified: 2021-04-16 (金) 06:48:41

基本スペック

駆動方式[FR]/ミッション[5速] 1983年発売開始
初期馬力[130ps]/カーナンバー:15-87

全長:4,215mm
全幅:1,625mm
全高:1,335mm
最高速度:350km/h弱

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【】
ワンメイクバトル【ハチロクキング】
エンジン形式バトル【直4選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のトレノ】
期間限定首都一TA・2【俺のハチロク】

備考:マキシ4より登場。
5DX+までのストーリーモードでは第51話でCPU(雰囲気組B)が搭乗していた。

 

軽量な車体に1.6リッターエンジン、FRレイアウトを持つからか、頭文字Dさながらにコーナリング性能が良い。
湾岸マキシではC1や八重洲箱根といったテクニカルコースに向いている。
全長も結構短くバチコン(ロケット)のリスクも抑えめで、車幅も全登場車種中7位とかなり狭いので擦り抜けもしやすく、キビキビ動ける。

一方で非力なテンロクマシンということもあってかブーストこそは手堅くまとまっているが、高速域での伸びがあまりよろしくない。したがって湾岸線などでの最高速合戦は苦手。
だが対接触性能は見た目の割りに強く、コーナーでインにノーズをねじ込まれても持ちこたえることが可能。
対戦では持ち前の機敏さで、出来るだけ早く先手を奪い、TA走りをしながら横っ腹を使ったブロックを交えながら戦っていくと良いだろう。

以上のようにコンパクトなボディで性能も悪くないので、初心者でも扱えるだろう。
頭文字Dでの人気も後押ししているのか、使用者はそこそこ多い。

選択可能カラー

(左から)

ハイフラッシュツートーン
ハイテックツートーン
ハイメタルツートーン

更新回数及び追加カラー

1ブラック21レッドブラック
2レッド22ホワイトブラック
3パールホワイト23シルバーブラック
4シルバー24ブラックシルバー
5ブルー25ダークオレンジ2
メタリック
6ライト
イエロー
ブラック26ペールグリーン2
メタリック
7ブルー
グリーン
ブラック
メタリック
27グリーングレー
8コーラル28グレー
メタリック
9ペール
ブルー2
ブラック29ダークグリーン2
10ダークレッド
メタリック
30ピンク2
11グリーン3
メタリック
31ワインレッド
メタリック
12ダークブルー
メタリック
32ライムグリーン
メタリック
13ピンクブラック33ガンメタル
14オレンジブラック34ライト
ベージュ
ダーク
レッド
15フロッググリーン35ワイン
レッド
ブラック
16ブロンズ
メタリック
36イエロー
17ゴールド
メタリック
37ダーク
グリーン
オレンジ
18パープルブルー38ホワイトシルバー
19オリーブ39ピンクホワイト
20ピンク
メタリック
40ダークパープル2
メタリック

エアロパーツセット

A:後期純正バンパー+オプション改リップスポイラー&クリアカラーウィンカー+CIBIE製フォグランプ。
パッと見は藤原とうふ店号に似ている様に見えるが、フォグランプ以外すべて別物。
したがって完全再現は不可能。*1リアスポイラーは純正OPだが、テールランプは前期仕様のまま。
後期フロントバンパーにも関わらず、前期仕様と同様の塗りわけになっているので違和感がある。

B:J・blood製に近い、張り出しのフルエアロ仕様。
バンパーウィンカーは前期のままで、リアバンパーはディフューザー形状。
なお、このエアロからはツートンカラーではなくなり、単色となる。
※たとえ追加カラーのツートン(例・6回目ライトイエロー×ブラック)でも上側のカラーしか適用されなくなる。

C:エアロBと同様に張り出しのフルエアロ仕様。VERTEXのものがモデルかと思われる。
バンパーウィンカーは後期になるが、エアロA同様にテールは前期仕様のまま。
ナンバーがオフセットになり、ダックテールを装着。

D:TRDのN2レース仕様。
リアウイングはTRDのスポイラーにストレート形状のGTウイングを合体させた形で、第二期のN2レースに出場するマシンを意識したもの。

E:ブラックバードを思わせるエアロ。
フロントはまさにそれにカナードを付けたような感じで、リアバンパーやスポイラーの形状もポルシェに似ている。
ウィングはRKクーペの車種別のように、ハイマウントステーで高い位置に装着されている。

F:Dとは一味違ったレーシング仕様。 こちらの方が本格的に見える。
大型のGTウィング・ディフューザー・オーバーフェンダー(ダクト付)等が設けられる。マフラーは2本出し。

G:大型ダクトになる。その上に丸い穴が7つ開けられている。
大型スプリッターとダブルカナードが装着され、リアには大型ウィングが装着される。
マフラーは一本出し。ディフューザーも装着される。

H:全日本GT選手権のGT300クラスに99年から2001年まで参戦していたトレノを意識したと思われるエアロ。
ライトは固定式になる

I:j.blood製フルエアロとCharge Speed製リアスポイラーの組み合わせ。ツートンカラーが維持され「TRUENO」の文字も残る。

J: Veilside製をモチーフにしたエアロ。フロントはホンダ・S2000ミレニアムモデル、リアはR34スカイライン風。STARION GSR-VR (A187A)のエアロJと共通している。

K: Yanack製をモチーフにしたエアロ。ブリスターフェンダーが装着される。

ダクト付きボンネット

A:j.blood製ボンネット。シンプルなダクトが付く。

カーボンボンネット(ダクト付1):

B:D-Max製ボンネット。

C: TBO製ボンネット。

D:

カーボンボンネット(ダクト付き)2:

カーボンボンネット(ダクト付き)3:

車種専用ウィング

A:R34のエアロE付属のようなウィング。

B:TRDのダックテール型リアスポイラー。

C:

エアロミラー

小さいミラーが付く。

カーボン

カーボントランク

根っからでかいリヤハッチがカーボンになるため、三人称視点及び、後ろからの見た目はほぼ黒になる。

ワークスステッカー

トヨタ車定番のTRDステッカーではなく、N2レースに出場していたTRDカラーになる。

サイドステッカー

雑記

  • キャッチコピーは"SEXYトレノ"。こうなった理由は名前の元にもなったE80型スプリンターのキャッチコピーが"SEXYスプリンター"だったためである。
    • カローラレビンの場合は"素敵にレビン"。こちらもE80型カローラが"素敵にカローラ"というキャッチコピーを使用していたためである。しかしレビンの場合はほんとに最初期のカタログやポスターに使われた程度で知名度はかなり低い。
      というかトレノは15秒CMでスプリンターと共に何度か登場したがレビンに至っては販促用PVが作成されただけでテレビCMとかが作られていない。
  • かつて湾岸ミッドナイトと同じく週刊ヤングマガジンに連載されていたライバル漫画「頭文字D」の主人公・藤原拓海の愛車*2
    • しかし作中はおろか資料類でもスペックはほとんど明かされておらず、単行本2巻では高橋涼介が「良くて150馬力ぐらいで、ラリー用のクロスミッションを組んでいる」と推測、7巻では「正体不明のあやしいエンジン」「MAX馬力(たぶん150くらい)」、8巻では「140馬力も出せばかなりがんばってる方」と記載があるのみである。
    • 湾岸マキシではエアロA(ウィングなし)・カーボンボンネット・ワタナベエイトスポークのホイールを装着しても拓海のハチロクのようにはならず、ヘッドライトカバーの部分もボディカラーの色のままである。
      また頭文字Dのゲームにおいても、ヘッドライトカバーもカーボン化したボンネットは頭文字Dオリジナルのパーツ扱いになっている。
    • ストーリー第51話でCPU(雰囲気組B)が搭乗するAE86も、よく見るとヘッドライトカバーの部分はボディと同色になっている。
 
  • FRPボンネット、カーボンボンネットともに、ボンネットピンが付く。
    また、ホイールのサイズがやたらと小さく、変更しても大きさは変わらない。
    目測だが、恐らく純正と同じ14インチ。加えて、どういう訳か標準で純正OPのリップスポイラーがついている。*3
  • 頭文字Dに収録されている同車種はノーマルバンパーのままなので、湾岸マキシではちょっと豪華な仕様となっているとも言える。
    メーターは頭文字Dの拓海のハチロクと同様に、後期型のアナログメーターに変更されている。*4
  • エアロAを装着し、ボディカラーをカスタムカラー1の「ブラック」に変更すると、後期型3ドアGT-APEXにのみ設定されていた限定仕様車「BLACK LIMITED」風の仕様になる。
    ただし、ロゴ等の文字色が純正のまま*5なコトに加え、装着しているホイールが専用デザインのため、あくまでBLACK LIMITEDである。
  • また、エアロDにワークスステッカーを装着すると、N2レースに出場していたAE86っぽくなる。
    さらにダクト付きボンネットAと車種別ウイングBも装着すれば、第一期のN2仕様により近くなる。
     
  • 多くの人が頭文字Dの影響で人気が出たと思っているかも知れないが、それ以前から峠の走り屋に人気があった。
    • 理由は基本構造が先代型TE71と同じなので部品が豊富であること、新開発の4A-GEUは当時としてはかなりの高回転型エンジンであること、変な癖がなくFRに乗りなれたドライバーには乗りやすいこと*6等が挙げられる。また発売10日後にはすでに全日本ラリーに出場していた。
    • 逆に言うと、発売当初から時代遅れのレッテルを貼られた車ということでもある。
      それもそのはずで、一世代前のクルマに現世代のボディを被せのがこのAE85/AE86であるため、ベースとなったE80カローラ/スプリンターシリーズとはボディデザインが似てるだけで80系カローラ/スプリンターの仲間となった存在である。このため同じ80系のカローラFXとはまた違った兄弟車となった。
  • ハチロクは本当にいろんな改造方法*7、どの車も全く同じではなくどこかしらにオーナーの「拘りポイント」があり、ぱっと見全く同じに見えても実は中身が違ったりするため、オーナーの個性が出やすい車である。
  • 当時からある種警察の注目の的でもあったため、他の車では黙認してくれるような違法改造もハチロクだけは許さないといった警官も多くいた。同じ頃関西ではシビック・CR-Xもこのような扱いを受けたため別の意味で似た者同士なライバルであった。
    • 環状族の項目でも触れたとおり、大阪を中心とした関西圏ではシビック狩りというシビック・CR-X系を狙った取締が行われていたが、関東ではハチロク狩りと呼ばれるAE85/AE86を狙う取締が警察によって行われていた。
      これを回避するために関西では関東のハチロクをベースとした環状仕様、関東では関西のシビックをベースとした峠SPLといった改造を行うものも少なからずいた。この方法ならば取締回避可能かつ初めから多少弄ってあるので、手直しする程度で即戦力になる*8
  • 車名の由来はスプリンターは短距離走者の事でトレノはスペイン語で「雷鳴」という意味。ちなみに、兄弟車であるカローラレビンの由来はカローラが英語で「花冠」、レビンは旧英語で「稲妻」という意味。
  • アニメの湾岸ミッドナイトでは島達也、頭文字Dでは主人公藤原拓海を担当した声優の三木眞一郎氏*9の愛車も実はこのAE86スプリンタートレノである*10
    • 2020年現在、animaxのVARTという企画でレースに参戦している(※収録は2019年の可能性もある)。因みに企画で使用されている車両は86 (ZN6)
  • ちなみにアニメ版ではイシダに「パンストを売って欲しい*11」と言われたカップルが乗っていた車としてハイフラッシュツートン仕様で登場している。
  • 本車には「AE85」という型式の廉価版が存在した。*12
    エンジン*13のみならず足回り・駆動系・内装などが簡素化されているものの、外観がほとんど変わらず、グレードエンブレムでしか見分けられない。

    • 頭文字Dでは藤原拓海の親友・武内樹がAE86と間違えて買ってしまい、池谷達に「月とすっぽん」と笑われたりネタ車*14として扱われているが、その潜在能力は決して低くはなく、拓海が樹に代わって「東京から来た2人*15」を85でぶっちぎるシーンがある*16
    • 現実においても、AE86より車重が軽い事、重心が低い事、AE86のパーツがほぼ流用できる事を生かした「ハチロク破り」「ハチロク化」なるチューンも存在する*17*18
      樹が手に入れたようなスッピンのハチゴーSRは、ある意味ハチロクより貴重である。
    • また女性をターゲットにした「XLリセ*19」「GLライム」といった「女性仕様」なる仕様も存在した。
      ピンクやベージュといった明るい色のシートを始め、専用樹脂ホイールキャップ・サイドストライプ・リモコンドアミラー・回転数感応型パワーステアリング・チルトステアリング・大型ファブリックヘッドレスト・シート上下アジャスター・バニティミラーつきサンバイザーなど、このグレードにしかないものやGT-APEXグレードにおごられているもののほとんどが標準装備されていた、ちょっと豪華な仕様であった。
  • GTマシンの新車ともあって初回車検は各メーカーのお偉方や検査官が詰め寄って見ていたが、「10年前のハチロクでJGTCに出る」と聞きつけたハチロクファン・他メーカー&チームのドライバー&メカニックスタッフも駆けつけ、車検なのにお祭り状態に近かったとのこと。
    元からそこまで活躍させるつもりもなくマシン自体が老朽化してたことから、最終的に2001年の菅生戦で引退させることが決まり菅生以降はMR-Sを使用する事が決定していたが、その菅生で炎上するという悲しい結末によって2年の寿命を閉じることになる。幸いコースの端までマシンを持っていけたのでレースは中断とはならなかったが、火災を一刻も早くマーシャルに消させようと平岡氏や他のチームのハチロクファンが管制塔に押し掛けたのは有名な話である。
    その後、なんとか復活させようとボロボロのハチロクを神奈川の板金屋に入れたはいいが、資金や方向性の目処が立たずスクラップ同然となり放置されている。

*1 ついでに言うと「藤原とうふ店(自家用)」のステッカーも無いので再現できない
*2 厳密には「藤原とうふ店(自家用)」のデカールや家業である豆腐の配達を無免許で手伝っていた事から元々は父・文太の愛車である。
*3 推測だが、1回目の一部改良時に登場した純正OPのスポーツパッケージ装着車かもしれない。
*4 前期型の3ドアGT-APEXはデジタルメーターが標準装備
*5 BLACK LIMITEDは金色。加えてドアのサイドモール下部に、BLACK LIMITEDと書かれた専用のステッカーが貼られる
*6 ただし、当時のFR車の挙動自体がクセの強いモノで、ターンインから限界を越えるまではダルなアンダーステアで、限界を越えると急激なオーバーステアに転ずるというモノだった
*7 キャブレター化、ボアアップ、92後期、AE101/AE111の5バルブエンジン換装、ターボ装着、92/101のスーパーチャージャー換装などなど
*8 S13型シルビア・180SXが流行った理由の一つにも関係している。だが後にシルビア狩りが行われていたのである種イタチごっこに近いかもしれない。
*9 その他の出演作品はコジロウ(ポケットモンスターシリーズ)、アサシン(Fate/Stay/Night)、土方歳三(薄桜鬼)、イーノック(エルシャダイ)等
*10 バイク・カーマニアであり、『Tipo』などの自動車雑誌に自らコラムを執筆する他、AE86の他にはケーターハムスーパー7、ルノー5ターボも所有している。
*11 イシダの愛車フェラーリ・テスタロッサのファンベルトが運悪く走行中に切れてしまったため。決してやましい目的ではない。
*12 余談だが、2012年に発売された86 (ZN6)には「85」という廉価版グレードは存在しない。
*13 AE86は1.6L DOHCエンジン「4A-GEU」なのに対し、AE85は1.5L SOHCエンジン「3A-U」。
*14 実際頭文字Dのゲームにおいてもプリウスと並ぶほどのネタ車調整をされていたり、さらにはバトルギア3の車種紹介ページにおいても「遅い!!」とだけしか書かれないほど
*15 東京から来たと名乗る、デブとメガネの2人組。原作で登場したのは一回きりでありながら、ゲームでは頻繁に登場しており、常連の「やられ」キャラである。
*16 相手は結局車輪を溝に落として負けてしまった。
*17 頭文字Dのレプリカ車制作で有名な「カーランド」のデモカーも、「ハチロク化」がなされたハチゴーである。
*18 実際、当時のノーマル同士のゼロヨン程度であれば重量の重い86より若干速かったらしい(1500SRの場合)。
*19 なお、このグレードおよび下位のグレードにはタコメーターは非装着であった。
*20 かつてトヨタで販売されていたFFセダン。元は日米貿易摩擦を回避するためにシボレーで売られていたキャバリエを右ハンドルにしてトヨタで販売されていたOEM車だが、その際に行った徹底的なコストカットで輸入車なのに150万以下で買えた。とはいえアメリカでは小柄でも日本ではまぁまぁ大きい部類なセダンに燃費や走りにイマイチ欠けるGM製直四エンジンが災いし、年間2万台を目標に発売したが、3年で3万台ちょっとしか売れず前倒しで販売終了した。