- 注意事項 (記事閲覧前に必ずご一読ください)
- 本項目は、発売直後の作品『モンスターハンターワイルズ』の
事前情報に無い要素(ネタバレ)を扱っています。
該当作品をプレイしていない方は注意してください。
編集を行う際は編集ルールを熟読した上で、ネタバレを避けている方への配慮をお願いします。
規制解除予定日:2025年3月28日
MHWildsで初登場した、東地域で採れる貴重特産品アイテムの一つ。
「一夜花の月華粉」と読む。
目次
概要
- この花粉を得られる「儚げな花」は、各フィールドの決まった場所に生えてはいるものの、
開花するタイミングは満月が出ている夜のみになる。
月が欠けていれば開花しないため、ゲーム内における満月の日が来るまで我慢する必要がある。
MHWildsにはレア度6の貴重な特産品を10種類集めると得られる称号(実績)があるが、
このアイテムの入手が最も手こずると言えるだろう。- 採集を行うとカメラがズームアップし、美しい花と嬉しそうな表情で花粉を瓶に詰めるハンターが映し出される。
- そして何より、このアイテムの用途は非常に優れている。
交わりの峰スージャの住人、セッカとのもちもの交換で一夜花の月華粉1個を提供すると、
なんと「金の錬金チケット」または「金の遺物チケット」1枚と交換ができる。
このチケットはMHWilds上位環境において最も多くの錬金値を付与できる代物で、
1枚だけでも最上級のマカ錬金を効率良く回すことが可能である。
肝心の入手方法も発売時点ではもちもの交換に限られており、
特にキラカメンとの取引では、1枚集めるのにも苦労する古びた竜彫貨を30枚も必要とするため、
それと同価値の月華粉1つはエンドコンテンツやり込み勢にとって喉から手が出るほど欲しい一品なのである。- 他にも、上位防具の最大強化に重宝する堅鎧玉×3とも交換が可能なのだが、
こちらも月華粉1つで取引が成立する。
それほど、スージャの住人にとってはこれ以上無い最高級の特産品として愛されているのだろう。
- 他にも、上位防具の最大強化に重宝する堅鎧玉×3とも交換が可能なのだが、
回収方法
- まずはフィールドに出ている月の月齢を見極める必要がある。
現実世界と同様、MHWildsの月は右側の面積が増えると満月に近づき、逆に右側が減ると新月に近づく。
そして月が見えなくなる新月の概念は無く、月は必ず目に見えて昇る。- 今作における月齢は以下の7段階に分けられている。
- 1.更待月(左側に面積が大きい月)
- 2.下弦の月(左側に半分の月)
- 3.有明月(左側の月)
- 4.三日月(右側の月)
- 5.上弦の月(右側に半分の月)
- 6.十三夜の月(右側に面積が大きい月)
- 7.満月
- 今作における月齢は以下の7段階に分けられている。
- 月齢が分かった後は、日付の調整が必要になる。
満月でなかった場合は、キャンプのテント内で休憩を行い、
月が最も見えやすい豊穣期の夜を指定し、ギルドポイント300ptsを消費して一日を進める。
十三夜の月になれば満月前夜のサインなので、その翌日の夜に儚げな花が生えている場所へ行く…
といった流れである。
- 発売直後のバージョンでは一夜花の月華粉を何度も回収できるという裏技が存在し、
リタイアマラソンの周回ペースを整えると同じ日に10個以上の回収も容易であった。
隔ての砂原では、 Chapter5-1で受注可能となる歴戦バーラハーラ狩猟のフリークエスト「歴戦の沙海竜」が
豊穣期かつ月が昇り始める時刻に開始されるため、花粉回収に最適な環境を生み出していた。
このクエストでは開始から1分10秒が経過すると採取が可能になり、
儚げな花は、エリア10の緋の森へ続く道の入り口付近にある木の下と、
エリア3南部の簡易キャンプの側にある壁を登った先に生えているので、この2つを回収して終了となる。
この周回は「一夜花マラソン」としてネット上で瞬く間に拡散・注目された。- 満月の前日は、任意の環境で昼*1を指定して一日を進めるとより効率が上がっていた。
また、特定のストーリーチャプターでは月が満月のまま固定される場面があるため、
意図的に進行を止めて回収し続けるといった手法もあった。
「特定の手段で一部のアイテムを繰り返し入手できる仕様」の見直しの一環として、
開始時間が固定されたクエストでは月齢がランダムになるようになり、
短時間に連続して回収する行為が不可能になった。
鳥の隊ハンターはようやく花屋を卒業できたようだ
これらを利用すれば、狩猟どころか抜刀すらしなくても装飾品やアーティアパーツを集められることから、
開発陣も看過できない不具合であった模様である。- 同時にプレイヤー側が有利となる他の不具合*2も修正されたこともあり、一部のプレイヤーは狼狽することとなったが、
「ゲーム体験を損ねることに繋がるので仕方ない」といった趣旨の意見が多く寄せられたようだ。
こういったプレイヤー側が有利になる不具合、最近の派生作品にもあったような…。
- 満月の前日は、任意の環境で昼*1を指定して一日を進めるとより効率が上がっていた。
余談
- 儚げな花のモチーフとなったものは、世間でもよく知られる「ゲッカビジン(月下美人)」であろう。
コウモリによって受粉するサボテンの仲間であり、主にメキシコから中米にかけての熱帯雨林に分布している。
初夏から秋の間に開花するが、花を咲かせることにエネルギーを使い果たしてしまうため、一晩で萎んでしまう。
これが2~3回ほどに分けて開花する性質から、月齢になぞらえて月に関連する花として扱われた。
開花のタイミングは必ずしも満月である必要はないのだが、実際に満月の日に咲く確率は高い傾向にあるようだ。
関連項目
アイテム/植物
アイテム/特産品
フィールド/月
フィールド/隔ての砂原
フィールド/緋の森
モンハン用語/肉屋 - 「花屋」について記載あり