【カブ】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 09:13:26

概要

【英雄】の1人で、4000年前に【山神イプチャル】の加護を受けた三人の義兄弟「【大地の三闘士】」の長男。担当声優は岩田光央
「閃光の斧」の二つ名を持ち、バカ正直で熱血漢でかつ女好き。
不甲斐ない所があるため、ナンナからいつも制裁を受けている。
 
かつて【ナンナ】【ドルタム】と共に斧を片手に魔物たちをなぎ倒し、【ドワチャッカ大陸】の平定に尽力し【三闘士のオノ】が伝わる【ガテリア皇国】の礎を築いた。
また、Ver.6.1では山神イプチャルや【チリ】から「閃光王」と呼ばれている。
しかし、ガテリアは後に妹であるナンナが礎を築いた【ウルベア地下帝国】に敗れ、しかも当時の指導者【グルヤンラシュ】こと【クオード】の50代エテーネ王としての称号もまた「閃光王」であった*1
彼が築いた国は、妹の国の民と自身と同じ称号を持つ者に滅ぼされるというあまりに皮肉な末路を辿るのであった。

【天星の英雄たち】(Ver.6.0)

黄金の試練に必要な100万ゴールドを奪った【厄魔ポヴァディウス】に対し、自身もどん底のような人生を生きてきたため彼の過去を理解し、その100万ゴールドで借金を返済した。
ストーリー終盤で【神化の儀】に臨んだ結果、他の英雄ともども【悪神】と化してしまい、ドワチャッカ大陸をぶっ潰すことを宣言して姿を消す。

【暴かれし相貌】(Ver.6.1)

山神イプチャルから彼についての詳細が語られる。
彼には血の繋がった実の弟妹がいたが、食べるもののない穴ぐら生活の中で飢えて死んでしまった。
彼が穴ぐらの外を目指したのは、外に出ることを恐がり弟妹を見殺しにした者たちを見返すためであった。
しかし彼が外に連れ出したドワーフたちは、暮らしは豊かになったものの、いつしか欲望にかられドワーフ同士で争い合うようになっていった。
彼はそのことに責任を感じ、外に出たことを悔いており、悪神となってからはドワチャッカ大陸を原始の姿に戻すべく【カルサドラ火山】を噴火させることを目論んでいた。
 
自ら作り出した【悪神の心域】である【三闘士の憤怒】の最奥で主人公たちと対峙。
すでに正気を取り戻していたナンナとドルタムによる説得を受けるも聞き入れず、2人を取り込んで【悪神 三闘士】に変貌してしまう。
 
撃破後、【ビャン・ダオ】から託された【ガテリアの苗】【チリ】が花開かせ、花が発する希望の光で憤怒が抑え込まれたところを【神剣レクタリス】により呪炎を切り離され、ようやく正気に戻った。
そして【主人公】に礼を言い、ナンナとドルタムとともに【天星郷】へと戻っていった。

【ウルタ皇女】から【原初の炎】を譲り受ける際にナンナからのメッセージ映像が残されていたのだが、
荘厳な雰囲気だったにもかかわらず映像が終わる前にいつもの軽いノリで乱入してナンナに制裁されてしまうという、
相変わらずの『バカ兄者』っぷりを晒してしまっている。

【天に煌めく星のごとく】(Ver.6.5後期)



*1 出典はアストルティア秘聞録