概要
過去シリーズで、というよりファンタジー世界を舞台とした作品全般でおなじみのオブジェクト。調べると、お金やアイテムが手に入る。
本作では、モンスターを倒した際のドロップや各種コンテンツの報酬も宝箱の形で出現する。
宝箱にはいくつか種類があり(赤・黒・青・緑・木・金・白・紫など)、種類によって手に入るアイテムが分類されている。
宝箱を調べた際には中身に手を伸ばすモーションをとる。
【ドルボード】に乗っていればこのモーション自体は省略されるものの、どちらにせよ数秒は動けなくなる。
この硬直時間を短縮したい状況は元気タイム中などであるかもしれないが、キャンセルボタンを押してしまうとふたを閉めてしまい、時間をもっと消費してしまうので注意。
ちなみに宝箱を調べながら高所から落下する等で宝箱から距離が開くと「宝箱が 遠くにあるので 手が届かない!」というメッセージが表示され中身を回収できない。
滅多にあることではないが、モンスターが落とした宝箱は時間経過(10分程度)で消えてしまう。【元気玉】や料理の効果時間が1分でも惜しい人などは、一応注意。
開けた宝箱の数が100個で【ビギナー宝箱ハンター】、1000個で【ノーマル宝箱ハンター】、5000個で【ベテラン宝箱ハンター】、10000個で【エリート宝箱ハンター】、15000個で【グレート宝箱ハンター】の称号がもらえる。
フィールド・ダンジョン・街の宝箱
フィールド・ダンジョン・街に置かれている宝箱は赤・黒・青・緑の4種類。
青以外の3種は、一度中身を取り出すと中身が復活することはない。
【おたからさがし】【レミラーマ】【おたからさがしのすず】で、フィールドやダンジョン、街中にある宝箱の位置を知ることができる。
Ver.7.0より、キラキラの色違いだったアイコンが宝箱型に変更され、さらにマップの拡大機能がついたことで探しやすくなった。
赤い宝箱
通常の宝箱。【やくそう】や各種素材など、割りと手に入りやすい物が入っている。
しかし、【レンダーシア】以降では【ふくびき券】など、結構いいものが手に入ったりする。
黒い宝箱
カギのかかっている宝箱。
開ける為には【とうぞくのカギ】が必要になるため、40レベルになるまでは開けることができない。
カギがかかっているのでさぞ良い物が入っているのだろうと思ったら、Ver.1から存在する【五大陸】のものだと【おうごんのかけら】などが出てガッカリさせられることもある。
Ver.2以降に追加されたものからはオーブや【運命のカード】など高額なアイテムが出るようになった。
中にはアクセサリなどが手に入るものもある。
Ver.3以降の新規マップに配置されている宝箱はほぼ全てこの黒い宝箱になる。
また、最終的に入れなくなるダンジョンには配置されていない。
青い宝箱
フィールドやダンジョンにランダムで出現する宝箱。
Ver.1.0までは早い者勝ちであったが、Ver.1.1からは中身を取得してからもしばらくの間は他の人も手に入れることができるようになった。
また、Ver.1.2からは誰かが開けると「誰かが近くで青い宝箱を開けた!」とメッセージが表示されるようになった。
宝箱を開けても中身を取得する前に宝箱が消えてしまった場合は中身は手に入らない。
中身はゴールドから【おたからのタネ】などレアリティに振れ幅がある。
バージョンアップで度々中身が変更・追加されている。
また、【ひとくいばこ】などのトラップ系モンスターが出ることもあるので、倒す自信のない場合は【みやぶる】をしておこう。他の人が開けた後であれば周囲にキラキラと光のエフェクトが出ているのでこの場合は安全。
稀にタンスが出てくる。どういった化け方をしてるんだ。
Ver.3.1になってメダル等の出現数が多くなって青宝箱漁りが流行り、チームチャットやTwitter等で出現情報を共有しあうプレイが問題視されたが、運営側としては「【流浪のキャラクター】等の情報を共有するのと同様で通常の遊び方と同じ範囲内」として特にペナルティの対象とはならなかった。
ただ、メダルが大量に稼げると言うバランスの面からは問題視されたのか、3.1後期からは開けられる数が1日10個に制限された(【メダルローラー問題】)。1日10個以上開けるプレイヤーは少ない事からこのバランスにしたとのこと。
青い宝箱の 取得数が
1日に取得できる 上限に達しました。
翌朝になってから もう一度お試しください。
開けただけで中身を取らなかった場合や、ひとくいばこ系のモンスターはこの数に含まれない。
なお、10個制限が発動すると宝箱の中身がトラップ系モンスターであっても戦闘は出来なくなる。
Ver.6.3から、青い宝箱の取得上限になったタイミングでも、テキストを表示されるようになった。
Ver.4.5前期からはVer.4以降に行ける世界で取れる青宝箱の中身のレアリティが上がり、【アステライト鉱石】や【とこしえの虹】等の高額素材も出るようになったほか、【ふくびき券】5~20枚や【育みの香水】、【身代わりのコイン】といったものが入っていることもある。
この傾向はVer.5以降実装された【魔界】においても同様で、そちらでも【デモニウム鉱石】をはじめとする高級素材が出る。
Ver.6.2から、おたからさがしなどの効果がマップ全域に拡大したことにより、青い宝箱を取得しやすくなった。
緑色の宝箱
真の【グランゼドーラ城】の宝物庫にのみ存在する宝箱。
中身を手に入れるには【ヒスイのカギ】で解錠する必要がある。
カギは解錠する度に1個ずつ減るが、一度解錠した宝箱はいつでも中身を取り出せる。
また、宝箱の側で「みやぶる」を行うことで、開けることなく中身を知ることができる。宝物庫の番兵曰く「宝箱を開ける順番を決めるのに役立つだろう」とのこと。
戦闘で入手する宝箱
戦利品の内訳と優先順位
モンスターと戦って勝利することで、以下のアイテムを得られることがある。
宝珠以下の戦利品は通常・レアドロップとは別枠で入手することになる。
- モンスター毎に設定された通常ドロップアイテム、レアドロップアイテム
- モンスター毎に設定された【達人のオーブ】の宝珠
- モンスター毎に設定された装備品(白宝箱)
- 【ちいさなメダル】
- 【依頼書】
- 【タロットメダル】(【占い師】がいるときたまに入手)
- 【タロットメダルの破片】(【アルカナ占い】の効果を得た占い師がいるとき、該当モンスターから確定で入手)
- 【竜牙石】【竜牙石の破片】(【プリネラ】等のおまじない効果を得た者がいるとき、該当モンスターから破片を確定で入手+竜牙石をたまにで入手)
- 【ゼルメアの聖紋】(【ゲノミー】から確定で入手)
- 【フワフワわたアメ】(【フワフワメガネ】等の効果を得た者がいるときたまに入手)
- 【エンゼルハーツ】(【エンゼルスライム帽】の効果を得た者がいるときたまに入手)
- 【うまのふん】(【悪魔のタロット】の効果を得た者がいるときたまに入手)
【呼び寄せの筆】(Ver.5まで【タッピツ仙人】から確定で入手できたが、Ver.6.0よりレアドロップのみに変更)
ただし、一度の戦闘で得られるアイテムは8個までと決まっており、一度にそれ以上のアイテムの取得が確定したとしても優先順位の低いアイテムは切り捨てられてしまう。
その優先順位はVer.4.2以降は以下のようになっている(※DQX TV Ver.4.2情報コーナーより ※公式サイト 大型アップデート情報にも同様の情報あり)
それ以前まではゼルメアの聖紋、フワフワわたアメ、呼び寄せの筆の優先度が通常ドロップより低かった(つまり最低)。
- 装備品
- ちいさなメダル
- 達人の宝珠
- ゼルメアの聖紋
- フワフワわたアメ
- 呼び寄せの筆
- タロットコインと破片
- モンスターのドロップ(盗んだ分)
- 依頼書
- モンスターのドロップ(基本のドロップ分)
- レアドロップ
- 通常ドロップ
なお、敵から入手する宝箱の見た目は木・金・白の3種類がある。金色の宝箱の外見はさらに2タイプ(赤い宝箱または黒い宝箱の色違い)ある。
装備品が含まれる場合は白、レアドロップ・ちいさなメダル・エンゼルハーツ・宝珠等が含まれる場合は金、通常ドロップや依頼書等のみが入っている場合は木という優先順位になっている。
【チームクエスト】の「レア宝箱入手!」は金色の宝箱から出たアイテムを入手することでカウントされる。
通常ドロップアイテムとレアドロップアイテムについて
モンスター1体につき「基本のドロップ枠」「【ぬすむ】によるドロップ枠」「【盗賊の証】によるドロップ枠」の3つの枠が用意されており、それぞれの枠で通常ドロップとレアドロップのうち片方一つだけ得られる可能性がある。
「基本のドロップ枠」は、アイテムを奪う特技や効果を何も使用していない状態でも敵に勝利すれば発生するドロップ枠。
この枠には腕装備やアクセサリーの「通常/レアドロップ率アップ」の効果が適用される。
ただし、この効果は宝箱を落とす確率そのものを上げるのではなく、宝箱を落とした時に敵に設定されている通常/レアドロップアイテムのうち、○○ドロップ率アップが付いている方を落としやすくなるという効果である。
例として通常ドロップ率、レアドロップ率がどちらも50%だったとして、レアドロップ率アップが1.5倍だと通常ドロップ率が50%、レアドロップ率が75%となる。
レアドロップの取得率が100%となった場合、通常ドロップの取得は起こらない。
一人が複数の○○率アップの効果を持っている場合、付いている物全てが加算され、元々のドロップ率に加算される。
パーティ中、複数人が○○ドロップ率アップを付けていても加算されず、最も高い○○ドロップ率アップの効果が付いているプレイヤーの倍率が適用される。
なお、【お宝ハンター】は攻撃対象がこの枠によって通常かレアのどちらかがドロップする確率を100%にする効果と、この枠でレアドロップが選ばれる確率を上げる効果を持つ。
「ぬすむによるドロップ枠」はぬすむが成功した場合、「盗賊の証によるドロップ枠」は証の所持者がいる状態でその効果が発動した場合に発生する枠。詳しくはそれぞれの項目も参照のこと。
なお、ドロップ率アップ効果は「基本のドロップ枠」にしか適用されないため、計算上レアドロップ取得率が100%になったとしてもぬすむや盗賊の証で通常ドロップを取得する可能性はある。
白い宝箱(装備品のドロップ)について
Ver.4.0から登場。通常のモンスターがドロップする武器や防具などの装備品の入った宝箱。公式での呼称は「白宝箱」。
落とす装備品はモンスターごとに決まっている他、パルプンテを含めた錬金効果もランダムで付く。
強敵であるほど、装備品のランクや錬金効果も高いものになる一方で、ドロップ率は低くなっていく。なお、最大効果の錬金効果は付かない。
モンスターの種類ごとに落とす確率が判定されているため、【エモノ呼び】などは意味を為さない。
稀に光り輝く白宝箱を落とすことがあり、その中には同じ錬金効果・数値で埋め尽くされた装備が入っている。とはいえ、失敗錬金の埋め尽くしもあるので過剰な期待は禁物である。
なお、Ver.3.5以前に通常やレアで武器をドロップしていたモンスター(おばけキャンドルやネクロバルサ、メギドロームなど)はこの宝箱の影響でVer.4.0からは素材アイテムを落とすようになった。
ただし、一部【転生モンスター】が落とす固有の武器や防具(カプレーゼタクトやウイングヘルムなど)はそのまま。
手に入れた装備品は、他の装備品と同様に装備する事ができ、錬金石での強化も可能。【ドレスアップ】に使うことも可能。
ただし、譲渡・バザー出品・売却・結晶化が出来ないという制約が付く。
要するに自分用の装備かドレスアップにしか用いることしかできず、金策には全く使えないという事である。処分するには捨てるしかない。
これがもし可能だったとしたら、安易な強化でバランスが崩れてしまう他、乱獲による金策が当たり前になってしまえば当然職人の存在意義は完全に潰されてしまうし、フィールドは【業者】まみれになっていた事は明白だろう。
いらないものや意味のある錬金効果の付かなかったものは、装備欄を圧迫するだけになるので迷いなく捨ててしまおう。
なお、バージョンアップによって追加された最新の装備品は、この宝箱からはすぐには入手できない。
それらは、武器は【アストルティア防衛軍】、防具は【いにしえのゼルメア】で入手していけるようになっている。
更なるバージョンアップで一世代新しい装備が登場したタイミングで、それまで最新であった装備を白宝箱として落とすモンスターが追加され、白宝箱での入手が可能になる予定。
そのバージョンで追加されたモンスターにだけ、そのバージョンで白宝箱入りした装備がドロップとして割り当てられるわけではないため、既存モンスターのドロップ装備もバージョンアップによって頻繁に変更されている。
よって、白宝箱で掘りたい装備を狩りやすいモンスターがドロップするのを見つけたら、バージョンが変わる前に満足するまで狩っておいた方がよいといえる。果てしない運と労力が必要なため、もちろん限度は見極めないといけないが…。
Ver.5.0時点では、1種類のモンスターがドロップする装備は、一部例外を除いて同じ武器種または同じセットの防具2~3種類で統一されている。
珍しいフィールド狩り系の【エンドコンテンツ】として歓迎される一方で、元々問題とされていた装備レベル65~85辺りの中間装備の入手手段としてはいまいち有効に機能しておらず、追加の対応を求める提案がたびたびあがっている。
Ver.4.5前期に上記に応える形で中間のレベルの装備(具体的には35~93のもの)のドロップ率が調整された他、サポートでも肉入りでも同様のドロップ率になるよう調整された。
主に成長過程のキャラへの補完だが、その中には【フューリーブレード】【大戦鬼のよろいセット】【賢哲のころもセット】といった第一戦級の装備もあるので侮れない。
ただし、検証によると装備ドロップに96以上のものが混ざっている場合、93以下のドロップ率もそちらに影響され低いままであるという報告が挙がっている。
2019年4月12日にこれが不具合であることが発表され、同17日のメンテナンスで修正された。
輝晶獣の宝箱
Ver.5.1から登場。【輝晶獣】を倒すと現れる紫と黒の宝箱。
中身は【輝晶核】もしくは【輝晶の砕片】が入っている。
コンテンツ報酬の宝箱
赤・金などフィールドや戦闘で得られるものと同じ色をしている宝箱もあるが、それらとは別物である。
赤い宝箱
主に期間による制限が設けられず、挑戦さえすれば好きな時にいくらでも入手機会を得られるコンテンツにてこの色が使われる。
- 【コインボス】のクリア報酬(紫色の宝箱のふくびき券とは別物)。中身はボスに応じたアクセサリーや破片。
- 【アストルティア防衛軍】のクリア報酬として勝利後に稀に出現。中身はそのVer.における最新の武器・盾の中からランダムで1つ。【ミラクルボックス】(【ミラクルスライム】)を倒している場合は確定で出現し、通常枠とは別枠なので装備が2つ入っている場合がある。
金色の宝箱
主にシーズン毎に報酬がリセットされるタイプのコンテンツの初回報酬でこの色が使われる。
また、【釣り】で稀に釣れる宝箱もこの色である。
- 【邪神の宮殿】の初回クリア報酬。2回目以降は赤い宝箱になる。詳細は当該ページへ。
- 【黄昏の奏戦記 ~シアトリカル クロニクル~】のクリア報酬。詳細は当該ページへ。
紫色の宝箱
この色の宝箱から得られるコンテンツ報酬は全て1日1回限定となっている。
ただし、中身に不満(ふくびき券が2枚、色がランダムな時に安いオーブが出るなど)がある場合はそっ閉じ(取り出さずに蓋を閉める)して、再抽選のために連戦するという手もある。
この宝箱から得られるアイテムも内部的にはレアドロップと設定されているようで、【チームクエスト】の「レア宝箱入手!」のカウントに加算される。
- 【魔法の迷宮】のクリア報酬(赤い宝箱のコインボス毎の報酬とは別物)。中身はふくびき券3枚。
- 【キーエンブレム】ボスのクリア(手伝い)報酬。中身は【超元気玉】か【元気玉】。(Ver.2.4以降)
- 【強ボス】のクリア報酬。中身はボスに応じた【オーブ】。
- 【常闇の聖戦】や【聖守護者の闘戦記】のクリア報酬。中身はボスに応じた各種トークン類など。
四葉の宝箱
Ver.5.1より実装。
緑色をしているが、上記の真グランゼドーラ城にあるものとは違い、クローバーのマークがあしらわれている。
課金アイテムである【クローバーのカギ】を持っているとコインボスのクリア報酬として紫色の宝箱の隣に出現。
中身はそのボスに応じたアクセサリーの破片10個で、クローバーのカギ1個を消費して入手できる(箱を開けただけではカギを消費しない)。
お宝の写真の宝箱
不定期に更新される【お宝の写真】で掘り出せる宝箱。一般的な宝箱と異なり、蓋が四角錘台の形状をしている。
詳細は当該項目参照。
プレゼントボックス
【テンの日】などの期間限定イベントで登場。
システムメッセージ等では宝箱(あるいは平仮名でたからばこ)と表記されているのでここに記載する。
見た目は赤いリボンで締められた桃色のプレゼントボックスだが、目立たせる為か飛び跳ねている。
中身はイベントによって様々だが、他の手段で入手可能なものである。
開けると蓋が勢いよく空へと飛び上がっていき動かなくなるが、そのまま中身を取らずに閉めると空から蓋が降ってきて再び飛び跳ね出す。
家具としての宝箱
上記の宝箱のうち、木・赤・黒・緑・青・金の宝箱が収納家具として実装されている。
2017年9月27日に、超便利ツールふくびき3等賞の賞品となった。
【朽ちた遺跡の宝箱】?は、上記の宝箱と違ってアイテム獲得の手段としては登場しないが、同じ形の収納家具である。
収納ではないが宝箱の形をした家具に、【バロの宝箱】?【大富豪なりきり宝箱】?がある。
その他の宝箱
上記に該当しない、ストーリー進行に関与する特殊な宝箱も少数ながら存在する。
真の【グランゼドーラ王国】の民家の裏手にある宝箱は【夢現篇】で調べることになり、【グランマーズの館】に通じている。開けるには暗証番号が必要(番号のヒントは街の中にあるが、事前に知っていればそれを入力するだけでよい)。
【ワグミカ】の家には彼女の私物がつまった宝箱があり、キーアイテムである【秘密の取っ手】?が入っている。
またストーリー上では度々【釣り】が必要になる場合があり、その場合は近くに【じょうぶな釣りざお】と【ぎんのルアー】が入った緑の宝箱がある。