基本スペック
駆動方式[FR]/ミッション[5速]
初期馬力[280ps]/カーナンバー:2491
マキシ2・3~車種称号【追撃機】

全長:4,715mm
全幅:1,755mm
全高:1,400mm
最高速度:350km/h
| モード別カテゴリー | 称号 |
| ST無敗 | 【首都高無敗】 |
| 夏休み称号 | 【】 |
| ワンメイクバトル | 【チェイサーキング】 |
| エンジン形式バトル | 【直6選手権】 |
| 期間限定首都一TA・1 | 【伝説のチェイサー】 |
| 期間限定首都一TA・2 | 【俺のチェイサー】 |
備考:型式番号から分かるとおりMARK II TOURER V (JZX100)の姉妹車にあたるが、性能面ではマークIIとは大幅に相違点がある。
4までは性能的には平均よりちょっと下程度のレベルだったが、5になりセルシオ同様性能がかなり向上した。
ブーストは平均よりかなり強めに設定され、対接触性能はランエボシリーズを凌ぐ程の物となった。*1
またマキシ4にあった滑りやすい挙動は無くなり5では非常に扱いやすくなって結構強くなったので、対戦で相手にするときは油断禁物。
性能のテコ入れが入ったことやそこそこスタイリッシュなエアロが揃っていることもあってか、Supra RZ (JZA80)や86 (ZN6)・SPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)程ではないが使用者も少しずつ増えてきている。
しかし、やはりセダン故かボディ全長が長く、オーバーハングが大きいせいでリアをこすってしまいがちでバチコン(ロケット)されるリスクが大きい。
旋回性能は悪くないが(多少滑る)、ハーフアクセルやブレーキを使い角度を殺すなど、コーナリングには気を遣おう。
選択可能カラー
(左から)
| カラー名 | マキシ2•3~色称号 |
|---|---|
| スーパーホワイトII | 【純白の/雪色の】 |
| シルバーメタリック | 【銀色の/白銀の】 |
| ダークブルーマイカ | 【群青の/藍色の】 |
| ワインレッドマイカ | 【赤い/真紅の】 |
| ダークグリーンマイカ | 【緑の/深森の】 |
更新回数及び追加カラー/(M)=メタリック
| 1 | レッド(M) | 21 | ホワイト |
|---|---|---|---|
| 2 | オレンジ | 22 | ライトシルバー |
| 3 | ライトブルー(M) | 23 | ダークブルー(M) |
| 4 | ライトパープル | 24 | ワインレッド(M) |
| 5 | パープルシルバー(M) | 25 | ダークグリーン(M) |
| 6 | ダークパープル2 | 26 | イエロー3 |
| 7 | グリーン2 | 27 | ミントグリーン |
| 8 | ピンク | 28 | ダークオレンジ2 |
| 9 | ゴールド | 29 | ダークパープル4 |
| 10 | ブラック | 30 | ピンク2 |
| 11 | パールホワイト | 31 | ダークオレンジ(M) |
| 12 | イエロー | 32 | パープル(M) |
| 13 | ブルー | 33 | グリーン |
| 14 | ガンメタル | 34 | ダークピンク(M) |
| 15 | ペールピンク | 35 | マルーン2 |
| 16 | ベージュ(M) | 36 | ライムグリーン(M) |
| 17 | ペールブルー2(M) | 37 | シルバー |
| 18 | ブルーグリーン(M) | 38 | ダークブルー2 |
| 19 | ミントグリーン | 39 | ダークブロンズ(M) |
| 20 | オリーブ | 40 | オリーブ(M) |
エアロパーツセット
A:VERTEX似のドリ車エアロ。サイドとリアはそれに近い。フロントは純正のデザインを生かした感じか。
アイラインがつき、テールランプにはブラックアウト化するためにフィルムが貼られ、
それがガーニッシュのようにトランクにはみ出ている。
B:カナードやスポイラー付きのエアロ。フロント周りはD-MAXレーシングスペックのモノをベースにしてると思われる。
C:フロントはアルファロメオ風。ナンバープレートが左側にオフセットされ、
ヘッドライトにアイラインが付けられる。
リアバンパーには大きなダクトが開けられていて、このエアロ装着によりマフラーの形状が変わり、
1本出しから左右に2本ずつ、合計4本出しになる。良くも悪くもチェイサーらしくないエアロである。
D:純正にリップスポイラー等を追加した、シンプルなエアロ。リアにディフューザーが付きナンバーはオフセットになる。
ウィングはMAZDASPEEDのFDのウィングに似ている。
E:全体的に張り出したエアロ。フロントにはフォグランプとアイラインが付く。形状的にはORIGIN Laboのストリームラインに酷似。前述の通りかなり張り出しており、アンダーネオンがほぼ隠れてしまうほど。

F:ダクトが大型化する。フロントフェンダーにも小さいダクトが付く。GTウィングはボディ色。

G:「チェイサー オリジン レーシングライン」がモデルと思われる。マフラーはセンター2本出し

H:TRD仕様。纏まりが良い。

I:窄まり感あるが、全体的に張り出したドリ車風のエアロ。

J:フロントはシルクブレイズのグレンツェン・ヨロイ風。最近のトヨタ車にありそうな雰囲気。
マフラーは2×2の4本出し。全体的にかなり派手。

K:ボディには前後に小さなカナード、リアにはディフューザーが装着され、かなり大きなウィングが付く。
マフラーは中央やや右に極太なものが1本つく。

ダクト付きボンネット
A:中央部に平行四辺形のダクトが2つ対称に開けられる。BNスポーツのタイプ1ボンネットに近い形状。

カーボンボンネット(ダクト付)1:

B:両サイドにダクトが付く。
C:R34のFRPボンネットBと同形状。D-MAXのD1SPECボンネットに近いか。

D:ファーストモールディングのスーパーボンネットに近いが実物と少し異なる。

カーボンボンネット(ダクト付き)2:

カーボンボンネット(ダクト付き)3:

車種専用ウィング
A:アルファロメオ DTM 155 V6 TIのウィングがモデルと思われる。
B:R34の車種別ウィングBとほぼ同じ

C:

エアロミラー
ガナドール・スーパーミラータイプのエアロミラー。

カーボントランク

羽なし

ワークスステッカー
TRDのステッカーが斜めに貼り付けられる。

サイドステッカー
雑記
マキシ1~3DX+までは、ミッション切り替え音がバックタービンだったが、マキシ4からはブローオフバルブに変更された。
実車について
- 販売店舗はトヨタオート店。現在のネッツ店である*2。キャッチコピーは「The Strong」「強い高級車に乗ろう」。チェイサーとは英語で「追跡者」の意味である。
- マークII・クレスタ・チェイサー3兄妹の中でもスポーティな味付けが施されたチェイサー。かつての峠や埠頭ドリフト時代は大柄な4枚ボディが横を向くと大迫力なのではないか?ということで少数ながら新車で走る者もいた。
その後そのハイパワーなパッケージと豊富な球数からシルビア・180SXに並ぶ人気車種として現在もドリフターに愛用されることとなる。- 特に関東圏で流行ったチェイサーを初めとした4枚ドリは後に神奈川仕様という(ドシャコタン・ツライチ・爆音・社外*3フルエアロ・サンルーフ)ムーブメントまで作り上げたのだ。
- ツアラーVは、スープラやアリストに搭載されていた2JZ-GTEの弟分でもある1JZ-GTEが搭載されている。
ちなみにチェイサーやマークIIのスポーツグレードにはツアラーV以外にも2.5リッターNAエンジンのツアラーS(こちらは1JZ-GE搭載)や、2リッターNAのツアラー(1G-FEという、アルテッツァGXE10(AS200)やクラウンセダン(タクシー向け)と同じエンジンを搭載、1988年~2008年の約20年間に渡り量産され続けた高耐久なロングセラー機)が存在する。- ちなみに、エンジンだけの違いだからツアラーSやツアラーを買ってから1JZに載せ替えすれば実質ツアラーVという考えの方も多いが、実はどのグレードでもターボ・NA・1G仕様・ディーゼル・これらの4WD仕様その全てで補機類や配線の配置が違っており、「外したから付けれる」というわけではない。このため載せ替えには割と改造が必要で最もポピュラーなのが80スープラのマウント加工である。安易にできるのは寒冷地仕様のツアラーSのみである。寒冷地仕様のNA 2WDチェイサーはツアラーVと配線や補機類の位置が何故か全く同じで、結構楽に載せ替えが可能となっている。
- CMでは前期後期ともにツアラーVが起用された。最上級グレードのため当たり前かと思うかもしれないが、マークIIはツアラーではなくグランデを、クレスタがルラーンではなくエクシードというどちらもラグジュアリーグレードの中で最上級グレードを起用していたので、如何にチェイサーがトヨタ的にも走りを意識した車かというのが見て取れる。
これが功を奏してか、100系チェイサーの売上の3割は「5MT仕様のツアラーV」特に当時の若い世代から絶大な人気を得た。
- 野村周平が主演を務める映画『アライブフーン』では、チームアライブのデモカーとして登場。ボディカラーを34色目のダークピンクメタリックにし、エアロFとカーボンボンネット(純正形状)を装着すれば若干似せることができる。
- レーシングラグーンでは、桜木町GTのリーダー『川崎鉄史』の愛車として「Cancer」という名義で登場。バリバリの族車仕様にもかかわらず、ゼロヨンでは
インチキブーストで異様な加速力を見せつける。
- 1998年限りでJTCCが終了した後の受け皿として、シリーズを運営していた日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)は、1999年より独自のパイプフレームシャシーを用い、3Lの量産V6エンジンにツインターボを装着するなどの改造をし搭載した「スーパーシルエット」によるシリーズの開催を目指し、実際に100系チェイサーの意匠を取り入れた試作車により1998年の最終戦「インターTEC」においてデモンストレーションランも行われた。
当時参加者の間で問題とされていた参戦費用の高騰に対し全車共通のパイプフレームの使用や、エンジン改造部品,ギアボックスやブレーキ 等に共通の公認部品を設定するなどの費用軽減が計画された。しかし既に全日本GT選手権やスーパー耐久など市販車を改造した車両によるレースシリーズが複数存在し、自動車メーカーが直接関与することを規制したことなどの理由から参加者が集まらずシリーズ開催は実現せず試作車が一台のみ製作されデモ走行が何度か行われたに留まった。現在試作車は高知にある自動車学校に寄贈されていると言う。
そもそも「ストックカーとツーリングカーは別物」という点でどのチームも首を縦に振らなかったとか。

- 後継車は存在しないが、事実上の後継車種としてヴェロッサが登場している。
- ヴェロッサはトヨタビスタ店から発売されたため、同店舗で販売されていたクレスタの後継車種として登場した。そのためCMでは豪華さをアピールしたものとなったが、専用にチューニングされたエキゾーストや110マークII iR-V*4よりスポーツに振り先代クレスタ・ルラーンG*5より定評のあったVR25というグレードの存在。
誰がどう見てもチェイサーの後継車種だったが、ネッツ店では販売されず妾の子扱いとなった。さらにこの独創的なヨーロピアンスタイルが当時の日本人ウケが狙えず、どれだけ性能主張しようとも売れなかった悲運なセダンでもある。*6

- ただ、日本人ウケが悪かっただけでヨーロッパではこの形がすこぶる受け入れられた。
さらに中古でも不人気車のため安値で売買されていたので、当時ヨーロッパの中古車ブローカーがヴェロッサを狙いに日本に多数渡航していた。なかには新車を横流しするために専用の会社を設立するものもいたらしく、日本専売車種でありながら発売当初より日本から出ていく個体の多い車でもあった。
- ヴェロッサはトヨタビスタ店から発売されたため、同店舗で販売されていたクレスタの後継車種として登場した。そのためCMでは豪華さをアピールしたものとなったが、専用にチューニングされたエキゾーストや110マークII iR-V*4よりスポーツに振り先代クレスタ・ルラーンG*5より定評のあったVR25というグレードの存在。
- 中古車市場が年々高騰化するのは台数が少ないのもそうだが、ドリフト人気により実質中身がマークII・チェイサーという事で改造が容易だからである。ヨーロッパ人のくだりはそこまで関係ない…と思いたい…。
