ユクモ村近辺の山々に自生している木。
概要
- 良質で非常に強靭な木材として有名で、加工を施せばハンターの武具にもなる。
しかしその強度故に斬り倒す事は容易ではなく、素人がやろうとすれば筋肉痛になる。
ドボルベルクにとっては良質な餌。
通常の物よりも上質な物は「ユクモの堅木」、滅多に市場に出回らない最上級品は「ユクモの重木」と呼ばれる。
なおこの系列は切り株のような形をした専用のアイテムアイコンを与えられている。- MHXXではあるオトモ防具の素材としても同じアイコンが使われた。
- MHP3では渓流でしか採れないなかなか貴重な素材。
フィールド上にある倒木から採取できる。
使い道はそこそこあり、序盤では武器の強化や生産に重宝する。- 採取の際には普段とは違って剥ぎ取りと同じモーションをする。
この際には、斧や鉈で材木を削り取るような専用の音が鳴る。
倒木から木材を入手するのに、通常のかき集める様な採取モーションはおかしいのでこの仕様は納得だろう。
まあオトモは何時も通りかき集める訳だが。
採取なのにモーションだけ剥ぎ取りに成る採取ポイントは、今のところユクモの木の倒木だけである。
なお、モーションは剥ぎ取りでも実際は採取なので、試行回数を増やすには「剥ぎ取り名人」系では無く
「採取+◯」が必要。 - ユクモ村の鬼門番を名乗る青年は父親に言われてこの木を切りに行ったが、
ものの見事に筋肉痛になったという。
そんなユクモの木を片手で楽々削り取るハンターって……。- まぁ「木を切りに行った」となると、
普通に考えれば立っている木を伐採しに向かったと思われるので、
倒木から剥ぎ取り式で入手するハンターとは訳が違いそうだが*1。
渓流のエリア5でモンスターと戦っていると次々と木がへし折られていく。
ナルガクルガやドボルベルクとの戦闘では、生態通りの姿を見る事が出来る。
これ等の木は折れると消えてしまうが、そのうちの一本だけ中からハチの巣が出てくる。
このハチの巣からハチミツやロイヤルハニーを採取する事が出来る。
ちなみにこれらの木はモンスターの攻撃だけでなく爆弾やガンランスの竜撃砲などでも破壊出来るので、
ハチミツ集めの際には覚えておくと便利。- これらクエスト中に折れる木も「ユクモの木」として扱われるのかは不明。
少なくとも木の破壊跡からユクモの木を調達できるようになる、といった演出は存在しない。
- まぁ「木を切りに行った」となると、
- 最終形態まで強化した武器を一定数以上集めると勲章が手に入るが、
ユクモの木を素材として使用するユクモノシリーズの武器は非常に安価で、
なおかつ下位素材のみで最終形態に達するので、ひたすら渓流の採集ツアーに出かけたり、
はたまたクエスト中に隙を見つけてはユクモの木を採集して武器の素材にするハンターも存在する。
火山でひたすら採掘する人は一心不乱にピッケルを振るうその様子から炭鉱夫と呼ばれているが、
渓流でユクモの木を集める人の場合だと、ひたすら木を伐り続けるその様子から木こりと呼ばれている。
採集用装備を着て背中にこの武器を背負えば完璧である。
- 採取の際には普段とは違って剥ぎ取りと同じモーションをする。
- MH3Gの渓流では倒木は確認できるものの、ユクモの木の採取は不可能。
工房では普通にユクモノ防具を売っているが、
上位で作成可能なユクモノ天・地の素材にユクモの木系を使わなくなっているため、
ユクモノ防具も素材が違うのかもしれない。
- MH4では渓流にも行けなくなった。
が、ユクモノ装備は素材を変更されて続投。
そのためか、ユクモの木や暖かい毛皮で作ったユクモノ装備とは段違いに高性能化した。- バルバレにいるユクモ村出身のハンターが着ているユクモノ装備は、
きちんとユクモの木で製作されたもの…かもしれない。
少なくとも、プレイヤーと同じものではないはずである。
- バルバレにいるユクモ村出身のハンターが着ているユクモノ装備は、
- MHXでは渓流が復活。そして今作では3Gではできなかった倒木からのユクモの木採取が可能となった。
採取なのに剥ぎ取りモーションなのと、専用の採取(削り取り?)音もそのままである。- また、同作では新たに“ユクモヒノキ”なるものが存在することが判明。
アイテムとして手に入るのではなく、勲章「ユクモヒノキの湯桶」でその名が確認可能。
ユクモの木と何かしら関係がありそうではあるが、現時点では詳細は不明。 - ちなみに、アイルーでも問題なく剥ぎ取ることができる。
通常の剥ぎ取り同様、軽快にナイフを振り回して剥ぎ取っていくのだが、
きちんと剥ぎ取れているのかちょっと不安である。
また、ニャンターが木を剥ぎ取る音は中々心地よいので一聞の価値あり。
でもオトモになるとナイフ無しで集めちゃうんだぜ!! - ボタン押しっぱなしの連続採取にも対応している。
しかしモンスターからの剥ぎ取りと木の採取ポイントが被った場合でも、
剥ぎ取りからそのまま採取に移る事は出来ない(逆も然り)。
採取も剥ぎ取りも両方済まそうと押したままにしても片方しか取れないので一応注意。 - ユクモノシリーズの項目に書いてあるが、この防具は布地まで木でできていることがMHXで判明した。
木の繊維を丁寧に編み、長旅や狩りにも耐えうるよう丹念に加工するのだろう。そこには職人芸が光る。
このことから、ユクモの木が生活から武具にまでさまざまな場面で重宝されるのは、
木の繊維が非常に高い密度で集まっているためにとても頑丈でしなやかだから、ということが分かる。 - 集会所上位中盤に差し掛かった頃に、ゼヨ船長からネバネバ道場開設の為の素材として、
納品依頼が舞い込む。木こりで無くとも集めておこう。
因みに用途は練習道具に建築資材と至って普通。
- また、同作では新たに“ユクモヒノキ”なるものが存在することが判明。
- MHXXでは満を持して(?)G級素材である「ユクモの重木」が登場した。
- 天彗龍を巡る村上位の序盤で、
木を伐り続けるハンター木こりを襲ったロアルドロスを狩猟したお礼にと
『ユクモ村の渓流で取れるとても頑丈な木』が贈られ龍識船の強化に使われる。
明言されてはいないが「ユクモの木」であると見て間違いないだろう。
- 天彗龍を巡る村上位の序盤で、
余談
- 「堅木」という単語は現実に存在し、「かたぎ」と読む。
広葉樹の樹木を指す単語でありユクモの堅木もこれに合致しそうだが、
「堅殻」あたりの堅○素材と合わせたのか、こちらの読みは「けんぼく」である。- 因みにヒノキは針葉樹である。
なので「堅木(かたぎ)」とは言わず「軟木(やわぎ)」と呼ばれる。
上記の「ユクモヒノキ」=「ユクモの木」だと仮定した場合、
ヒノキ(=やわぎ)であるユクモの木は「かたぎ」ではないので「けんぼく」という呼び方になった…
と考えれば一応筋は通る。
- 因みにヒノキは針葉樹である。
- ユクモの重木は読み方はやはりと言うべきか「じゅうぼく」だが、
現実では特定の船の船底構造部を「重木」と呼び、こちらの読み方は「おもき」。
「重木」で「しげき」と読む苗字もある。
- ベルダーネコワンドは木の端材のみ要求される。
ああ見えてユクモの木を加工して出来ているらしい。