- 種族
- 古龍種
- 別名
- 極龍(ごくりゅう)
- 登場作品
- MHF, (MH大狩猟)
目次
特徴・生態 
- 漆黒の鱗と淡く発光する金色の巨大な翼膜が特徴の古龍種。
その光り輝く翼で空を飛び、辺りに輝く粉塵を撒き散らす様は、
以前よりメゼポルタの各地に伝わる伝承に記されていた。
しかし、その特徴がクシャルダオラやテオ・テスカトルの特徴に近いものであったがため、
それらの特徴が誤って伝わったものであると考えられていた。
ところが、ある時期より伝承の内容と完全に一致するモンスターの目撃情報が確認され始め、
ついにはメゼポルタ広場に近い場所に新しく設置されたモンスター迎撃用の拠点に
件のモンスターが襲来するという事件が発生する。
それは従来確認されていた、どのモンスターとも異なる新種の古龍種であることが確認され、
メゼポルタギルドより「ルコディオラ」の名を付けられた。
- 「極龍」とも呼ばれ、磁気を自在に操る能力を持つ古龍。
その能力を開放する際には周囲の砂鉄が大量に浮かび上がり、
ルコディオラの周囲には方陣のような模様が浮かび上がる。
それだけでなく、鉄を多く含んだ岩石や瓦礫などを宙に巻き上げ、
それを時に防御壁に、時に飛び道具として攻防に利用する。
また、身体を動かす度に巻き上げられる発光性の粉塵は、触れたものを帯磁させることができ、
これによって外敵を自分に引き寄せたり、逆に反発によって突き放したりしてしまう。
口からは磁気と龍属性のエネルギーを併せ持つブレスを吐き、着弾点の地下から鉱物を隆起させたり、
ブレスそのものに外敵を引き寄せて撃ち抜くという他のモンスターではありえない戦法を取る。
- 全身の鱗や翼膜が常に帯電しており、これがその能力に深く関わっていると推定される。
さらに麻痺に対して非常に強い抵抗力を持ち、例え麻痺性の毒に侵されようとも、
身体を引きずるように無理矢理動き回るという荒業を持つ。
このため、ルコディオラの動きや能力を封じるのは極めて困難である。
なお、その全身を這い回る電気を産み出している器官については、存在を含めて不明な点が多い。
ただし、強力な個体の場合、鱗そのものが発電器官となっているかのような
極めて強力な電流を帯びていることがある。
- 発見当初はメゼポルタ広場の迎撃拠点に現れたために防衛が最優先となり、
生態調査なども詳しく行われなかった。
しかし、最近になって砂漠や白湖でもその姿が目撃されるようになり、
今後生態系調査は進んでいくものと思われる。
- 特異個体
- 「朱き極龍」とも称される体色を有する、ルコディオラの特異な個体。
翼や翼膜、爪、棘などの部位が赤みを帯びており、怒ると体色の朱色がより強調される。
頭部の角も通常よりやや大きくなり、やはり朱色に染まっている。
通常個体よりも磁場による周囲への干渉能力が強まっており、
特に強力な個体が発生させる異常な磁場は、尋常ならざる領域の危険性を有する。
また、異常磁場の影響下にあるハンターは行動を阻害されてしまう。
- 辿異種
- 悠久の時を生きる古龍種である極龍の一個体が更に長い年月を辿り、翼が異常発達を遂げた個体。
異常発達を遂げた翼の形状は、従来の個体が有する、独特な構造の翼と比較しても異様という他なく、
翼を支えていた骨の内、外側2本を残して全て退化した結果、翼膜が大きくなり、
一方で残った2本は強靭な翼を形成するかのように成長、更に途中で枝分かれして新たな翼膜を形成している。
更に翼爪とも見て取れる突起箇所も有しており、
正面から見ると一見、多くの古龍種の翼の形状に近づいた様な印象を抱かせるが、
一方で側面から見ると一転、今までと同様独特な構造であるという印象を与える。
この翼膜は、通常個体や特異個体とは異なる青白い独特の色味に変化しており、
退化した骨から、翼膜を突き抜ける様に蒼白の電流が流れる様子が見て取れる。
この異常発達した翼に併せてか、体質もより強力な磁力を発生、維持できるように進化しており、
その結果、力が完全に発揮できている状態では本辿異種の周囲に蒼雷が発生し続けている。
- 異常発達した翼だけに目が行きがちであるが、その外見にも変化が現れている。
赤色だった目は青色に変化しており、角も翼の骨格部分と同じ形状に変形、
そして角や翼の骨格部分の一部が錆びついている。
特に、この錆びついているという事実は、
本辿異種が本当に悠久を超えた年月を辿ってきた事を伺わせると共に、
その骨は非常に金属に近い性質である事を示している。
しかし、この錆びた箇所は極龍の怒りと共に鮮やかな黄色に発光し、
一転して錆を全く感じさせない、未発光箇所の黒と調和した模様を形成する。
身体能力も大きく向上しており、翼を扇げば非常に強力な風圧が起こり、
空中から一気に降下すれば、非常に強力な震動を起こす。
- 更に長い年月を辿った中で岩より細かく操れると認識したのか、
本辿異種では岩を搦め手程度に用いる程度で、主武器として砂鉄を用いる。
その使い方も様々で、磁力で集めた後で翼で扇ぎ、周囲に吹き飛ばしつつ巨大な砂鉄槍による追撃や、
翼の内側に巨大な砂鉄球を形成し、磁力を与えて急加速させて射出する等、
砂鉄の細かく操作できる利点を遺憾なく発揮する。
特に、頂点と言える程に成長した個体の操作技術は非常に高く、
地面から無数の砂鉄触手として生やし標的を捕らえる行動はその極地とも言える。
また、ある程度成長した個体より、その能力を電気エネルギーの生成に転用することがあり、
非常に太く、渦巻いている電磁ビームを放って周囲を攻撃しようとする姿が確認されている。
無論、完全に磁力に依存しているわけではなく、先述した高い身体能力を用いた直接攻撃も行う。
- ルコディオラに限らず、多くの古龍種は角によって能力を制御しているという説が存在するが、
本辿異種に限っては翼という、直接能力を外部へ干渉できる器官を有しているからか、
あるいは角ではなく翼が能力を制御する器官となったのか、
その異常発達した翼を用いて磁力を操る能力を行使する事が確認されており、
事実、先述した行動の大半も、翼が直接的に関わっていることが多く見られる。
故に、翼が損傷すると能力の勢いが衰えてしまい、行動速度も低下する。
しかし、完全に能力が制御できなくなったわけではなく、
損傷した状態でも、時には翼を直接的に用いて、ある程度の磁力を行使することが可能で、
チャージに時間がかかり、威力も低下するが、極太で渦巻く電磁ビームを放つ事は可能である。
「磁極の翼」の異名は、破壊されてもなお「古龍(磁力)の力」が健在である翼と、
それを惜しみなく用いて戦う辿異種ルコディオラの特徴を直球に言い表しているとも言える。
その生態には謎が多いものの、極めて強力な存在であることは間違いないだろう。
概要 
- MHFフォワード.1にて登場した古龍。
同時に、初めて実装されたMHFオリジナルモンスターの古龍種でもあり、
MHFの新たな時代である、MHFフォワード時代の代表格モンスターとして扱われている。
- 磁気を操る古龍。その力は強く、周囲の地形を崩壊させて瓦礫を浮遊させるほど。
周囲に黒い波動のようなものを発生させるが、これは磁力によって舞い上げられた砂鉄である。
また、ハンターはルコディオラの翼から落ちる粉に当たるとダメージは無くても磁場を受けてしまう。
磁場を受けるとルコディオラの能力によって吸引されたり、逆に反発して遠ざかってしまう。
また、空中から龍属性の電磁ブレスを放ち、着弾すると強力な磁場が発生してハンターを引き寄せ、
最後に岩を突き上げて吹き飛ばす。
地上では前方180度を龍属性の電磁ビームで右⇒左⇒右となぎ払う。
ダウンさせてもすぐに起き上がり、麻痺状態にすると根性でも出しているのかゆっくりではあるが動き回る。
磁場の力をその場で呼び寄せ、辺りに散らばった拠点の残骸等をぶっ放す荒業もする。
これは距離が離れていればいるほど被弾率が上がるほか、
ありえないくらい急カーブして飛んでくる場合もあるため、注意が必要。
砂漠でも行うが、CGを使い回しているためなのか、出てくるのはやっぱり拠点の残骸である。
昔、砂漠にあったものが埋没したものではないか……との説もあったが、
これは、砂を豪快にぶちまけるオディバトラスの登場によって否定された。
一応、オディバトラスとルコディオラの戦闘エリアは重複していないが…
- 格闘技のバリエーションが多く、他の古龍が繰り出す飛びかかりや突進のほかに、
怒り時に5連続で行う引っ掻きや、噛みついてから大きく回転して周囲をなぎ払う攻撃、
前脚を振り下ろしてから前方に勢いよく飛びかかるなど、かなり活発。- また、ブレスだけでなくこれらの体術系も全て龍属性。
これだけ聞くと、響きは良い。のだが、そこに弱点があった。
龍耐性を上げればダメージをかなり軽減でき、火事場が比較的容易になる。
唯一咆哮だけは無属性だが、回避しやすくダメージも少ない。
そのため龍耐性を100まで上げれば、ほぼ全ての攻撃がノーダメージになってしまう。
エフェクトからして即死しそうなものもあるが、本当にダメージがない。
物凄い勢いで吹き飛ばされたハンターが全く傷を負わず、平然と立ち上がる様は中々シュールである。
ただ、元の威力がかなり高いため、龍耐性が低いと一撃で大ダメージ確定なので注意。- それを表すかのように、イベントクエスト「龍をいざなうモノ」では、
龍耐性の低いルコFシリーズが貸し出し防具となり、一撃のダメージが半端ではなくなった。
ちなみにこのクエストは初の「夜の砂漠を闊歩するルコディオラ」であり、
満月の下で金色に輝く翼を広げるルコディオラはなかなか映えた。
夜の砂漠は月光で砂が蒼っぽく見えることも、
対称的な色を持つルコディオラをより引き立てていると言える。
- それを表すかのように、イベントクエスト「龍をいざなうモノ」では、
- また、ブレスだけでなくこれらの体術系も全て龍属性。
- 攻撃や咆哮が磁気を纏っているので、
攻撃に当たるようにハンターを引き寄せ、隙を補うようにハンターを引き離す。
胴体や脚への攻撃で怯んだ際も、強制的にハンターを引き離してくる。
(この状態異常に関する詳細はシステム/磁力やられを参照されたし)。
- MHF産モンスターでは初の登場ムービー持ち……だった。
実装当時のクエストでは開始直後にムービーが流れる仕様があり、話題を呼んだ。
しかしながら諸事情でこの仕様はオミットされ、現在はムービーなどは流れない。
この辺りの経緯はルコディオラの専用曲の記事を参照されたし。
特徴的な行動 
- いわゆるMH2の御三家古龍に類似する古龍種であるため、
「突進」や「飛びかかり」、「引っ掻き」といった攻撃はクシャルダオラやテオ・テスカトルに似る。
しかし、大半の攻撃は大幅にテコ入れされており、
磁力という今までにない力を駆使した戦い方も、既存古龍とは大きく異なっている。
- MH2で登場した古龍とは異なり、意図的に固有能力(磁気)を消す方法が存在しない。
MH2で登場した骨格の古龍は角で能力制御を行っており部位破壊されると弱体化したが
ルコディオラは角を折られようが尻尾を切り落とされようが平然と磁場を纏う。
毒に侵されても眠らされても怒りが収まるまでは磁力(+岩)は消えない。
部位破壊が能力に影響しないという点では、能力を完全に制御している古龍と言えるだろう。- ドス古龍の骨格をしていながら部位破壊が能力に影響しない初めての古龍種だったため、
「ドス古龍は部位破壊で弱体化する」という常識を打ち破りプレイヤーを驚愕させた。
なお、後に登場した古龍種たちについても、CSシリーズ、Fに関わらず、
ルコディオラと同様に、角破壊されても弱体化しない仕様になっており、
角の破壊で能力を封じることが出来る要素はドス古龍のみの要素である。
- ドス古龍の骨格をしていながら部位破壊が能力に影響しない初めての古龍種だったため、
防御手段
- 岩石周回
- 怒り状態時に現れる、ルコディオラの防御の中核を担う要素。
怒り状態ではルコディオラの周囲に砂鉄がおりなす黒い円陣のようなものが浮き出るが、
その軌道上を巨大な岩が規則正しく反時計回りに周回し続ける。
この岩を消失させる方法は存在せず、怒り状態が続く限り常にルコディオラを援護し続ける。
上位ではルコディオラの攻撃動作中に岩が高速化してハンターを吹き飛ばすようになり、
さらに剛種では岩が2個も出現、なかなかハンターを近づけさせない。
上位以降ではルコディオラの攻撃とともに活発化するという特性はあるが、
基本的にルコディオラから独立した存在であり、
その対処の難しさと厄介さから、本体は岩とか剛岩などと言われることも。
- 磁界展開
- 磁気を纏った攻撃の際、一瞬であるが赤い磁気バリアが発生する。
この時に通常弾、連射矢で射撃を行うと、弾が弾き返されてしまう。
しかし、この点はクシャルダオラやテスカト種で言う「バリア」と同じ性質のため、
上述の弾、矢以外を主体にする場合は気にしなくて良い存在である。
そもそも、ガンナーでの狩猟を難しくしているのは、
各種行動に付随する磁力によって距離を狂わされる事による物が大きい。
- 怯み時の反発
- 脚や胴体などで怯んだ際、ルコディオラから斥力が発揮され、
磁力の支配下のハンターは砂鉄サークルの外側あたりまで一気に引き離されてしまう。
そのため、脚や胴体で怯みを連続で起こして動きを封じることが非常に困難である。
一瞬びくっとするだけの怯みや、頭で怯んで転倒した際などは放たれない。
また、エリア移動時、空中から着地する際にも強力な斥力が発生するため、
着地時の隙に攻め込もうとしても攻撃が届かないところまで無理やり移動させられてしまう。
攻撃動作
- 怒り咆哮
- 怒り状態移行時に繰り出す。
頭を左へもたげて力を溜め、天に向かって雄叫びを挙げるとともに周囲へ衝撃波を放つ。
衝撃波は軽ダメージだが、ハンターを吹き飛ばす威力を持つうえに、
大量の鱗粉が周囲へ振りまかれ、磁力やられに冒されることは不可避と言っていい。
また、ただの磁力開放と違って、
秘伝スキルの乗った弾・矢やオーラアロー以外は全て弾き返す程の、
視界をも歪めてしまうほどの超強力な磁力フィールドが展開するのも、特徴の1つである。
磁力フィールド展開中は若干の吸引効果を発揮。
なお、ハンターを発見した際の咆哮はクシャルダオラなどと同様。
- 怒り解除咆哮
- 怒り状態終了時に繰り出す。
磁力で巻き込んでいた大量の砂鉄を一気に身体に吸着させ、
咆哮とともに周囲広範囲へ解き放つ。
咆哮にバインドボイス効果はないが、食らうと吹き飛ばされ、
攻撃範囲外にいた場合も若干の反発効果を発揮、
さらに防御として利用していた岩を超高速で周回させてハンターを攻撃する。
飛び始めた直後の岩に接触しても怯みで終わるが、
ある程度スピードが乗り始めるとハンターを吹き飛ばすほどの威力を得る。
- 前方飛びかかり
- テオ・テスカトルが繰り出すものと同じモーション。
前方へ向かって素早く飛びかかり攻撃を放つ。
既存の古龍と異なるのは、その際に磁性を帯びた鱗粉を振りまく点。
クエスト開始直後に登場ムービーがあった初期のクエストでは、
開始直後に必ず繰り出すことで開幕から磁力やられ状態に陥らせようとしてきた。
- 旋回噛みつき攻撃
- 向かって右に噛み付き、
その後、反時計回り方向に180度回転しながら周囲を薙ぎ払う。
初撃の噛み付き攻撃時に胴体への吸引効果を発揮。
- 空中尻尾攻撃
- 斜め後方の低空へ浮上し、空中で尻尾を振り上げる。
怒り時は尻尾を振り上げた瞬間に地面が隆起するため、尻尾を避けようとするだけでは無意味。
飛び上がった瞬間はハンターを反発し、地面を隆起させる際は隆起地点へハンターを吸引。
- 後方尻尾振り
- 尻尾を大きく振り上げた後、真後ろから45度程度までを薙ぎ払う。
地味に側面までほんの少し届くため、後ろ脚付近にいる場合は注意。
左右どちらでも繰り出し、その点ではアカムトルム特異個体とも同様。
磁力効果は発揮されない。
- 急降下プレス
- 空中へ浮上したのち、ハンターの頭上へ滑空移動し、
叩き潰さんという勢いで急降下ボディプレスを放つ。
滑空移動中は攻撃判定があり、接触するとダメージとともに吹き飛ばされるほか、
このときにも周囲に鱗粉を振りまく。
飛び上がった瞬間はハンターを反発し、ボディプレスを放つ瞬間にその着地点へハンターを吸引する。
- 連続引っ掻き
- 前脚を持ち上げてから勢いよく振り下ろすことを、
目標のハンターへ向けて前進しながら連続で繰り出す。
非怒り状態時は3連続、怒り時は5連続で引っ掻き攻撃を放ち、
怒り状態では胴体への吸引効果が攻撃開始から攻撃終了まで常時継続して効果を発揮する。
- 岩盤隆起
- 磁力の力を特定の一点に集中させ、一気に解放する技。
地面隆起前から地面隆起中まで隆起地点に吸引効果を発揮させ、
同様の地面隆起を前方広範囲にさらに次々と発生させる。
地面隆起はエリアの端に到達するまで連続して続き、
この攻撃ではどれだけ離れていても隆起地点から距離を離さない限り攻撃を受ける可能性がある
(吸引効果があるため、当たり前だが傍にいるだけで無理やり被弾させられる)。
- 空中電磁ブレス
- 垂直に飛び上がってからブレスをチャージし、
真下の地面へ向けて電磁ブレスを一発放つ。
飛び上がった瞬間は反発効果、電磁ブレス着弾後は着弾地点へ長時間吸引効果を発揮。
ブレス着弾から約4秒後に地面隆起を発生させ、吸引したハンターを攻撃する。
- 地上電磁ビーム
- 四肢を踏ん張ってからブレスをチャージし、
直線軌道・長射程の電磁ビームを放出、正面から右方向60度程度まで一旦攻撃、
今度は左方向60度程度まで一気に薙ぎ払い返し、
最後に顔の向きを戻すようにして正面までビームで攻撃する。
ビーム攻撃中はビーム本体へ吸引効果が発揮されるため、中途半端な回避では強引に巻き込んでくる。
- 磁力解放
- その場で力んで磁力を集中し、無数の瓦礫を周囲に浮かべ、
雄叫びとともに磁力を解放、空中に浮上させた全ての瓦礫を吹き飛ばす。
瓦礫を吹き飛ばした瞬間はハンターを反発する。
中空から周囲の敵に向かって飛ばしていく関係上、
空中に浮かんだ瓦礫の群体よりも内側(ルコディオラの傍)が安全地帯であるが、
反発された瞬間に岩が襲い掛かってくる場合もあるため注意が必要。
飛ばされた瓦礫はランダムに飛ぶ、ハンターに向かって直線的に飛ぶパターンのほか、
凄まじい急カーブを行って死角からハンターへ向かうパターンもあるため、
距離が離れれば離れるほど危険な攻撃。
瓦礫のスピードはかなり速いため、目視してから回避するというのは非常に困難となる。
剛種 
- 新章、フォワード.1の始動から一週間、
謎の出し惜しみを受けた上位ルコディオラと同時に解放されるという風変わりな形で実装された。- もともと、ルコディオラは初週で下位、次週で上位、
そして最後の週に剛種という順番で解放するつもりであったらしいが、
最初に下位のみ解放された時点で運営へ意見が殺到、結果的にこのような形となった。
(ちなみにそれまでの新モンスターは初週が下位&上位、次週以降剛種配信だった)
- もともと、ルコディオラは初週で下位、次週で上位、
- 古龍種の剛種モンスターであるが、肉質や耐属性の傾向は原種のものを踏襲しており、
耐属性はほとんど変化なし、肉質は全体的に硬化している。
体力は13600で、全体防御率は0.8倍。
体力そのものは下位の8000、上位の12000から順調に上昇してきているが、
一方で全体防御率は下位/上位の0.7倍から落ちてしまっている。
- 攻撃倍率は4.50で怒り時の攻撃倍率は1.3倍。
G9.1前は体力が16000で攻撃倍率が5.0倍、怒り攻撃倍率が6.50倍だった。
攻撃倍率自体は低いもののルコディオラの繰り出す技自体の威力が高いため、
ダイソンは龍耐性が0の状態では体力150&防御1000超でも一撃死ということもあった。
前述した通り、防衛面では龍耐性の高さが重要なポイントとなるだろう。
龍耐性さえ極端に上げてしまえば咆哮以外は大幅にダメージを軽減可能なため、
対策を整えた装備さえ用意できれば、剛種モンスターの中でもかなり易しい部類に入る
(逆に龍耐性がないと一撃のダメージが尋常ではなくなり、一気に強敵と化す)。
また、剛種古龍の中では数少ないマイナス属性耐性のないモンスターである。
とは言え元から属性自体はあまり通らないのだが。
- 余談だが、デイリークエスト「剥ぎの極み・古龍種の稀玉」に登場する個体は
内部設定としては下位の物となっている。
クエストの説明でも「手負いの個体にとどめを刺す」的なものであり、
深手を負って本来の力を出せない状態にある個体が相手といえる。
でもちゃんと剛種としてのモーションは使う
デイリークエスト枠であることから、G10以降において唯一存続している
特殊部位素材救済系の剛種クエストである*1と言えよう。
ちなみに、2016/04/27以降常設になった模様である。
- 超岩盤隆起
- 剛種ルコディオラのみが繰り出す必殺攻撃。
大地が地響きをあげるほどの強大な磁力が辺りを埋め尽くすなかで、
空中を舞うようにして一周飛び回ったのち、
中空での雄叫びとともに周囲超広範囲を大規模な岩盤隆起で攻撃する。
空中乱舞開始から攻撃終了後まで強烈な吸引効果が発生し、
回避しなければ為す術なく岩盤隆起で打ち上げられてしまう。
緊急回避する場合は、ルコディオラが雄叫びをあげた直後に行うとよい。
ルコディオラ屈指の大技とあってか、ダイソンと呼ばれ区別されることもある。
特異個体 
- 見た目の変化
- 全体的に赤みを帯びている
- 角や爪などの末端部分が濃い朱色に染まり、より長くなっている
- G級実装後はやや出番に乏しい状況が続いていたが、G10.1にて特異個体化を果たす。
平常時でも通常個体の怒り時を髣髴とさせるような朱色の体色が特徴。
実装日は2016年8月24日。
下位からG級までの全てのランクで特異個体化が可能。
- 特筆すべき点として、特異個体は岩の吹っ飛ばし判定が無くなっている点が挙げられる。
下位以外では攻撃動作時などに岩が高速周回するが、その岩に当たっても怯むだけになる。
ただし岩が強い磁力を纏っており、当たると磁力やられに陥ってしまう。
また岩には穿龍棍対策と思われる空中限定の吹っ飛ばし判定が存在する。
マグネットスパイクの磁界接近を用いる場合も注意。
とはいえ、元々ルコディオラ戦において磁力やられに陥るのはほぼ避けられないことであり、
特異個体化に伴う各種ステータス強化を加味しても、
(岩に元からふっとばしの無い)下位個体を除けば通常個体より戦いやすくなったと言えよう。
- 追加モーションとしては、その場で立ち上がって咆哮し、
直後に眼前の岩盤を隆起させてハンターを打ち上げ、滑空攻撃で追撃をかますコンボ攻撃がある。
また、空中からの電磁ブレスをハンターに狙いを定めて放つようになっている。
- G級特異個体のみ、怒り時の磁力フィールドがとんでもなく強化される。
従来まではルコディオラの周囲に砂鉄や岩が浮かび上がる程度に留まっていたが、
G級特異個体は「異常磁場」と呼ばれるエリアのほぼ全域へと影響を及ぼす広大な磁界を生成、
異常磁場の範囲内では画面に軽く磁気嵐がかかるなど、
エリアそのものが大きく様変わりしたかのような印象さえ受ける。
更に磁力やられ状態だと常時軽い引き寄せを受け、アイテムが使用不可になる。
ただしルコディオラの周囲(磁力フィールドの内側)に移動するか、
磁力耐性、またはそれを内包する状態異常無効【多種】で磁力やられそのものを無効化してしまえば、
これらの効果は発生しなくなる。
- G級特異個体から解禁される新モーションもあり、
咆哮した直後に磁力フィールドの外側で岩盤隆起を発生させたり、
ステップから間髪入れずに電磁ビームを放つなどの変更もある。
G級 
- 特異個体と同時にG級個体も実装された。
以前より「G級では岩が3つになるのか」「ただの円運動じゃ済まない、立体にも動くかも」
…などと冗談交じりで囁かれたりもしていたが、
蓋を開けてみれば剛種同様の2つであった。これ以上多くされてたまるか。
ただし通常個体では相変わらず高速周回する岩に吹っ飛ばし判定があるので注意。
- G級での追加・強化モーションは以下のものがある。
- 急降下プレスの際には岩盤砕きを起こすようになっている。
- 超岩盤隆起(ダイソン)がスリップダメージを伴う根性貫通攻撃へと変貌。
打ち上げられてしまうと空中で超高速のスリップダメージを受けることとなり、即死がほぼ確定する。
ただし避け方は変わっていないため、落ち着いて緊急回避などで対処しよう。
以前のようにガードで防ぐことはできないためガードが出来る武器であっても回避する必要がある。 - ハンターを磁力で引き寄せてから飛び上がると同時に打ち上げ、
更に滞空しつつ強烈な反発の磁力を解放することで追撃する新技も持つ。
こちらも根性貫通のコンボである。
なお初撃の打ち上げにさえ被弾しなければ、
ルコディオラの真下にいようと追撃は受けない(反発の磁力による引き離しは発生する)。
ただし通常個体の時点では剛種とさほど変わりはない。
- 攻撃のほぼ全てが龍属性を有しているのは変わりないため、
龍耐性を高めて被ダメージを減らす対策も有効。
ただし、G級では属性耐性値が半減されるため剛種までのようにはいかない。
適正防御力を下回っている状態で防御力を犠牲にしてまで属性耐性に特化することまではおすすめできないが、
直前に実装されたジンオウガ亜種の獄狼シリーズは高い龍耐性と防御力を両立しており、
ルコディオラ対策としては非常に有用といえるものになっている。
- ルコディオラ自身のG級実装に合わせ、G級武具も実装された。
- 武器は、片手剣、狩猟笛、ランス、ガンランス、穿龍棍、スラッシュアックスF、ライトボウガンの7種。
このうち、穿龍棍の「ブルエール=アーラ」と、
スラッシュアックスFの「クリダール=アーラ」は新規デザインの武器である。
狩猟笛の「ランヴォール=アーラ」は、剛猫武器の「プレケス=アーラ」がデザインベース。
いずれも龍属性と麻痺属性の双属性武器となっており、剣士武器は長めの紫ゲージを持つ。
紫ゲージ止まりであるためか、数値スペックはかなり高めに仕上がっているのが特徴。 - 防具は「ルコGシリーズ」。
既存のルコシリーズと比較すると、突起部分がより鋭利になるなどのデザイン変更を受けている。
スキル面では、耐状態異常や贅撃、閃転などのスキルポイントを持つ。
- 武器は、片手剣、狩猟笛、ランス、ガンランス、穿龍棍、スラッシュアックスF、ライトボウガンの7種。
- かなり独特な素材体系を有しており、
グァンゾルムなどと同様、部位破壊限定素材は尻尾のみとなっているのだが、
G級希少素材「極龍の虹黒曜玉」の扱いが非常に特殊なものになっている。- 武器にはLv21に確定で1個、Lv48で確定で2個、レシピ1で回避可能な素材としても度々登場する。
- 希少素材としては極めて珍しく、防具の強化に用いる。GLv7、GFLv6で1つずつ用いる。
- 本体以外にも尻尾や落とし物からも入手可能で、確率も高い(グァンゾルムやドス古龍にも見られた特徴)
ルコディオラはそれに先駆けたものであったと言える。
なお部位破壊限定素材は尻尾の「極龍の磁束尾」のみ。
翼と角には部位破壊素材があるが、剥ぎ取りや基本報酬でも出る(これも上記モンスターに見られた特徴)。
- 肉質は剛種をベースに、弱点部位がやや硬くなっている。
ただし弱点特効は本来の弱点では十分に機能するようになっており、
元々弱点以外が硬いモンスターのため、纏雷なども非常に有効。
纏雷は引き寄せ、反発磁力に対して回転回避するだけでゲージが蓄積されるため、
ルコディオラとの相性が極めて良いものとなっている。
なお弾肉質は剛種と同じなので、磁力による間合いの取り方を別にすれば、
ガンナーとの相性も相対的に改善はされている。
攻撃力は全盛期の剛種の2倍近くと非常に上がっているが、
威力の再調整が行われているようで、実際のダメージは2倍近くを感じさせない程であることが多い。
ただし、それでも一撃が重いことには変わりないため、
HR個体までと同様、龍耐性が更なるダメージ軽減に重要となってくる。
- 属性については剛種に比べ通りやすくなっており、平常時は龍、磁力纏い時は氷属性が効く。
水属性も多少は通る。ただし状況によって有効属性が変わるということなので、
どちらかと言えば闇属性や響、奏属性のような複属性で、有効な状況を増やしたほうがいいかもしれない。
- なお、新モンスター実装前の恒例となった対策イベントは、
解禁予定の2週間前である8月10日より開催されている*2。
その対策イベント「ルコディオラ討伐ノススメ」にて入手できる武器は、
弱点属性を含んだ闇属性や響属性を持つ武器群「磁界ノ王ヲ征スシリーズ」。
これまで、ルコディオラ攻略に関して属性が強調される事は少なかったが、
G級モンスター戦では属性も重要な攻略ポイントとなっているためか、
磁界ノ王ヲ征スシリーズはいずれも属性値が非常に高く設定されている。
- 狩煉道では比較的ポイントが多めになっている。
ただし即死攻撃の対処ができない場合パーティーが全滅する危険性も非常に高く、
腕に自信がない場合やパーティーの実力がわからない場合は極力避けた方がいいだろう。
辿異種 
- 2017年7月のアニバーサリーアップデートで実装。解禁日は2017年8月30日。
初の古龍種辿異種となる。
また、ルコディオラの特異個体&G級が解禁されたのは2016年8月末であるため、
奇遇にも、辿異種はそれの1年後の登場となる。
以下の辿異クエストにて登場する。
- ルコディオラの辿異クエスト
受注可能GR クエスト名 GR200 極翼を備えし極龍 GR400 操磁操雷の双極 GR600 磁界を統べし極翼 GR800 磁極の翼
- 砂漠と迎撃拠点という、ルコディオラとしてはお馴染みのフィールドに登場するが、
砂漠については他の個体と異なり、エリア1での戦闘になる。
また、全ランクに共通するがエリア移動をしない。
- 発達部位は「翼」。
翼の骨がいくつか退化した代わりに、残った骨は太く頑強に発達し、稲妻が生えたかのような様相となっている。
また、残った骨からは枝分かれのように外側へ向かって新しく骨が生えている。
従来のような特徴的な形状から一転し、他モンスターにもよく見られるような普通の形状に近づいているように見えるが、
正面以外から見た場合の形状はやはり異様というほかない。
翼膜はルコディオラのイメージの真逆である蒼白色に染まっており、
そこから蒼い雷を発生させる等、磁力のマイナス極や近縁種レビディオラを想起させる色をしている。
この翼は磁力を帯びる性質をしており、
これを利用して通常、特異個体をも上回る磁力を操るのが、辿異種ルコディオラの特徴である。
また、目は青色に変化、角は形状を維持しつつも大きく巨大化している。- 開幕から常時怒り状態なので気付きにくいが、怒り状態で鮮やかなオレンジ色に染まっている角や翼の骨は、
通常状態では錆び付いているのが確認できる。
元々長寿であるものが多い古龍種の中でも、更なる悠久の時を経て変化してきたのが伺える。
- 開幕から常時怒り状態なので気付きにくいが、怒り状態で鮮やかなオレンジ色に染まっている角や翼の骨は、
- ルコディオラはMHF-G10.1で特異個体&G級対応したばかりのモンスターであり、
今まで実装された辿異種の面々からして、辿異種対応から、ある意味程遠い位置にいるモンスターであった。
しかし、ルコディオラがG級対応した直後のアップデートが「MHF-Z」であり、
多くの熟練ハンターの武具が辿異武具へシフトしていったために活躍の機会に恵まれているとはいえなかった*3。
よって、ある意味不憫とも言える状態になってしまったルコディオラに再びスポットを当てるため、
辿異種化を果たしたものと考えられる。- なお、辿異種はMHF、またはMHF-G初期に実装されたモンスター対応したケースが多いので、
その流れで「レビディオラではないか?」という意見もあった。
当初は辿異種ガノトトスと共にシルエットのみの公開となっており、
シルエットが酷似しているレビディオラとの判別がつかなかったことも一因である。
- なお、辿異種はMHF、またはMHF-G初期に実装されたモンスター対応したケースが多いので、
- 辿異種ではその莫大な磁力を、G級特異個体の異常磁場を発生させることではなく、
莫大な量の砂鉄を操作、塊化して攻撃に用いるという、武器として用いる戦術に用いる。
PVでは、G級特異個体の異常磁場と錯覚する程の砂鉄を超風圧で撒き散らす、
砂鉄をハンターの足元に送り込んで龍属性の力と共に操作、
足元から龍属性を帯びた砂鉄が串刺しにして突き上げ、
砂鉄の触手に包んで爆破するというコンボ攻撃を披露している。- 辿異種は得意属性の属性やられ【特大】か強化された状態異常を用いてくるのは周知の通りだが、
ルコディオラについても同様で、初の龍属性やられ【特大】の使い手となる。
従来の龍属性やられとは異なり、
ごく一部を除く回復手段を無効化するうえ、回復アイテムを使うと逆にダメージを受けてしまうという、
非常に危険な属性やられとなっている。
- また、磁力やられ自体は健在で、超風圧、超咆哮、超震動も用いてくる。
超咆哮、超風圧は搦め手として用い、
使用までの前動作は比較的長いが、被弾すると続く本命の攻撃にも確定で被弾する攻撃が多い。
狙っての対処どちらも可能であるが、使用中は隙だらけなため、
辿異スキルで無効化すれば安定性と大きな攻撃チャンスを得ることが出来る。
一方で超震動は、予備動作・タイミング共に非常に分かり易いプレス攻撃と同時に発生するのみであり、
プレス攻撃を中途半端に位置除けしようとしない限りは被弾することはなく、
対策の重要度は低い。
武器種、スタイルにもよるが、超風圧と超咆哮は無効したい。 - 余談だが、超風圧は吹き飛ばして既に発生している攻撃判定にぶつけるという使い方をする。
同様の手法を行うモンスターとしては他にゼナセリスや辿異種トリドクレスが挙げられる。
- 辿異種は得意属性の属性やられ【特大】か強化された状態異常を用いてくるのは周知の通りだが、
- ルコディオラと言えば(色んな意味で)「岩」で有名だが、
辿異種となったルコディオラは、
その莫大な磁力を無駄に消費すると理解しているのか常に岩を浮遊させる事はしない。
引き換えに、地中に眠る砂鉄を攻撃のメインに用いるようになり、
その形状や位置も自由自在となっている他、
★4で解禁される最大技も、この砂鉄を用いた攻撃となっている。
戦闘概要、主な追加技など 
- G級特異個体をベースとし、
発達した翼による磁力、異常磁場を起こせるほどの磁力の使い方を見直し、
広範囲の砂鉄を操作した攻撃を多用するのが、従来の個体との大きな違いとなっている。
また、それに伴い磁力操作も砂鉄をピンポイントに発生させたり、
移動による回避を封じたりという風に応用してくる。
これらの部分は、磁力耐性スキルを発動することで影響を免れることができる。
- また、強化された磁力によって電磁ビームが大幅に強化されており、
★2から超多段ヒットの極太電磁ビーム(G級の祖龍と同じ性質だが、こちらは怯むという違いがある)に変化、
更に新攻撃にもこの電磁ビームを用いたものが解禁される。
加えて怒り時の行動速度がG級個体より高速化しており、それによって攻撃後の隙も減っている。
この高速化の影響を強く受けたのが超岩盤隆起であり、
磁力やられ状態の場合、開始から連続回避を行わないと範囲外に逃げられない程になり、
打ち上げ判定が発生するまでの時間も早まって従来の個体とタイミングが異なるなど、
脅威度が大幅に増している。
- 全難易度通して攻撃技の威力自体は再定義されたG級個体ベース
(ただし本種の場合そもそも攻撃倍率自体が他モンスターより高く、G級個体の時点で10.0も攻撃倍率がある)であり、
かつ難易度による攻撃力の上昇も緩やかである。
が、本体判定含めた大半の攻撃が龍属性であるのもそのままであるため、
龍耐性が低いとダメージが重く、かつ龍属性やられ【特大】の回復封じに苦しめられる事になる。
最低でも、龍属性やられ【特大】に関しては対策を講じておきたい。
また上述のことより、龍耐性も高めるとダメージを劇的に抑えることが可能になるが、
辿異種ルコディオラは、難易度が上がる程スリップダメージ攻撃や、
ダメージ軽減手段を強引に押し切る極太電磁ビームを多用してくるため、油断は禁物である。
また、上述のことより防御力と耐性を高めれば耐えるのは難しくないが、
辿異種ルコディオラは超妨害要素3種に加えて龍属性やられ【特大】、磁力やられと、
とにかく妨害要素が多いため、これらすべての対策を行って快適な環境を作ろうとすると、
装備構築に難儀することになる。- 他の辿異種にも言えることだが、攻撃力の上昇自体はやや控えめなものの、
辿異防具を使用していない、あるいは龍耐性が低い防具であれば★1の時点でも脅威である。 - とにもかくにも極めて危険な龍属性やられ【特大】だけは防止したい。
超咆哮・超風圧・超震動の3つについては、武器種やプレイヤースキルによるが、
全て無効化できれば格段に戦いやすくなる。
一応、前述の通り超震動は対処が容易であるため対策の重要性は低い。
磁力やられについては、特に超岩盤隆起を初めとし、様々な攻撃への対処が行いやすくなるが、
磁力耐性スキルは発動に難があり、装飾品で発動しようとすればスロット2つ分が必要となる。
磁力耐性を内包する状態異常無効【多種】についても、
最も簡単な発動手段であるシャガルシリーズが龍耐性が-25と、致命的な低さであるため採用が難しい。
期間限定ではあるが、歌姫狩衛戦・真説の戦歌の章では歌スキルとして磁力耐性が容易に発動できるため、
該当期間中であるならぜひ発動させておきたい。
- 他の辿異種にも言えることだが、攻撃力の上昇自体はやや控えめなものの、
- 耐久力については、単純な数値を見れば★1では昨今の辿異種と同等程度、
★3以降で他の★4辿異種と同等、★4では全体防御率0.08になる。
これだけなら、他の★4辿異種と大差があるとは言い難いのであるが、
そこに追加で、本種は怒り時は全体防御率に0.85倍の補正がかかる。
後述するが辿異種ルコディオラは発達部位を破壊しないとずっとこの補正が適用され続けるため、
★4の実質的な全体防御率は0.068と、
「辿異種」というカテゴリーで見ると辿異種タイクンザムザの0.06(怒り時0.066)に次ぐ2位である。
本種は破壊可能部位以外の肉質が硬いという特徴を有しており、
破壊可能部位はいずれも狙いやすい部位ではあるが、
しっかり狙わないと★1でも時間がかかってしまう。- なお、この全体防御率補正0.85倍はアップデート(時期不定)による調整後の数値であり、
それ以前の怒り時全体防御率補正値は0.7倍となっていた。
このため、調整前の「実装当初から暫くの間」の★4怒り時の全体防御率は、
MHF最強の座に君臨する「極み個体」にも匹敵する0.056をマークしていた。
勿論、この数値は辿異種の中では最高の防御力の高さ(全体防御率の低さ)である。 - 属性についてはG級個体の磁力纏い状態と同じであり、
全身に氷属性がそこそこ通り、次いで水属性もある程度通る。
が、一方でそれ以外の属性肉質は全身で常時0であり、
従来の個体では条件付きの弱点であった龍属性は一切通らない。
- なお、この全体防御率補正0.85倍はアップデート(時期不定)による調整後の数値であり、
- 最大の弱点は、発達部位の翼。
この翼は、辿異種ルコディオラの戦闘力に多大な影響を及ぼしており、
破壊すると一部攻撃と超風圧が封じられるだけでなく、怒り状態も解除され、
怒り状態時の全体防御率0.85倍補正も消失し、ダメージが通りやすくなる。
加えて、怒り状態を解除されたルコディオラは動きが遅くなるため、
他の破壊可能部位である頭、尻尾も狙いやすくなると、メリット要素が非常に強い。
更に破壊と同時に、頭怯みと同じく転倒して1回藻掻くので、この時にも攻撃チャンスが生まれる。
従来個体と違い、打点の低い武器種にも考慮したのか胴体辺りまで翼判定となっており、
両脚に邪魔されなければ当てるのは極端に難しいことではなくなっている。- この事実は、翼を破壊するまで常時怒り状態である事と、
発達部位の破壊が本種にとって、耐久面での大幅な弱体化を招く事を意味する。
しかし、辿異種の平均的な発達部位の耐久値は概ね総体力30000の50%程度であるのに対し、
本種はその1.2倍である18000(総体力の60%)もの怯み値蓄積が必要となる。
怒り状態の行動速度の速さや磁力を多彩に用いた各種攻撃の脅威、全体防御率の低下、
そして他の部位の破壊しやすさを考えると、
辿異種ルコディオラ戦においては翼破壊を最優先とした方が良いと言えるのだが、この耐久力の高さを考えると、
発達部位の耐久値をより多く削れる辿異武器を対抗策として使用する事も一考に値するだろう。
逆に、翼破壊を完全に無視することは怪奇毒双剣などの一部の例外を除いて得策ではなく、
翼、頭、尾以外の肉質の硬さと、翼破壊前の全体防御率0.85倍補正で、却って時間がかかってしまう。 - ちなみに翼と頭は2段階破壊ではなくなり、1回で破壊できるようになっている
(厳密にいえば、どちらも2回の怯みが必要)。
また角と尻尾の耐久値はどの難度でも高くはない。
翼を壊すことで動きが鈍化するので、翼を最優先で破壊しても十分間に合うだろう。
なお現在では既に下位個体の時点で撤廃されているが、麻痺やスタン中でも破壊条件は満たせる。 - ここまで述べた通り、翼を破壊することで戦いやすくはなるものの、
多彩な即死攻撃は翼破壊後も用いてくるため、最後まで油断しないことが重要となる。
- この事実は、翼を破壊するまで常時怒り状態である事と、
- 剛種、G級特異個体にも言えるが、
磁力に対して回避行動を行うことで纏雷、巧撃、巧流、獅子奮迅スキルは反応する。
特に巧撃と巧流は辿異スキルで強化することで火力スキルとして非常に強く機能させることができる。
巧撃強化は+1、かつ回避をメインにしない武器種でも十分最大値まで持っていけるほどのものがある。
- 古龍の辿異種第一号として登場した本種であるが「岩のせいで戦い辛い」という評は払しょくされ、
「辿異種」がMHF-Zにおける最大の脅威である、
という公式のコンセプトをプレイヤーに強く認識させる事になった*4のだが、
一方で本種は武具の性能の割に強すぎるという不満の声が様々な層から聞かれ、
後の辿異種及び辿異装備の位置づけにも影響を与えたと見られる。- 「武具の性能の割に」という点は後述するが、
本種は先述の通り破壊可能部位以外の肉質が硬く、発達部位自体の耐久力も非常に高いが、
それを破壊することで本体の戦闘能力がかなり低下する事から、
"人間4人PTで発達部位を最優先して狙っていくことが重要"というコンセプトがあったものと見られる。
が、このコンセプトはネット上でよく聞かれる
「NPC込みのソロ主体」というプレイスタイルとは非常に相性が悪く、
またそれまでタイムアタック界隈では普通に行われていた「部位破壊無視」のスタイルとも相性が悪いため、
最初期の頃には「耐久力が高すぎる」という声や、
「(無条件肉質軟化効果のある)不退スキルを必須とした調整である」という声が相次いだ。
先述の通り翼破壊を無視する立ち回りでは、全体防御率が強烈に下がってしまうため、
最初期のタイムアタックでは極み個体並みにタフだったという声が散見される。
- また、G級特異個体から継承した技を含め、
喰らってしまえばハンターを即死させてくる技を多数有するのが本種の特徴であるが、
これについては辿異種フルフルやアクラ・ヴァシムのような「即死判定を与える」ものではないため、
いずれも「魂の再燃」や「根性札グレート」で1回は生き残れ、
一部の純粋に一撃が重い技については真根性スキルでも耐えられるようになっている。
が、これが先述した「必須」という極論に近い声が出ていた不退スキル発動下ではことごとく無効になるため、
不退を発動させたプレイヤーからは「即死技が多すぎる」という声が出るようになった
(逆に不退側の「ペナルティ」も再び強く印象付けられることになったが)。
ちなみに発達部位を破壊しても即死技が全部封印されるわけではなく、
極太電磁ビームも怒り補正の消失により威力は減るが普通に使ってくる。- 実際のところ「耐久力の高さ」や「即死技の多さ」でハンターを返り討ちにしていく様は、
研究や装備革新が進んでいなかったZ初期の辿異種フルフルやダイミョウザザミにも見られた部分である。
が、その後の辿異種が初期のものほどのインパクトを残せなかった事から、
久方振りに極度のインパクトをもたらした本種に、困惑の声が多かったのはある種必然だったと言える。
- 実際のところ「耐久力の高さ」や「即死技の多さ」でハンターを返り討ちにしていく様は、
- 「武具の性能の割に」という点は後述するが、
- なお、脅威の攻撃技の大半が辿異スキル込みでガード可能であり、
それでもガードできない攻撃は予備動作が長く、緊急回避の対処が比較的容易である、
極太電磁ビームもルコディオラ胴体付近に張り付けば一切当たらない事から、
張り付きながら戦っても打点が良いランスだと比較的挑みやすい。
また、極太電磁ビームをほぼ完全に無視でき、超咆哮(どうせ食らうので)と超震動も重要でなく、
基本的に発達部位の翼を常時攻撃可能である、という点で穿龍棍の「空中戦」ともかなり相性が良いのだが、
本種実装時点での穿龍棍の「空中戦」はハンター、NPC共にほぼ無価値と言われるレベルで低迷してしまっており、
更にステップ、磁力やられなどに対し空中で機敏に対応できる「空中EX回避」が無かったため、
鑑みられる事はなかった。
- ちなみに高難度帯の印象が強いが、★1ではG級特異個体の延長戦上の戦闘力しか有していない。
武具の性能が微妙(後述)なためあまり重視されていないが、
こちらも辿異種の「難易度に応じた幅広い提供」は実現できていると言える。
高難度についても、武器の作成難度は大幅に緩和されたことで大連戦の必要性が薄れており、
他の辿異種を攻略した後、腕試しに挑んでみるには丁度よいかもしれない。
- 2019年1月アップデートでは★1と★2の辿異種全ての防御力と攻撃力が弱体化しているが、
ルコディオラの場合はそれに加え、★1でのアクションに調整が入っている。
具体的な調整内容は不明だが、★1での最大の脅威となっていた超岩盤隆起について、
使用頻度が大きく減っているのではないか、と言われている。
また★1と★2では防御力が低下したことで部位破壊がしやすくなり、
素早く翼を破壊することも不可能ではなくなっている。
一方の★3・★4は難度に変化がなく、ZZで追加されたマグネットスパイクの
「磁縛」が完全に効かない唯一の辿異種であることもあって、その脅威性は未だ健在である。
一方、この時期になると辿異種ルコディオラのコンセプトが広く理解されていったこと、
更なる装備環境の強化と研究が進み、辿異種ルコディオラの弱点が周知されていったことで、
PT、TA問わず、1回の討伐時間は大きく減少していっている。
また、同アップデートでは辿異種タイクンザムザの登場により、
1年以上保っていた辿異種内での耐久力トップの座を奪われることとなった。
- 以下、主な追加技。
- 岩落とし
- 辿異種ルコディオラの磁力の強さを最も現す攻撃にして、開幕時の確定攻撃。
岩は駆使しないとは言ったが使わないとは言ってない
翼から莫大な磁力を放って大量の岩を浮上させ、ターゲットに向かって飛行。
頭上付近に到着したら磁力を解除して岩を落として内部に閉じ込め、
着地の超風圧でハンターを岩にぶつけると、特異個体ゼナセリスの水壁と同じタイプと言える攻撃である。
最後に岩を、超咆哮と共に粉砕するが、そこまでに掛かる時間が比較的長いので、
超風圧、超咆哮、着地するルコディオラの3つに対処できれば、貴重な攻撃チャンスとなる。
着地するルコディオラに接触すると吹っ飛ばされるが、
岩には当たらないので超風圧で吹き飛ばされるよりはマシである。- ちなみに、開幕時のみ怒り状態への移行、
咆哮と共に磁場を展開して周囲に6個の岩を浮上させている姿が確認できる。
この岩は、全て更に磁力を開放してこの行動に入った際一緒に使われるので、
辿異種ルコディオラ戦では、周囲を回る岩は一切存在しない。
そこ、岩落としに消費せず、常に回転させたほうが厄介とか言わない
- ちなみに、開幕時のみ怒り状態への移行、
- 側面叩きつけ
- 叩きつける方の腕を振り上げ、翼と一緒に地面に叩きつける。
この際、側面に磁力操作で砂鉄を現出させており、
磁力やられ状態のハンターはこの砂鉄の現出場所に吸引される。
叩きつけと同時に判定が発生するが、そこから波が広がるように順に判定が発生するため、
位置次第、特に尻尾側ではタイミングを遅らせる必要がある。
- 砂鉄飛ばし
- 莫大な磁力で広範囲の砂鉄を時間を掛けてかき集め、
集め終わった後で羽ばたいて広範囲に飛ばし、砂鉄の槍を現出させる。
羽ばたきは2回で、翼未破壊時は超風圧が発生する。
★1では、全ての砂鉄が定位置に出現するため、仮に吹き飛ばされたとしても絶対当たるわけではないが、
★2以降は各吹き飛ばし毎に1本のみではあるが、
ルコディオラから一定以上の距離があるハンターを捕捉して現出する砂鉄があるため、
最初の超風圧で吹き飛ばされると、吹き飛びきった所に2回目のピンポイント砂鉄が確定ヒットする形になる。
ピンポイント砂鉄の位置は、エフェクトが発生した時点の位置で確定されるため、
見た目に惑わされなければ、普通に移動や回避で範囲外へ移動するのは容易である。
また、羽ばたきのタイミングさえ掴めれば対処は難しくない方であり、
仮に超風圧を無効化している近接武器であれば、非常に長い間攻撃することができる。
★1のみ、出現位置を把握してしまえばガンナーも超風圧の影響外から一方的に攻撃することが可能。
辿異種ルコディオラの基本攻撃であるためか、使用頻度は全ランクを通して高い。
- 砂鉄砲
- 軌道上に磁場を起こして磁力やられ状態のハンターの移動を制限しつつ、
翼の間に大量の砂鉄を集め、前方に発射する。
放たれた砂鉄の塊は「ただ何者にも阻まれずに対象を破壊する」という公式説明通り、
チャージ時間に反して威力が高く、
★4では辿異防具で防御性能を高めるだけでは不十分な程の破壊力を有する。
弾速は遷悠種シャガルマガラの狂竜波開放で発射する狂竜波と同等であり、
回避行動の対処等がし易いメリットが有る一方、
エリアの端から端まで、極短時間で飛んでいくという脅威性も備えている。- 磁力の力によって射出されていることから、この攻撃はコイルガンの原理を応用していると思われる。
コイルガンとは電磁石を用いて弾丸となる物体を加速・発射する装置で、方式は複数存在するが、
代表的には磁性体の弾体を引き込む時にコイルに磁力を発生させ、
十分加速したら磁力を切って慣性で弾体を前方へ発射する吸引型がある。
これは所謂リニアモーターカーに近しい原理であるが、一般的には効率が低い上、
威力を出すために必要な多段加速の制御が難しい事なども相まって、
携帯可能なサイズではごく小口径の弾薬程度の威力しか出せないのが現状である。
その事を鑑みると、ルコディオラの磁力制御能力と生み出す磁力の凄まじさが窺い知れよう。- なお、コイルガンは時々レールガンと混同される事があるが、
レールガンは2本のレールに弾体を介して電流を流して磁場を発生させ、
その際に電流の流れた弾体に生じるローレンツ力という力を用いて弾体を運動させている為、
磁力そのもので引っ張って加速しているわけではない。
- なお、コイルガンは時々レールガンと混同される事があるが、
- 磁力の力によって射出されていることから、この攻撃はコイルガンの原理を応用していると思われる。
- 極太電磁ビーム
- ★2から解禁される、辿異種ルコディオラの攻撃の中で最も警戒したい技。
より強まった磁力と龍属性の力を用いた事で、
往復電磁ビームのビーム部分が巨大化、内部でエネルギーが渦巻いている。
このビームは威力小の超多段ヒット攻撃となっており、
接触すると短時間で一気にダメージを受けてしまうが、
ドゥレムディラ、G級祖龍が放つビームと異なり、スーパーアーマー無しでは怯む。
このため、怯みながら受け続けるのと、怯まない状態で受け続ける場合にて、ダメージに多少の差が生じる。
ビーム本体が置き換わった以外の部分は全てG級特異個体と同じであり、
各種軸合わせ動作に加え、バックステップで無理矢理範囲内に収めてから放つ事もある。
極太になったとはいえ、全体に判定がある訳ではないため、従来の回避方法がしっかり通用する。
一方、スタミナ消費タイプのガードでは、新たにスタミナ残量に気を配る必要がある。
被弾リアクションが怯みに、威力が落ち、ヒット性質が多段化以外は従来の電磁ビームと同じであるため、
防御力は勿論、龍耐性を高めれば1ヒットのダメージを抑制でき、
かつ審判スキル系統の「確率で0ダメージ化」は各ヒット毎に判定されるため、
これらを積み重ねれば、★4かつ怒り状態のそれに直撃しても生き残る可能性は高まる。
無策ではほぼ確実に力尽きる攻撃となるため、これら対策、保険を用意する価値はあるだろう。
翼破壊後も使用する。
驚異的な性質はそのままであるが、非怒り状態として放つため、生存の可能性は普段よりは高まる。
- 片側極太電磁ビーム
- 同じく★2で解禁される技で、極太電磁ビームを片側を薙ぎ払う形で発射する。
純粋に、上述の極太電磁ビームを片側限定で薙ぎ払うものになったと考えて良いが、
十分に態勢を作っていないためか、発射時の反動で少し後退する。この時の本体に判定はない。
ルコディオラから見て右側のみ、先に通常の電磁ビームによる軽いなぎ払いを行ってから、
同じように極太電磁ビームで右側のみを薙ぎ払う。
通常の電磁ビームに被弾した場合は吹っ飛びになるが、迂闊に任意受け身を取ると極太ビームに被弾しやすい。
往復ビームと比較してなぎ払い速度が速く、往復しないので1回
(右側からの通常ビーム派生はそれを避けて懐に潜り込む)の回避で良いが、
その分短いチャージで放ってくる他、ステップからは派生しない
(つまり通常の軸合わせから用いるため隙が小さい)ため、口元に注意していないと危険である。
どちらにせよ、放つビームは正面から横方向にズレた位置を起点とし、すぐには放てないため、
正面で予備動作と方向を確認してから、安全位置に移動する事は難しくはない。
むしろ、頭部が見づらい側面中距離以遠の方が(通常なぎ払いを行う右側は特に)危険であるため注意したい。
先述したが、この特性上翼付近を狙う滞空状態の穿龍棍は比較的安全である。
- 龍砂鉄爆破
- ★4から解禁され、10周年記念アップデートPVで披露していた、
磁力と、龍属性の力をフルに活かした、辿異種ルコディオラの最大技。
莫大な磁力と龍属性の力を用いて広範囲の砂鉄をハンターの足元に集め、
砂鉄の槍を現出させ、上空に拘束しつつ龍属性と砂鉄の球体で蝕み、最後に爆破して吹き飛ばす。
その力を精密操作に集中させるためか、この攻撃の動作中は砂鉄サークルが消失する。
拘束されたハンターは龍砂鉄によってスリップダメージを受けながら、
火事場力+2が発動する辺りのラインまで体力を減らされる、
または長時間経過した後で高威力の爆発で追撃される。
攻撃の性質としては辿異種アクラ・ヴァシムの即死技である、地中からの掴みに似ており、
判定も一瞬という点も共通しているが、
ギリギリまで、かつ高速度で位置を捕捉するため、どんなに速く移動しても振り切ることは出来ない。
ここまでの内容だけなら、非常に驚異的な攻撃と感じやすいが、
拘束(=判定発生)タイミング時に前脚と翼先端を地面に叩きつけるためタイミングが分かり易い。
判定が一瞬という事も相まって、動きを覚えてしまえば対処は難しくない部類に入り、
拘束までの準備時間も、動作に入ったのを見てから緊急回避の準備をしても余裕で間に合うほどに長い。
対処は簡単、一方で捕まってしまえば致命的という性質より、
★4の辿異種ルコディオラの攻略は、この攻撃を対処できるかどうかに掛かっていると言える。- この攻撃はガードを貫通するため、ガードは出来ない。
唯一、辿異スキル「ガード性能強化」によってガード性能+2の段階を上回ったランス、ガンランスの、
強ガード(範囲ガードも可)でのみガードが可能である。通常ガードでは不可能なので注意。 - 龍砂鉄爆発の追撃によるリアクションは吹っ飛びであるため、
地面に転がり落ち、静止する前であれば、各種回復要素による救助が可能である。
この場合、龍砂鉄拘束中は長時間、必ず上述のラインまで体力のスリップが継続するため、
爆発による追撃のタイミング以降で回復しないと、龍砂鉄によって回復した体力が再び蝕まれてしまう。
また、拘束判定にダメージはないものの、龍属性の攻撃判定が存在するため、
龍耐性55以上で無い場合は、拘束時に龍属性やられ【特大】を発症し、救出が不可能となってしまう。 - なお、サポートNPCはスリップダメージを受け付けない関係上、
必ず拘束時間いっぱいまで拘束を受け続けてから爆発の追撃を受ける。
小さすぎるためか、パートニャーは拘束出来ず、拘束判定で普通に吹き飛んでしまう。 - 実は限界距離が存在する。その距離は、超風圧で吹き飛ぶ最大距離であり、それ以遠には届かない。
稀なケースではあるが、
自信がなく、かなり離れていた場合は範囲外でやり過ごしてしまうのもいいだろう。
- この攻撃はガードを貫通するため、ガードは出来ない。
武具 
- 素材から誕生する武器は共通の特徴として武器のある部分が発光する。
暗い場所へ持っていくと発光部分以外は見づらくなるのに対して発光部分のみ発光中は普通に見える。
また、通常武器やF.2追加の剛種武器と、F.1で登場した剛種武器とでは発光の仕方が違う。
よく見比べてみるのもいいかもしれない。
なお、通常武器と剛猫当たり以下は黄色、剛猫大当りと剛種双剣はオレンジ、剛種武器は赤色に発光する。
G級武器は通常武器のデザイン・発光の仕方を踏襲している。
- 防具はかなり大器晩成型で、強化途中ではまるで役に立たない。しかも強化素材はかなりマゾかった。
しかし、FXまで強化すれば優秀な性能となり、特に剣士腰(ルコFXウィング)がよく使われていた。
また、ルコディオラ自体の強いイメージのせいか、
それとも高HRハンターのFX防具を真似しているのか、強化せずにフル装備する初心者が後を絶たない。
その愛されぶりはフルクシャを彷彿とさせる。
フォワード.5以降はルコを始めとする古龍FX防具の要求素材が緩和されてかなり作りやすくなったが、
それでも高難度であり、同時期より加速した防具環境のインフレに付いていけなくなってしまった。
なおG9.1以降は強化素材のほとんどが鎧玉となり、更に作りやすくなった。
- 辿異武器は双剣、狩猟笛、穿龍棍、スラッシュアックスF、ヘビィボウガン、弓に加えて、
MHF-ZZアップデートによって追加されたマグネットスパイクの計7種が存在。
発達部位の翼を余すことなく活用した形状で、刺々しく錆び付いた骨を本体に、輝く翼膜を刃や装飾に使っている。
また、納刀状態では骨の部分のみで、抜刀することで翼膜部分が展開するギミックがあるが、
唐突に出現する為、膜というよりエネルギー体のようにも見える。
双剣や狩猟笛などはむしろ翼膜を広げて骨の部分が展開するような形状になっており、
構造に謎の多い武器である。
いずれも武器銘は「極龍○○(武器種名)+カタカナ」となっており、
GR800強化で「光極龍」銘を変える。
性能面ではどの武器でも共通して、辿異スキル「耳栓強化+1」が発動する。
また、最終強化する前に斬れ味ゲージが完成するのも特徴。
武器属性は龍と麻痺の双属性であり、双剣に関してはMHF-G7以降実に2年振りとなる麻痺双剣追加となった。
強化後の攻撃力に関しては若干低いが、それも武器倍率で5ぐらいの差であり、
それなりの麻痺属性と十分な水準を上回る龍属性値も踏まえると十分性能は高いと言えるだろう。- 一方、武器自体のスペックがあからさまに低いという、
上述を注視するとおかしいような声が実装当時の評として強かったが、
これは、MHFにて既に麻痺属性が重要視されなくなっている
(2018年以後は一部の武器種にて復権の兆しがみられる)事や、
麻痺がかつて一世を風靡した穿龍棍においては当時人気に陰りが出ていたより、
当時の人気武器種かつラインナップより、最も注目されたと考えられる、
スラッシュアックスFの攻撃力がかなり低い点だけで評が確立、喧伝された可能性が考えられる
(ちなみに低い理由は「強撃ビン」を搭載しているため)。
一方、ヘビィボウガンは最初期組のそれにかなり近しい攻撃力を保有しており、
装填可能弾が非常に恵まれている事から例外的に高い評があった*5。
しかし、辿異種ルコディオラ本体の強さ、
及び辿異武器強化難度の高さ(2018年4月アップデートで大幅緩和)が逆風となり、
近接武器種の評は上述で固まり、ヘビィと弓は厳しい立場にあったと言える。 - 先述の通り2018年に実施された大型アップデート「MHF-ZZ」では、
同アップデートの目玉である新武器種「マグネットスパイク」に、
新たに本種の辿異武器が1つ加わった。 - なお、件のマグネットスパイクは磁力を用いるという、
磁力を司る古龍ルコディオラとの共通点がある故に、
多くのハンターが「ルコディオラ武器も実装される」という予想を立てていたようである。
- 一方、武器自体のスペックがあからさまに低いという、
- 辿異防具「ルコZシリーズ」は、
いずれも、甲殻の紫とオレンジに翼膜の蒼白色で既存の極龍装備よりも派手さが増している。
女性防具は脇腹を中心に露出も多いのも紳士にとってはポイントとなるだろう。
スキル面ではG級ルコディオラ防具を彷彿とさせる贅撃が比較的多く配分されている他、
辿異防具としては極めて珍しく、剛撃と一閃のSPが全くない部位があるのも、
G級ルコディオラ防具同様と言える。
ちなみに翼膜はぺにゃんぺにゃんだが、本家ぺにゃんぺにゃんに比べるとたなびき方が若干自然な為、
布状のパーツとして見れば受ける印象はだいぶマシではある。
こちらはミドZシリーズに続く「不退ノ構」との相性があまり良くない防具とされ、
かと言って一閃を主体とした装備革新にも使いづらいことから、
本体の強さに見合わないとの不満が更に高まることになった。- 剛撃と一閃のSPが全くない部位は「剛撃を出さない」不退ノ構運用では使えるが、
そもそもこの当時「剛撃を出さない」不退ノ構運用自体が机上の空論とされており、
どっちつかずになってしまったことは否めない。
なおこれ以降、「剛撃も一閃もない辿異(狩護)防具」はほぼ登場しなくなった。
- 剛撃と一閃のSPが全くない部位は「剛撃を出さない」不退ノ構運用では使えるが、
- 先述の通り、辿異種ルコディオラの強さ自体は最初期の辿異種や、
無双襲撃戦や至天クエストなどの超高難度クエストでも見受けられたものであるのだが、
前者はそれまでの価値観を覆す「武具」があったため手ごわくても挑む価値があった
(そして未強化でも従来の価値観を覆すポテンシャルを秘めていた)のに対し、
ルコディオラの武具は従来の価値観を覆すほどのものとは見なされなかった。
そして後者についてはそもそも「クリアするだけで価値がある」ものとされる傾向があり、
辿異種については特に武器は「高難度帯の連戦が避けて通れない」とされる状況が当時はあった。
これらの点が合わさって「武具の性能の割に強すぎる」という不満に繋がってしまったと言える。
余談 
- PV
公開当初は磁力を司る古龍だとは判明していなかったので、
黒い波動(⇒砂鉄)や、赤いブレス(⇒電磁ビーム)、
黒い衝撃波とともに地面隆起(⇒磁力による地面隆起)、岩がルコディオラの周囲を周回浮遊(⇒磁力ry)
などを見た人の間では、能力に関して「超能力」「ポルターガイスト」などの憶測が飛び交い、
「MHの世界観に沿ったモンスターなのか?」と不安がる人も少なからずいたようだ。
もちろん、「襲来、双極の脅威」のタイトルから磁力であると推測した者もいた。- 「双極」に関してだが、現実世界では「双極子」などという言葉が使われる。
ある一定間隔の距離を隔て、対になって存在する正負の電荷、もしくは磁極のことを指す。
また、「磁極」とは「磁石の、鉄を最も強く引きつけるところ」を指す。
つまり、公式発表がない段階でもタイトルから磁力だと予想可能である。
- 「双極」に関してだが、現実世界では「双極子」などという言葉が使われる。
- 極龍の黒石、黒曜玉という通常の宝玉系アイテムは存在するが、むしろ他の素材の方がレアとみなされやすい。
まずは鱗が出にくい。なにせ報酬と部位破壊、尻尾に落し物でしか手に入らず、
ルコディオラ武具の作成を目指す場合に、ヘタをすると最終的にただの鱗を集めるために連戦となってしまうことも。
ただし、砂漠のルコディオラでは比較的鱗をよく出すようになった。
逆に爪は山のように出る。基本報酬が爪だけでした、なんてザラである。
上位個体からは曜角や雷膜が取れるが、これがまたハンターを苦しませていた。
かつての入手確率は、曜角が角2段階破壊で20%、雷膜が翼2段階破壊で20%であり、
これをルコの通常武器の作成に平均して5個ほど、
防具1か所の最大強化に至っては曜角8個に雷膜9個を要求されていたのである。
全破壊のためのPTは槌1笛1極長槍2がよく見られた。- フォワード.5において、狩人祭の勝ち組クエストという形で救済クエストが配信されたが、
そこまでたどり着くまでに1年半もかかっており、
時期が時期だけに曜角や雷膜の需要は相対的に下落してしまっていた。
- G級では上述したように部位破壊素材はレアでもなんでもないが、
黒曜玉に該当する素材が(入手率はともかく)高い使用頻度になっている。
- フォワード.5において、狩人祭の勝ち組クエストという形で救済クエストが配信されたが、
- MHF アニバーサリーパッケージ2012付属資料設定集によれば、
"「磁力」という今までにない力を司る、見栄えのいいドラゴン"というデザイン設定は、
他の古龍との差別化を考慮するにあたってなかなか難しく、
その中で思いついたのが「昆虫的な羽」だったという。
ドラゴンフライ(トンボ)がモチーフとのことだが、言われてみれば確かにそうだと気付かされる。
- フォワード時代で一番最初に実装されたモンスター、
かつMHFチームが初めて実装にこぎつけた新古龍種という大事にされるポジションもあり、
デスクトップのアイコンやタイトルロゴなどゲーム関係の物はもちろん、
アニバーサリーなどのMHF関連の商品にはルコディオラのシンボルが描かれている。
MHFサービス開始と同時に実装された某鳥竜種のように、運営にも気に入られているようだ。
MHFとのコラボとして、杉浦Pが製作に関わった「イクシオンサーガ」のアニメ版にも登場してしまった。
最早MHFの広告塔といっても間違いないだろう。
ゲーム版ではアニメとのコラボイベントとして、ニゲル=ソルを装備したエレクパイル・デュカキスが登場。
専用のミッションで「異世界の磁性龍鱗」を集めた数に応じて、装備をもらうことができるイベントが開催された。
- 一応のベースがドス古龍であるこのルコディオラであるが、
上述したように麻痺すると動く点や、頭ダウンの時間が極めて短いなど、
ハメ対策と思われる改造が施されている。
彼の前に実装されたグレンゼブルは飛竜種ながら凄まじいハメ対策が施されており批判を受けたのだが、
ルコディオラは古龍種であることや、頭ダウンの時間は短いものの習熟したハンマー使いなら
十分連続ダウンに持っていくことが可能であることが早々に判明したこともあって、
その部分での批判はあまり出ていない。
ただし、上位以降の岩石についてはかなりストレスが溜まる仕様であるため、
実装まで大分時間がかかったとはいえ特異個体で劇的に改善された事を評価する声も多い。
- MHF-G2にて、磁力のみならず雷の力をも操る雷極龍レビディオラが登場。
極龍の亜種にあたり、ルコディオラをも上回る危険性を有しているようだ。
ただし戦闘面ではルコディオラで厄介視された岩石はレビディオラにはない。
- 前述したが古龍種の為、龍属性が有効であり次に効くのは水と氷となっている。
ちなみに磁石は熱に弱いという性質があるのだが、*6火属性は弱点ではない。
後に磁力を操るモンスターもいくつか登場しているが、
「磁力を操る=熱(火属性)に弱い」という図式が成り立っているモンスターは今のところ存在しない*7。
ドスランポス?あれは特例中の特例だし…
- フォワード時代では看板役を任されプレイヤーからも人気は高かったが、
MHF-G以降の主戦場となったG級へ登壇する気配は全く見えず、
最前線プレイヤーにとっては影が薄い存在となってしまっていた
(上述したようにG級では亜種のレビディオラが居るが)。
防具はその仕様上FX段階止まり、武器も天嵐武器以降の強化段階が実装されなかったことも一因だろう。
そのため特異個体とG級個体の実装を望むユーザーは多く、
G級の実装から3年以上が経過したG10.1にてようやくG級進出、及び特異個体化を果たすこととなった。
また、MHF-Zでは古龍の辿異種トップバッターを務める事になった。
- ちなみに磁力についてはスキル「磁力耐性」で無効化することができる。
元々はG級ハンター専用のスキルだったが、下位ハンターでも発動できるように変更された。
- 『モンハン大狩猟クエスト』とのコラボレーションでは、
ベルキュロスと共に「乱入・強襲モンスター」、
ハンターが操れる「ギルドモンスター」として出演した。
これでクロスからのモンスターが登場すれば、
同作品はスマホシリーズ唯一のメイン・MHF双方からモンスターが出ているゲームということになるのだが…
- G級ルコディオラ関連で、2回も武器性能の誤植をやっていたりする。
1回目はG級武器の性能で、その凄まじく高い性能に多くのユーザーが仰天…と思ったら誤植で修正され、
2回目は辿異種個体準備イベントで作成できる辿異武器で、
ランスと弓の攻撃力が凄まじく高く、話題になったが、やはり誤植で修正された。
素材 
- 極龍の鱗
- 鈍く輝くルコディオラの鱗。
モンスターの鱗は素材加工の基本と言われるが、
この鱗は熟練の職人ですら手を焼くほどのとてつもない硬度を誇る。
その硬度のために剥ぎ取ることも非常に困難で、頭部を破壊した時や尻尾から極稀に剥ぎ取ることが出来る。
強力な個体の鱗はまるでそれ自体が発電しているかのような強力な電気を帯びており、
「極龍の電鱗」と呼ばれて重宝されている。
更に強力な個体の鱗はより強い磁力を帯びており、「極龍の絶鱗」と呼ばれる。
その性質上、加工に使える道具は限られる。
辿異種の鱗はより強力な磁力を帯び、鋼のような硬さを誇り、完璧な形を保った「極龍の鋼磁鱗」と呼ばれる。
- 極龍の絶殻
- 極めて強力なルコディオラの甲殻のみが素材として扱われる。
この甲殻と周囲に展開する岩により、鉄壁の守りを誇る。
辿異種からはより強力な磁力を帯び、剥ぎ取ってもなお、磁力は衰えない「極龍の堅磁殻」を得られる。
- 極龍の爪
- 羽根のように軽いルコディオラの爪。
加工を加えずとも恐るべき切れ味を誇り、ゲーム中の説明文によれば「素手で触ると指が飛ぶ」という。
より鋭さを増したものは「極龍の鋭爪」と呼ばれ、それは未加工の状態でも鋼を断ち切る。
強力で特異な個体からは「極龍の朱爪」と呼ばれるものが極稀に剥ぎ取れる。
その赤く鋭い爪は尋常ならざる硬度を誇り、加工は困難を極める。
辿異種からは鱗や殻に劣らず、強力な磁力を帯びている「極龍の鋭磁爪」を得られる。
素早く獲物の皮と肉を裂く斬れ味を持つ。
- 極龍の角
- 淡く輝くルコディオラの角。吸い付くような独特の手触りが特徴。
古龍種の角にしては珍しく、それほど強度は高くない。むしろ砕けやすいため剥ぎ取りには注意が必要。
他の古龍と同じように破壊することは出来るが、磁力を操る能力を弱化させることは出来ない。
剥ぎ取った後も輝きを放ち続ける上質なものは「極龍の曜角」と呼ばれる。その輝きの原理は不明。
剛種に認定された特異な個体から極稀に剥ぎ取れるものは「極龍の朱角」と呼ばれ、
その角は通常個体のものよりも大きく、加工難度も高い。
極めて強力な個体からは「極龍の強磁角」と呼ばれるものが得られ、
非常に強い磁力を帯びているため、物によってはくっついたまま離れなくなってしまうという。
辿異種からは最も磁力が集中し、龍の力が宿ると言われる「極龍の橙角」と、
単一の磁荷を持つという不可思議な性質の「極龍の単極角」が得られる。
ちなみに単極角は今まで存在が未確認だったとの事だが、
現実世界においてもN極・S極のいずれかしかない磁気単極子と呼ばれる物質が、
理論上は存在すると言われていた*8。
理論上と言う通り、単極角同様未だに見つかってはいないが、
存在するとしたらこれを利用して莫大なエネルギーを得られるとも言われており、
ルコディオラがこの磁気単極子を有しているとすれば数々の強大な能力も納得である。
- 極龍の翼
- ルコディオラの翼。淡い輝きを放つ翼膜が張られており、常に帯電している。
剥ぎ取ると輝きを失う事が多い角とは異なり、この翼は輝きを保ち続ける。
その見た目の美しさから、武具の素材としてだけでなく、宝飾品としても取引されている。
翼膜の部分は「極龍の雷膜」と呼ばれ、上質なものはこの雷膜だけを切り出して素材として使うこともある。
この雷膜、上記の通り常に帯電しているのだが、何故か素手で触れても痺れることは無い。
極めて強力な個体の翼膜は「極龍の磁翼膜」と呼ばれ、
剥ぎ取った後もまだ力を秘めているかのように淡く明滅する。
更に強力、かつ特異な個体から極稀に剥ぎ取れるものは「極龍の朱翼膜」といい、
その煌びやかな見た目から珍重され、高額で取引される。
辿異種が持つ異常に発達した翼は、質によって「極翼」「極上翼」「極剛翼」「極絶翼」の4種に分けられる。
骨格が著しい発達を遂げたそれは、青く美しく、そして強力な磁力を帯びており、
激しい風力を生み出し、怒りは雷となって現れる。その力を甘く見てはいけない。
- 極龍の尾
- 高い弾力性を持つルコディオラの尻尾。その特性を活かし、緩衝材としての需要が高い。
跳ね回るような動きに反して切断は容易ではない。
よりしなやかに、そして鋭利な刃物でも傷一つ付かないほど丈夫に発達した尻尾は「極龍の靭尾」と呼ばれる。
極めて強力な個体のしなやかな尾は「極龍の磁束尾」と呼ばれ、
使いやすい素材だが磁力を帯びたものは他の素材と合わせづらい。
よりしなやかで、強力な磁力を帯びている辿異種の尾は「極龍の龍磁尾」と呼ばれ、扱いには鋭い橙棘に注意が必要。
- 極龍の朱棘
- 特異なルコディオラの首から極稀に剥ぎ取れる棘。
斬れ味が鋭いため、取り扱いには注意を要する。
- 極龍の黒石
- ルコディオラの体内から発見された黒い石。
これまでに確認されていた鉱物とは異なる性質を持ち、他のモンスターから得られる玉石や龍玉とも異なる。
その特性などには未だ謎が多い。
- 極龍の黒曜玉
- ルコディオラの体内で生成される玉石。稀に見つかる。
組み合わせた素材の性質を変化させるという特殊な性質がある。
どのように生成されるかは不明。ルコ武器(特に剛種武器)に要求される。
極めて強力な個体から稀に得られるものは「極龍の虹黒曜玉」といい、
オーロラを閉じ込めたような虹模様が妖しい輝きを放つそれは"極龍の超希少素材"とも言われる。
辿異種からは得られるものは「極龍の永磁玉」と呼ばれ、磁力はもちろん、美しさも永久に劣化することはない。
- 極龍の太磁骨
- 辿異種の骨のみが素材として使われる。
微量の磁力を帯びており、磁力を操る際の衝撃を吸収、分散することができる。
- 極龍の反磁血
- 辿異種ルコディオラの体内を駆け巡る血液。
循環が妨げられぬよう、特殊な磁性体となっている。
- 極龍の橙棘
- 辿異種ルコディオラの尻尾に生えている橙色の棘。
磁力は微弱だが、爪と同等の鋭さがある。
- 磁力を帯びた鱗
- 磁力を帯びた謎の鱗。物質を一つにまとめる力がある。あまり武具に使われない素材。
特定のアップデート記念クエストの報酬のみで入手可能であり、ルコバレッタの製作に必要。
関連項目 
武器/ルコ武器 - ルコディオラ素材の各武器へのリンクあり。
武器/ディオリモート
防具/ルコシリーズ
システム/磁力やられ
フィールド/迎撃拠点
BGM/ルコディオラ戦闘BGM
イベント・メディア展開/MHFガールズ・フロンティア - 剛種が第2シーズン最終回に登場。
モンスター/レビディオラ - ルコディオラの亜種または近縁種と思しき古龍種。能力の方向性も若干異なる。
モンスター/ナルハタタヒメ - 磁場を操る古龍種。能力の行使に伴い、岩盤が電磁力で浮遊する。