武器/ルコ武器

Last-modified: 2023-07-27 (木) 14:59:22

MHFに登場する古龍種ルコディオラの素材を用いた武器群の総称。

目次

概要

  • MHFオリジナルモンスターでは初となる古龍種「極龍ルコディオラ」の武器。
    通常武器と剛種武器等でデザインが若干異なり、
    似ていても見た目でどちらなのかを容易に判断可能。
    また、G10.1でのG級個体及び特異個体実装に合わせ、通常武器を踏襲した見た目のG級武器が、
    MHF-Z下の2017年8月の辿異種個体実装に合わせ、これをイメージした見た目の辿異武器がそれぞれ実装された。
  • 2018年9月現在、ルコディオラ武器は全武器種を網羅しており、
    通常武器と剛種武器は、狩猟笛を除く非G級で入手可能な全ての武器種に、
    G級武器は片手剣・狩猟笛・ランス・ガンランス・穿龍棍・スラッシュアックスF・ライトボウガンに、
    辿異武器は双剣、狩猟笛、スラッシュアックスF、穿龍棍、ヘビィボウガン、弓、マグネットスパイクに存在する。
    この他、SP武器の片手剣と剛猫武器の狩猟笛が存在する。
  • デザインも凝っており、通常武器及びG級武器では非怒り時のルコディオラのような配色、
    剛種武器では怒り時のルコディオラのような配色となっている。
    また、何れも刀身や銃身が発光するギミックがあるため、暗闇の中では非常に映える。
    しかもただ光るのではなく、オーラのような光が刀身を駆け巡っていく。
    光も通常・G級武器では黄色、大半の剛種武器は赤色、双剣の剛種武器と大当たりの狩猟笛はオレンジ色となっている。
  • ルコディオラは「磁力」を司る古龍種だが、
    彼らが繰り出す攻撃の殆どが龍属性を帯びるとおり、全て龍属性を纏っている。
    また、単なる龍属性武器というだけなら全体として考えても非常な激戦区だが、
    これらの武器の特徴は「&麻痺双属性」という点にある。
  • 武器種によって、リーチ等に違いはあるものの、
    剛種武器はいずれも高水準の攻撃力、非常に高い龍属性と麻痺属性を誇り、
    同時期に手に入る中では最高クラスと言っても過言ではない性能を持つ武器が多い。
    斬れ味も非常に優秀で、殆どがデフォルトで長い白ゲージ、斬れ味レベル+1でゲージになる。
    また、実戦には殆ど影響はないが、双剣と狩猟笛以外の剛種武器は
    緑ゲージも非常に長く、黄色ゲージが存在しない()。
    • 通常武器のほうは、下位で入手できる初期段階の時点で上位武器と大差ない性能を持つ。
      しかし、強化するとなると下記で述べる上位極龍のレア素材が必要となるため、入手難易度は高め。
      (最終強化は属性値重視で、同レア帯の他武器と比べると一段階だけ攻撃力が低いものもある)
      剛種武器のほうは、強化すれば剛種武器の段階でも天嵐武器に匹敵する性能を持つが、
      やはりこちらも強化には飛竜種や古龍種のレア素材が必要になるため、強化難易度は非常に高い。
  • 全剛種武器の中でも、ルコ武器群は入手難易度が異常なほど高いことでも有名だった。
    中にはフォワード.1で実装されたものもあり、全体での使用数の合計や割合を考えると、
    ルコ武器のために実装されたのではないかと思えるほど。
    なお現在では下記の全素材が入手難度を根本的に見直されており
    それらが中心となっているルコディオラの武器はかなり作成しやすくなっている。
極龍の曜角・極龍の雷膜・極龍の靭尾
上位のルコディオラから入手可能で、現在では35~60%、
かつ入門区の武器強化!クエストで基本報酬で出現する素材となっているが、
当初は頭2段階破壊20%・翼2段階破壊20%・尻尾剥ぎ取り20%のみであった。
また要求数も大半が1~2個だが、これもリファイン前は要求数が半端ではなく、
剛種武器だと一度に7~9個も必要となることが多かった。
極龍の黒石
ルコディオラ剥ぎ取りで8~10%、クエスト報酬で1~5%の素材。
大半の通常武器に属するルコ武器や、剛種武器の生産段階に要求されることが多い。
これも今でこそ要求数はMHFの全武器合計で10個だが、
当初は通常武器1つにつき2~3個、剛種武器では1つにつき6個必要で、
入手率自体も、下位:2%、上位5%、落し物1%だった。
と言っても、ここに記したレア素材の中では最もマシな素材ではあるが。
極龍の黒曜玉
上位ルコディオラ剥ぎ取り9%、落とし物5%、クエスト報酬で1~3%、
入門区の武器強化!クエストでは基本報酬5%で出る素材。
今でこそ要求数は各武器につき最大でも1個だが、
当初は大体5~8個程度要求されることが多く、入手率も剥ぎ取り3%、上位落し物1%だった。
古龍種の稀玉
フォワード.1当時最高レベルのストッパー素材として実装された素材。
現在ではそのような扱いはなく、普通のレア素材となっている。
詳しくは上記リンク参照のこと。
飛竜種の稀玉飛竜種の逆鱗
同じく、フォワード.1当時最高レベルのストッパー素材として実装された素材。
入手率は劇的に改善され、要求数も各武器につき1個となっているが、
ルコディオラではなく飛竜種の素材であるため、ルコディオラとは別に素材集めをしなければならない
なお当時の要求数は各武器4~5個だった。
  • 狩猟笛のみ剛猫武器であるため、
    必要素材は「極龍討伐の証*1、古龍種の鱗*6、古龍種の上鱗*4、古龍種の厚鱗*2」と少ないが、
    ランダムで性能が決まるという関係上、その中から実用的なものを入手するとなると、
    (推定だが)小当たりで1/100~1000、大当たりで1/2000~5000程度の確率になる。
    証が余程余っていない限りは、労力を他の狩猟笛に回した方が賢明である。
    また少ないと書いたが、現在の剛種武器とさほど差のない量の素材が必要であり、
    現状では作成メリットはほぼ無いに等しい。
  • 剛種ルコ武器は現在でも、剛種武器の中では強力ではあるが、
    フォワード.5以降登場した天嵐~始種武器というさらなる強化先が存在しないために二線級に退いており、
    生産や強化が面倒なこともあってか、使っている人はあまり見かけなくなった。
    のちにG級モンスターとして亜種の「レビディオラ」が登場、極龍種の武器としては別舞台で活躍している。
    2016年3月のリファインで作成難度が大幅に見直しされたことにより、
    G級まで工程が短縮化された現在でも、ルコディオラの武器はHR帯での作製が十分現実的となった。
  • 辿異種個体は、悠久を活きる古龍種が更に長い年月を辿ったことで、体の一部が錆付いたかのような色彩に変化、
    磁力を司る器官として翼が異常発達を遂げ、蒼白色に輝く翼膜を抱く巨翼となったが、
    辿異武器は、その2つをしっかり取り入れたデザインとなっている。
    一応、本種の翼等を形成する骨格、もとい骨をベースに使っているようであるが、
    性質が性質なのか、最早錆びた金属と言っても過言でない外見となっており、
    武器を扱う際のSEも、錆びた金属を想起させる音となっている。
    武器を展開すると、秘めていた翼が姿を現し、一転してどこかに格好良さも美しさも感じさせる。
    辿異スキルは共通で<<耳栓強化+1>>となっている。
    • 性能については、従来同様龍と麻痺の双属性武器となっており、
      最初期辿異武器を基準に見て、麻痺属性の分の調整か、全体的に性能が低めとなっている。
      しかし、低めと言っても武器倍率5ぐらいの差であり、龍属性値も十分な数値はあるため、
      辿異武器としてみれば十分高水準である。
      また、生産直後から斬れ味が完成しているのも特徴。
      一方、(麻痺)属性の影響が無いヘビィボウガンと弓については最初期辿異武器と遜色ない、
      高い攻撃性能を有しており、ヘビィボウガンはリロード、反動性能が平凡である代わりに弾種が豊富、
      弓は麻痺ビン強化(+1)を有する貫通弓となっている。
      しかし、性能は兎も角、
      実装当時の、要求素材の量の多さと辿異種ルコディオラの本体スペックの高さから、
      難易度と性能が釣り合っていない」という声が多く挙がることになってしまい、
      本種の最終強化辿異武器の所有者数は、他の辿異武器と比べて少ない傾向に見られる。

武器一覧

  • 通常武器と剛種武器の名前には一定の規則性があり、
    通常武器…「○○=アーラ」⇒「△△=アーラ」⇒「※=アーラ」
    剛種武器…「ニゲル・※1・アーラ」⇒「ニゲル=※」*1
    【アーラ】とはラテン語で「」、【ニゲル】は同じくラテン語の形容詞で「黒い(黒き)~」を表す。
    アルファベットにして省略してある文字は、単に文字数の関係*2でそうなっているだけであるので、
    元の単語に置き換えて読むことで意味として繋がる文字の間は「=」が多いが、
    剛種武器の初期段階のみ「・」となっていることには注意。
  • G10.1にて追加されたG級武器も、同様に「○○=アーラ」という名前になっている。
  • 辿異武器は上記の3系統とは命名法則がかなり異なり、
    3段階目(GR600)までは「極龍(武器種を表す漢字1文字)(カタカナ)」で統一され、4段階目(GR800)で頭に「光」が追加される。
    何気にルコディオラの武器で名前に漢字が入るのはこれが初めてである。
大剣
通常武器:ファトス=アーラ⇒ウィタ=アーラ⇒モルス=アーラ
剛種武器:ニゲル・M・アーラ⇒ニゲル=モルス
【モルス】とは「死」を意味する。
太刀
通常武器:ミレス=アーラ⇒レギナ=アーラ⇒レクス=アーラ
剛種武器:ニゲル・R・アーラ⇒ニゲル=レクス
【レクス】とは「再生」、もしくは「王」を意味する。
片手剣
通常武器:カロル=アーラ⇒フラン=アーラ⇒ソル=アーラ
剛種武器:ニゲル・S・アーラ⇒ニゲル=ソル
SP武器(青):グラシエ=アーラSP
G級武器:ルルエール=アーラ
【ソル】とは「太陽」を意味する。
双剣
通常武器:アエル=アーラ⇒プロケラ=アーラ⇒ニンブス=アーラ
剛種武器:ニゲル・N・アーラ⇒ニゲル=ニンブス
【ニンブス】とは「嵐」を意味する。
ハンマー
通常武器:ラピス=アーラ⇒ルーペス=アーラ⇒カリプス=アーラ
剛種武器:ニゲル・C・アーラ⇒ニゲル=カリプス
【カリプス】とは「鋼」を意味する。
狩猟笛
剛猫武器:(ハズレ)プレケス=アーラ、(小当)ニゲル・P・アーラ、(大当)ニゲル=プレケス
G級武器:ランヴォール=アーラ
【プレケス】とは「祈り」を意味する。
ランス
通常武器:アグレオ=アーラ⇒レベリオ=アーラ⇒ウルティオ=アーラ
剛種武器:ニゲル・U・アーラ⇒ニゲル=ウルティオ
G級武器:フルゴール=アーラ
【ウルティオ】とは「究極」を意味する。
ガンランス
通常武器:アルカ=アーラ⇒ハワ=アーラ⇒アダム=アーラ
剛種武器:ニゲル・A・アーラ⇒ニゲル=アダム
G級武器:グラミール=アーラ
【アダム】とは「地面」「大地」を意味する。
穿龍棍
G級武器:ブルエール=アーラ
辿異武器:極龍棍ランホ⇒極龍棍ディエン⇒極龍棍フテラ⇒光極龍棍エルン
スラッシュアックスF
G級武器:クリダール=アーラ
マグネットスパイク
辿異武器:極龍斬鎚バグリオ⇒極龍斬鎚オウン⇒極龍斬鎚インクリ⇒光極龍斬鎚シィサ
ライトボウガン
通常武器:イムベル=アーラ、フルグル=アーラ
剛種武器:ニゲル=フルグル
G級武器:フォルール=アーラ
【フルグル】とは「稲妻」を意味する。
ヘビィボウガン
通常武器:ルメン=アーラ、テネブラ=アーラ
剛種武器:ニゲル=テネブラ
辿異武器:極龍砲サエッタ⇒極龍砲サイカ⇒極龍砲ライオ⇒光極龍砲モルニャ
【テネブラ】とはテネブラエの略で、テネブラエは「闇」を意味する。
通常武器:コメテス=アーラ⇒ステルラ=アーラ⇒ルナ=アーラ
剛種武器:ニゲル・L・アーラ⇒ニゲル=ルナ
【ルナ】とは「」を意味する。

その他の武器

  • 上記の武器群とは別に「ディオリモート」と銘打たれた特殊な片手剣が存在する。
    詳細はリンク先を参照。

余談

  • HR帯の武器については先述したように「上位武器と剛種武器では同じ語句が銘打たれている」
    「生産直後の剛種武器(ボウガンを除く)ではその語句の頭文字が使われており、
    また生産直後の剛種武器のみ区切りが・である」という法則があるが、
    その結果生産直後の剛種武器が顔にも見えてしまうことから
    ネ実2ではルコ武器を擬人化するスレが立っていたことがある。
    ボウガンには相当する段階がないが、ライトボウガンは「・F・」、
    ヘビィボウガンは「・T・」として扱われる。
  • HR帯の11武器種における剛種武器が勢ぞろいした*3最初のモンスターがルコディオラであるが、
    その一方天嵐以上の強化段階がどの武器にも存在しておらず、防具も剛種防具は存在しなかったため、
    ルコディオラの武具はHR5以上になるとどれも微妙と言われていた。
    ただし剛種防具の生産に必須である古龍種の稀玉など、
    ルコディオラ自身に対しては素材面での需要は多い。
  • ヘビィボウガンは全ての段階に於いて磁場の発生機構が組み込まれており、
    それによる攻撃性能向上を果たし、同時に火薬の使用量を抑えられたのか、静音化も達成している。
    恐らく、レールガンに似た原理の為に磁場を発生させていると考えれる。

関連項目

モンスター/ルコディオラ


*1 「※」には武器種ごとに同じ名前が入り、※1は※に入る名前の頭文字【アルファベット】
*2 前後で既に8文字消費している。
*3 狩猟笛は剛猫武器だが。