剛纏獣の硬い素材から作られた
槍。頑強な槍の一突きは複数の
敵を一撃で貫くほどの威力。
(ゴルム・タワー)
剛纏獣の豪腕を模した槍。
驚異の突破力を誇り、岩盤の
様な甲殻も一撃で破壊する。
(巨塊槍ゴルコトス)
目次
概要 
- ゴルム武器の例に漏れず、外見はデカくてゴツイ。
武器の見た目を一言で表現するなら「剛纏獣の素材で補強した巨大な角柱」といった所か。
槍というよりも棍棒とか削岩機といった表現が似合いそうなデザインである。
……こんな代物を片腕で振り回すハンターの膂力には改めて感心させられる。
- 槍の先端には
電池残量拳のような装飾が施されていることから、
武器説明文の通り、この武器はガランゴルムの腕がモチーフになっているのだろう。
確かに、持ち手付近が甲殻で完全に覆われているのも相まって、
武器を構えた姿を見ると左腕がガランゴルムの豪腕に変化している様に見えなくもない。
見ろ!!この左腕は!!巨人族の腕!!!
性能 
MHR:S 
- 初登場作品。ロアルドロス武器のスパイラルボア改から派生強化することで、
初期形態のゴルム・タワーが手に入る。この時点では高い攻撃力に長い青ゲージと、
攻略段階では心強い性能をしている。
- その後、ルナガロン素材と大獣玉で一度強化した後はしばらく強化はお預けとなる。
傀異化したモンスターを討伐し、傀異化した牙を入手することでようやく、
最終強化「巨塊槍ゴルコトス」にすることが可能となる。その性能は、- 高い攻撃力360に会心率0%
- 斬れ味は素で青80となまくら、匠Lv4から白ゲージ
- 無属性
- スロットはLv4-2-1の大盤振る舞い
- 百竜装飾品スロットはLv3
マイナス会心の無い攻撃力360というのは無属性ランスの中でもトップに食い込む数値なのだが、
素の斬れ味が青なので、そのままでは「攻撃力310の紫ゲージ」と同等の火力しかない。
今作には攻撃力310以上かつ素で紫の斬れ味を持つ属性持ちランスはゴロゴロと存在しており、
匠無しではそれらのランスに期待値で圧倒的な差を付けられてしまうというのが実情。
ならば潤沢なスロットを活かして匠を付けよう…と考えても、白ゲージを出すには匠Lv4以上が必要。
欲しいスキルの多いランスにとっては重い上、頑張って搭載したとしても最大で白20の斬れ味では
継戦能力にも不安が残る。攻略段階では非常に優秀だったのだが、最終強化は中々に厳しい性能といえる。
- しかし、本武器の欠点はアップデートごとに追加された要素によって改善されつつある。
具体的には、- Ver.14以降、武器の傀異錬成で傀異スロットを拡張すると武器性能にボーナスが発生。
無属性武器の場合は攻撃力が+40、斬れ味ゲージが+20される。 - Ver.15では嵐龍アマツマガツチが登場。その素材から作られる防具で発動するスキル、
天衣無崩はLv3にすると斬れ味消費無効の効果を得ることが可能。
丁度いいことに匠Lv2が発動するLv4装飾品も登場しており、武器スロットにはめるだけで白ゲージが出現する。
継戦能力についても、天衣無崩によって短い白ゲージを維持することが可能になっている。
更に、傀異スロットを拡張するだけでも攻撃力が+40される上、攻撃力強化も重ねると最大で+60になる。
攻撃力420に白ゲージともなれば、期待値もそう悪いものではない。 - Ver.14以降、武器の傀異錬成で傀異スロットを拡張すると武器性能にボーナスが発生。
- 属性武器もアップデートごとに強化されているため、ここまで強化されても対抗は厳しい状況にある。
とはいえ、頑張ってカスタマイズすれば相手次第で十分以上に使えるという所まで持ち直せたのは、
本武器の愛好家にとっては嬉しいポイントになるだろう。
愛と情熱を注ぎこんで拳を鍛え、モンスターの土手っ腹に渾身の左ストレートをぶち込んでやろう。
余談 
- MHR:Sでのガランゴルム武器には、神話や伝承に登場する巨人由来の名前が付けられている。
本武器の場合は、ギリシャ神話に登場する五十頭百手の巨人(ヘカトンケイル)の一人、
コットスが由来と思われる。コットスの名前には「突撃」「突く者」といった意味があるとされており、
ランスの銘としてはぴったりといえる。また、「恨む者」や「怒る者」といった意味もあるようだが、
それらも、モンスターの攻撃をさばき反撃を入れるスタイルを取るランスによく合っている。
丁度、本武器が初登場となったMHRise系列では「アンカーレイジ」という名の鉄蟲糸技も登場している。
関連項目 
モンスター/ガランゴルム
武器/ゴルム武器
武器/アトロシスタワー - 同じく名前にタワーが付くランス