サマートワイライト

3ドロー+差し引き1マナ回復、とこれ1枚だけで得られるアドバンテージは大きいが、発動後はターン終了まで手札が一切使えなくなるという重いデメリットを持つ。
そのターンの展開を終えた後、1マナ残しておいて使うことでメリットだけを享受できはするが、いつでも気軽に使える軽さがないので「普段遣いのドローソース」としては取り回しの悪さが目立つ。
使うのであれば、コストの軽いスキルをメインに積む構成でならマナが調整しやすいため、比較的運用しやすくなるだろう。

3ドロー1マナ回復の対価は敵全体への頑丈な盾付与、とかなり重いリスクを課されている。
頑丈な盾はほとんどの攻撃が1ダメージに抑えられてしまい、ドローした攻撃スキルをただ使ってもダメージが通らなくなる。そのため当然ながら無計画に取得しても自分の首が締まる自体に陥りかねない。
使うなら多段攻撃で盾を剥がしながら殴ったり、デバフによる苦痛ダメージや木刀+13のような防御力貫通系の攻撃手段を用意する、メインが苦痛ダメージの火遊びを使うなどの対策をしたいところ。

比較的癖のないドロースキル。
追加効果を得るためにはスキルの枚数が5枚必要なのでデッキによっては状況を選ぶこともあるが、逆に手札にギミックを混ぜてくる一部のボスには有効。
助けて！イブや幻影の刃など生成スキルで手札がかさみやすく、マナ管理の重要なシズ軸手数型デッキとの相性は抜群。

使用感はドローが追加され、回復マナ量の増えた「パシャ！」に近い。
「マナが枯渇している＝大抵の場合手札が残り少ない」という基本的な弱点も同じだが、こちらは無理にマナ回復を狙わず2ドローに妥協しても強いという点が異なる。
あわよくば緊急時にマナ回復も狙える汎用2ドロー、と見れば十分な性能だろう。

「2ドロー」か「直近に使ったスキルのサルベージ」かを任意に選んで使用できる。
神の怒り特化プレッセルのような構成でなら、サルベージは有用に働くので優先取得対象。

「加速」の代替スキル。DLC導入後は開始時にこれと加速のどちらを初期スキルにするか選択可能になる。
理論スペックでは0マナ消費で2マナ回復なので見かけ上弱くはないのだが、残り0マナというのが大抵の場合手札を相当に消耗している状態なので、これでマナを回復しても「使うための手札が残っていない」という事態に陥りやすい。オーバーチャージも消えるため(元々が)１コストの迅速無し固定能力の価値が上がるかもしれない。
システム上の弱さを抱える点では加速と共通するが、さらに加速以上に使い所を選ぶクセの強さがあるので、運用には相応にプレイヤースキルを要求される。

願いの泉で「パシャ！」が強化された場合はこれになる。
マナ回復に面倒な条件がなくなり、さらに条件つきの2ドロー効果を得て格段に扱いやすくなっている。

レアスキルにしてはドローやコスト軽減を行わない変わり種。
ダメージレートはともかく付与回数の多さは魅力的なので、カロン・ジョイ・フーズと言った苦痛軸・デバフ数参照型の構成を組む場合には採用が考えられる。

発動時点では何も行わないが、「次にドローやサーチが発生した瞬間」にそのスキルのマナコストによって、全体攻撃・回復の効果を最大4回まで適用する。
理想的には0マナのスキルをデッキトップに固めて置き、その次の位置に4コスト以上のスキルを積み込んでおくと最大限に恩恵を受けられることになる。
ヘリアの「天体の整列」が最高の相性だが、無理に欲張って事故るよりは高コストのカードをデッキトップに置いて普通に使うぐらいでもいいかもしれない。

3種類のデバフを1度に付与するスキル。デバフはどれも高性能でかつ持続5ターンと簡単には効果が切れない。
とはいえ直接ドローしたりすることでのアドバンテージを即座に得られないので、これが手札1枚の消費に見合うかは評価が分かれる。
「相手に付与されているデバフの種類」を参照するヘインやフーズがパーティにいるなら採用を検討できるか。

要するに「このスキルを敵に使った後でその対象に攻撃スキルでダメージを与えると、使ったスキルをコスト-1して再使用できる」という効果。
「コピー」なので強化が施されているスキルを複製したり、消費後のマナを回復する類のスキルを2回使ってマナを水増しするなど、悪用の余地は幅広い。