フェニックス

フェニックスの名を冠する強力なパッシブ。

• 回復ゲージが存在せず、HPが0以下になっても戦闘不能にならない
  • ただし、他のパーティーメンバーが全員戦闘不能になると逃げ出してゲームオーバーとなる
  • これはたとえフェニックスのHPが残っていてもゲームオーバーになってしまう
• パンを食べると瀕死状態から回復し、食べた時の回復量も多い(1+最大HP2/3)
• 固定能力がこの俺様の能力(コスト0、基本、迅速)で固定になり、食べるによって戦闘中にパンを食べられる。
• HPが0以下になると腹減った...と何で俺が?の2つのデバフを獲得する
  • 腹減った...状態では被ダメージが増え、回復量が減るほか、高確率でスキルを失敗するようになる。この状態は食べることで解除できる(食べるは失敗しない)
  • 何で俺が?状態ではフェニックスが受けるダメージを一定確率で他のキャラクターが代わり受ける。HPが1以上になると解除される

…と、説明文からは読み取れない効果が沢山ある。
特に戦闘不能にならないという点は非常に強力であり、この特性により一部のボスのギミックを完全に無視することもできる。
デメリットもあるが、ダメージの肩代わり効果の確率はそこまで高くないため、死なないタンクとして扱うこともできる。
固定能力俺様の能力は、スキルによって様々な能力を追加することができ、複数の固定能力を扱えることもフェニックスの特徴の一つだ。
パンが無いと腹減った...状態を解除できない点は気を付けたい。ただの置物になってしまうため、パンの個数には気を付けよう。

なお、アイテムの呪いによってパッシブスキル使用不可になった場合は普通に回復ゲージが出るようになり、戦闘不能にもなる。
但し、固定能力が使えなくなるので魅力は半減する。

リスクはあれど腹が減っている状態でも発動でき、自力で体力を回復することができる攻撃スキル。
ダメージは低いが、パン無しでも自力で回復でき、デメリットも重くはない。
カロンの魂の烙印を軸とした自傷ダメージ系のパーティならば、味方攻撃もダメージソースとして使える。
腹が減っている状態でも使えるが、このスキルで体力を回復しても腹が減っている状態を解除できない点は注意したい。

コストは高いが、特殊な効果で使うと周回中は永続的に追加ダメージを得られるスキル。
ここでいう特殊な効果とは手札から使うのではなく、スキルや遺物の効果で使用することである。
特殊な効果で使用する方法は、

• 入れ知恵・伝説のくちばしのつつくで使用する
• イリヤのウォッカ+酔いによって使用する
• ルシーのレアスキル(総攻撃など)によって使用する
• セレナの月の恵みによって2回発動を付与する
• 金の葉、太陽の面などの遺物の効果で使用する
• エナジードリンクをフェニックスに使ってから使用する。

などがある。
基本的には入れ知恵、伝説のくちばしをデッキに入れるか、イリヤと共に起用してスキルを使うことになる。
追加ダメージには上限が無いため、序盤から育てられれば追加ダメージが100を超えることもあり、終盤はアタッカー顔負けの火力を叩き出す事が出来るだろう。
中でもサポート役に徹したイリヤとの相性は抜群に良く、万雷と酔いのコンボで3連続フェニックスキック（うち2発が追加ダメージ付き）を放てるし、追加ダメージ自体も一気に3回分の12アップする。

イリヤとのコンビで出撃するとこのスキルを戦術の軸に据えることも可能であり、その場合序盤から通常とはまったく異なるプレイをすることになる。
追加ダメージアップの効果はこのスキル自体を手札から使用しても発揮されるので、隙さえあればフェニックスキックを打ち込んでいくことになる。もちろんザコ戦を意図的に引き延ばすのも視野。
苦労した分の見返りは中盤以降に猛威を振るう形で帰ってくる。
数あるクロノアークのスキルの中でも一際輝く個性を発揮できるスキルと言えよう。

発動条件がある代わりに、コスト0で威力も高い攻撃スキル。
似たようなスキルに先手必勝があるが、こちらはコスト0であり、単発が付いているため、使用後はデッキを圧迫しないという利点がある。
コスト3以上のスキルを使う時にこのスキルを手札に保持している必要は無く、使用後にこのスキルを引いた場合でも問題なく使用できる。

発動条件がある代わりに、威力とクリティカル率が高い攻撃スキル。
似たようなスキルにビンタがあるが、こちらは何度でも使える上、クリティカル率が高いため、クリティカルダメージアップの恩恵を得られるという利点がある。
ライトニングドローと競合しやすい点には注意。

味方にダメージを与える代わりにバフを付与し、自身を回復をするスキル。
デメリット付きの自己回復と味方バフを兼ねるスキルであり、単体ではデメリットが少し痛い。
カロンの魂の烙印を軸とした自傷ダメージ系のパーティで採用出来れば、敵にダメージを与えつつ、味方にバフを付与して自身は回復するという、一転して強力なスキルになる。

フェニックスを使う上で非常に重要なスキルの1つ。
スキル自体に効果はないものの、デッキに入れているだけでパン探しによってフェニックスの体力を維持するためのパンを1戦闘毎に1個得る事が出来る上、
バン投げによって所持しているパンと1マナを使ってダメージを出せるようになる。
バン投げによって使ったパンは戦闘終了後に帰ってくるため、惜しみなくパンを投げよう。

余談だが、このスキル1つにつきパン探しとバン投げが1つずつ固定能力に追加されるため、
複数枚投入すれば1戦闘で2個以上のパンを得る事も出来るため、2枚目以降も無駄にならない。デッキを圧縮したい場合は複数枚の投入を狙ってみても良いだろう。

デッキ一番上のスキルをコピーして使用するという、シンプルだが強力なスキル。

「スキルを使用して除外する」と書いてあるため紛らわしいが、あくまでコピーしてきたものを除外しているだけなので対象のスキルが除外されているわけではない。なんでこんなにまわりくどい書き方なんだ…？

固定能力に追加される「飛ぶ」を使えばデッキの一番上のスキルと、2，３番目のスキルのコストのみを確認できる。
「フェニックスキック！」の追加ダメージの条件を自力で満たせるスキルであり、このスキルを採用するならば同時に採用したいスキルである。
また、高コスト型のヘリア＆セレナのパーティとは、単純にコストが高いスキルを踏み倒すことのアドが大きい他、デッキを確認できる「飛ぶ」も相性が良い。キャンプで見かけた際は採用してみると良いだろう。

威力が高い代わりに、ターゲットを倒せなった時にデメリットがあるスキル。主にボス戦ではデメリットは無視できることがある。
他の攻撃スキルに比べてもデメリットをコントロールしやすく、コストも高くないため、フェニックスのスキルの中ではかなり扱いやすい。
追加される「拾う」もゴールドこそ使うものの強力な効果であるため、とりあえずで取りやすいスキルになっている。
習得するだけで覚える他の固定能力と異なり、「拾う」はこのスキル使用時に追加なので勘違いしないように。

敵への攻撃力バフこそあれど、命中率とクリティカル率を大きく下げつつ敵の攻撃を引き付けるスキル。
フェニックスのスキルの中では素直な性能をしている上、単発が付いているため使用後はデッキも圧迫しない。
効果もフェニックスの耐久力を活かせるものになっており、パーティや型を問わずに採用しやすいスキルである。

「怒！」はフェニックスが攻撃されると消えてしまうが、「何を見ている？」は必中かつ3ターンも持続するので、
割と優秀なデバフ付与スキルとしても扱える。また、被クリティカル率増加の効果を持つ装備のデメリットを解消できる。
後半の敵はバカスカクリティカルを出してくるので、攻撃力増加のデメリットを考慮しても結果的にダメージが減る事も多い。

一般的な自傷スキルと異なり、自傷ダメージは苦痛ダメージではないので、
「ドローしたデッキトップがルシーかフェニックスのスキルでなかった」場合に回復ゲージ強制破壊のリスクはあるが、
HP状況を無視して回復ゲージを復元できる強力な全体回復。全体火傷のリスクを加味しても立て直し能力は高い。
現実的な運用には固定能力の「飛ぶ」を1回分消費して、事前確認しながら使うのが無難だろう。
火傷付与の成功率はかなり低いので、装備などでフェニックスの苦痛成功率を下げたり、味方の苦痛レジストを上げればリスクを減らせる。

発動ターンと次のターンはフェニックスが受ける全ダメージが0になる。さらに固定能力「不死の領域」を追加。
「不死の領域」はパン1個と引き換えに全員が2ターン戦闘不能を免れる効果であり、合計4ターン分の防御効果になる。
ここまで効果を盛られていれば単発やパン消費などのリスクは致し方ないことだろう。血霧3により全滅を免れなくなった状況など、ここぞという場面で使いたい。

後述の「つつく」をデッキに8枚ストックする。
できるだけデッキ内の「つつく」率を上げたいのでデッキ切れ寸前の状態で使いたいのだが、デッキトップ操作と合わせてコスト踏み倒しができる状況であればその限りでもない。

デッキトップの強制発動効果を持つ攻撃技。当然、「つつく」で「つつく」を引けば理論上は8回まで乱れ突きが可能。
ハマれば面白いものはあるが、デッキ内に非迅速カードが一気に増えて回しにくくなる点には注意。

要するにこの戦闘中フェニックスを完全な行動不可にして、代わりに固定能力で毎ターン回復可能にするという効果。
パンは温存できるし、固定能力側には一応基本がつくので味方への悪影響は最小限に収まるが…。
大幅なデッキ圧縮にはなるが、初期手札1枚と毎ターンのマナ1というリソース消費に見合うかは評価が分かれる。
習得時に追加される固定能力の「消せない炎」の側を本体と見るべきかもしれない。

「俺様は休憩！」後はこれしかフェニックスは行動ができなくなる。
1マナを使ってまで回復するかどうかは状況を見て判断しよう。

フェニックスの各種固定能力を起動するための固定スキル。

確率でパンを拾ってくる。敵が最も多く並んでいる戦闘開始時に使うのが1番成功率が高いが、
1ターン目というのは極力敵の頭数を減らすのに使いたいので、タイミングには細心の注意を払いたい。
固定能力の選択肢からパン探しは消えてしまうのはやむをえないか。
暇な時に毎ターン使用しなければならないのが面倒くさい。

50ゴールド支払って最後に使った手札の、デッキトップへのサルベージを行う。
交換で即引きするか、「つつく」でコスト無視の再起動を狙うのが無難。ヘリアとのシナジーもある。

デッキトップは名称と効果を、2番目と3番目もコストだけは確認できる。
基本的にはヘリアのファイアーボルト等、デッキ内のコストを参照する時の下準備に使うことになるだろう。

敵・味方に戦闘不能者が出るまで、終わりのないロシアンルーレットを始める能力。
事実上、スキルシナジー強化の「このターンの間にダメージを受けない」効果とのコンボを前提とした効果だと言える。
無敵・不屈・被ダメージ上限持ちの敵でなければ、運が絡むとはいえ理論上はこれ1枚でどんな敵でも1ショットキルが可能になる。
1ステージに1回しか使えないので、雑魚戦での誤射に注意。

2ターンの間、味方全員が瀕死にならなくなるとんでもスキル。
パンを消費してしまうが、発動中は何が何でも負けなくなるのでやりたい放題が可能となる。
既に瀕死状態だった味方はマイナスだった体力をすべて解消して体力が1に戻される。

2ターンの間に回復をかなぐり捨てて一気に決着をつけるか、立て直しに使うかは自由。
2ターンはやや短いので、なるべくは虹の筆やイノセントアーマーで持続ターンを伸ばしたい。
当然、回復そっちのけで殴り続けていたら回復ゲージも吹き飛んでしまい、最悪全員の体力が1の状態で勝利する事になるが、
そのステージのボス戦かつ、パン探しで十分にパンを得ていたのなら次のキャンプで豪遊する事ですぐに全快できる。

威力は高め。基本・迅速の1コスト固定能力としては破格の性能であり、
パン探しで集めたパンはこのスキルでガンガン消費する事となる。
使った分のパンは戦闘終了後に戻ってくるので気軽に使える攻撃手段。

パン1枚を追加コストにすると最大4ドローが可能。
緊急時に選択肢としてある事実は大きいし、そうでなくても普通の2ドローとしては使えるので悪くない。

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