アイテム/アルビノエキス

Last-modified: 2023-07-25 (火) 11:57:46

奇怪竜下目に属する飛竜(フルフルやギギネブラ、そしてその亜種)から採れる特殊なエキス。
ギギネブラから発見されるまではフルフルの体液と断定されていた。

目次

概要

  • 単体では効果は無いが、鬼人薬硬化薬とうまく調合するとその効能を増強することができる。
    お世話になるハンターも多いだろう。
    しかしその調合の難度は高く、調合書を読まずに作るのはなかなか難しい。
  • アルビノの飛竜から採れるエキスということで、エキスのアイコンは白色となっている
    (ただし、MHP2G以前のアルビノエキスのアイコンは青色)。
    しかし厳密に言えばフルフルもギギネブラもアルビノという訳ではない。
    • 生物学的に、「アルビノ」とは白化個体*1のことを指す言葉である。
      しかし、フルフルもギギネブラも元々なんらかの体色を持っているものが
      突然変異でああなったわけではなく、それぞれの住環境に適応した結果の白色であり、
      生物学的にはこれをアルビノと呼ぶのは正しくない*2
      まぁ、モンハンの世界の単語が我々の言語と同じ意味を持つという証拠はなにもないし、
      あの世界では白っぽい生き物は残らずアルビノと呼ぶのかもしれない。
      ちなみにギアノスも一時期「白ランポス」と呼ばれていたが、
      あれも雪山に適応した結果白くなっただけなのでアルビノではない。
      モンハンで正しくアルビノと呼べるのは、
      恐らく黒龍と同種でありながら何らかの要因で白く染まった祖龍の方である
      (こっちもこっちでまともな生物学の常識が通じるか怪しいが……)。
    • もしくは最初に採取できた個体がフルフルで、白い通常種だったためこう呼ぶようになったか。
    • 英語版ではPale Extract(青白い色のエキス)と訳されておりアルビノの要素は廃されている。
      日本版もその呼称にしておけば前述の議論は起きなかったかもしれないが…。
  • フルフルやギギネブラを狩らなくてもトレニャーやモンニャン隊がかなりの確率で拾ってくる上、
    複数個纏めて持って帰って来る場合が多いため、定期的に生息地へ送り込んでおくだけで数を集められる。
    光蟲やネット等、他にも有用な素材もついでに拾って来るので無駄がない。
  • モンスターの素材は大概99個まで所持できるが、このアルビノエキスは20個までしか持てない。
    とは言え、大量のアルビノエキスを持ち込まなければならないような状況など考えられないし、
    一度のクエストでアルビノエキスが20個以上手に入るというのも考えにくいため、
    この最大所持数が邪魔になるような事態などまず起こり得ない。
    鬼人薬・硬化薬グレートを現地調合するにしても、それぞれ5個まで持てるので、
    そもそも現地調合する機会がないという……*3
    • クエスト外の探索や、防御DOWN状態や不死鳥の息吹による強化解除など
      例外的に6個以上使える状況も無くはないが、調合成功率の確保やポーチの圧迫が重く無駄も出やすい。
    • MHP2以前の作品に於いては、アイテムボックスの1枠=そのアイテムの最大所持数だったので、
      20個ごとに1枠を消費してしまう。こまめに消費すべき素材だった。
  • 説明文を読むと、非常に希少価値の高い素材のように感じられるが、MHP2Gに於けるレア度は3である。
    そのため、引継ぎや受け渡しが可能な範囲であり、序盤から硬化薬グレート等を作製する際に便利である。
  • 入手するには基本的にフルフルなどを狩猟する必要があるが、
    MHXでは沼地のとある採集ポイントでごく低確率ながら拾うことができる。アレも大量に付いてくるが……。
    また、モンニャン隊ではフルフルのもとにアシスト(MHXXではコレクト)アイルーをまとめて派遣すると、
    アルビノエキスを大量に持って帰って来ることもある。
    フルフル自体の出現率も結構高いため、バンバン使っても枯渇の心配はあまり無いかもしれない。
    • 場合によっては自身が狩猟して手に入れるよりも効率が良いことも……
  • 前述の薬液への調合が主な用途だが、作品によっては武具の素材にも用いられる。
    MHXではフルフル武器だけに留まらず、昆虫防具カボチャ防具
    果てには金属製の斧に要求される。フルフルと因縁深いこいつではない。
    アルビノエキス自体よく解らない液体だが、
    これら纏まりの無い装備群相手に何目的で使うのだろう。
    下位ミツネの腰にも要求するが、使う液体を間違えてる様な…。
  • MHFのG級フルフルからは「アルビノの極上液」、G級亜種からは「アルビノの特濃液」と呼ばれる、
    アルビノエキスの上位互換と思われる素材を入手できる。
    ただし、これはフルフルやその亜種のG級レア素材であり、残念ながら調合には使用できない。

関連アイテム

滋養エキス

  • MHWorldで初登場。
    本作ではフルフル・ギギネブラが未登場であり、代用品として追加されたと思われる。
    アイコンも同じ白いエキスの入った瓶の形状をしている。
    代用品なので鬼人薬グレート、硬化薬グレートの調合素材となっており、
    更に今作ではケルビの角とでいにしえの秘薬が調合可能になっている。
  • アルビノエキスはフルフルと近縁種のギギネブラのみの貴重な素材だったが、
    滋養エキスはパオウルムーオドガロンドドガマルと、
    関連性もなければ種族さえ違うモンスターから入手可能*4
    また、武器や装備としても要求されず、調合専用の素材となっている。
    • 名称から考えればそのまま「滋養(栄養)に富んだエキス」なのだろうが、
      上記3種のモンスターは食性にもまるで共通項が無い。
      実際に滋養エキスがどのような滋養効果を持っているのか、
      3種のモンスターの生態上どのような働きをしているのかを類推するのはかなり難しい。
      ともすればアルビノエキス以上に謎のエキスかもしれない。
  • オトモダチ探検隊の枠でも入手可能。
    常用するならこちらの手段も使って集めるとよいだろう。
    潤沢に持っておけば最高級の回復アイテムを気軽に使えるので、送り込む価値は十分にある。
    • こちらの場合は更に入手手段が狭まり、下位・上位では瘴気の谷のオドガロン、
      マスターランクではオドガロン亜種のみである。
  • MHRiseではアルビノエキスが取れるフルフルの復活に伴い未登場。
    パオウルムーやオドガロン、ドドガマルが狩猟対象になっていない点も影響していると思われる。

関連項目

モンスター/フルフル
モンスター/ギギネブラ


*1 本来は体色があるはずなのに、何らかの理由で色素を失った個体
*2 簡単に言えば、極地に適応した「ホワイトタイガー」と普通の虎が色素を失った「アルビノのトラ」は別物、という話である
*3 これらの薬は1回使うと力尽きるまで有効で、通常なら最大3回しか使えない
*4 一応オドガロンとドドガマルは牙竜種という共通点がある