武器/スパイクハンマー

Last-modified: 2022-04-21 (木) 21:30:59

強化されたハリの実を仕込んだ鎚。
溜め攻撃の際に中から鉄針が飛び出す仕掛けがある。

初代MHから登場するハリの実と鉱石を用いたハンマー。

目次

概要

  • 説明文の通り作成・強化に大量のハリの実を使うのが特徴の武器。
    槌頭は全体に短いスパイクが生えた巨大鉄球であり、
    現実における「モーニングスター」と呼ばれる武器に近い見た目になっている。
    力を溜めて構える事で、このハリはジャキッと伸びるようにせり出し、一層凶悪な外見に変貌する。
    • グラビモス素材のダイダラボラス系統も、こちらと同じモーニングスター型のハンマーである。
      溜め攻撃を行うと内蔵された棘が展開するギミックも共通している。

性能

  • MH~MHP2Gでは鉄系装備からの強化で作成可能で特に特徴のない無属性ハンマーであり、
    シェルハンマークリスタルロックといった装備の強化の元となっていた。
    何れも「球体をベースに棘を配置した」デザインのハンマーであり、強化のベースとなっていることを覗わせる。
  • MHP2(G)の個人演習のイャンクック討伐訓練でハンマーを選択すると、教官が
    ♪叩け~叩けぇ~ ♪頭を~叩けばぁ~星が出るぅ

    …というマヌケな勇気の出る歌を頼んでもないのに歌ってくれて、この武器で出撃することになる。
    是非ともいずれボイス付きで言ってほしいものだ。
  • また、MHP2Gでウカムルバス討伐後はスパイクハンマーGが作成可能。見た目通りにハリの実を50個要求される。
    性能としてはスロットがなく、攻撃力も同じのアトラスハンマーGより匠で出る紫がわずかに長い。
    さらにあちらは竜骨【小】を40個要求される為、作成難易度もこちらの方が簡単に作れる。

MHX

  • MH3~MH4Gまで姿を消していたがMHXで復活。
    強化先がボルテックハンマーやフローズンコアへと変更された他、
    強化システムの変更で姿を変えずに強化可能となりLV7でグランドスパイクへと名前が変わる。
  • その性能は
    • 攻撃力は高い220
    • それをさらに強化する会心率15%
    • 斬れ味+1で白15、+2で白40と優れた斬れ味
    • スロットは無し
    斬れ味・会心込みでの攻撃力はなんと全ハンマー中2位であり、
    1位のエンシェントレリックは斬れ味が+2で白10といまいちのため、実質物理性能では1位と言える。
    この攻撃力で会心率がプラスなのはなんと全ハンマーを見回してもこの武器だけの特徴であり、
    次点に来るのはなんと二つ名武器の隻眼賊のダダンスイである。
    これまでの強化の過程にすぎなかったころとはまるで別物と言えるだろう。
    • 強化システム変更の影響でレア度が1のままこの性能になるため、見る人によっては違和感を覚えるかもしれない。
  • 作成難易度はそこまで高くない。
    要求される素材の数は多いが採集で賄えるものが多く、素材ツアーをぐるぐるしているだけで大半は溜まる。
    その他棘つながりでリオレイア(希少種)やライゼクスの棘素材も要求されるが、
    部位破壊を意識する必要があるのは電竜の鋏尾くらい。
    戦闘の手間を考えるとリオレイア希少種の棘がやや面倒というレベルだが、
    何よりこの性能でありながら獰猛化モンスターの素材を必要としない。
    ある意味ではこの点が最大の売りと言えるだろう。
  • 高攻撃力で斬れ味+1や2で白ゲージが出現するハンマーは非常に多く、
    スロットの有無や属性、斬れ味の長さなどでそれぞれに利点が異なる。
    攻撃力220以上で斬れ味+2で白ゲージを持つという括りであれば、
    詳細は割愛するがグランドスパイクを含めて10種類以上も存在する。
    しかし斬れ味+1から実用レベルの白ゲージが出現するものは限られ、
    実際にライバルと言えるのは剛槌ドボルベルク歴耀鎚シデロスぐらいである。
    ドボルベルクは斬れ味レベル+1で白15で+2で白40とグランドスパイクと同等の斬れ味を持ち、スロットが1つある。
    シデロスは素の青ゲージが長く、斬れ味+1から全ての斬れ味が白いため、継戦能力に優れる。
    • 一方で属性のあるものは属性値や斬れ味の長さが控えめで、
      斬れ味+2でやっと実用的な白ゲージを得られるというものが多い。
  • 会心率・スロット・斬れ味の代わりに細やかな属性値と、相手やプレイスタイルで若干の差異が出るレベルなので、
    それに応じて使い分けるといいだろう。
    どれもグランドスパイクから会心率をなくした代わりに他の利点を得たような性能のため、
    物理火力を重視するならばグランドスパイク、それ以外なら目的に応じたものを選ぶというのが良いだろう。
    なお、狩技を積極的に使いたい場面では、グランドスパイクを一回り弱くしたような性能の二つ名武器として
    隻眼賊のダダンスイが挙げられる。

MHXX

  • 上位では謎の超性能でレア1だが非常に強力という独特の立場を持っていたが、
    G級の究極強化であるギガントスパイクになると
    • 相変わらず高めの攻撃力340
    • 上位から微妙に上がった会心率20%
    • 斬れ味は素でかなり長い青で匠の追加分がすべて白
    • 最後までスロットは0のまま
    攻撃力こそ高いものの残念ながら紫ゲージを得ることができず上位の頃ほどの性能はないように見える…
    しかしMHXXでは斬れ味補正が白1.32紫1.39と白と紫の差が小さいため、
    白までしかない武器でもそれだけで使えないということはない。
    なんと白ゲージ時のこの武器は、
    会心率を持たない攻撃力340の紫ゲージ武器と同等の期待値を持っているのである。
    • さらに追い風となるのが、今作でトップの期待値を持つ武器が
      どれも最大期待値を得るためには斬れ味レベル+2の発動が必須という点。
      このため斬れ味レベル+1の時点で実用的な白ゲージを得られるギガントスパイクは、
      扱いやすさで一歩リードできるのである。
    • 実は、斬れ味レベル+1での火力の武器の中ではトップクラスの火力であり、
      斬れ味レベル+1発動の範囲で比べるとなんと4位の火力である
      (順位は上からそれぞれ、パワーofエンミティ白骸巻槌サダイメリキ、大槌【頭蓋砕き】となっている)。
      更に言うとエンミティと頭蓋砕きは紫ゲージが5しか出ないので火力を維持するには対策が必須で、
      サダイメリキは白ゲージ15とそれなりだがマイナス会心率がある為に後述の超会心運用がしにくい難点がある為、
      その点でもギガントスパイクは有利だと言える。
    さらに素で20%の会心率があるため今作で使いやすさが大幅に向上し、
    火力を上げるためのメインスキルとなっている超会心との相性が良い。
    これを付ければ斬れ味レベル+1の範囲でトップの物理火力が期待できる。
  • 匠の軽さが特徴になっていることと、上述のように斬れ味レベル+1で最高クラスの火力が特徴のため、
    斬れ味レベル+1の範囲で強力な武器がライバルとなる。
    主なライバルとしては宝纏宝顎鎚デアマンテが挙げられる。
    あちらの最大斬れ味はだが、380という圧倒的な攻撃力を誇る。
    斬れ味レベル+1での期待値はこちらより少し低いものの、狩技ゲージの蓄積が早い特性を持っている。
    また今作屈指の強敵と言われることもある宝纏をG5までクリアしてやっと強化できるあちらに対し、
    獰猛化素材すら使わずG★4で完成するこちらでは作成難度に隔絶の差がある。
  • なおレア1の武器だけあって強化は非常に簡単である。
    限界突破に必要な素材も大型モンスター由来のものは跳狗竜の重尾棘のみで
    後は採取で集まるため、発動が容易になった斬れ味レベル+1だけ付けておけばG級序盤の攻略でも役に立つ。
    また究極強化に金火竜の素材を使わなくなったため、G★4に昇格した時点でこの驚異的な性能を手に入れることができる。

関連項目

アイテム/ハリの実
武器/スパイクスピア - スパイク繋がり(名前とポジションは似ているが接点は少ない)
武器/バルキンキャノン - スパイク繋がり(初期段階がスパイクシューター、接点はほぼない)