FFシリーズいくつかで登場している忍刀。最強かもしくはそれに近い位置づけ。
元ネタは恐らく猿飛佐助だと思われる。
関連:武器/【さすけのこだち】
FF1
浮遊城、過去のカオスの神殿で手に入る刀。忍者のみ装備可能。
忍者の武器の中では正宗を除けば最高の攻撃力を持ち、命中率も高い。
が、FF1においてはそもそも忍者自体が地雷ジョブなのでこの武器も使われる事は少ない。
- GBA版以前では忍者の武器というくくりだけでなく、全武器中でもマサムネ・エクスカリバーに次ぐ全武器中第3位の攻撃力を持っていたりする。
- 実際は力の数値の関係で、佐助の刀を装備した忍者よりもこれより少し弱いサンブレードやディフェンダーを持たせたナイトの方が火力が出せてしまうのだが。
武器の詳細な性能は攻撃力33・命中率35・クリティカル率38(WSC版のみCT率30)。
クラスチェンジ前はどのジョブも装備できず、クラスチェンジ後は忍者のみが装備可能。
売った際の値段は30000ギル(FC版・リメイク版共通)。
ゲーム中2本しか手に入らない貴重品のため、持ち物制限のあるFC版はともかく、持ち物制限のなくなったGBA版以降では完全に不要になった後でも実際に売る人はいないと思われるが。
なぜか世界に2本ある。忍者を二人育てる人がどれだけいるのだろう?
- 例えばナイト・忍者・忍者・赤魔は意外に悪くないパーティだったりする。
高い物理防御で道中をしのぎ、ボス戦は3人がかりでナイトを強化。
クラスチェンジまでは赤魔を前衛に出すとシーフの弱さもあまり気にならない。- 初プレイ時は余程無頓着な人以外、ジョブの強さがまだよくわからない中で同じジョブを2人以上入れてスタートする事はまずないだろう。
シーフ時代の性能を知っている経験者は、縛りプレイ等あえて弱いジョブを使いたい場合以外では、同じジョブを2人以上入れる場合はクラスチェンジ前から強い戦士or赤魔を選ぶと思われる。
- 初プレイ時は余程無頓着な人以外、ジョブの強さがまだよくわからない中で同じジョブを2人以上入れてスタートする事はまずないだろう。
- なんとなく、忍者は最初二刀流ができる設定にするつもりだったのではと疑いたくなる。
実際二刀流できればナイトやスーパーモンクレベルの攻撃力になったと思うが、それだと今度はモンクの立場がなくなってしまう。
サンブレードの攻撃力、ディフェンダーの命中、シャープソードのクリティカル率を兼ね備えた武器。
クリティカル率が正常に機能するWSC版ではなかなか強力。
他のバージョンでも正宗・エクスカリバーに次ぐクリティカル率を誇る。
- GBA版以降の追加武器を除けば、攻撃力自体は全武器中第3位の高さ。
クリティカル率が正常に機能するバージョンでは、運次第でもこの刀を持たせた忍者が思わぬ活躍をしてくれるかもしれない。 - 実はCT率がFC版本来の数値として正確に機能しているWSC版の方がむしろCT率が低い。
ただ、FC版本来のCT率の数値のWSC版では他の大多数の武器のCT率がこの刀以上にかなり低くなっているため、相対的にこの刀やシャープソードのCT率が突出して高くなっている。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「こがたの にんじゃよう かたな」。
GBAでは忍者が強化されたため使われる頻度も増えたが、場合によっては正宗に取って代わられる事も。
- 正宗だけでなく、村雨に取って代わられることもある。
- それ以前に装備ボーナスがあり素の攻撃力で勝る紳士からの贈り物が存在している。
命中率がサスケより低いとはいえ忍者、シーフが使うなら大差ないし、入手可能な時期も菊一文字のほうが早い上に量産もできる。
追加ダンジョンに潜らないって言うのなら話は別だが。
追加ダンジョンに潜る場合、MPを25消費するが全ヒットクリティカルでマサムネどころかアルテマウェポンすら凌ぐ火力が叩き出せるルーンアクスも入手可能になる(運に左右されるが量産も可能)。
それらの入手までの繋ぎと使う武器も上記の菊一文字があるので、残念ながらこの刀の出番はほぼない。
その他、GBA版以降は剣と異なる「刀」として別の種類の武器へとカテゴリ分けがされるように。
といってもただ単に武器のアイコンが剣と異なる見た目になったというだけで性能や装備可能ジョブは今まで通りの他、当然ながら新たに熟練度等も導入されていないため、ゲーム攻略の面では全く何の影響もない。
FF4(GBA版)
追加ダンジョン「月の遺跡」で手に入るエッジの最強装備の1つの忍刀。
攻撃力95、命中率99%。攻撃力は従来の最強武器よりもはるかに高く、さらに素早さと知性が10上がる。
これと陸奥守、ライジングサンのお陰でマサムネの立場が完全に失われてしまった。
- 育成とアイテム収集の状況次第では、ヘイストを使えるマサムネの方が使えることもある。
陸奥守+正宗で攻撃力255になってしまうこともある。- エッジは二刀流の場合に限り『(力/2)+(レベル/2)』という計算式で攻撃力の基礎値が決定される。
最高(力・レベル共に98以上)で基礎値98となるので、この場合二つの武器の攻撃力の合計が157以上で攻撃力がカンストする。
- エッジは二刀流の場合に限り『(力/2)+(レベル/2)』という計算式で攻撃力の基礎値が決定される。
最も知性が上がる忍者刀……なのだが、英雄の盾を装備した方がさらに上がる。
忍術を使うターンは物理攻撃をしない=武器を装備する必要はないということなので、いちいち装備を変更することが億劫でなければ、忍術を使うときだけ英雄の盾×2に持ち換えるのが最適解。
そうなるとこの刀は正宗よりも攻撃力と素早さ補正が高いことが存在価値となるが、エッジはレベルが極まってくると正宗装備でもどちらもカンストする。
つまり最終的にはヘイストを発動できるという利点のある正宗に下克上される運命にある。
ショッギョ・ムッジョ!
- 一応、知性ボーナスによって正宗装備時よりも僅かに魔法回避率が上がるという長所はある。
場合によっては魔法防御回数も増えるかも知れない。
……ただし正宗装備でも知性がカンストするまで育ってたら、やっぱりこちらは不要になるが。
売値は5ギル。
刀では投げられる物とそうでない物があるが、此方は投げられる。
FF4(携帯版)
ステータス補正がなくなった。
月の遺跡虚空の回廊の宝箱から手に入る。
追加武器の相次ぐ弱体化の影響で、ライジングサンより攻撃力が下になってしまった(攻撃力75)。
エッジは忍刀二刀流という拘りでもない限り使われない、可哀想な武器。
- 無属性なので、ブルードラゴン相手にはこちらの方が強い。
FF5
伝説の12の武器の1つである忍者刀。
攻撃力99、素早さ+1、敵の物理攻撃を25%の確率で無効化する。
そこそこ強力な上に魔法剣も有効、さらに装備ボーナスと回避効果もあるため使い勝手はよく、FF1と違い忍者は終盤まで使える強力ジョブなので、この武器が使われる頻度も多い。
物理攻撃回避も忍者の最大の弱点である打たれ弱さをカバーできるため便利。売値は10000ギル。
FF1から3作跨いで久々の復活を遂げた。
盾・しらはどり・エルフのマント・マインゴーシュと回避効果が重複するが、ディフェンダーとは重複しない。
魔力ブースト忍者で後列から巻物を投げる場合は、マインゴーシュと二刀流すれば敵の打撃をかなりの確率で受け流せる。
攻撃力はディフェンダーと同じだが、ダメージ計算式における攻撃力のばらつきが違うため、安定したダメージという点ではディフェンダーが若干上。
佐助の刀は特定の条件を満たすと攻撃倍率が+1回増えるため、場合によってはこちらの方が強い。
- 佐助の刀のばらつきでの最大値は102、ディフェンダーは111。
忍者はツインランサーが強い特徴を持つため、これがダメージ最高とは限らない。
例えば右に佐助の刀・左にツインランサーとした場合、防御力の低い敵には左の方が強くなり、硬めの敵には右の方が強くなる。
魔法剣・後列ゴブリンパンチを使うなら、コレとアサシンダガーが良いだろう。
- おおよそ防御力20くらいが境目。武器カテゴリが違うため乱数のブレや倍率計算が異なるが、攻撃力が佐助の刀→99-20、ツインランサー→(61-20)×2でほぼ同等。
忍者をマスターした後も、素早さ補正の関係上すっぴんにとってはディフェンダーより優秀な場合があるので、売らないでおこう。
FF6
魔大陸にいるギガントスの撃破で手に入る忍者刀。シャドウのみ装備可能。攻撃力121、売値は1ギル。
シャドウが仲間になった時点では装備が充実していない事も多いので、嬉しい武器。
ギガントスを倒さなければ手に入らないので、気をつけよう。
強力なスリースターズを入手する為にも魔大陸でGETしておきたい。
崩壊後はバールゼフォンのレア枠から盗める(通常枠はくない)。
- 攻撃力は桜吹雪(攻撃力112、風属性)より少し上がった程度だが、向こうと違って属性が付与されていないのでオールマイティに使える。
コロシアムではこれを賭けると村雨が景品となる(対戦相手はフェイズ)。
ギガントスと戦闘経験がある状態で獣ヶ原で戦い続けていると自然に溜まっていくので、これを元手に賭け続けてより強力な武器にランクアップしてもいいが、敢えて村雨で留めてからそれを売却するのも手(村雨は1本4500ギルで売れる)。
敵ではアウトサイダーが投げる。
コロシアムでは天の叢雲を賭けるとガリュプデスが対戦相手になり、ホーリーランスが景品となる。
逆にホーリーランスを賭けるとデスマシーンが対戦相手となり、天の叢雲が景品になってループする。
これを利用してガリュプデスのレア枠からスリースターズを盗んで量産できる。
海外版の表記は"Sasuke"。
FF11
忍者専用の片手刀にして、「鎮魂武器」と呼ばれる武器群のひとつ。
ミシックウェポン「凪(なぎ)」の取得と、ミシックウェポンスキル「カムハブリ」習得の際に必要になる。
武器としては弱く、目だった特殊効果もない。名前だけ引っ張ってきたようだ。
詳細はこちら→佐助の刀
FF14
忍者の装備可能な双剣。古の英雄ゾディアックブレイブが用いた「ゾディアックウェポン」の一つ。
- デザインは短刀というより青竜刀(柳葉刀)に近い。
詳細はこちら→佐助の刀
FFT
伝説の忍者の刀。
ネルベスカ神殿に埋まっているレアアイテムの忍者刀。
攻撃14、回避率15。
強いことは強いのだが、店売りかつ追加効果が強い呪縛刀と攻撃力が1しか変わらず、攻撃力だけなら伊賀忍刀や甲賀忍刀が上にある。
忍者刀としては最も回避率が高いという長所も、入手できる頃には装備武器ガードよりも強力なリアクションアビリティが沢山あるので有り難味が薄い…と、結構微妙なポジション。
とはいえ、増殖バグやディープダンジョンなどでの乱獲を抜きにすれば、上位の忍者刀は全て一品ものなので、忍者を複数運用する場合は活躍の余地はある。
店売りの呪縛刀で充分とか言わない。
ネルベスカ神殿は一度一度クリアすると二度と入れない(正確にはバトルが出来ない)。
労働七号・改率いる凶悪モンスターの猛攻を掻い潜ってでも入手する価値があるかどうかは別にして、入手するならイベントバトルの時に手に入れよう。
PSP版ではイベントでもう一本手に入る。
FFCC
アーティファクトとして登場。こうげき+3。
DFF
カテゴリは小刀。レベル57以上で装備できる。ガード成功でBRVアップ+10%の効果がある。
ショップで忍刀、餓狼の牙、キマイラの牙×2に18630ギルでトレードできる。
DDFF
装備Lv30以上の小刀。ATK+2、DEF+36、ガード成功でBRVアップ+3%。
忍刀、スカルナイトの骨片、58220ギルでトレードできる。
DFFAC
バッツのスキンセット「ウェポンパックV」に収録されている忍者刀。
DFFOO
「佐助の刀【V】」。☆5の剣。
ゼザ専用LD武器かつ相性装備で、相性性能は「知略巡らす策士」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 116(+23) | 175(+35) | 1236(+247) | 400(+80) | 54(+10) | 90 |
相性性能「知略巡らす策士」により、LDアビリティ『ブリザードボルテックス』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。
FFL
「終章・前編」モーグリの洞窟で購入可能な忍者刀。
遂に店で売り出されるようになった。
終盤の武器だけあって全体的に見れば火力は高い部類だが、アヴァロン帝国城でさらに強力な忍者刀が手に入る。
PFF
刀のミスティックウェポン。
最大まで強化して力+177、幸運+25。
以降は「ステータスアップ」をつけて強化していく。
FFRK
FF4、FF5、FF6、FF14、FFT共鳴の武器として登場している。
- 「佐助の刀【IV】」
レア5の刀。
エッジの超必殺技「かえんりゅう」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
FF4イベント「開花する召喚士の才能」で追加された。 - 「佐助の刀【V】」
レア5の刀。必殺技や特殊効果は無し。 - 「佐助の刀【VI】」
レア5の刀。
シャドウの専用必殺技「ワイルドファング」付き。
シャドウ初登場のFF6イベント「漆黒の暗殺者」で追加された。 - 「佐助の刀【XIV】」
レア5の短剣。
サンクレッドのバースト超必殺技「活殺火遁の術?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
FF14イベント「暴虐の嵐神」で追加された。 - 「佐助の刀【FFT】」
レア6の刀。
ラムザの超絶必殺技「歴史の真実?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2016/11/18、FFTイベント「秘術を継ぎし兄妹」で追加された。
FFBE
☆8の刀。攻撃+130。装備時「にとうりゅう」が発動。
異界の十二武具の間で餓え渇く強悪な魔獣「アダフェラ?」を倒すことで入手可能。