河童蛙の素材を惜しみなく
使った、重量感あふれる盾斧。
堅牢な甲羅が破壊力を高める。
(合ショウヒネリ)
進化した盾斧は、まさに精悍。
その力、鍛えた闘士の体躯が
如く。獲物を難なく捻り倒す。
(蛙式・合ショウヒネリ)
洗練されきった河童蛙の盾斧。
闘士の合掌を思わせる変形から
繰り出す技は流麗かつ怒濤。
(真蛙式・合ショウヒネリ)
目次
概要
- MHRiseで初登場した、河童蛙ヨツミワドウのチャージアックス。
ヨツミワドウの背中の甲羅を模した、野性味溢れるデザインとなっている。
また、斧モードへと合体させると、まるで軍配のような見た目となる。
MHRise
- 一発生産もしくはカムラノ鉄盾斧IIからヨツミワドウ素材で合ショウヒネリIへ派生可能。
だが、ほぼ同時期に作成できるヴァイクベイルの方が水属性値が高いため、
ビンの違いを考慮しても*1、下位攻略用としてはあちらの方が使いやすいか。
- 最終強化の蛙式・合ショウヒネリの性能は以下の通り。
- 十分実用的な攻撃力210
- 会心率0%
- 気休め程度の水18
- 斬れ味は素で緑止まり。匠でも緑が伸びるだけ
- あって困らない防御+20
- スロットはLv1が2つ
- しっかり榴弾ビン
- 百竜強化は「防御力強化I」・「属性強化【水】III」・「鈍刃の一撃」
- 泡立つ上滑液が必要なだけあって、★6昇格時点では一歩抜きんでた物理性能を持つ。
ラスボスまでこれ一本で駆け抜けることもそう難しくはないだろう。
MHR:S
- 蛙式・合ショウヒネリ改としてMR帯の土俵入りを果たす。
ヨツミワドウがMR★1の緊急クエストで登場するので、本武器も早々に強化できる。
攻撃力が元から高かった為か、攻撃力250、水属性28と控え目だが、
他の水チャージアックスのMR帯デビューはまだまだ先であるため、
水属性のチャージアックスを使いたい場合はしばらくこれ一本で行くことになるだろう。
MR★2への昇格のための緊急クエストの相手であるビシュテンゴ亜種戦に備えて作っておくのも良い。
- その後、MRジュラトドス素材で「真蛙式・合ショウヒネリ」へ銘を変える。
攻撃力270・水30まで伸びているため、MR★2~3帯での活躍が期待できる。
この時点でのライバルは同時期にMR帯デビューが解禁されるリムズバロデルゥ改か。
ただ、他の水チャージアックスの強化やブレイドガードの生産が解禁される頃になると、
これ一本で行くのは苦しくなってくるかもしれない。
- 最終的に傀異化した血を投入することで「真蛙式・合ショウヒネリ改」に至る。
血はMR20で解禁されるので、最速でこそないがやはり早い段階で入手できる。
その性能は- 水属性盾斧で第3位の攻撃力340
- 会心率0%
- とりあえず実用レベルにはなった水属性36
- スロットはLv2とLv1が1つずつにパワーアップ
- 斬れ味は素で白30。匠で紫20が出現
- 最後まで変わらないおまけの防御+20
- 変わらず榴弾ビン
- 百竜装飾品スロットはLv2
需要の高いLv2の通常スロットが空いたのも非常に嬉しいところ。
- 緑ゲージからは随分進化したとはいえ、白30は心もとない長さ。
剛刃研磨2or3+砥石高速、戦闘中に研ぐのが面倒なら業物3が欲しくなる。
- 水属性の榴弾盾斧は本武器に加え、ナデギリにしろたへと3本も存在するが、
本武器はその中で最も攻撃力が高いという個性を持つ。- 高い攻撃力が物を言い、白ゲージながら会心率を揃えた際の物理期待値は3本中トップ。
攻撃力が高く榴弾と斧をバランス良く扱える合ショウヒネリ
という風に住み分けはしっかりとなされている。ナデギリは紫がもっと長ければ…
- その後、Ver.15にて文字通り嵐のように現れた嵐龍の素材から作られる武器、凶華【朧雲】が登場。
あちらも水属性榴弾ビンのため合ショウヒネリの新たな競合先となる、のだがこちらの旗色は少々悪い。
会心率とスロットを代償に、合ショウヒネリ以上の攻撃力と属性値と斬れ味に百竜スロット、
そして固有ギミックの鉄蟲糸技強化を引っ提げて現れたのだ。
会心率は-25%にスロットなしと、この辺は合ショウヒネリと比較すると劣悪なものの、
その攻撃力は360と合ショウヒネリを越えた数値をマークし、
デフォルトでは短いとはいえ紫10も兼ね備え、そして何より外せないのは固有ギミックの鉄蟲糸技強化の存在。
高い攻撃力で放つエアダッシュを更に1.1倍強化するため、その破壊力は言わずもがな。
それでいて水属性値も44と合ショウヒネリ越え。- 凶華の登場によりしろたへが苦労しているように、合ショウヒネリも同じく、
というかそれ以上に苦労を強いられることになる。
しろたへは属性値が凶華以上のためその方面で伸ばせば差別化を行えるものの、合ショウヒネリの場合はそうとも行かず、
スキル環境が更なる発展を遂げたVer.15以降では劣悪な会心率のカバーも容易のため、
どうしてもコンセプトが被ることになる。
というか、会心率が-25%の時点で期待値では合ショウヒネリを上回っている辺り凶華の凄まじさが分かる。
その低い会心率も、百竜スロットが3であるのを活かして鋼龍の魂を付けることで少なからずカバーも出来てしまうが、
合ショウヒネリも百竜スロットは2のため〇〇特効を積むことは出来る。
この辺りはスキル環境や相手モンスターの種類などの状況次第か。
Ver.14と15で追加された傀異錬成のスロット拡張ボーナスで斬れ味は+20されるが、
合ショウヒネリはそれでも紫が出ず*2、
凶華は短いものの存在している斬れ味紫を補強することが出来る。
唯一、合ショウヒネリが勝っている部分としてはスロットの点がある。
こちらは2-1に対して凶華は0のため、拡張性ではこちらが上を行っている。
しかし、それ以外の要素で大きく差をつけられてしまっているためやはり変わらず合ショウヒネリの旗色は悪い。
凶華の見た目だけを合ショウヒネリに変えて使用するのも良いかもしれない。
ナデギリ?そんなのもあったね。 - 凶華の登場によりしろたへが苦労しているように、合ショウヒネリも同じく、
余談
- 銘の由来となったのは相撲の決まり手の一つである「合掌捻り」。
相手の首、または胴体の後側で両手を組んで左右どちらかにひねり倒す技とされ、
掛け手が両手を組む様子が手を合わせている(合掌している)ように見えることからこの名前が付けられたという。- この合掌捻り、数ある決まり手の中でも我々が生きている間に1度見られるかどうか程度の幻の技となっている。
幕内では1965年11月場所9日目にて大心が前田川に決めたのを、
十両の土俵では、1987年9月場所12日目にて琴富士が南海龍に決めたのを最後に長らく見られなかったが、
2022年11月場所の9日目において、玉鷲が宇良に幕内では約57年ぶりとなる合掌捻りを決め、話題になった。
あまりに長きに渡り出なかった決まり手であるため、
この武器を見て「合掌捻り」という決まり手がある事を知ったプレイヤーも多いのではないだろうか。
もっとも、「撞木反り」という合掌捻りとは比べ物にならないくらいレアな決まり手もあったりするのだが*3。
- この合掌捻り、数ある決まり手の中でも我々が生きている間に1度見られるかどうか程度の幻の技となっている。
関連項目
モンスター/ヨツミワドウ
武器/ヨツミワドウ武器
武器/あかしまの神盾斧 - 相撲に用いられる軍配型のチャージアックス。