モンスター/【ブラックプリン】

Last-modified: 2024-03-27 (水) 11:03:39

FFのスライム族にプリンだのムースだのが氾濫し、
プリン系」と呼ばれるまでになってしまった、ある意味元凶。FFシリーズでは大概強敵。
元ネタはD&Dのブラック・プディング。

  • 大元のネタはイギリスの伝統料理である豚の血入りのソーセージだろうか。
  • 日本語でプリンと呼ばれるデザートは、英語のカスタード・プディングの訛りが語源。

関連:モンスター/【ブラックスライム】


FF1

浮遊城ラストダンジョンに出現する。
同族のグリーンスライムと同じく、強力な物理防御と毒攻撃を持つ。
とはいえ全体攻撃や即死攻撃は持っていないので、この段階で脅威となる敵ではない。


防御が255なので物理攻撃はクリティカル以外1ダメージ固定。
炎が弱点なので魔術の杖を使いたいが、これだけでは倒しきれない事が多い。
ガントレットトールハンマー黒のローブで総攻撃しよう。
雷や冷気に耐性を持ってはいるが、それでも物理攻撃よりはマシである。

  • 普通に逃走可能なので、無理に相手をせず無視して逃げてしまうのもあり。

FF2

ミシディア周辺に出現する黒いプリン。
プリン系の例に漏れず防御力は非常に高く、物理攻撃は殆ど通用しない。
また、通常物理攻撃に猛毒の追加効果がある。
ただし炎属性が弱点であり、ある程度レベルの高いファイアを使えば一撃で倒せる。
ファイアを鍛えていない場合、大群で出てこられると非常に鬱陶しい。

  • 戦闘中にファイアの本を使えば一掃できる。
    本一冊400ギルだが、一匹700ギルほど落とすので元は十分取れる。
    アイテム欄を圧迫するという問題があるが。
  • 面倒ならば逃げてしまうのも手。ただしレッドソウルが同伴していると逃げられないので注意。

アルテアの最南端でも出現。
序盤の段階でも1人だけ先頭に出し、両手盾で回避Lvも5ぐらいあげれば楽勝の相手。
後は全員でファイアをお見舞いすれば抹殺でき、ゲーム序盤で多額のギルを稼げるウマーな敵となる。

  • 回避Lvが低くてもミンウブリンクで底上げすればもっと早く狩りが出来る。
  • 補足:携帯版での検証
    ゲーム開始40分ぐらいで倒せる力が身につく。
    最初はこいつやキラーマンティス等の魔法が使えない弱点のある敵で鍛えよう。
    • ちなみにここで20万ギルぐらい稼ぎミシディアで必要な物を買い物すれば、
      一気にパンデモニウムまで突っ切ることが可能。
    • ちなみに初期段階で倒すために魔法はファイア・ブリンクが必須。
      キラーマンティスも対象ならブリザドも必須。回避Lvだけでなく回避率99%も忘れずに。
  • 武器の熟練度上げにも最適の相手。下位種に比べてHPもそこそこあるため、多少クリティカルが出たくらいでは死なない。
    思う存分振って鍛えよう。
    特にバグ技がないリメイク版では重要。

他のプリン系モンスターの例に漏れず、魔法攻撃も特殊攻撃も行わないが、MPを持っている。
しかも、最大MPは80もあるので、「必要な分吸い取る→戦闘中に有効活用する→また吸い取る」なんて戦法が可能。
FF2でかなりの長丁場となるミシディアの塔でも出現するので、レッドマシュマロと共にMPタンクとしてうまく役立てるといいだろう。

  • 因みに、ミシディアの塔では必ず「レッドマシュマロ+ブラックプリン+レッドソウル」のパーティで出現する。
    レッドソウルの行動を封じがてら全体アスピルをかけるといいだろう。
  • 因みに、このパーティは1~7Fの内、3Fと5Fを除いたフロアで出現する。(但し、小部屋では出現しない)

FF3

アムル周辺に出現する。ブラックというよりはやや紫がかった色合い。
プリン系ではあるが、FF3のこの系統は防御力が低く物理攻撃でダメージを与えられる。


FF3版ブラックプリンは臭い息を吐く。

  • もっとも、原作版(FC版)の臭い息は単体を麻痺させるだけの技なので大して脅威はない。
    危険なのは後述のリメイク版の方。

FC版・DS版共にボムの右腕北極の風神々の怒りの三種の攻撃アイテムを盗める&ドロップする。
攻撃アイテムが強いDS版ではシーフが鍛えられていればいいアイテム稼ぎの相手になる。
なお、DS版ではプリン系ということで「斬撃」による攻撃に滅法弱い。
戦士ブラッドキングスあたりで踏み込めば、アムル到着直後でも面白いダメージが出せる。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

原作版と同様に臭い息を使ってくるが、臭い息が仕様変更により後のシリーズと同様に複数の状態異常(具体的に言うと即死石化以外の全ての状態異常)を引き起こす危険な技へと変化しているので危険なモンスターになった。
幸いにも仕様変更により(単体の耐久力は上がっているものの)敵の出現限界数が最大3体までに減っている他、先述の通り斬撃属性のある物理攻撃にも弱いので、使われる前にさっさと殲滅してしまおう。

FF4

のフィールドや月の地下通路(全エリア)に出現するプリン系の敵。
弱点属性は無いが、HPは低く、危険な攻撃もないのでまず苦戦はしないだろう。
ブレイクも効いてしまう。
エクスカリバーなら何とかダメージが通るかも。


トードで蛙にすればMPもさほど使わずに楽勝。
購入すると高額なエーテルを盗むことも出来るため、蛙にしてから盗みまくるのもよい。


FF4に於けるプリン系の五番手。SFC版系列やDS版では準最上位種だった。


週刊ファミ通に連載されていた4コマ漫画「べーしっ君」(荒井清和:作)では、「FF4イージータイプではモンスターの名前が分かりやすくなるそうですが、あなたならどんな名前を付けますか?」という街頭インタビューを受けたべーしっ君のオカンがプリン系ウォーム系インセクタス系に全て『 ち〇〇ん虫 』なるトンデモ発言を連発してリポーターからツッコまれるトンデモ回がある。(実話)

FF4(GBA版)

追加ダンジョンの試練の洞窟や、月の遺跡のオリジナルフロア(エリア1のA~C、プリンの洞窟)、「月の地下通路の記憶フロア」にも出現する。


プリンマスターのお供としても2体率いられて登場する。

FF4(DS版)

レアアイテムであるレインボープリンを0.4%の確率で落とすようになった。
また、通常攻撃に必ずスロウの追加効果が付くようになった。

FF4TA

月の民編、真月編に登場。攻撃力が高めなので、最初は気を付けねばならない。
また、今作はアルテミスの矢をごくまれにドロップするため、狩られることもある。

FF10-2

ナギ平原遺跡の奥の洞窟に登場するプリン系最上位モンスター。
前作のダークプリンジャンボプリンと同じ外見である。
通常時は、グラビデ吸収バイオで攻撃してくる。
オーバーソウル時はグラビデに加えて各種ガ系黒魔法で攻撃してくる他、HPが減るたびに魔力アップ!で魔力が上がるため、バイオで自分を毒状態にしたりグラビデで自らのHPを減らすこともある。


物理防御が高い代わりに魔法防御が低いのがプリン系の特徴なのだが、このプリンは物理防御だけでなく魔法防御までもが非常に高い。
その数値222。防御力無視の攻撃やリバースショットでもないとまともなダメージが与えられない。


だが、通常時はグラビデ、吸収が現在HP依存の割合ダメージのため、
バイオをリフレクで跳ね返すか毒状態を防いでしまえば絶対に負けることはない。
オーバーソウル時はスロウストップが有効になっている他、上記の行動から分かるように割合ダメージも有効。
チェイン中にブラスターを当ててしまえば簡単に倒すことが出来る。
また、ふきとばしは通常・オーバーソウル時両方において有効。フロリーキャリーなどで吹っ飛ばしてしまえばいい。


隠された迷宮では、アースウォーム?キングヴァーミンがいるフロアに出現する。
経験値が多い敵が出現する中で、獲得できる経験値が少ない敵。

ライブラ

通常時のライブラ解説文

黒光りした体は物理攻撃でも魔法攻撃でも、その威力を大幅に減少させてしまう。
主に妖術を使って攻撃してくる。

オーバーソウル時のライブラ解説文

黒光りした体は物理攻撃でも魔法攻撃でも、その威力を大幅に減少させてしまう。
HPが少なくなるほど、使ってくる魔法の威力が大きくなり困る。

FF10-2(ILM版)

クリーチャークリエイトで仲間に出来るようになった。STLVは【5】のみ。
ナギ平原にLサイズポッドを設置すれば捕獲できるが、チョコボ牧場のイベントで「遺跡の奥」を発見した後でないといけない。


レベルを上げるなどをして、魔物人生を見てみると…
いきなり「わしの話を聞きたいか?」と始まり昔話を語り始めた。口調からかなり老齢である事が分かる。

果てしなく遠い昔、夜の闇は光に覆われていた
その光は仲間や家族の亡骸に舞い上がる幻光虫の光だった
空の星が降り注ぎ、白夜の空が明けた時、自分は魔物になっていた
1000年の時を遡るとしよう
『シン』の恐怖を人の罪と説き、エボンはスピラを覆う力をつけてきた
生活の全てがエボンに支配される事を拒んだ自分達は「反エボン運動」を始めた
エボンの迫害はこの小さな一団にも容赦が無かった
異端とされた彼等は表向きは島流しとなったが、真実は焼き討ちされ皆殺しにされた
召喚士達はエボンのやり方にのっとり、異端者達を異界送りにしたという
亡骸は幻光虫となりて夜の闇を照らした、自分は消滅を拒み魔物として生きる事を選んだ
それはスピラの希望の光となったエボンにも闇の時代があり、
そして、犠牲になった者がいる事を歴史に刻むために現世に留まったのである

…と、これがブラックプリンの口で語られた昔話の大体の内容である。
彼の生前…正体はおよそ一千年前に生きた反エボン派の人間である。
彼は今の状況を皮肉だと言った、エボンの大召喚士によりエボンの歴史が終わりを迎えたというこの時代を。

彼は自分の使命が終わったと判断し、拒み続けた異界へと旅立つ事を決意する。
彼はユウナシンラ君と共にナギ平原に立っている。
かつてスピラは誰のものでもなく、ただ地平線があるだけで道すらもなかった。
道の無い地を自由に信じる方角に進む…それが彼の夢見た当たり前の世界の姿だったという。

このナギと呼ばれる大地で、かつて機械戦争の時代があり
『シン』との戦いがあった
無名の死者は忘れ去られ、歴史にはエボンの名が刻まれた

次に彼は「光となりて、その闇を照らそう」と言い、幻光虫となりて消滅していく。
ブラックプリンの巨体が幻光虫の塊となり、彼はその眩さに新しき時代を感じ、ユウナに語りかけた。

時代の流れを変えた者よ、迷うときあれば、わしの小さな光を見よ、おまえを導く光となろう。

非常に名台詞が多い濃密なイベント…エンディングにあったユウナの悲しそうな顔も印象的。
当時のスピラの状況を知る事もできる貴重なイベントでもあり、まるでメインストーリー並の内容である。
エンディングだけ見たらメインイベントと勘違いしてしまいそうである。

FF11

フラン(といってもFF12のキャラとは一切関係ない)族のモンスターの一種。


また、同作品には同名のスイーツが存在している。
形をまねているだけなのでゲテモノではなく、普通においしく食べられる。


詳細はこちら→ブラックプリン

FF15

シガイ」の一種。外見は巨大な黒いプリン


まるでコールタールの塊のような外見をしたプリンで、しかも巨大。
赤く光る眼を持ち、巨大な口はいつも開いており、どことなく臭ってきそうである。


手の様な部位は「ビンタ」でひっぱたいたり、「ドレインタッチ」でHP吸収したりと、案外多機能。
自分の体の一部を飛ばす「液飛ばし」で遠距離からでも攻撃してくる。
一番要注意な特殊技は「吸いこみ」で、有効範囲が広く、シフト移動で逃げるしかない。
万が一食われてしまったら、ボタン連打で逃げ出さない限り、ダメージをくらい続けるウザい攻撃。
他のプリン種同様に、地面に潜り込んで移動する事が可能。耐性が優秀で、聖属性以外の攻撃を軽減させてしまう。


DLC「戦友」にも登場し、ここではシガイの部位を落とすようになっており、体の一部である「ブラックプリンの溶液」を落とすようになった(落とさない個体もいるが)。
衝撃を吸収する溶液で、緩衝剤として活用できるそうだ。
なお、溶液でなく、稀に武器を落とす個体もいるが…。


エネミー図鑑によると、クラストゥルム水道に出没するプリンの亜種。
通常の武器の効きが悪いというプリン系の特徴を持ちつつ、様々なエレメントを取り込んでいる為に、炎や冷気、雷といった攻撃に対しても耐性があり、非常に倒しにくい。

  • 絵具であんまり多くの色を混ぜると汚らしい黒色になる事がある。だから「黒色」なのだろうか?

FFL

黄昏の章のルフェインの遺跡巨大空洞、終章・前編の次元のほころび・火に出現する。

PFFNE

AREA1-EXの4戦目に2体登場する。