王国騎士が愛用する太刀。
勇敢なる心を持つ者だけが
手にすることを許された武器。
目次
概要
- MHR:Sで初登場した太刀。
西洋風の見た目を持つ王国騎士武器群の中において、太刀の名を関するこの武器は
洋風のサーベル型……ではなく、いわゆるツヴァイヘンダー型の大きな長剣となっている。
シンプルで飾り気のない、しかしながら気品のある外見に惹かれて手に取るハンターも少なくないはず。
- 西洋の刀剣に近い見た目の太刀は、鞘がなく大剣のように抜き身のまま背負うというパターンが多く、
本武器も一見その様に思えるが、実は刀身よりもごく短いながら鞘に当たるアイテムが付属しており、
このホルスターともいうべきアイテムへ剣を収めるという形を取っている。
このおかげで太刀の重要なアクションとなっている特殊納刀や威合の時も、
鞘がないのに納刀するという違和感を減らせる点はビジュアルにこだわるハンターには嬉しい。- どっから見ても西洋剣なのに太刀を名乗るという点には大いにツッコみたくなるところ。
王国騎士団派生はいずれも武器種の漢字表記に忠実な名称となっているため、
本武器もそれに倣い、見た目ではなくカテゴリによって名付けられたと解釈すべきだろう。
でもやっぱり王国騎士長剣辺りで良かったのでは…?
- どっから見ても西洋剣なのに太刀を名乗るという点には大いにツッコみたくなるところ。
- 王国騎士の中ではフィオレーネ・ロンディーネ姉妹がこの武器を扱うが、
製法を教えてくれるのは里長フゲンである。フゲンが太刀を得意武器としているためだろう。
性能
MHR:S
- 盟勇同行クエスト★5の「炎に燃える狩猟魂」をクリアすることで制作が解禁される。
この為、王国騎士武器の中では生産時期はかなり遅め。
生産には爆鱗竜の重尾や王国騎士団の証IIIを要する。
傀異化素材で強化が可能となるが、鱗(★3)及び牙(★4)を要求される為強化時期もまた遅い。- 先述の通り、製法を教えてくれるクエストの依頼主は里長フゲン。
彼が盟勇として同行してくれる最初のクエストでもある。
- 先述の通り、製法を教えてくれるクエストの依頼主は里長フゲン。
- 最終強化形である王国騎士太刀ブレイブ改の性能は、
- 無属性としては低めの攻撃力310
- 会心率10%
- 斬れ味は素で紫50、匠で紫100まで延長可能
- スロットはLv2とLv1が1つずつ
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 防御力ボーナス50
斬れ味補強スキルを積まなくとも十分運用可能である為火力スキルや生存スキルを積みやすい。
防御力ボーナス50も有用で、過去作より防御力が比較的低めのMHR:Sの環境においては重要性が高い。
スロット及び百竜スロットも必要十分。
無属性故に相手を選ばず、あらゆる狩り場で担いで行ける秀逸な一振りと言えよう。
- 無属性かつ素で紫ゲージを持つ太刀としては、前作拠点で生まれたカムラノ傑刀がライバルと言える。
カムラノと比べてブレイブは攻撃力が10低いが会心率は10%高い。
斬れ味はこちらが20ゲージ分長く、防御力ボーナスはこちらにしかない強みである。
しかしながらあちらはLv4及びLv2のスロットを一つずつ備えており、スキル構築自由度ではあちらが勝っている。
自分のプレイスタイルや構築したいスキルに合わせて選ぼう。見た目の好みに合わせてもよい
- 高い防御力ボーナスを持つ太刀として見た場合、ライバルとしては
意外にもガウシ刀【鹿王角】が立ち塞がる。
あちらは330という高めの攻撃力を持ちながら防御力+40とこちらに迫る防御力ボーナスをもっている。
あちらは素白、こちらに会心率10%があるおかげで
素の期待値はこちらが上だが、匠で紫を出されると期待値も上回られる*1。
MRでは匠のスキルが付けやすくなっている点もあり、
LV3スロットが多い装備ではガウシ刀が有利になりかねないと中々の強敵。
とはいえ、こちらは長い紫という点で差別化は容易。
匠スキル分を火力スキルに回して、火力と継続戦力を両立しよう。
- アップデートで様々な武器が追加されたが、防御力ボーナスは依然としてトップとなっている*2。
また、防具の傀異錬成で強力なスキルの付与やスロット強化が行われる際にはほぼ防御力も下がるため、
防具自体の強化を考慮しても50という値は十分ありがたいものとなっている。
傀異討究クエストはレベルが上がると当然攻撃力も強化されるので、
安定性を求めるならばこの武器の使用も検討に入れてみるのも良いだろう。
余談
- 武器銘の「ブレイブ」は言うまでもなく「勇敢」を意味する英単語"Brave"が由来だろう。
MHXXに登場した狩猟スタイルのブレイヴスタイルとはなぜか表記が異なっている。モンハンではよくあること
人によっては MH4での初期装備 も思い出しただろう。- ブレイヴ太刀が火力面でとても注目されていた組み合わせだったのもあって
XX時代からの太刀使い達は本武器銘にかなりの違和感を持つかもしれない。
そもそも「ヴ」と「ブ」の違いをあまり意識しない人も多いが
- ブレイヴ太刀が火力面でとても注目されていた組み合わせだったのもあって
- 現実の両手剣にはいろいろな種類があるのだが、この武器は上述の通りツヴァイヘンダーがモデルである。
ドイツにおいて使用された両手剣の一種であり、名前もそのまま「両手持ちの~」に由来。
全長1.5m~2m程と、現実で用いられた刀剣としては最大クラスの大きさを誇る。
大きな特徴である、刀身の根元の刃が付けられてない部分"リカッソ"はこの武器にもついている。
リカッソはそのまま手で持つことができるため実質的な柄の延長の役割を果たし、
結果として槍やハルバードのような長柄の武器に近い運用もできる武器として知られている。- ただし、この武器のリカッソをハンターが使う様子はない。元々の持ち手も長めな上、
他の太刀では刃が付いている場合が多い部分のため致し方ないところだろう。
一方で練気ゲージによる刀身の色の変化はリカッソには反映されないため、
一応扱いは攻撃用の部位ではないようである。
とはいえ、根元に判定が無いなんて事も無いので安心されたし。
- ただし、この武器のリカッソをハンターが使う様子はない。元々の持ち手も長めな上、