アイテム/肉焼きセット

Last-modified: 2024-04-22 (月) 15:31:08

ズッチャ♪ ズッチャ♪
チャンチャチャン♪ チャカチャ♪
チャンチャチャン♪ チャカチャ♪
チャカチャン♪ チャカチャン♪
チャカチャン♪ チャカチャン♪
チャカ チャカ チャン♪
上手に焼けました~!

こんがり肉を焼くことができる、ハンターの必需品。
このアイテムがあってこその狩猟生活(ハンティングライフ)である。

目次

概要

  • 火をおこす台座、生肉を乗せる支柱2本、生肉の骨の端に取り付けて肉を回すハンドル、
    計3点で構成されている。
    キャンプ椅子もオマケで付いてくるため、腰を下ろしてじっくりと焼くことができ便利。
    生肉さえあれば、いつでもどこでも何度でも焼ける。
  • 使用すると懐から一瞬でセット一式を取り出し、冒頭のようなリズムで音楽が流れ出す。
    曲が止まった後、一定のタイミングで肉を引き揚げるとハンターがシュバッ!とキレの良い音と動きで肉を取り上げ、
    上手に焼けました~」の合いの手とともにこんがり肉が焼き上がる。
    • 始まってすぐ取り上げると生肉のままで、早すぎると生焼け肉に、
      遅すぎるといかにも残念そうな「ギュイ~」という軋むような音(プーギーの世話失敗時と同じ効果音)と共にコゲ肉になる。
    • BGMを目印にする仕様上、無音にすると難度が大幅に上がる。
      上記の音楽を頭で再生できる人でさえ、些細なタイミングを誤り焦がしたり生焼けにしてしまうこと請け合いである。
      タイミングが変わる連続肉焼きや10連肉焼きは言わずもがな。
  • 明らかに焦がしてしまった後にもお構いなしに焼いていると、最終的には自動的に引き上げてしまう。
    かなり長い時間焼くことになるので完全に炭と化しても良さそうなものだが、もえないゴミや灰にはならない。
    その気になれば食べられるくらいの原型は留めているようだ。
    そしてやっぱり場合によっては咽る。
  • 基本的に地面に置いて使うものだが、坂道などの水平でない場所で使うと
    水平を保つために、そして宙に浮いているというツッコミを回避するために
    台座の裏から支え棒のようなものが出ているのが確認できる*1
    • 坂道など片側だけが浮いてしまう程度の場所だけでなく、
      崖の縁で空中に向かって肉焼きセットを使用した場合、支え棒も延びる。
      岸壁部分から延びた支え棒が肉焼きセット全体を空中に浮かせて固定という、
      「そこまでしてそっち向いて肉を焼きたいのか」と言いたくなる格好になる。
    • 崖に半身を出した状態で肉焼きセットを使用すると、
      椅子の脚がさらに下に伸び、そこから肉焼き器の支え棒が伸びている様子が確認できる。
    • MHPの沼地エリア10等の水溜りが存在する場所で肉を焼くと、果てしなく長い支え棒が水面下に表れる。
      まさか水面下には別世界が広がっているのだろうか。*2
      最近の作品では処理上の対策が施されているが、カメラの角度によっては、微かに支え棒が見えてしまう。
  • ある意味モンハンの象徴とも言えるアイテムだが、拠点でこんがり肉を調達できるよろず焼きなどの設備が整い、
    こんがり肉の調達に余裕が出来る頃にはほぼ無用の長物になってしまう。
    たまには初心に戻って、フィールド上で肉を焼きながら
    お馴染みのリズムに身を委ねてみるのも一興だろう。
    ベテランハンターでも久々にやると案外タイミングを計りかねて焦がしがちなものである。
    • ちなみによろず焼きに関してだが、
      キッチンに頼んで焼いてもらうタイプのよろず焼きが登場する作品で
      生焼け肉やコゲ肉を何らかの理由で集中して量産したい場合には、
      肉焼きセットで手動で失敗しまくる方が早い。
      • 特にコゲ肉に虫餌調合としての用途ができたMHXでは、
        普段からできたコゲ肉をストックしていない限りは一度に使おうと思うとすぐ足りなくなる。
        このような需要はおなじみ強走薬の在庫を大量に確保しようとした時にもたびたび発生する。
        作品によっては「G」の確保が圧倒的にラクとか言ってはいけない
  • 無印とPS2版MHGのTVCMは、肉焼きに成功しているハンターで締めるものであった。
    この結果、「モンスターを狩ってその肉を焼いて食べるゲーム」という
    正解とも誤解とも言えるイメージを視聴者に与えた。
    またこの終わり方の印象が強かったものの、ゲームの名前が思い出せず
    「CMの最後で肉を焼いてるゲームください。」と言って注文、購入する人が全国で確認されたという。

MHXX以前

  • 肉焼きBGMの音源はMH無印~MHP2GとMHP3MH3(G)MH4~MHXXの3種類が存在し、
    どれもベストなタイミングは音楽が終わってから2拍後で共通している。
    記事冒頭のリズムで言うならば、
    「~チャカ チャカ チャン♪ (1)・(2)・」である。
    最初の頃は、音楽が終わる瞬間にボタンを押せば良いと勘違いする新米ハンターも少なくない。
    タイミングが分からない場合は、肉の色の変化を見て押すという方法もある。
    ただし、見てから押すとなるとタイミングはシビアで、
    ちょっと遅れるとコゲ肉になってしまう。
    • マイハウスでプーギーを撫でる際も同じメロディ(作品によってアレンジは異なるが)が流れるので練習になる。
      上記の1・2・のタイミングでプーギーの頭上に「!」マークが出現、成功すると喜んで後を付いてくる。
      タイミングが早すぎると無反応、遅すぎると機嫌を損ねて家出してしまう。
      逃げたプーギーは1クエ消化しないと戻らないが、練習で肉を無駄にしたくないならこちらも役立つ。
    • 他にタイミングを知る方法として、「太鼓の達人」シリーズに収録されている
      「モンスターハンターメドレー」の最後に肉焼きBGMが選ばれているのだが、
      曲が終わってから2拍後のこんがり肉になるタイミングで(無音のところに)音符が配置されている。
      リズムを掴むにはいいかもしれない。
  • こんがり肉が完成するタイミング(受付時間)を長くする手段として、
    「高級肉焼きセット」を使用したり、猫スキル「猫の調理術」、スキル「肉焼き名人」といったスキルを活用する方法もある。
  • ちなみに、肉焼きセット使用中は姿勢が低くなるため
    MHP2Gのヤマツカミの回転攻撃を避けられることは意外と知られていない。
    ただ、ヤマツカミがちょっと低い位置に来ると当たってしまう。
    これが同期ズレが発生しがちな多人数プレイだとむしろ避けられるパターンの方が稀
    知ってる人から見ればちょっと苦笑するだけだが、
    知らない人から見るとただの馬鹿である。ご利用は計画的に。
    • ちなみにボウガンのロックオン同様、ただ避けるだけではこの技を成功させたとは言えない。
      肉焼きセットを使って避けた上でこんがり肉(高級肉焼きセットならG)を焼き上げ、
      上手に焼けました~♪(もしくはウルトラ上手に、焼けました~♪)」のアナウンスを聞きつつ
      高々と肉を掲げ、なおかつ次の攻撃を回避し、可能なら攻撃に転じて初めてこの技の成功と言える。
  • MHP3に登場したメタルギアソリッドコラボ頭防具を装備すると、
    上手に焼いた際の天の声が消失し、男性はスネーク(CV:大塚明夫)、女性はザ・ボス(CV:井上喜久子)の
    オリジナルボイスに変化する。
    これは10連よろず焼きセットでも同様の変化が起こる。

MHW(:I)

  • 肉焼きセットに大幅なテコ入れが加えられ、様々な部分が変わっている。
    ややメカニカルな構造になったうえ、曲に変化が入り肉焼き成功タイミングが変わっている

ズッチャチャンチャチャン♪
チャカチャ♪ チャンチャチャン♪
チャチャチャチャン♪ チャチャン♪ 

  • 曲全体が短縮され、曲が終わった直後が成功タイミングになっている
    開発によると、これは焼き上がりが掴み辛いとの意見を受けて改められたものだという。
    経験者だと曲終了後に間を取りたくなるが、素直に終わったタイミングでを押せば良い。
    • なお、MHWorldではお馴染みの「上手に焼けました~」と受付嬢が言ってくれる
      …のだが、作成したデータで最初の1回のみしか言ってくれず、
      定番だった従来の上手に焼けましたボイスも無くなってしまった事が惜しいと感じた人も多い様子。
      過去作品程の間を置いたタイミングで押すとしっかりこげる。
  • 肉焼きセットは「固定アイテム」として扱われているため常時持ち歩ける
    アイテムポーチでも消費アイテムや素材類とは別個に管理されるため、ポーチを圧迫しない。
    他の固定アイテムは釣り竿・ピッケル・捕獲ネットなど採集手段となるアイテムばかりで、
    その中に堂々と紛れ込んでいる肉焼きセットは妙に存在感がある。
    ショートカットにも常時存在するので、強敵と戦うときに邪魔だと感じるならば外してしまう事もできる。
  • 肉焼きセットのデザインも大きく変更。
    従来の大型のものからアウトドア用品の折りたたみコンロのような形状になり、
    展開してから肉を焼く。ちょっと真似してみたい
  • コンロ部分が沈む程度の深さの水場では基本的に使用できなくなっている。
    水場や段差の付近に使用できるスペースがある場合、
    そちらの方向へ向き直って肉焼きセットを用意する妙に細かい仕様があるため、
    わざと水中や段差から飛び出して使うには入力タイミングや設置場所に気を使う必要がある。
    • なお、以前のシリーズで肉焼きセットの底面に常時取り付けられていた支え棒だが
      今作では段差から飛び出した状態で焼くことになった場合にのみ出現する。
  • 本作ではスタミナの減りが緩和されていたり長距離移動しなくてもいいファストトラベルがあったりするから、
    一部の武器種以外はそこまでスタミナの最大値を気にする必要がなく、
    またこんがり肉を納品するチュートリアルクエストなども存在しない。
    そのためか常備されているにもかかわらず肉焼きセットを使ったことがないというハンターも少なくない模様で、
    勲章(PS4のトロフィー機能と連動)の「初めてこんがり肉を焼いた」の取得率は発売後2ヶ月にして50%程度しかなく、
    なんとネルギガンテの討伐を意味する「激闘の勝者」の取得者よりも少なかった。
    発売から4年近くが経過した2022年11月時点においてもPS4、Steam双方で「激闘の勝者」より少なく、どちらも取得率が50%を割っている。

MHR(:S)

  • 謎の原点回帰がなされ、MHXX以前の長いフレーズに戻っている。
    そして何よりも上手に焼き上げた時の天の声が復活を果たしているという特徴がある。
    簡素化して扱いやすくして尚上述の状況だったことも加味すると、
    使いやすさよりもシリーズの伝統を重視したのかもしれない。
    • また、ハンターのボイスを有効にしていると肉焼き時に反応を示す無駄に凝った仕様となっている。
      天の声と合わせて「上手に焼けましたー!」と言ってくれる場合も。
    • なおこの天の声はNPC扱いのようで、NPCのボイス音量を0にすると天の声が聞こえなくなる。
      ハンター毎の肉焼きボイスを聴き比べたい時に良い…かもしれない。
    • また、オプションで音声言語を変えている場合、天の声の言語も変化する。
      モーモラ、モララーィ!
  • しかし焼き上がるタイミングはさらに変更されており、曲が終了してワンテンポ置いてから持ち上げるとおいしく焼ける。
    リズムで言うならば、
    「~チャカ チャカ チャン♪ (1)・」である。
    これまでの1・2・◯だと無惨にコゲてしまう。
    • 曲に頼らない場合は、肉焼き開始からハンドルが3度回った後、
      3/4~天辺に来るまでのタイミングで持ち上げると成功する。
  • 肉焼き機自体の構造はMHWorldと概ね同一。
    Worldではコンロから直接火が上がっていたが、Riseでは固形燃料を使用して焼いている。
    調査団の肉焼きセットより焼き時間が長いのは燃料の問題かもしれない。
    • 使える場所に一部制限があったMHWorldと違い、本作では使う場所を選ばない。
      選ばないというのは文字通りで、本当にどこでも焼く。水の中にコンロが沈んでいようが、
      目の前が地面も何もない空中だろうが構わず肉焼きセットを置き、焼き始める。
      断崖絶壁に置いた場合、本当に固定できているのか疑わしい形で崖に脚を刺す。
    • 翔蟲とカムラの里ハンターの身体能力によって、細くて不安定そうな
      枝の上などにも行けるようになったのだが、肉焼きセット本体の下に支えの脚が出るのに対して
      ハンターが座っている椅子にはテコ入れがないため椅子が浮く
      次回作あたりには椅子から脚が伸びるかもしれない。
  • 本作の花結とヒトダマドリのシステムは、スタミナの上限が消費した状態で増えるため、
    ヒトダマドリを回収しているとやけに腹が減っているように感じられついつい食料に手を出してしまう。
    スタミナの上限が25の倍数でない状況も多く携帯食料では足りない場合もあり、
    さらにガルクに乗って移動中にアイテムを使えるようになったことも合わせて
    こんがり肉の出番自体はMHWorldより増えている。
    ならばこの肉焼きセットの出番も…と思いきや、よろず料理で複数個を同時に、かつ確定でこんがり肉を焼けると同時に、
    焼いた量に応じて謹製おだんご券までもらえてしまうのだから、やはり肉焼きセットの出番は少ない。
    • 制限時間が無制限である探索ツアーで長時間フィールドに留まりたい時などに、
      食料を現地調達したい時には役に立つだろう。
      その場合は無食珠が対抗馬になってしまうが、その準備ができていないのであれば肉焼きセットの出番はある。
      どちらかと言えばスキルを付けやすい採集素材を集める時よりも、
      ある程度の戦闘能力も盛って行きたい、大型モンスターを狩り続ける時こそ役に立つだろう。
    • アプトノスやアプケロスといった生肉が効率的に手に入るモンスターのリストラや、
      そもそも草食種のモンスターがフィールドに数体しか現れなくなったあおりを受けて、
      狩りで生肉を集めようとするとなかなか手こずる仕様となっている。
      大量に手に入れる時は交易所で交換する方が手っ取り早い。
    更にこの肉焼きセットは常備品であるため、常にアイテムスライダーに表示されることから、
    既に肉焼きに縁のないハンターからはアイテム選択の際の邪魔者とされることもあった。
    この声を受けてか、Ver.12.0にて細かな調整の一環として投げクナイらと共に非表示に設定できるようになった。
    やはり利便性には勝てなかったのか、多くのハンターが肉焼きセットを使っていない
    うえに存在すら消されてしまっているのが現状である。
  • ストーリー最序盤より、依頼サイドクエストのチュートリアルとして里長フゲンに
    こんがり肉(または生焼け肉)を納品することになる。
    この依頼サイドクエストが受けられる時点ではホオズキ集めのついでに肉を焼くのが一番手っ取り早く、
    里長を空腹のまま放置したいのでない限り、多くのハンターが一度は肉焼きセットを使うことになるだろう。
    しかし、アップデートが進んだ現在では、里長のサイドクエストよりも先にオンライン周りのチュートリアルが始まり、
    追加コンテンツのアイテムパックを受け取ることでこんがり肉が60個手に入ってしまう。
    その後里長との会話で適当にAボタンを連打していれば納品完了してしまうため、
    一度も肉焼きセットを使わないまま里クエストを進めることも珍しくなくなってしまった。
  • 今作では肉焼きセットでこんがり肉を30個焼き上げると「上手に焼けマスター」という勲章が手に入る。
    前作までの称号が勲章にランクアップした形である。
    そしてその勲章がどんなものかと言うと、肉焼き推進会という謎の団体からの証書。
    やはりモンハンの世界でも肉焼き離れのようなものがあるのかもしれない。
  • 里守用防衛鉄笛では演奏時のSEが肉焼きBGMのアレンジとなる。
    狩猟笛でMHRiseを始めた新米ハンターは、肉焼きBGMを聞く初めての機会が狩猟笛の演奏になることもあるかもしれない。
  • アップグレード版のMHR:Sでは、新拠点エルガドにて受注したクエストでは肉焼きBGMが変化し、
    三味線メインだった和風からアコーディオンメインの洋風になる。
    初代肉焼きセットのBGMに近い印象にはなったが、エレガントさを強調するアレンジが入っているため、
    元の音楽に忠実な和風アレンジよりも少しだけタイミングが取りづらいかもしれない。
    だが焼き上がりのタイミング自体は依然としてRiseと同じで初代よりワンテンポ早いため、
    昔の感覚で焼くと焦がしやすいので気をつけよう。
    • Ver.15.0アップデートで復活参戦した嵐龍アマツマガツチのクエストでは、
      BGMや一部SEがMHP3仕様になるという特殊仕様があるが、
      これは肉焼き中のBGMにも適用されているため、MHR:Sで唯一初代肉焼きBGMが聴けるようになっている。
      存在を消され続けた肉焼きセットがここに来て脚光を浴びた。
      • 現行の肉焼きBGMは少々速度が早いため、厳密には初代肉焼きBGMを1.1倍速したものが流れる。
        焼き上がりのタイミングが早くなったこともあり、旧作の感覚で焼くと確実にコゲるので気をつけよう。

派生アイテム

  • 常備品になる以前のシリーズでは、仕様が異なる別種の肉焼きセットが存在していた。
    肉を焼く事はある種モンハンの象徴でもあるためか、何気に種類が多い。
    中には入手難度が異常に高く、もはやコレクションアイテムと呼べるものもある。

携帯肉焼きセット

  • MH3Gを除くMHXX以前のメインシリーズ、及びMHFに登場。
    こんがり肉納品クエなど、肉を焼く事自体が必須であるクエストの支給品にある。
    クエスト終了後に返却する支給専用品になったこと以外は通常の肉焼きセットと同一だが、
    シリーズによっては上手に焼きにくい(こんがり肉の判定時間が短い)。
    • 簡素な肉焼きセットであるゆえか、肉焼き中のBGMが、
      通常のBGMをラジオのスピーカーから通したような、ちょっとかすれたものとなっているが、
      MHXでは通常の肉焼きセットと同じBGMである。
    • なお、MH3体験版のものはBGMが連続肉焼きセットと同じであった。

高級肉焼きセット

ウルトラ上手に、焼っけました~!

  • MHG、MHP、MHP2、MHP2Gに登場。
    こんがり肉になる判定が少し長くなり、ワンランク上の「こんがり肉G」を焼くことができる肉焼きセット。
  • MHGとMHPでは山菜爺さんから交換することで入手可能…なのだが、その交換の代価がとんでもない。
    肉焼き券×99である。
    肉焼き納品クエと一部のクエストでしか手に入らず、確定報酬以外では確率も低い
    希少アイテムなのだが、それを99枚も要求されるのである。
    この方法で手に入れた人はごく少数だろう。
    • イベントクエストの報酬でも手に入るので、こちらが最適解と言える。
      ただしいずれも、こんがり肉を50個納品することが条件なので慣れないと厳しい。
  • MHP2、MHP2Gではポッケポイント交換で入手可能になり、以前よりは容易に手に入るようになった。
    一応2%でチャチャブーの落とし物からも入手可能だが…

男の肉焼きセット

  • MH2、MHFに登場。
    高級肉焼きセットとほぼ同等の効果を持つ肉焼きセット。
    BGMは木管楽器主体のどこか民族音楽を連想させるアレンジで、
    男の声で「ホッ!ハッ!」と合いの手が入る。
    しかも曲の終わりに情けない感じで「ああ~ぁ」という謎の声が入る。
    焼き上がった時には野太い男の声で
    上手に焼けました~!(チェストォォォオ!)」と、やたら熱いボイスで締める。
    ウルトラ上手に焼いた時は
    (押忍!)ウルトラ上手に!焼っけました~!(チェストォォォオ!)」とやはり熱い。
  • 入手方法は、狩人道場でのポイントと交換する方法と、
    猟団部屋のハリセンネコに猟団チケット×99と交換してもらう方法がある。
    前者はかなり面倒だが、クロオビ装備を作ろうとコイン集めをしていればポイントが嫌でも溜まる。
    欲しい人はそれを使うといいだろう。
    後者に関しては、99枚もの猟団チケットを所持しており、かつ猟団ランクが10以上である事が条件となるが、
    人によってはこちらの方が楽かもしれない。

女の肉焼きセット

  • MH2、MHFに登場。
    男の肉焼きセットと同じく、高級肉焼きセットとほぼ同等の効果を持つ肉焼きセット。
    BGMは男の肉焼きセットとは対照的に金管楽器を使ったジャズのようなアレンジで、
    BGMと同時に女性のコーラスが流れて非常に色っぽい。
    たまに行商婆ちゃんが売りに出すが、4980zと肉焼きセットにしては非常に高価。
    • しかし、MH2ではイベントを進めるのに必要となる
      よろず焼きセットの作成に使える肉焼きセットの中では一番入手が容易なので、
      雪山でのクシャルダオラとの最終決戦の前には嫌でも買うことになる。
    • なお、キングチャチャブーからも剥ぎ取れるが、
      キングチャチャブーと戦える頃にはほぼ間違いなくいらないだろう。
  • MHFでは、マイガーデンの掘り出し物でもたまに貰えたりする。
    そんなことをしなくとも雑貨屋で普通に売っているのだが。(4980z)
    また、男の肉焼きセットと同じく猟団チケット×99との交換でも入手可能。

猫の肉焼きセット

  • MH2、MHFに登場。
    上記二つと同じく、高級肉焼きセットとほぼ同等の効果を持つ肉焼きセット。
    説明文によれば「アイルー御用達の一品」らしい。
    BGMには猫の声でコーラスが入り、通常「上手に焼けました~♪」となる焼き上がり時のボイスも猫の声。
  • 入手法は山菜爺さんからの交換…なのだが、その交換の代価が高級肉焼きセット以上にとんでもない。
    肉球のスタンプ×99である。
    イベントクエストを除けば、メラルーが50%の確率で落とす落とし物から3%の確率でしか入手できないアレを99個である
    もしMH2オフ専で、かつ正規の手段でこれを持っているならば、
    その人物は肉焼きセット1個の為に(おそらく)6600匹以上のメラルーを乱獲した鬼畜ハンター狩った
    狩人の鑑とみていいだろう。
    ちなみに、オンラインであればイベントクエストの報酬として普通に手に入る。
    この差はいったい何なのだろうか…。
  • MHFでは男の肉焼きセット、女の肉焼きセットと同じく猟団チケット×99と交換でも入手可能。
  • 男の肉焼きセットと女の肉焼きセットも含めて、
    この3つはよろず焼きキットと調合することでよろず焼きセットになる。
    なお、調合リストを埋めたい場合は、3つとも全て調合する必要がある。
    • MH2のオフ専ならばリタイアを利用すれば消費せずに済む。
      だいぶ手間ではあるが、肉球のスタンプを猫の肉焼きセットに交換→調合→リタイアとすれば、
      スタンプも手元に戻る。

高速肉焼きセット

  • MH2、MHFに登場。
    その名の通り高速で肉が焼ける肉焼きセットであり、
    設置するとBGMと共に2倍の速さで肉を焼く
    そのせいか上手に焼けるタイミングもかなり短くなっており、油断しているとコゲ肉しか生み出せない産廃と化す。
    この肉焼きセットで何度も上手に焼けるハンターは果たして居るのだろうか…
    • しかし、まどろっこしい肉焼きの時間が短縮できるのはそれなりに魅力的である。
  • これも入手法は山菜爺さんからの交換だが、星鉄×99と他に比べれば良心的。
    星鉄は使い道が少なく、遅かれ早かれ持て余す事になるので、
    どうせならジャンボ村の住人の依頼をガンガンこなし、これと交換しよう。
    • MHFではニャカ漬けの壺にもえないゴミを入れて虹色まで放置するだけで
      星鉄を簡単に量産できるため、時間がかかるものの他と比べて入手しやすい。
      猟団チケット99枚と交換する手段も無くはないだろう。

連続肉焼きセット

テッテレテッテレテテッテーテン♪ テッテレテッテレテテッテーテン♪
テッテレテッテレテテッテーテン♪ テッテッテッテッテン♪ (1)・
(※テッテレテッテレテテッテーテン♪ テッテッテッテッテン♪ )
テッテレテッテレテテッテーテン♪ テッテレテン♪
(※くりかえし)

  • MH3、MH3Gに登場。肉を二つ同時にセット可能で、
    生肉を時間差をつけて置くことで、連続で焼き上げることが出来る肉焼きセット。
    この2作品はよろず焼きに相当するシステムがないため、こんがり肉を量産する際は必需品となる。
    生肉とこれをモガの森に持ち込んでひたすら肉焼き→帰還は誰しも経験があるはず。
  • ダッシュボタンを押し続けると、先に焼き始めた肉の隣で次の生肉を焼き始める。
    ダッシュボタンを離すか生肉が無くなるまで、続けて肉を焼き続けられる。
    • ダッシュボタンを押して焼く」という説明がわかりづらかったのか、
      使い方がわからないという新米ハンターが続出した。
      中には本当にダッシュしながら使うと誤解する者も…。
      このような分かりづらい表現になったのは、
      初出のMH3では使用するコントローラによってボタンが異なるためだと思われる
      (クラシックコントローラだとRボタン、ヌンチャクスタイルだとZボタンとなる)。
    • 連続肉焼きモードに入ると、肉を台座の右側、左側…と交互に置いていくのだが、
      その際、肉を回すレバーの手をよく見てみると、肉を置く一瞬だけ反対の腕でレバーを回す、という
      無駄に凝ったモーションを見せてくれる。
  • 従来の肉焼きセットと音楽が異なる。初めて使うと新鮮。
    しかし、早く慣れないとコゲ肉量産機になりかねないので、
    いきなり連続で焼かず何個か練習に使うと良い。
  • 最初の1個は従来の肉焼きセットと同じタイミングだが、
    2個目以降は音楽が途切れて1拍後に肉が焼き上がる。
    慣れないと1個目だけ生焼けになってしまったり、2個目以降を焦がし続けたりしかねないので注意。
    コツを掴めれば簡単にこんがり肉が量産できるようになる。
  • ちなみに、上手に焼けました~♪は最後の1個を焼き上げたときにしか言ってくれない。
  • チャチャのお面の一つである肉焼き器のお面は、これを改造してお面にした物である。
    そのためこれを付けさせておけば、生肉さえあればいつでも連続肉焼きが出来る。
    また、生肉を渡すと自分で焼いてくれる。
    この時の焼き加減はお面の熟練度によって変化し、熟練度が上がるほどこんがり焼けやすくなる。

肉焼き機

生肉を美味しく焼くための道具。
焦げを恐れず、強火でこんがり。

  • MHST2に登場する派生アイテム(?)。何故か名前が肉焼きセットではなく、肉焼きに変わっている。
    前作であるMHSTには無かった(MHSTの肉焼きに関しては余談を参照)。
    アイコンの色はメインシリーズの肉焼きセットで使われていた赤ではなく、灰色になっている。
    MHWorld以降のメインシリーズと同様に固定アイテムとなっており、ゲーム開始時から所持している。
    そのため、当作では貴重品扱いとなっている。
    いる…のだが…?
  • どう言う訳かこの「肉焼き機」、イベントシーンなども含めて全く使用することができない
    しかも貴重品扱い故に捨てたり売ったりすることもできず、
    かと言ってこれを持っていることそのものに何か作中で重大な謂れ*3があるという訳でもない。
    最早何のために存在しているのかも謎のアイテムとなっている。
    • 当初はいずれ何かしらの追加要素で使用できるようになるかもしれないともいわれていたが、
      最後のタイトルアップデートである第5弾実装後も依然として使用できないままであった。
      肉焼き関連での何かしかの修正も一切入らなかった上に、
      MHST2のアップデートの予定はその後は無い為、使用できる様になることは最早今後もないだろう。
      そして今日もどこかで初心者ライダーが肉焼き機の使い道について困惑し、
      逆に事情を知っている人の間ではネタにされ続けるのであった…。
      • 削除すらされなかったため、カプコン自身も存在を忘れているという説もあるが、
        ここまで分かりやすく残されているこのアイテムの事を公式が全く知らないとは考えにくい。
        このことから、この「肉焼き機」と言うのは一種の没データである可能性が高い。
        恐らくだが、開発当初はライダーが自分で肉を焼いてこんがり肉等を入手する予定だったが
        途中でそれを取りやめ、その際に肉焼き機のデータを消し忘れてしまったのではないかと考えられる。
        後で消し忘れに気付くも、没データを消去すると他にバグが新たに発生してしまう恐れがあり、
        その一方で別にこの「肉焼き機」のデータがあるままでもそこまでゲーム自体に悪影響も無いため、
        仕方なくその後修正も削除もされないまま世に送り出された…といったところだろう。
        「持たせる必要が無いものを何故持たせているのか」と突っ込みたいところだが、
        もしかしたら消し忘れに気付いたのがマスターアップ寸前だったりして、
        非表示にするのすら間に合わないような状況だったのかもしれない。
  • 「じゃあどうやってこんがり肉などを手に入れるの?」というと、
    焼きます! こんがり肉」などの肉焼きの達人?から依頼されるサブクエストを受注し、
    生肉を納品して代わりに焼いてもらう…というのが本作での主なこんがり肉系アイテムの入手方法となる。

余談

  • 水に浸かっているエリアで使うと、水面下で火が燃えるという不思議な現象が確認できる。
    これは水中戦が導入されたMH3から目立つようになった現象であるが、
    水中戦の無い他のシリーズでも水面下で肉を焼ける場所はいくつかある。
    • しかし、実際に燃える性質がある物質、燃焼を助ける酸素、発火に必要な熱の三要素が揃えば
      水中でも火を起こすことはできる(花火やロケットなどがいい例である)。
      つまり、あの小さな肉焼きセットは、実は技術力の塊なのである。全くそうは見えないが。
  • フィールドでは10秒程で焼き上げていて、「本当に焼いているのか」と疑問を持つハンターもいる。
    現実世界では10秒程度で、ましてやあの大きさの肉では中まで火が通る訳も無いが、
    MH世界の物理法則に物申しても不毛と言えば不毛。
    また初期のノベル版のように、
    クエストの制限時間のゲーム上での50分を実際の50時間と解釈している設定ならば、
    ゲームで10秒焼けば実際には10分焼いている計算になるので、これならば理屈も通る。
    • 空想科学読本の公式サイト(元のページがリンク切れのためWebアーカイブ)にて、
      肉焼きセットの火力は現実世界で再現可能か」という質問に筆者が独自の回答を示している。
      詳細はリンク先を参照して欲しいが、ハンター超人説が改めて立証されるというオチがついている
  • MHPのプロモーションムービーは、ボーンシリーズの女性ハンターが旧密林にて、
    肉焼きBGMの鼻歌を歌いながら肉を焼いているシーンから開始される。
    えい!と勢いよく掲げた肉には、CAPCOMの文字が書かれており、そこからロゴに移ると言うPVの始まり方をしている。
    • ちなみにこの肉、文字を書く都合か、どう見ても焼けていない
      また、PVを完全に再現してゲーム内で肉を掲げた場合、あのタイミングだと生焼け肉になってしまう。
  • MHSTではアイテムとしては登場しないが、ストーリー中盤以降、
    復興後のアルブラクス村の施設「肉焼き屋」で焼くことができる。
    店ではあるが無料で、持ち込んだ生肉を備え付けの肉焼きセットで焼く。
    • リズムは概要冒頭と同一で、音楽が終わってから2拍後にAボタン(アプリ版はボタンをタップ)で
      「上手に焼けました~♪」。
      上手に焼ければ肉を掲げて喜び、生焼けorコゲれば項垂れるのはライダーも一緒のようだ。
      また、よろず焼きはできないため1個ずつ焼くしかない。
      • なお、引き上げられるのは焼き始めて少し経ってからで、
        最速で上げても生焼けとなる点がメインシリーズとは異なる。
    • 1度でもこんがり肉を焼ければ、フレーバーを追加して焼くこともできる。
      ハニーバターでこんがり肉G、怪力の種でマッスルミート、忍耐の種でタフネスミート、
      軽業の種でクイックミートとなる。
      ただし、上手に焼けないとフレーバーの効果が乗らず生焼けorコゲる。
  • ある意味MHを象徴するアイテムだけあって、
    他のゲームとのコラボの機会ではコラボ先にアイテムやミニゲームとして肉焼きセットが登場する機会も多い。
    • 有名なものでは、『メタルギアソリッド・ピースウォーカー』にて、
      スネークが生肉ではなくレーションを上手に焼いている。
    • 他にも、『ソニックフロンティア』でもMHとのコラボパックを適用することで
      肉焼きのミニゲームを遊ぶことができるようになり、
      上手に焼くことによってソニックの強化アイテムなどと交換できるトークンを獲得できる。
      音楽はソニックとのコラボクエストが配信されたMHRiseのものが使われており、タイミングも同様。
    • 『スヌーピー ライフ』とMHWorldのコラボでは「マシュマロ焼きセット」なるものが登場する。
      これは文字通りマシュマロを焼くための道具で、本来肉をセットする場所にマシュマロをセットする。
  • MH2の限定版「DXハンターボックス」には肉焼きセットを模した見た目のキッチンタイマーが付属されていた。
    時間が来るとちゃんと「上手に焼けましたー」と声で教えてくれるところまで再現されている。
  • ニコニコ動画で、10秒の肉焼きBGMを1分半に引き伸ばすというネタ動画
    忙しくない人のための肉焼き音楽」が2009年に投稿された。
    この動画に影響されたかは不定かだが、2017年にパズドラとモンハンがコラボした際のTVCMにて、
    この動画に近いフレーズの音楽が流れていた。

関連項目

アイテム/よろず焼きセット
システム/よろず焼き
システム/10連よろず焼き
スキル/肉焼き
スキル/狩人
モンハン用語/肉屋
オトモ/肉焼き器のお面
モンスター/キングチャチャブー - 肉焼きセットを王冠として頭に乗せている。
モンハン用語/上手に焼けましたー
アイテム/生肉 - 生肉のままだ…
アイテム/生焼け肉 - 生焼け肉が出来た
アイテム/こんがり肉 - 上手に焼けましたー!
アイテム/こんがり肉G - ウルトラ上手に、焼っけましたー!
アイテム/コゲ肉 - コゲ肉になってしまった
登場人物/プーギー - 撫でる際のタイミングは肉焼きと共通であり、シリーズによっては曲も同じである


*1 この措置が施されるのは肉焼きセットに類するものだけであり、肉焼き器のお面を装備したチャチャ及びカヤンバには適用されない。宙に浮いているというツッコミ回避とはなんだったのか……
*2 水面での風景の反射を簡易的に表現するため、反転させた世界が広がっている。この方法を採っている場合、MHでは描画負荷の軽減を図ってかハンターやモンスターの反射は表示されない。
*3 身内の形見だとか一人前のライダーである証明だとか。