現在では抹消されている要素

- グラフィック未実装時のヘリア＆セレナ

概要

かつてのクロノアークに存在した要素や、企画段階で没になった要素を列挙する墓場。
これらは全てデモ版やアーリーアクセス時代にのみ存在した要素であり、更にその期間中に抹消されたものである。

性質上、多数のネタバレを含むことに注意。

現在では抹消されている要素一覧

個別ページのある要素

• 運命編
  　本編開始以前の物語を見るためのADV的なモード。物語の一部は本編に導入され、他は削除。
• アクティブアイテム
  　魂の香炉的なアイテムをつけたり外したり売ったり買ったりするシステム。
• 抹消されたオブジェクト
  　MAP画面に存在したオブジェクトとそれに伴うイベント。
• 白い司祭の衣服（ヒロイック装備）
  　攻撃スキルを回復スキルとして味方に仕えるようになる装備。面白みはあったがバグも多く引き起こした。正式リリース直前まで存在したが抹消。
• 治療は攻撃、攻撃は治療（チャレンジモード）
  　攻撃スキルと回復スキルを入れ替えるモード。これもバグ上等で遊ぶ必要があった。正式リリース直前まで存在したが抹消。
  
  

ポーション識別

かつてのクロノアークでは、ポーションもスクロールと同様アイコンがランダム、かつ未識別の状態で手に入るものだった。（ストックもできた）
非戦闘時に使用可能でパーティメンバーの能力値を上げたり下げたりするポーションもあり、飲まされたメンバーは効果に応じて喜んだり怒ったり吐きそうになったりと多彩な台詞を喋った。
また、戦闘中の使用数制限が存在しなかった。
これらの要素は2022年2月2日に撤廃され、現在の仕組みに置き換わった。

抹消されたポーション一覧

変化のポーション	装備中のアイテムを、ランダムな同グレード装備に変換する。 戦闘時は敵1体を別の敵に変身させる。
忘却のポーション	スキルを1つ選択して忘れる。 戦闘時は敵1体にスタンを付与する。
攻撃力増加ポーション	攻撃力アップ。現在のステージ中継続。
治癒力増加ポーション	治癒力アップ。現在のステージ中継続。
体力増加ポーション	体力アップ。現在のステージ中継続。
幸運のポーション	クリティカル率、命中率、回避率アップ。 現在のステージ中継続。
妨害強化ポーション	妨害成功率、妨害レジストアップ。 現在のステージ中継続。
衰弱強化ポーション	衰弱成功率、衰弱レジストアップ。 現在のステージ中継続。
苦痛強化ポーション	苦痛成功率、苦痛レジストアップ。 現在のステージ中継続。

ジョイとポーション識別

クロノアーク最初期において、ジョイのパッシブはポーション分析という名前だった。
効果はジョイが生きている間、全てのポーションが識別済みで出現するというもの。
ポーション製造のイラストにルーペが描かれているのは当時の名残り。
パッシブがポーション製造に変更されてからも、ジョイがくれるポーションだけは全て識別済みで出現するという特徴があった。
デメリットをもたらすポーションによる事故防止に役立ったのは言うまでもない。

スペシャリストのポーション

ターゲットのパーティーメンバーに応じた専用効果を発動するポーション。
上記ポーション識別システムの刷新時に追加が予定されていたが、続報はなかった。

効果一覧

アザール	幻影の刃2枚を手札に加える。
ヘイン	体力を50%オーバーヒールする。
トリーシャ	即座に影分身状態となる。
シルバースタイン	シルバースタインのマークが付与された対象に固定ダメージ40を与える。
ヨハン	このターンの間、固定能力のダメージが1アップ。
ジョイ	ポーションの使用回数をリセットする。 ランダムなポーション2つを手に入れる。
プレッセル	予知を2回行う。
シズ	コスト0の回復スキルを3枚手札に加える。
フーズ	敵単体の防御力ダウン。（持続ターン数∞）
リーアン	1ターンの間、味方全員が戦闘不能レジスト、回復ゲージ保護を得る。
ミス・チェーン	5ターンの間、ターン開始時にメラメラ！状態となるバフを得る。 現在のステージ中継続する。
アイアンハート	35バリアを得る。
フェニックス	パンを1つ手に入れる。
ナールハン	現在の周回中、味方全員の最大体力2アップ。 この効果は今後加入するパーティーメンバーにも適用される。
ヘリア	デッキのスキルを順番に確認し、1つを選択してデッキの一番上に置く。
セレナ	セレナとヘリアに月の帳を付与する。

プロモーションコード

アークの自販機から専用コードを入力できた。
プロモーションコードと表記されていたものの、実際に入力できたのはゲーム支援者向けの全要素解禁コードのみだった。

工事中

• 工事中オブジェクト
  
• 工事中スキル
  
  主に未実装グラフィックの代替として表示された。
  現在も、画像の読み込みラグで稀にお目にかかれる。
  
  
• 工事中ホーグ
  
  未実装エリアの手前で通行止めを行っていた。
  
  
• 工事中エンディング
  
  未実装エンディングに到達する条件を満たした場合、リザルト画面に表示された。
  
  
• ゲームクリア画面
  
  最初期の頃、唯一のラスボスであった忘れられた王を撃破後に飛ばされる画面。
  暗闇の中のホルグに話しかけるとこのメッセージ後にタイトル画面に戻る、という極めて簡素なものだった。
  ちなみに、このエリアで瞬間移動のスクロールを使うと戻れなくなって詰む可能性もあった。
  
  

旧SDグラフィック

旧バージョンのSDグラフィックは、ルシーを含めたどのキャラクターも同じサイズだった。
後に各キャラの身長設定に合わせたサイズ調整が行われた。

放浪騎士アイアンハート

初期のアイアンハートは、傭兵隊長ではなく名もなき流浪の騎士という設定のキャラクターだった。
実装後に大幅な設定変更が行われた珍しい例と言える。

クロノアーク旧主人公

アーリーアクセス開始以前に存在した、デモ版クロノアークの主人公。
ルシーの没デザインなのか、また別のキャラクターなのかといった詳細は一切不明である。




デモ版の開発進行と共に、彼女のグラフィックも徐々にアップデートされていった。

フーズのレアスキル

長らく存在していたフーズのレアスキル「拘束治療」がVer1.0のリリースと共に削除されている。
本作においてスキルの削除というのは極めて珍しい。
当時の性能や解説について以下に記載する。

拘束治癒

コスト	1
対象	味方1人
キーワード効果	固定能力指定不可
オーバーヒール	8(80%)
クリティカル率	0%
説明	ー
バフ・デバフ	File not found: "bind_heart.jpg" at page "現在では抹消されている要素"[添付]フーズの拘束をターゲットに付与 攻撃力、回避率アップをターゲットに付与

攻撃力、回避率アップ状態の詳細

状態名	攻撃力、回避率アップ
持続ターン数	2
説明	攻撃力+10% 回避率+5%

ストーリー上のアザール関連の描写＆スチル

クロノアークは初期の頃はストーリーと呼べる要素が殆どなく、そこからアップデートによって少しずつ物語が追加されていった。
その関係で設定の変更などもたびたび行われてきたのだが、その中のひとつにアザールに関する描写があり、初期の頃は狂気性、残虐性が現在とは比較にならないほど強調されており、どう見ても敵そのものであった。
ルシーの頭を踏みつける描写などもあり、現在とは明らかにキャラが違う。
上記スチルはストーリー上の魔女戦において、ヘインを文字通り切り捨てた直後のもので、現在では使われていない。
それまでのバージョンではアザールについてはやや不穏な要素があった程度であり、このイベントの実装によりアザールが純粋に味方側のキャラではないことが明確になった。
それも合わせて非常に衝撃的な1枚絵となっていた。

トリーシャのスキルイラスト

2019末～2020年にかけて、トリーシャのスキルイラストを担当したイラストレーターに急進的フェミニスト疑惑が浮上し、炎上騒動となった。
これを受け該当イラストは全面的に交換対応が実施、Al Fineのイ・ヒョンジュ代表は土下座して謝罪した。

後のインタビューで、イ・ヒョンジュ代表は「問題視したのはフェミニズム的言動ではなく、他国を誹謗する発言だった」と説明している。

韓国では男女対立が根深い社会問題であり、この件は当時のゲームの規模から想像されるより大きな注目を集めた。
他作品における類似の事例として、Project Moon女性社員解雇事件や、Studio PPURI男性嫌悪表現疑惑事件などが挙げられる。

その他の過去の遺物

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