セレナ

ゲーム進行度が一定に達すると霧の庭園のショップで販売されるようになる(忘れられた王初回撃破後の周回が最速と思われる)商人の特別パッケージを購入し、その中に入っている太陽と月と星の呪い3つを全てヒロイック装備に変化させると解禁。
厄介なデバフを抱える上に太陽と月と星の呪いで装備枠が埋まりスペックが下がる中で死者なし&ボス3体撃破を達成する必要があるため、やや難易度は高い。
これまでの周回で見つけた噛み合いの良いメンバーで挑むのが良いだろう。

月の帳

月の帳状態の詳細

状態名	月の帳
持続ターン数	3
説明	敵がデバフをを受ける度、月の帳は3のバリアを得る。(最大12) 受けるデバフが太陽の炎の場合、月の帳はクリティカルダメージを35%減少させる。

敵にデバフを与える度にバリアを得られる様になる特殊なバフ。

月の帳によるバリアの量はセレナの治癒力に依存する。太陽の炎を与えた場合、バリアに加え被クリティカルダメージを減少させる。
持続は3ターンと長く、月の帳が持続している間は付随するバリアも持続したままなので、長期間バリアを張り続けることができる。

デバフ効果すなわちHPバーの上にアイコンが出る何かしらのマイナス効果であれば何でも反応する。例えばナールハンの洞察が溜まるたびに発動するなど案外幅広い。

• 戦闘不能を防ぐ保険がついている。ヘリアとセレナは二人のシナジーを意識して作られたカードが多いため、相方が不可欠という意味で性能と噛み合っている。
  血霧【被害分担】と挙動は近いが、ダメージ増の効果はない。パンの回復を共有する効果も地味ながら嬉しく、血液銀行を使いやすくなったりする。

高コスト型における強力な回復スキル。へリアの「デッキの一番上」を参照するスキルと違い、「捨てられたデッキの一番上」は原則最後に手札から使った（捨てた）スキルであるため、コントロールは容易。

高コストデッキであれば3コスト以上のスキルはたくさん入っているだろう。そのような緩い条件でマナを踏み倒し、実質0コストで打てるのに、全体回復スキルの中でも回復量は多いほうであるため性能は高水準といえる。

実質低コストで打てるのに表示上は3コストなのでほかのコスト参照スキルとも相性がいい。

固定能力にするのも面白い。マナの回復上限は3なので最低でも1は消費するが、踏み倒した場合のコストパフォーマンスの高さは先述の通りである。
ただしその分デッキから3コストのスキルが1枚減ることになるのは留意しよう。

月の帳型における強力な回復スキル。月の帳型では太陽の炎のダメージを与えるために1ターンに複数回回復スキルを使うことが多いので、低コスト迅速は非常に使い勝手が良い。

デッキの一番上がルシースキルの場合マナは回復するが、月の帳の手数が減ってしまう方が痛いので、できれば交換などを使って回避したい。

月の帳型では太陽の炎のダメージを与えるために1ターンに複数回回復スキルを使うことが多いので、迅速がないのは少し噛み合いが悪い。
しかしこれ以外の月の帳関係スキルはすべて迅速持ちなので、デッキに1枚（血霧なら2枚でも）程度であればオーバーチャージは気にならないだろう。星風と違い月の帳に確実性があるのが強み。

高コストデッキにおける非常に強力なサポートスキル。デッキの上からスキルを3枚確認できる時点でへリアの攻撃スキルととても相性が良い上、その後ろに書いてあることが非常に強力。

2コスト払って3コスト以上のスキルを再発動できればマナ的にはかなりアドで、高コスト型デッキと噛み合った性能をしている。
手札のこの一枚と引き換えに任意のスキルを再発動させるということは、本質的には複製＝影人形に近いものがある。
それに加えて先述のマナアドまでついているとなれば、適切に使った時の仕事量はとても大きい。

効果は重複させることが可能で、2回付与すると4コスト上がって3回発動するようになる。

魔力が宿った錠前を使えばコスト上昇すら踏み倒せるのでとても相性がいい。

欠点を挙げると、窮地にこれ一枚引いても解決する場面はあまりないということか。
また、ただでさえ高いコストが多いデッキなので、動きの柔軟性が損なわれることがある。
加えて、最大マナが低い＆基本攻撃など低コストが多い序盤では使いにくい。
コストを上げすぎてマナ上限を超えてしまいそもそも打てない、なんてことがないようにしたい。

前者の効果を選択した場合、凡庸な回復スキルが2枚手に入る。分割して打てるので小回りが利くのは良いが、
高コスト・月の帳どちらのコンセプトともシナジーはなく、デッキに戻す効果も無いので月の治癒の効果も実質無しとなる。
合計3回のスキルが使えるので、影人形でコピーするとスキルの使用回数をかなり稼げる。

後者の効果はデッキの一番上を手札の好きなスキルにできるため高コスト型での補助輪として有用。
参照先にする高コストスキルが手元に来て持て余し気味になったと感じた場合、交換で捨ててしまうと切り直しまで再利用ができないが、このスキルがあれば確実に再利用が可能。
特に星の恵みや月の恵みを単一のスキルに重ねがけした状態でそれを使い回すプレイが強力。迅速0コスなので軽く、他スキルの併用の邪魔になりにくい。
エクリプスの廉価版のような動きだが、こちらは取得しやすくコストも低いし回復スキルも手に入る。
ルシーのスキルを戻せば月の治癒が全体回復を得るので、回復目的で使う事もできる。

しかし、手札のスキルを戻してしまう関係上実質マイナス1ドローというディスアドバンテージは重く見るべきである。
採用する場合はルシーのドロースキルを多めに採用することでカバーする必要がある。
また、デッキトップに戻すという特性上フェニックスの入れ知恵と組み合わせることで運用幅が広がるというのも覚えておいて損はない。

余談だが、終盤のボスの手札に付与される効果がついたカードは、このカードによって山札上に戻されると効果が発動せずに消える。
当たり前と言えば当たり前だが、かなり有用な小テクである。

ちゃんと月の帳をばら撒けている状況だと一枚で合計ものすごい回復してくれて頼りになるものの、
これ自体に月の帳を張る効果はないのでデッキに1枚がちょうどいいという印象。
特にアイアンハート入りだと回復が無駄にならない分、存分に回復量を活かせる。

星風同様、月の帳を与える迅速スキル。こちらはコストが高いが複数回復できる。月の帳型はコモンスキルに全体回復がないため、複数回復できるのは有用である。
また、月の帳を与えるコモンスキルで唯一固定能力可能なのも大きい。

(最大3)とは、スキルコストの値。この場合どれだけ高いコストのスキルが捨て札の一番上にあっても追加ダメージは3倍で打ち止めとなる。

高コスト型では他に月の恵み・エクリプスといった回復に関係ないサポートスキルを採用したく、その上回復スキルも欲しいのでこのスキルを入れる枠はあまり余っていないことが多いだろう。

治癒力の80%×3という数値は非常に大きく装備が揃い始めるとヘリアのファイヤーボルト並みかそれ以上のダメージを出し始める。

いっそヘリアをサポートにして黒い月＋シューティングスターで疑似アタッカーを目指してみても良いか。

攻撃と同時に回復を行うスキル。へリアの「デッキの一番上」を参照するスキルと違い、「捨てられたデッキの一番上」は原則最後に手札から使った（捨てた）スキルであるため、コントロールは容易。

3回追加攻撃を狙えるのであれば、火力も回復も申し分ない量となる。挑発無視がついており、攻撃スキルとしての利便性もあり、回復も自動的に体力の低い味方を選択する上、このスキルで敵にとどめを刺しても回復は最後までしてくれるなど何かと小回りが利く。

ダメージを負った味方より最大体力が低いキャラがいると回復がそちらに吸われてしまうので要注意。そういった万遍ない回復は満月の精気に任せよう。

ヘリアの火炎噴出の回復バージョンとも言えるスキル。但しこちらは迅速が付いておらず、コスト増加も1だけ。
回復量は1コスにしては高めで、デッキ操作効果もついているなど特段弱くはないが、他の強力なスキルに押され、最終的には抜けていくことが多いか。

高コストスキルのマナを踏み倒しつつ、次のターンにもう一度使うことができる。
テキストからは読み取りにくいが、デッキに戻してからスキルが使用される。
つまり、例えばデッキの一番上を参照するスキルを使った場合は、使ったスキル自身が対象。
また、総攻撃と違い、対象が複数ある場合、1枚選択する。

月の恵みと組み合わせることで合計4回発動できてしまう。マナも踏み倒し方的にも相性は抜群。
デッキに1枚しか入れられないレアスキル、特に日差しの雨との組み合わせは強力無比。

デッキトップに任意の高コストスキルを置けるため、ここからヘリアの攻撃スキルに繋げていくことでより火力に繋がる。コストバフがかかっているスキルならなおよし。

一方で、1コストで打てるというマナアドバンテージはあるものの、やっていることは手札を2枚使って1回のスキルを発動しているだけであり、何かしらの付加価値がないなら適当に使っても強いスキルではない。

高コストスキルが確定でデッキの1番上に戻っていくことから、魔力が宿った隕石との相性がすこぶる良い。

相方と違って単体でもそこそこ使える為、コンボを狙っていなくても全体回復が欲しいならば悪くない選択である。

太陽の涙と手札で隣接させると2枚が除外され、デッキのトップにPTメンバーそれぞれを持ち主としたセレネリオンが置かれる。
狙ったレアスキルを2枚獲得できるかは運に左右される代わりに、成立した時の破壊力は絶大。
首尾よく二つの涙を得たとして、手早く引いて並べるにはデッキ操作スキルやプレッセルの予知のサポートが欲しいので、元々そのようなスキルを積みがちなコスト参照型デッキ向け。
ステージ1クリアでの黄金スキルブックでどちらかの涙が出たら、コスト参照型デッキとして構築しつつ、オブジェクトや隠し宝箱でレアスキルを得る機会を貪欲に求めていく、という流れになるか。
デッキプレイング以上に構築が肝であり、イベント等の知識が求められるという意味でやはり慣れたプレイヤー向けである。

晴れて真価を発揮したセレネリオンは、コスト1で50ダメージオーバー、1ドローつきの超強力なスキル。
交換などを残しておいて1枚ドローからPT人数分のセレネリオンを連打してもよいし、デッキトップではコスト9として扱われるセレネリオンを参照したファイヤーボルトや黒い太陽を撃ってもよい。
好みと状況に応じた蹴散らし方を楽しもう。

とはいえ、高難易度のボスはセレネリオンだけでは終わらないこともある。
太陽の涙/月の涙も、セレネリオンも除外されるので再利用はできない。

太陽の涙と月の涙を手札で隣接させると、PT人数分のセレネリオンがデッキの一番上に置かれる。
ヘリアが使えるセレネリオン、セレナが使えるセレネリオン、3人目が使えるセレネリオン……という具合である。
ダメージは65で固定であり、攻撃力の補正は乗らない。クリティカルは有効。

軽い、（ほぼ）全体回復、固定能力可と月の帳型に欲しいものをすべて持っているかのようなスキル。月の帳解除時の効果は狙って活用するのは難しいものの、あって損はない、縁の下の力持ち的効果である。

仲間にアイアンハートがいる場合、これを使うだけで月の帳(大)、ルナマレ、バリア×3と太陽の炎のダメージがすごい多重に発生する。

しかし、へリアのソーラーフレアもかなり重要なスキルなので、黄金スキルブックの使い道はよく考えたい。確定で入手できるのは1冊までなので毎回両方セットで取るのは難しいだろう。

ソーラーフレアは爆発力は凄まじいが、序盤ターンに欲しいスキルであり、引くタイミングによって仕事量にムラがある。一方ルナマレは削り速度は遅いが、固定能力で全体回復兼ダメージを継続的に行える安定感が強み。
高難度では血霧などの妨害要素があるため、固定能力に強いスキルを置いておけるという安定感の恩恵はより増すか。

太陽の炎/月の帳型でソーラーフレアを取得できているのにクリアに行き詰まっている場合は、ルナマレから取ってみるというのも試してみてほしい。
ソーラーフレアもルナマレも引けなかった場合は泣きながらそっとリスタートを押そう。(※冗談)

このスキルを使うことで、観測したスキルを狙ってデッキの一番上に持ってこられる。高コストデッキであれば使いやすいだろう。

これ自体が0コスなので高コストを参照したい時に邪魔になることがある。月の恵みのようにデッキ中で〇コスト上がるという効果はない。つけてほしい。