一般的用語としての「仮死状態」
- 呼吸や心臓が止まっていて死んでいるように見えるが、実際には生きている状態。
溺れた時や体温が低くなった場合、感電した時など要因は様々。
実は医学的には明確な基準はないらしく、
呼吸や心拍が異常に低下して通常の状態では確認できない時のことを言うらしい。
また、小型の哺乳類や爬虫類の冬眠の事を仮死状態と呼ぶこともある。
モンハンにおける仮死状態
- 以下にモンハンシリーズにおけるハンター側、モンスター側の事例を上げるが、
どちらもその状態に公式で「仮死状態」と言う名称が付けられているわけではなく、
あくまでプレイヤーによる通称に過ぎない点に注意。
ハンターの場合
- 空中で体力がゼロになり、落下してから「力尽きた」という判定が発生するまでが
モンハンにおける仮死状態とされる。
主に滞空時や崖登り時に攻撃を受けると攻撃の強弱関係なく派手に吹っ飛び、
地面に接するとゴロゴロ転がるモーションをとる。
転がったハンターがうつ伏せや仰向けになり、その場から動かなくなった時点で
はじめて「力尽きた」判定になる。- ちなみに、体力が無くなれば普通はうつ伏せの状態で【力尽きました】というメッセージが出るのだが、
仮死状態から力尽きた場合は仰向けのまま【力尽きました】と出ることがある。
MH4からMHXXまでのシリーズでは、地面に転がる最中に段差から落ちると
そこから垂直落下するモーションに移行するが、
このシチュエーションだと必ず仰向けで倒れることになる。 - MHXXまでのメインシリーズではハンターの表情が変わらないため、
仰向けで倒れると目を開いたまま倒れたハンターが映し出される。
キャラメイクによってはニヤついた顔のまま力尽きることも
- ちなみに、体力が無くなれば普通はうつ伏せの状態で【力尽きました】というメッセージが出るのだが、
- 体力的には既に0ではあるが、「力尽きた」という判定が発生するまでの間に
他プレイヤーやオトモが全体回復効果を発生させると、
ゼロだった筈の体力が回復し蘇生する。
これは、空中吹っ飛び中に仲間から生命の粉塵を使ってもらうとよくわかる。
- そんな仮死状態だが、空中アクションが実装される前のシリーズ(MH3Gまで)では
見ることが少ない状況であり、せいぜいヤマツカミの吸い込みに被弾した時だとか、
梯子の昇降時や高台からのジャンプの時に攻撃された時になるくらいだった。
シリーズが進むにつれて、MH4からのジャンプ攻撃やMHXのエリアルスタイルなど、
MHXXまでは仮死状態になる機会は増えていっていた。
- MHW(:I)では、空中でダメージを受けて体力が0になった瞬間に「力尽きた」判定になるため、
仮死状態というシステムそのものが廃止された。
これは粉塵等で全体回復効果を発生させても、体力は一切変わらず蘇生できない。- 空中で力尽きると、通常の戦闘不能のようなカメラワーク演出がなされず、
ボトリと地面に落ちて力尽きる。
- 空中で力尽きると、通常の戦闘不能のようなカメラワーク演出がなされず、
- MHR(:S)では、旧作における仮死状態が僅かながら受け継がれていた。
今作では空中で体力がゼロになるとその位置から垂直落下し、
粉塵や広域回復を一切受け付けてくれず落下後に力尽きてしまう。
しかし、垂直落下のモーション発生から力尽きるまでにタイムラグがあり、
実際に力尽きるタイミングは地面に着地した瞬間(テロップ出現時)なので、
オトモやマルチプレイなどで奇跡が起これば、落下中の僅かな時間でクエスト失敗にならずクリアできる。
力尽きたことに変わりはないので、一応キャンプには戻されるが報酬金は減らない。- 今作は翔蟲や鉄蟲糸技で滞空する場面が非常に多いので、
この仮死状態は通常プレイ中でも頻繁に遭遇することだろう。
- 今作は翔蟲や鉄蟲糸技で滞空する場面が非常に多いので、
- MHFでは打ち上げてから空中で追撃する即死コンボを使用してくるモンスターが多数存在することと、
穿龍棍の実装のおかげで見る機会は非常に多くなっている。
モンスターの場合
- モンスターにおいては、体力はゼロだが討伐した扱いでない状態を指す。
今のところ、仮死状態とされる状態が存在するのは
MHFのアルガノスとゴルガノスのみである。
- アルガノスとゴルガノスは、片方の体力が尽きると
釣り上げられたガノトトスのようなモーションでビタンビタンと動き続ける。
この状態では倒すことも剥ぎ取ることも出来ないため、
残った方に攻撃を集中させる必要がある。
相方の体力を0にすると倒すことができ、仮死状態の方に改めて止めをさすとクエストクリアとなる。
仮死状態時に部位破壊を行うことも可能なので、在庫に応じて追撃するのも一手である。- なお、覇種だと専用モーションで仮死状態の相方を蘇生されてしまうので注意。
- 体力が残されているので厳密には仮死状態とは言えないが、
ゲリョス(亜種)の死に真似も処理上では仮死状態に近い扱いになっている。- ゲリョスは瀕死になると、実際に倒される時と同じモーションで死に真似をする。
単なる真似事であるはずだが、剥ぎ取りが可能な上ターゲットカメラの照準が外される。
死に真似中はダメージが蓄積されるので、一方的に攻撃するチャンスとも言えよう。
- ゲリョスは瀕死になると、実際に倒される時と同じモーションで死に真似をする。