MHP3で初登場した防具。MHP3ではプレイヤー初期装備であり、その後の作品でも頻繁に登場する。
MHW:Iでは予約特典の重ね着装備として登場した。
目次
概要
- 公式の発表時やMHP3パッケージイラストのハンターが装備している装備。
上から笠、胴着、籠手、帯、袴なので装備すると和風な出で立ちになる。
- 上位になると剣士用なら「天」、ガンナー用なら「地」がつく。
G級では「極天・極地」となる。
性能
MHP3
ユクモノシリーズ
- MHP3の初期装備で剣士とガンナーの共用装備。
防御力は1(一式装備で+5)しかなく、耐性もほとんどが±0。
ユクモノ天・地シリーズ
- 上記したように、上位では剣士用のユクモノ・天とガンナー用のユクモノ・地に分かれる。
上位装備とはいえ元が初期装備では大して強くはないのでは、と思うかもしれないが、
実はこの装備、かなりの万能ぶりを発揮している。
- 剣士の場合、精霊の気まぐれ、精霊の加護、体力回復量UP、砥石使用高速化が発動。
一定確率でダメージを軽減しつつ、回復薬の強化により復帰も容易に、
上位上がりたてで何かと物要りな時期に、採取アイテムが長持ちする気まぐれスキルも嬉しい。- 一方ガンナーの場合、砥石使用高速化がブレ抑制になった以外はスキルに変化はない。
ガンナーは元々被弾しない前提のため、上位モンスターの動きに慣れるまでの練習用といったところか。
- 一方ガンナーの場合、砥石使用高速化がブレ抑制になった以外はスキルに変化はない。
- そしてそのスロット数。各部位すべてに2つ与えられており、全部で10個。
さらに、マイナススキルのポイントが存在しない。
お守りやスロ3の武器を上手く使えば、スキルを同時に最大8つもつけることができる。
- 同じく上位序盤から作れるジャギィSシリーズと比べると、あちらが攻撃に特化したスキルが発動する一方で、
こちらは守りや補助に特化したスキルが発動する。
防御力は劣るが、属性耐性は(龍耐性以外は)優れていると言った点がメリット。上手く使い分けよう。
- 村でジエン・モーランのクエストをクリアすると、農場で低確率ながら上位素材を入手できるようになる。
手間はかかるが、下位のうちから一式装備を作成することも可能。
下位装備とはひと味違う上位装備の性能を一足先に味わうことができる。
MH3G
ユクモノシリーズ
- まさかのMH3Gにも登場。タンジアの港の武具屋にて販売している。
防御力は一式で+10と雀の涙程度に強化されている他、スロット数も1増えて4に成っている。
スキルはP3時から変更され、広域化+1、隠密、そして引き続き精霊の加護。
ただし、一式装備での耐性はMHP3の雷耐性+15に対して火耐性-5、雷耐性+5となってしまった。
- 上位の天地シリーズは素材から作ることも可能なのだが、何故か下位の無印シリーズは「生産」できない。
このため、こちらを使いたいという場合は店で買うしかない。
ユクモノ天・地シリーズ
- MHP3同様に、上位では剣士用のユクモノ・天とガンナー用のユクモノ・地に分かれる。
しかしスロット数は下位と同じ4のままで、P3時と比べて大幅に使い勝手が悪くなった。
上位装備も一式で下位と同じ広域化+1>スキル/広域、隠密>スキル/気配、精霊の加護が発動。
それに加えて、剣士用のユクモノ・天では砥石使用高速化が、
ガンナー用のユクモノ・地ではブレ抑制+1が発動。
- 本作ではユクモの木が採取できないためか、王族カナブンと暖かい毛皮が主な素材に成っている。
また、港上位突入後なら港の鍛冶屋で購入することも可能。
MH4
- オトモ装備とともにMH4にも登場。
MH3Gの時とは違い上位の『ユクモノ天・地シリーズ』のみが登場、本編クリア後に生産可能となる。
どういうわけか今作ではラスボスのダラ・アマデュラの素材を使用して生産する。
そのためか、とんでもない強化を受けた。
- 一式での発動スキルは砥石使用高速化(剣士)/装填速度+1(ガンナー)、体力回復量UP、精霊の加護。
さらに剣士用は匠が6pt、ガンナー用は装填数が6pt付いている。
空きスロットは各部位2つずつの合計10個とMHP3時の仕様に戻った。
レア度は6で、剣士用の初期防御力は300*1と、かのキリンSシリーズと同格。
耐性も火耐性がわずかにマイナスなだけで、ガンナー用に至ってはマイナス耐性なし。
- 非常に重要なのは未発動の部分のSP。
お守りを持っていれば一発で発動できるし、装飾品を使って無理やり発動しても2つスロットが残るため、
この装備を作れる人ならまず間違いなく持っているであろう3スロのお守りがあれば、
斬れ味レベル+1or装填数UPに加え、5スロスキルが武器のスロット関係なく発動できてしまう。
その上マイナススキルどころかマイナスのスキルポイントさえも一切存在しないため、
全部位に2スロが付いていることもあって組み合わせに使ってもかなりの性能を誇るなど、
一式、組み合わせ共に優秀の一言、正に非の打ち所がない超高性能防具となっている。
念の為に確認するが、この記事で紹介している防具はユクモノ天・地シリーズである。
初期装備とはなんだったのか。
- この一式で使っても組み合わせに使っても凄まじい性能を発揮することから、
本来のダラ・アマデュラの防具であるリベリオン・ライオットシリーズの立つ瀬がなくなってしまった。
一部ではこのユクモノ天・地シリーズこそが本来のダラ・アマデュラの防具で、
リベリオン・ライオットシリーズがおまけだとまで言われる始末。
向こうは一式だと話にならない性能で、組み合わせ前提となっていることもこの扱いに拍車をかけている*2。
- 一応難点を言えば、その和風デザイン故に見た目的な組み合わせがなかなか厳しい。
特に頭は匠+2、研ぎ師+3でスロ2というMHP3のダマスクの頭装備を彷彿とさせる高性能ゆえに
剣士でシミュを回すと高確率でヒットしてしまう。
見た目がそのまま笠なので鎧になる事が多い他部位との相性はすこぶる悪い。
厳ついアカムトなどと合わせざるを得なくなり、頭を抱えているオシャレハンターも多いだろう…。
この時から防具合成があれば…
- 上述の通り、MH4およびMH4Gでこの装備を作るためにはダラ・アマデュラを狩らなければならない。
だが、製作のための素材集めの難易度はリベリオン・ライオットシリーズよりはやや低めである。
ユクモノ一式を揃えるためには一番剥ぎ取りやすい鋼皮をメインに、
頭から尻尾までの素材をくまなく少量ずつ要求される。
また、入手難易度の高い素材である凶星の破片を要求される数も、あちらは6つであるのに対し、こちらは5つ。
あとは遺跡平原で戯れるガーグァから羽を一本むしってくればユクモノシリーズは完成する。
ただし、ユクモノ装備はそう易々と作れる装備なのかと言えば、それは大間違い。
ここで曲者になるのが、上述した凶星の破片である。
ユクモノシリーズでは凶星の破片が各パーツごとに必ず1つずつ要求される。
つまり、この装備を作ろうとするならば、ただダラ・アマデュラを狩れば良いという話ではなく
戦いながら採掘が出来る程度の余裕を持ってダラ・アマデュラを討伐し続けるか
巨大蛇がのたうち回る中での採掘マラソンを前提に狩猟に赴くことがどうしても避けて通れないのである。- 前述でリベリオン・ライオットシリーズでは凶星の破片の必要数が6つと述べたが、
必要個所は腰部に集中している。
リベリオン・ライオットシリーズは一式を揃えるというよりは複合装備として扱うことが前提なので、
必要なパーツが腰部以外であれば凶星の破片を集める必要はない。
代わりに金銀夫妻を狩ったり看板モンスターの触角を折ったりラスボスの光玉を求める必要はあるが。
- 前述でリベリオン・ライオットシリーズでは凶星の破片の必要数が6つと述べたが、
- バルバレにユクモ村出身のハンターがいるので、序盤の段階でこの装備を見ることはできるが、
上記の通り、作成・装備できるようになるのはかなり終盤になってから。
なかなか生産リストにこの防具が現れず、「一体いつになったら作れるようになるんだろう?」と
やきもきしていたハンターは多いことだろう。- なお、そのハンターは「ユクモ村出身」とのことであるため、
彼のユクモノシリーズはユクモ村で(=MHP3で)作成する際に要求される素材から作られていると思われる。
話している内容からして蛇王龍どころか雷狼竜を狩れるかも怪しそうだし。
- なお、そのハンターは「ユクモ村出身」とのことであるため、
MH4G
- 残念ながらG級版は登場せず。
優秀な防具なのは変わらないため、MH4で製作していたならG級序盤を駆け抜けるには丁度良い。
ただ、今からMH4Gを新規でプレイするハンターが製作するには、
如何せん相手が相手だけにいささかハードルが高すぎることは否めない。
G級では繋ぎの側面でもユクモノシリーズよりも優秀な防具が大量に存在しているので、
必死にダラ・アマデュラと連戦するよりもさっさとG級に上がってしまった方が楽である。
一通りの需要が落ち込んだので、MH4当時の栄光は過去のものとなってしまったと言える。
- 一方、G級防具といえど刀匠を持つ装備が出てくるのはG☆2のレウスXグリーヴからであり、
かのドクドミ装備の要となる怒天・真シリーズの生産もG☆3まで待つ必要がある。
それまではリベリオンメイルと胴系統倍化に頼らざるを得ないので、
相対的に見てダラ・アマデュラ防具としての立場も逆転してしまったとも言えなくもない。
無論、ダラ・アマデュラと連戦してまで“繋ぎ”として作る必要性があるかは微妙なところだが。
MHX(X)
- ユクモ村の再登場に伴い、前作から続投。
ユクモ村の村長の依頼2のクエスト「青熊獣アオアシラ」をクリアすることで解禁される。
- MH4(G)では超強化の代わりに作成の超高難易度化を果たしたユクモノシリーズだが、
MHXではそれらが夢だったのではないかと思えるほど、上位下位ともに簡単に製作することが出来る。
久しぶりにユクモの木をメイン素材としており、ある意味、本来のポジションに戻ってきたと言えるだろう。
従来の仕様どおり、下位の「ユクモノシリーズ」(剣士・ガンナー共通)と
上位の「ユクモノシリーズ天・地」に分かれている。
下位と上位の共通点として一式で見切りが発動し、回避性能も発動させやすい程度にポイントが入っている。
- 村★4クエスト時点でユクモ村の村長と会話をすると、
本装備はユクモの木の繊維から織られた生地で作られている事が判る。
村長が着心地について太鼓判を押している事から、この繊維は衣料品素材としても相当優秀な物と思われる。
おそらくユクモの木の強靭さは、この繊維が高密度に凝集している事に由来している。
ユクモノシリーズ(下位)
- 製作難易度は極めて低い。
渓流の採取でたっぷり手に入るユクモの木をベースに、汎用的な採取系素材とガーグァの羽一枚で製作可能。
要は、渓流で採取に勤しめば作成できる。
まさしく、準初期装備といったところだろう。
- 上述の通り、発動スキルは見切り+1に回避性能のSPが5ポイントと意外なほど優秀。
そのうえ、スロットが5個空いている。
最序盤で火力を上げるスキルがつく&5スロスキルを手軽に発動できる、その恩恵は決して小さくない。
特に会心率の効果が大きく出るボウガンと相性がよく、属性耐性のマイナスもないため、
相手を選ばずに駆け出しの狩りの効率を上げるだろう。
大型をいくらか狩れる様になれば他にも攻撃スキルが発動できる装備も作れるようになるが、
それまでのつなぎには十分。- ちなみに腕と脚を狗竜の革篭・革腰当に換装すれば見切り+2が発動し、
さらに空きスロット4つに達人珠を入れ、残り1ポイントをお守り等で補えば
序盤の装備にして見切り+3が発動する。
今作における序盤の定番ファンゴジャギィの混合装備と比べると一歩劣るものの、
こちらも序盤の火力装備としては十分に活躍が見込めるだろう。 - 回避性能を発動させるためには混合装備として組み込むか護石や装飾珠を使う必要があるが、
今回は回避珠の生産時期がかなり遅いので、回避性能+1に持って行くのは少々厳しいか。
それらを準備できる段階であればこちらより優秀な装備をいくらでも作れるようになっているので、
あまり気にかけなくても良いかもしれない。
とはいえ、回避性能を発動し防御力を補強すれば
初期防具とはいえ下位終盤ぐらいまで着て行ける能力はある。
- ちなみに腕と脚を狗竜の革篭・革腰当に換装すれば見切り+2が発動し、
- 下位終盤にもくるとあからさまに防御力不足になってくるので、
ユクモ村関連のクエストを後回しにしている場合には出番が無いかもしれない。
しかし、繰り返すが製作難易度は極めて低いので、
過去作で思い入れがあるというハンターは記念につくってみてもいいだろう。
ユクモノ天・地シリーズ(上位)
- 剣士版はユクモノ・天、ガンナー版はユクモノ・地と分かれ、
スキルは共通で見切り+2が発動。5スロも健在。
回避性能はあと2ポイント足りないが、護石と装飾珠を上手に使えば
あまり苦労せずに見切り+3や回避性能+2の装備が作れるし、下位に引き続き5スロスキルの装備も可能。
お守りと相談すればそれ以外にも色々応用が利く。
- 上位装備の中では最も製作難易度が低い部類。
ユクモチケットさえ集まっていれば、上位を解禁した時点の採取クエストのみで即座に作成可能。
下手な下位装備よりも簡単に製作できる上、上位序盤の大型モンスターを相手するには十分な防御力と火力も確保できる。
そのうえ下位と同じくマイナスの耐性属性がないので、
「上位に上がったぞ、さぁなに作ろう!」と思い立ったら、とりあえず作ってみてもいいだろう。- 製作だけでなく強化にもユクモチケットが必要になるため、
チケットを無駄遣いしたりユクモチケットと足湯チケットの在庫を勘違いしたりしないように注意。 - DL環境がある場合はアロイSの方が作りやすいかも知れない。
- 製作だけでなく強化にもユクモチケットが必要になるため、
- ただし大きな問題が1つ存在しており、それはユクモの堅木がキー素材となっている事。
これは上位の渓流で倒木を剥ぎ取ることでしか採れないため、
作成リストに並ばない事態が発生しやすいのである。
また、入手確率の低い「丸鳥の羽」を総計11枚も要求してくる点も注意。
多少時間はかかるが、ふらっとハンターなら確実に2枚手に入るのでそちらに任せると気楽である。
ユクモノ極天・極地シリーズ(G級)
- MHXXでついに登場したG級版ユクモノシリーズ。
一式で見切り+2、回避性能+1が発動する。空きスロットは7つに増えた。
SP自体は達人が16、回避性能は13あるので、上位スキルに持っていくのは簡単である。
武器攻撃力も、G級強化によって見切りの効果が攻撃力UPを上回る物が増えてくる。
大型モンスターの素材も一切要求されず、G級最序盤で加工屋に並ぶ防具としてはかなり高水準のスキルである。
- ネックとなるのはユクモチケットG。
ユクモ村のG級依頼をいくつかこなせば3枚まとめて手に入るが、
G1時点で一式分を集めきるのは非常に手間がかかる。
G級最序盤で並ぶと言ったが、G級最序盤で作れるとは言っていない
そこまでしてこの装備を作るなら、さっさと先へ進めて
他の大型モンスターの防具を作るか、交易窓口で交換できるようになってから作る方が楽。
MHW:I
- ユクモ村どころかかつてのフィールドすら出ないMHWだが、
その有料拡張コンテンツ、アイスボーン予約時の限定特典として重ね着装備が登場している。
ただし、重ね着装備のみで防具としては実装されていない。
MHWにおけるオリジンシリーズと同じポジションと言える。
MHR:S
- 和風な世界観のMHRiseではまたも復活を逃したが、アップデート版のMHR:Sではマスターランク限定装備として復活。
今回はMHW:Iの時とは違いしっかり防具として登場する(勿論重ね着も生産可能)。
MR★2で発生する船乗りのピンガルの依頼クエストをこなすと解禁され、主にビシュテンゴの素材を使う。
- 一式での発動スキルは見切りLv7、回避性能Lv5、体力回復量UPLv3、耳栓Lv3。
装備品スロットはLv1と2しか存在しないため拡張性は悪いが、MR序盤の装備としては十分使える。
部位単位では見切りLv2と回避性能Lv2、Lv1スロ3つを持つ腕、見切りLv1と耳栓Lv2を持つ胴が使いやすい。
特に、腕は傀異錬成でLv2以上のスロットを開けることができれば汎用性の高いパーツにすることが可能。
- なお、エルガドの船着き場ではたまにユクモノカサがアイルーダルマなどと一緒に置かれる事があり、
この時ピンガルに話しかけると、ユクモ村にちなんだ換金アイテム4種のうち1つがランダムで貰える。
売却する以外に使い道は無いが、説明文はMHP3を遊んだハンターにとっては懐かしく思えるだろう。
MHF
- 遷悠防具として登場。名前も「ユクモシリーズ」と変更されている。
MH4では前述の通りの超強化を受けたが、MHFでは更なる強化を遂げた。
以下に記すのは、最終強化時の「ユクモGXシリーズ」の性能である。
- …と、他シリーズと比べてもインフレが激しいMHFではあるが、それにしても異常なほどの強化である。
本当に初期装備とは何だったのか。
ただし、MHFにおけるユクモシリーズは一種の課金装備であり、
基本的に1部位の作成に5600円掛かる*3ものとなっている。
- 上述したように性能は非常に良いのだが、G8で実装されたモンスター装備の遷悠防具
(ジンオウシリーズとバンギスシリーズ)もこれに匹敵、
あるいは凌駕するレベルの凶悪なスキルが発動するようになっており、
他のG級防具と比較しても、このユクモシリーズに匹敵する防具は多数存在する。
また、属性耐性値半減の補正がかかるG級では驚異的な属性耐性も思いのほか力を振るわない。
対辿異種の属性やられ対策としてならば万能ではあるが、
今度はG8までの環境に適応したスキル構成が重くのしかかってくる。
激運に関してもMHFでは「激運を付けつつありったけの火力スキルを盛り込む」ことも十分可能であるし、
天廊武器に激運の天廊石を付けるなどの手段もある。
ご利用は計画的に。
ユクモノネコシリーズ
- MHP3より登場したオトモ用装備で、ユクモ周辺で採れる木や皮を使って作られる。
その着心地は良く長旅にも最適だとか。
- どんぐりネコシリーズ、マフモフネコシリーズと共に、初期装備としてお馴染み。
ハンター用防具はMH4にて強力な性能を得たが、こちらは一貫して初期装備としてのポジションを保っている。
…かと思われたが、MHXXより登場したG級版装備はあろうことかG級終盤並の性能を手に入れてしまった。
- 強靭な事で知られるユクモ地方の木を削り作られた「ユクモノネコ木刀」は、
叩かれるとタンコブができるほど硬い。
木刀なので飛竜の尻尾を切断する程の鋭さに加工出来なかったのか、あくまで打撃武器として扱われる。
- 上位になると「ユクモノネコ木刀・鰹節」と銘が変わる。
鰹節という銘が付いているが、あくまで木刀。- 削る前の鰹節は非常に硬く、削るのに専用の工具が必要な程。
また、"猫に鰹節"ということわざがあるように、ネコの好きな物としてのイメージが付いている。
強烈な硬さを誇るオトモ用武器としてはまさにピッタリなネーミングである。 - 現実のネコに鰹節を与え過ぎるのはミネラル過多となってしまい、
ネコの健康の為にはあまり良くない。
どうしても鰹節をあげたいなら、たまに少しの量を与える程度に留めておこう。
- 削る前の鰹節は非常に硬く、削るのに専用の工具が必要な程。
- 防具は「ユクモノ(S・X)ネコカサ」、「ユクモノ(S・X)ネコドウギ」の二つ。
装備した見た目はハンター用のものと瓜二つ。
折角ならばハンターとペアルックにしてみてはいかがだろうか。
- 防具の着彩設定にも対応している。
笠の真ん中と赤い紐の部分がカラー変更に対応している。
余談
- 説明文を見ると「この地方での標準的な旅装として採用されている」らしいのだが、
湯治などでユクモ村を訪れるココット村やポッケ村、モガの村等の村人は普通に各村の衣装を着ていたりする。
村に到着した後に着替えているのだろうか?
それとも採用されているだけで人気は無いのだろうか?- 身も蓋もない事を言うなら、
「ユクモ村でユクモノ装備をしていたら、それが他所から来たキャラクターだと分からないから」
といった演出的な都合によるものと考えられる。 - 旅装とはこれから旅に出る前の段階で用意するものであり、
他地域からユクモに向かう旅であれば地元の服装で出発するのが基本。
説明文を全て読めば「ユクモの地元の人々が旅を含めた各種の活動に愛用する衣装」という意味合いとわかる。
- 身も蓋もない事を言うなら、
- ノベル版第5弾の登場人物の一人、ティカルのトレードマークである。
彼女は劇中での狩猟において、この防具以外の装備を披露した事が無い。
因みに武器もユクモノ銃槍一派を愛用しており、こちらもまた手放した事が無い筋金入りである。
しかし彼女は相当な才能の持ち主だったのか、ハンターデビューから僅か数ヶ月でボルボロスの単独狩猟に成功しており、
上位に昇格してからはイビルジョーやナルガクルガ亜種といった強敵にも
一貫してユクモノ・天シリーズで挑んでいる。
しかも上位モンスターが相手では戦力不足になりがちであるはずのこれ等の装備でもむしろMVPレベルの活躍をする。
初登場時はドスジャギィすら狩った事が無かった、
それどころかそのドスジャギィにトゥークと共に挑み、敗北を喫していた彼女が、である。
その成長ぶりと才能は目を見張るものがある。
もしかして彼女が装備していたのはMH4仕様のユクモノ・天シリーズなのでは……。
まあもっとすごい奴はいるのだが。
- その風貌から、「不思議のダンジョン」シリーズの主人公:シレンみたいだと言われていたが…
MHP3の一週間後に発売された不思議のダンジョンシリーズ最新作、
『風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』の中に登場するモンスター図鑑の説明文に、
下記のような文章が発見された。
…あからさまにMHP3及びこの防具の事である。「さんどがさでモンスターをハンティングする人がたくさん現れるというウワサを聞いた。
シレンを見かけウワサは本当だったのかと おびえている。」
関連項目
世界観/ユクモ村
アイテム/ユクモの木
モンスター/ガーグァ - 頭部位を作るのに羽根を一本むしってくるのがお約束である。
モンスター/ダラ・アマデュラ
防具/リベリオン・ライオットシリーズ - 同じく蛇王龍の素材を用いて作成される。
防具/城塞遊撃隊シリーズ - 同じく笠や帯で構成された防具。登場したのはこちらが先。
ゲーム用語/初期装備
メインシリーズにおける固有の初期防具
防具/マフモフシリーズ - MHP2(G)
防具/ブレイブシリーズ - MH4(G)
防具/ベルダーシリーズ - MHX(X)
防具/カムラノ装シリーズ - MHR(:S)
防具/ホープシリーズ - MHWilds