2020年9月5日(土)09:00~9月8日(火)08:59に配信されたMHW:I発売1周年記念クエスト。
……まさかの、歴戦の激昂したラージャンの登場である。
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 条件 | メインターゲット |
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MHW:I | イベントM★6 | 狩猟クエスト | 闘技場 | 210000z | 受注・参加: MR100~ | 激昂したラージャンの狩猟 |
概要
- ただでさえ強敵の激昂したラージャンが、さらに歴戦の個体となって強化されている。
挙句キャンプがなく補給ができない闘技場ということで徹甲榴弾漬けなどにも限度があり、
環境利用が何一つなく罠などの拘束手段も限られていることから、文字通り死闘を覚悟しなければならない。- 徹甲榴弾ガンナーの場合、現実問題として徹甲榴弾だけのダメージでは体力を削りきるのが困難。
サポガン運用で他が剣士ならそこまで問題ではないが、4人とも徹甲榴弾の場合は注意しておく必要がある。
予め4人でダウン時の立ち回りを決めておき、
拡散弾や起爆竜弾など火力が出やすい別の弾を叩き込むといいだろう。
野良でいきなりやると地雷以外の何者でもないが。
- 徹甲榴弾ガンナーの場合、現実問題として徹甲榴弾だけのダメージでは体力を削りきるのが困難。
- 闘気硬化状態の火力は今作のモンスターの中でもトップクラスであり、
体力増強なしだとブレスを含むほぼ全ての攻撃で瞬く間に乙という事も珍しくはなく、
物理防御が弱いガンナーは体力増強3前提でも即死攻撃が多い。
それもそのはず、なんとこの歴戦の激昂したラージャンの攻撃倍率はかのアルバトリオンに匹敵する16.0。
あちらは多彩な属性攻撃で大ダメージを与えて来るが、属性耐性で大幅軽減が可能なのに対して、
こちらは物理要素でダメージを占めている攻撃がほとんどなので致命傷を負いやすい。
ソロで拘束などされようものならその時点で赤信号なので、
通常個体のようにある程度の被弾を無視して頭に特攻するのは厳しい。
近接武器ならば腕に吸われた時の保険として心眼は是非発動させたい。
ただし、せめてもの温情として支給品は大量に用意されており、
加えてデフォルトで4乙まで可能(5乙で失敗)というある程度は優しい点もある。
上記配信期間にはセリエナ祭【大感謝の宴】でネコの生命保険の食事が出来る為、
心配ならその辺りも含めて万全の備えをしていきたいところ。
実際、生命保険も含めて5回まで力尽きる事が出来ても
その圧倒的な強さ、及び事故から失敗する事が冗談抜きで有り得る。
いつもより力尽きる事が出来るからと慢心せず、狩りに臨もう。- ラージャンは中距離を保つとブレスを吐きやすいAIになっているので、
ソロなら高出力属性解放斬りや真・溜め斬りを確実に当てることが可能。
他にも竜撃砲だったりハンマーの溜め3だったりと、ある程度の大技が使える武器なら、
ブレス行動を誘発させて戦うのも一手か。 - その他スタンや状態異常耐性も強化されており、有志による検証では
状態異常値は約1.56倍、気絶値に至っては約1.9倍にまで強化が施されている。
そのため徹甲榴弾との相性はますます悪くなっている。
ハンマーや狩猟笛もその巻き添えを喰らってしまっている。
またガンナーからは「業物がないと麻痺や睡眠にならない」という声まで流れている。
フリークエの方の激昂したラージャンは周りにボワボワがいた為、
状態異常に助けてもらっていたハンターも多かったと思われるので注意する必要がある。
- ラージャンは中距離を保つとブレスを吐きやすいAIになっているので、
- 体力もそれなりに強化されてはいるが、常識的な範囲に収まっており、
ある程度火力スキルを削って生存・防御系スキルを発動させるのも1つの手。
4乙まで許容できることを逆手に取って、ソロでは開幕2乙して不屈の超火力+高耐久で攻めるのも有効。
報酬金の減額を気にしなければ普通に狩るよりもよっぽど快適に狩りを進められる。
- 報酬は大霊脈玉や装飾品と告知されていたが、
装飾品は封じられた珠の他にも初実装となる天の錬金チケットがもらえる。
錬金すれば確定でレア度11の装飾品が入手できる(レア度12が入手できるかは不明)。
MRのレア素材が入手できる天の竜人手形とアイコンが全く同じであり混同しないよう注意。- 21万zというとんでもない額の報酬金も目に付くが、
フリーやイベントの中では10万超えすら無い中でのぶっちぎりのトップである。
調査クエストでもこのレベルの金額はなかなかお目にかかれないであろう。
しかし、上述したように今作最強レベルの攻撃力と相変わらずの攻撃速度、
そして跳ね上がった怯み耐性が相まって途轍もない強さに仕上がっているので、
1度も力尽きずに21万という報酬金を獲得するのは慣れたハンターでも困難を極める。 - なお、予告の画像では激昂したラージャンがハンターと比較して非常に巨大に見えたため、
一部では極大個体確定なのではないかという噂も流れていた。
実際は極大個体ということはなくサイズは変動し、最小・最大金冠が両方出ることも確認されている。
この攻撃力で極大個体ともなれば、間違いなく地獄絵図なのだが…
- 21万zというとんでもない額の報酬金も目に付くが、
- なお、マルチプレイ時に於いて最も警戒すべき攻撃は、
案の定闘気硬化時限定で繰り出される闘気撃砕ともう1つ、
限定モーションの拘束攻撃…の巻き添え。
なんとこの闘気硬化時の拘束攻撃、歴戦個体以外にも言える事だが捕まった本人よりも、
フィニッシュの叩き付けを他ハンターが被弾する方が遥かにダメージが大きいのである。
そのモーション値、激昂したラージャンの技の中でも最大の125。
当然、最大級の攻撃力を誇る歴戦個体のそれを喰らえば防御力が1000を超えていようが即死は免れない。
更に恐ろしい事に叩き付け時の衝撃波の範囲がそこそこ広く、
しかもかなり正確に周りのハンターを狙って跳んでくる。
近くに居なければ良いかと言うとそうでもなく、かなり長距離にいても凄まじい跳躍力で跳んでくるので、
拘束された仲間をただ傍観しているだけなどという行為は厳禁。
「悠長に粉塵の準備をしていたらいきなり即死した」、
「拘束された本人は耐えたのに周りにいた他ハンターがまとめて3乙」
という事態になりかねない為、ラージャンが飛び上がったら緊急回避などの準備を。
もしくは誰かが拘束されたと分かったら閃光弾やはじけクルミで早々に怯ませた方が良い。
余談
- 歴戦の個体とは本来「長年に渡って古龍種の生体エネルギーの影響を受け、強大化した個体」である。
しかし激昂したラージャンは簡潔に言えばリミッターが外れた個体であり、寿命は長くないとされている。
そのため、激昂したラージャンは歴戦の個体になる程生きられるのか?という疑問が出てしまうが、
先に通常のラージャンが歴戦の個体になってから、
何らかの要因で激昂した個体になったと解釈すれば、ある程度説明もつくだろう。
闘技場で歴戦の個体になるまで育てられたわけではないだろう…- なお、同様に寿命がそれほど長くはないとされる怒り喰らうイビルジョーは
アイスボーンの発売当初から歴戦の個体が存在する。
歴戦の個体=数々の戦いを生き抜いた個体という方の意味で捉えれば、
必ずしも寿命は関係ないのかもしれない。
もっともイビルジョーもこちらと同様に後天的な理由でリミットが外れた個体なので、
先に歴戦の個体になってからリミットが外れたということで説明は付く。
MHWには産まれたての個体の歴戦王もいたし。
- なお、同様に寿命がそれほど長くはないとされる怒り喰らうイビルジョーは
- と、数々の悲鳴が聞こえた本クエストであったが、クエストの配信期間が非常に短く、
これほどの強敵と戦えなくなったことを嘆く声も多かった。
後に、12月上旬からほぼ全てのイベントクエストが常時解禁されるにあたり
本クエストも無事に復活し、歓喜と悲鳴の声が上がっている。