MHGからMHP2、及びMHFに存在するスキル。連射のSP10でスキル「連射」が発動する。
概要 
- 自動装填の効果に加え、こちらは弓専用の溜め短縮の効果も内包していた。
2つの効果を分離し、後述するように反動を大幅に軽減したのが自動装填である。- なお、ビンを自動装填する効果はない。MHFでは装填速度+3にこの効果がある。
- P2Gのように注目されなかったのは、このスキルによって発生するようになる反動値が
【大】(反動修正値1)ではなく【最大】(反動修正値0)になっており、
それゆえにLV1通常弾以外の全ての弾丸で反動が発生するため。
- 初期の頃は発動自体も困難で、特にMHGやMHPでは
ミラバルカン防具を全部位(脚部のみ胴系統+2で代用可能)揃える必要がある上に、
装飾品などもなかった時代だったために他のプラススキルとの併用は一切不可、
おまけに防御ダウン・全耐性ダウンが付く。
ここまでくると地雷スキル等という次元ではなく、プレイヤーに向けた挑戦状である。- 実際、慣れたモンスターであっても全く違った立ち回りが要求されるようになり、
さながらガンナー向けのエクストラモードとして楽しめる…かも知れない。
- 実際、慣れたモンスターであっても全く違った立ち回りが要求されるようになり、
- MHFではMH2の仕様を引き継いでいるため、やはりボウガンにとっては空気スキルと化している。
ライトボウガンではジャストショットとの相性が最悪であり、
ヘビィボウガンも圧縮リロードの存在からやはり相性は極めて悪い。
一方で弓の場合は効果が分散される前の仕様なので、溜め時間が短縮される必須スキルである。
逆に後になって実装された溜め短縮は大剣、ハンマー、太刀(と排熱)向けで弓には効果が無い。- ただ、ボウガンでも一時期連射が戦法に組み込まれていたことがある。
「ズサー撃ち」と呼ばれるこの戦法は、その名通り反動を逆手に取ったものである。
一発撃つ毎に反動によってズサーと後ずさることになるが、
剛種ラオシャンロンの前でこれをすることによって怒り時の回転回避による移動を省き、
ひたすら撃ち続けることが可能になるという、使用者に優しい戦法だった。
しかしながら、火事場や状態異常弾の仕様変更などの環境変化によって現在では廃れている。
- ただ、ボウガンでも一時期連射が戦法に組み込まれていたことがある。
- ちなみに速射、MHFの超速射対応弾については連射の自動装填効果が無効化される。
反動も速射・超速射の標準値が適用されるようになっている
(超速射については反動軽減スキルが適用される)ため、連射のペナルティは発生しない。
ただしメリットも皆無であり、後述の狙撃を除けばわざわざ発動させる必要性はない。
- MHF-Gではライトボウガンの速射対応弾(超速射には適用されない)限定の、
自動装填と連発数+1を複合したスキル「速射」が登場した。
詳しくは該当記事を参照のこと。
- ちなみに上記の通りP2→P2Gで効果が変わってそれまで連射だった部分が
自動装填と溜め短縮に分離したため、データ引継ぎを行った弓使いの多くは
今までのマイセットが使い物にならなくなり、泣く泣く防具を作り直すハメになった。
狙撃 
- MHF-G10.1より登場した、連射と狙い撃ち(厳密には異なるが)の複合スキル。
SP名も同じく「狙撃」であり、SP10で発動する。
登場時点では始種ヴォージャンの素材で強化する一部の始種防具にしかスキルポイントが付与されていなかったが、
それ以降は徐々に数を増やし、現在では特に発動が難しいスキルではない。
スキルポイントは、辿異防具は基本的に生産段階が4P、最終強化が5Pとなっている。
装飾品は基本的には2P、狩人祭限定のアルミュ射珠シリーズのみ3P付与されている。
- 連射はMHFの弓にとって必須級のスキルであるのにも関わらず、
今まではそれを内包する複合スキルが存在しなかったため、
連射を発動させるためだけに一世代前の防具や複数のG装飾品などを用いる場合が少なくなかった。
MHFに限った話ではないがスロット1の違いでさえスキル自由度が大きく変わってくるため、
発動手段の限られる連射は弓使いの悩みのタネでもあった。
しかし狙撃の登場により、こうした問題は緩和された。
- なお、普通の狙い撃ちスキルは弓にとっては意味のないものであるが、
正確に言えばこのスキルは狙い撃ちではなく扇射の矢ダメージ強化と同じ効果なので、
弓にも恩恵がある。
- 狙い撃ちが有するもう一つの効果である「ブレ幅ダウン」効果は無いが、
そもそもMHFの弓にブレはあってないようなものなので、大勢に影響はない。
- ボウガンについてはペナルティが強いスキルではあるが、
連射効果を無効化する速射と超速射に限っていえば恩恵はある。
狙い撃ちスキルは非G級のスキルであり、
扇射スキルの存在もあって最新環境のG級装備では連射以上に発動手段が限られてしまう。
扇射スキルを持つ装備に剛撃スキルを持つものはごく限定されており、
高次元の剛撃と狙い撃ち効果を両立させたい場合の選択肢としては全くありえないものではなかった*1。
ただし、あくまで速射と超速射のみに言える話であり、
ジャストショットとヘビィボウガンでは使えないと考えておいたほうがよい。
2019年現在では、前述の剛弾+2の実装により、この選択を行うプレイヤーはまず存在しない。
- ポジションとしては連射スキルのG級版、と言った感じらしく、
スキル優先順位は連射スキルの1つ上となっている。