トリーシャ

トリーシャが手札からスキルを5回使うと、次に手札から使うスキルのコストが0になるパッシブ。
手札から使用するスキルでしか集中ストックは溜まらず、影分身によるコスト0化も手札のスキルにしか適用されない仕様があるので注意。
また、ルシースキルにも影分身によるコスト0化が適用されないが、逆にルシースキルを使用しても影分身は解除されないため、コスト0で使用したい強力なスキルがない時はルシースキルでドローしてから考えるのがベター。

無傷の敵に対して使用すると1ターン後に捨てられるが付いた影切を生成するスキル。
この効果で生成した影切でまた別の無傷の敵を攻撃しても、同様に新たな影切が生成される。
ノーマルモードの初期スキルな上に迅速1コストで軽いため序盤はお世話になるスキルだが、ボス戦では単なる攻撃スキルになりがちなため、雑魚処理能力に問題のない編成ならどこかで忘れることも重要。

クリティカル率がダメージそのものに影響する関係上、事前に影切やイリュージョンストライクでクリティカル率を盛り、最後に手札に残したこのスキル自身の効果で更にクリティカル率を盛った状態で放ちたい。
準備を整えた時の火力には目を見張るものがあるが、非迅速の3コストとかなり重めなスキルのため他のスキルを使用してから使おうとするとオーバーチャージのせいでマナが足りない、なんてことも起こりがち。
また、これを採用する場合は装備でもクリティカル周りを強化していきたいが、クリティカル率に特化するよりはクリティカルダメージも強化した方が最終的なダメージは高まる。

トリーシャを支える重要スキルの一つだが、このスキルは説明文やキーワード効果から内容が読み取り辛いため、実際の挙動を記しておく。
①まず選択したスキルをコピーし、トリーシャのスキルとして手札に加える。
②この時、コピー対象のスキルが持つ強化もコピーできる……だけでなく、加速によるコスト減やアザールが付与する幻影の刃効果のような戦闘中に付与された効果毎コピーする。
③使用した影人形は一旦単発により除外される。
④その後、コピーしたスキルは使用すると影人形に変化し、捨て札に加えられる。

つまりこのスキルは単発と付いてはいるものの事実上全く単発ではないため、一切気兼ねせず仲間の強力なスキルをコピーしていける。
ただし、コピー先のスキルが単発だった場合は④の部分で影人形への変化が発生せず、除外されてしまう点には注意。
コピー使用後は別の影人形を生成するという関係上、元の影人形が持っていた強化も引き継がれない。（弱化も同様なので一長一短）
また、コピー元の通常の状態でコピーされる為、「ターン終了時にコスト減少」の強化でコストが減ったスキルをコピーしても、コストが減る前の状態でコピーされる。

また、このスキル+コピーしたスキルとで計2回集中をストックでき、影分身によるコスト踏み倒しを発生させやすい点も優秀(加速等でコスト減しておけばマナ消費も非常に少ない)。

選択式の追加効果により編成や状況に合わせたデバフを付与できる。
追加効果の方に目が行きがちだが地味に致命的と挑発無視がついているため、ただの攻撃スキルとしてもそれなりの性能を持つ。
このスキルで敵を倒した場合は「弱点露出」の効果が発動する。

全体的に器用なスキルなため忘れるかどうかの判断がしづらいが、非迅速2コストと重めのスキルなためマナにあまり余裕がないと感じる場合は思い切って忘れる方が良かったりする。

貴重な苦痛解除が可能なスキル。
素の回復量自体は微量だが、後々喰らう筈だった苦痛ダメージを無効化できた場合の実質的な回復量は中々のものになる。
おまけに条件付きで自分のスキルをドローできてデッキを回していくのにも有用。
なお、「自分のスキルを優先として引く」ではないので、デッキに自分のスキルが無かった場合はドローは不発する。

苦痛解除もドローも有効なタイミングが限られる割に欲しい時は切実に欲しい効果なので、採用するなら固定能力に指定しておくのがオススメ。

味方を一度だけ確定で守ることができる。
ディフェンダーが挑発で攻撃を集める時やボス戦のギミックで攻撃対象が判っている時に使用すると効果的だが、持続が∞のため低体力の味方にとりあえずで付与しておいても無駄にはならない。

迅速0コストのためコスト的には入れ得だが、攻撃に影響せず包帯巻きのようにデッキ回転にも寄与しないスキルをアタッカーに採用することでパーティーの火力が下がることは考慮しておくべきか。
もちろんアザール＆トリーシャ無限の刃連発編成のようにトリーシャの攻撃スキルが特段必要ないくらい火力が出る構成であれば気にせず採用してOK。

影分身時の追加効果は地味に優秀で、スタン効果を持つスキルは大体2コストなため実質的に2コストを踏み倒すことができる(おまけにクリティカル率も上昇する)。
とはいえこのスキルで集中を溜めていきたい、痛手を喰らう前に味方に使用しておきたい、というシーンも多々あるためあくまでスタン効果はおまけ程度に考えておくのが吉。

追加効果が選択制となっているが、バフの方は倍率がかなりささやかなのでコピーを選択する方が基本的には強い。
コピーの仕様は影人形とやや異なっており、あちらでコピーしたスキルは使用するとまた影人形に戻るような挙動を取るが、こちらでコピーしたスキルは戦闘中永続的にコピーしっぱなしになる。
毎回コピー先を変えられて攻撃スキル以外もコピーできる影人形の方が柔軟性はあるが、毎回コピーしたいスキルと影人形を手札に揃える必要性が向こうにはあるため、手間の点ではこちらに軍配が上がるか。

攻撃対象に挑発を付与するため、挑発無視の攻撃スキルが少ない編成ならこの効果を目的に取得しておくのもあり。

致命的を持つ上に追加効果も考慮した際のダメージ効率はかなり高いスキルではあるが、このスキルで付与する衰弱と他のスキルで付与する妨害とで計2回のデバフレジストを潜り抜ける必要があるため、安定感にはやや欠けるか。
特に妨害はスタンを事前に付与していると妨害耐性を敵が得てしまう点も気掛かり。
スタンスキルの採用を控えめにし、ディフェンダーがターゲット集めの妨害を多めに撒く構成であれば採用する価値は高まるだろう。
なお挑発付与スキル全般は妨害のアイコンが付いているが、条件を満たせない。

心臓突きとやや似たようなスキルだが、ダメージ効率では劣る反面安定感には優れている。
このゲームはこちらに行動不能(=スタン)を付与してくる敵が結構多いため、そういった敵に対しては使用タイミングを少し選んでやれば確実に追加ダメージを与えることができる。

トリーシャのスキルにしては珍しくクリティカル率にマイナス補正がかかっているため、シャドーレイド等を軸にしたクリティカル特化編成では思ったような火力が出ない可能性がある点に注意。

3コスとしては控えめな火力だが、使用すると即座に影分身状態となり、次に使用するスキルのコストを0にできる。
説明文を読んだ際、「このスキルを影分身状態(=集中効果を持っていない状態)で使用するとどうなるのか」がややわかりにくいが、答えは「集中効果を持っていないため解除は成立しないが、問題なく再度影分身状態になる」である。
そのためこのスキルは普通に使用するのではなく、影分身状態になるまで温存してから使用し、コスト踏み倒しを2回発生させるように使用すると効率的。

卒なく優秀なレアスキルではあるが、このゲームには尋常でなく優秀なレアスキルも多いため、率先して取得するほどではないか。

このスキル使用時にドローしたスキルにもう一度このスキルを発動する効果を付与する攻撃スキル。
デッキが3回シャッフルされるまで何度でも効果が発動するためドロースキルとしてどのデッキでも強力だが低コストのデッキで真価を発揮する。
納刀、血霧(スキル)や戦場の旗のように手札から自分で使用せずに発動した場合はブリンクスタブの効果が発動しないため注意が必要。
サーチや転びのようなスキルで血霧を先に発動しておくことで回避することが可能。

割とよくある「特定のレアスキルが欲しいのに出ない」状況においては中途半端なものよりこれを取得しておいて、ボス戦で狙いのレアスキルを引ける可能性に賭ける……という使い方をするためのスキル。
博打要素の塊であるし積極的に採用することはまずないが、一切目を向けないのもそれはそれで非効率的だったりする独特な立ち位置。

コストが最も高いスキルを2枚引くという珍しいドロースキル。おまけで集中ストックも1上がる。
これで引いた高コストスキルを影分身で踏み倒すというコンセプトと思われる。
実際トリーシャを使用するのなら踏み倒したいスキルを1枚は手札に抱えておきたいため、助かるシーンは少なくない。

一方で、0か1コストが大半なルシーのドロースキルを引き入れることはほぼ不可能なため、デッキの回転が滞って手札不足に陥るリスクも孕んでいる。
慣れないうちは注意が必要。

トリーシャの天職。
とにかく影人形によるスキルの使いまわしが攻撃防御問わず強力。最優先で取得する。

シャドースタブも優秀だがこちらは攻撃にしか貢献できないため取得枚数は要調整。
サポーターやディフェンダーの構成によっては影外套によって防御面を強化した方がベターなこともあるため、この2つの割合は臨機応変に。

固定能力も他3人の構成を見つつ、雑魚処理に苦労しそうなら影切、そうでないなら汎用性の高い包帯巻き、といった風に切り替える。
「妥協で取得」についてはコスト面を重視してチョイスしているが、あくまでサブアタッカーとして周囲に合わせていく型のため他に噛み合うスキルがあればそちらを優先しても構わない。

クリティカル火力に命を懸けていく型。
トリーシャの最大火力となるシャドーレイドを軸に、クリティカル関係のスキルを詰めていく。
シャドーレイド以外のスキルで攻撃を繰り返しつつクリティカル率を高めてからシャドーレイドを放つ運用を心掛けたい。
お膳立てを整えてから影の舞→シャドーレイドでコストを踏み倒しつつ火力が出せると爽快。

影外套は複数入れると火力不足に陥る危険があるが、影分身時の追加効果が強力なため1枚は取得しておく。

こちらの型の場合はクリティカルダメージを増加させる装備を参考にして装備面も丁寧に整えてあげると良いだろう。
「妥協で取得」は一応設定しているが、メインアタッカーとしての起用になるため出来るだけ取得しないように心がける。
シャドーレイドのために手札を消費していく必要があるため、コストがかかる割に威力がそこまで出ないスキルよりは0コストスキルの方が恐らくマシ……なはず。