登場人物/ゲイル

Last-modified: 2024-04-20 (土) 10:33:22
注意事項(記事閲覧前に必ずご一読ください)
本記事には『アニメ版モンスターハンターストーリーズ《ブラックライダーズ編》』の
物語の核心やモンスターハンターストーリーズエンドコンテンツについてのネタバレが含まれています。
まだ本作をクリア後までプレイしていない方、またはアニメ版を視聴していない方は注意してください。
編集を行う際は編集ルールを熟読した上で、
ネタバレを避けている方への配慮をお願いします。

MHST、及び『MHST RIDE ON』に登場するライダー。オトモンは「ダスク」と名づけられた少し姿の違うリオレウス希少種
CVは花江夏樹氏が担当している。

目次

概要

MHST RIDE ON

  • 金色の短髪が特徴の美青年。
    年齢不詳だが外見から恐らくリュートらよりも年上で、身長もそれなりに高い。
    普段はスタジャンのような服にシルバーソル装備の足部位のようなものを身に着けているが、
    戦闘の際は全身がシルバーソル装備に包まれ、銀剣リオレウスを構える。
  • 飄々とした性格で、相手が大切にしている流儀には律儀に合わせる一面もある。
    また、困っている相手がいるのなら助けを入れるなど
    外見も相まってかなりのイケメンである
  • 世界を喰らいかけた厄災を鎮めたリュートとナビルーの前に突如強襲。
    世界一のライダーとなったリュートに興味があるとかなり馴れ馴れしい態度で近づくが、
    彼を警戒した二人に逃亡されたが...
  • すぐさまオトモンのリオレウス希少種であるダスクに追跡させ、
    彼らに余裕で追いついてレウスを大剣で墜落させるライダーとしての技量を見せたが、これはまだ前座
    なんとリオレウス希少種でありながら、本来は習得しないはずの龍光まとい拡散龍ブレス等の技を放ってくる
    ゲイルはこの力を伝承の儀の賜物であると謳い、「シンクライド」なる異能で更なる力を解放できる模様。
    彼はこの力を利用して他のライダーから絆石を強奪する通称「絆石狩り」という暴挙に及んでいた。
    • そう、彼の正体は近年存在が噂されているブラックライダーズ
      そのトップ層に位置する四天王の一人だったのだ。
      レウスの弱点を突かれたのもあり、リュートは成す術なく敗北。
      期待に応えられなかったリュートに失望しつつ絆石を奪おうとしたが、ナビルーの妨害と
      直後のレウスによる地の利を活かした避難で失敗に終わる。
  • その後、伝承の儀について知る為にデデ爺の下へ向かおうとするリュートらを発見。
    彼らを逃がすため迎撃に出たノールストーンジーニーダン先輩
    ライダー戦の経験等を利用し、彼らの絆石を回収しつつ先に向かったが
    ダン先輩による洞窟の閉鎖によりリュートらの追跡は断念。
    彼らの本拠地「ブラックキャッスル」へ帰還した。
  • オトモンは前述した通り「ダスク」と名づけられたリオレウス希少種
    伝承の儀によって龍属性を扱えるようになっており、その影響故か甲殻が赤黒く変色している
    更にはリオス種の弱点でもある閃光玉といった目つぶし効果を無効化する等
    相棒の特性も熟知しているゲイルによって無比の存在にまで鍛えられている。
    • 特に本種の持つ圧倒的な空中戦闘能力をフル活用した対空戦闘は正に驚異的。
      通常種を遥かに凌駕するその制空力でリュートを追い詰めた。
    • 因みにオトモンにしては結構でかい
彼の出自と真の目的
  • その後もブラックライダーズによって幽閉されたアユリアを救出するために
    奮闘するリュートらの前に度々現れては本拠地のヒントを与えたりと
    明らかに他の四天王とは違う思想で動いているところがある彼だが、
    アユリアが自由の身となり伝承の儀の力を求めていた際に現れ
    遂に彼の口、そしてアユリア自身が気が付いた真実が語られる
  • 彼に隠されたある秘密。
    それはゲイルが数少ないクアン村の生き残りにしてアユリアの兄という事。
  • クアン村壊滅の日に偶然彼は出かけていたのもあり、運よく五体満足で生存できたという。
    そして、彼が何より心配したのは妹アユリアの安否であり、世界中を死に物狂いで探し回ったらしい。
    その後アユリアがブラックライダーズに幽閉された後も最も面倒を見ていたのはゲイル自身であり、
    これは他のライダーや四天王の魔の手からアユリアを守ろうとしていたのではないかと言われている。
  • そして、彼がブラックライダーズに属し他のライダーに仇名す存在と化したのは、
    ブラックライダーズのボス「アンヴィス」の暗殺を成し遂げるため。
    かつてクアン村に存在していたやり方次第で人を神の域にも廃人にも変える禁忌の儀式「重ね合わせの儀」。
    彼(及びアユリア)の両親はその発動を強要され、重ね合わせの儀の力の余波で死亡してしまった
    彼はこの事実の下にアンヴィスへの復讐だけを考え行動してきた。
    そして「アンヴィスを欺き、警戒されずに彼に近づく為の演技」として
    「ゲイル」と名乗り彼に近づいたこと、自分の本当の名がミハエルだということを明かした。
    つまり、アンヴィスの野望の阻止が目的のリュート達と
    アンヴィスへの復讐が目的のミハエルということで
    詳細こそ違えど目標は同じだったのである。
    互いの誤解が解けた彼らの中には確かに絆が産まれた...

MHST

  • アニメ版放送からしばらくして実施されたVer.1.3のアップデートで「双天の塔」が追加。
    この双天の塔はライダー戦であり、ブラックライダーズも登場。
    その為、彼とダスクのコンビとも戦うことになる
    • ゲイル自身は輝剣リオレウス+シルバーソル装備の大剣使い。
      トップクラスの武器攻撃力から放たれる地衝斬は強烈で、
      ダスクの全体攻撃と同時に飛んで来ようものなら2乙させられることもあるため、
      オトモンともども残りHPは高めに保っておきたい。
    • ダスクは銀火竜リオレウス希少種で、伝承により龍属性を纏う。
      専用技の全体攻撃+確率でやけど効果の「高出力拡散豪炎ブレス」、
      単体に5連続の火属性パワー攻撃である「火竜乱舞」といった火属性や
      全体に龍属性ダメージを与え、会心率をダウンさせることもある「拡散龍ブレス」や
      龍属性と会心率を底上げする「龍光まとい」等の龍属性に長けている強敵なので
      相手にする際はパーティーの耐性次第では苦戦は免れない。

余談

  • 7/26日に配信されたver.1.3でハクム村のライダー共々なりきり装備で「ゲイル装備」が追加された。
    ハクム村の加工場で気軽に購入することができ、多くのライダーたちは彼のコスプレができるようになった。
    • さらにゲーム中でのキャラクターエディットが可能になったが、
      加えてゲイルの髪型と目のパーツ、ボイスが追加された。
      それによりゲイル装備かシルバーソル装備にして、
      オトモンもリオレウス希少種にすると本人になりきることができるようになった。
    • 特に後者の組み合わせはリオレウス希少種がオトモンとして破格の性能をしているのもあり、
      割と冗談抜きで最終候補になる組み合わせである。
      その際はオトモンを龍属性に変えて名前も「ダスク」にするとより再現度が高まる。
  • オトモンのダスクは伝承の儀であの姿となったとファンの間では予想されていたが、
    彼らの幼少期が語られている時の映像では幼体の頃からあの姿らしい
    この事実は沢山のファンから驚きの声が上がり、
    中にはそれ以前にどう考えても生まれる地域がリオレウス希少種に適さないだろとツッコみも見られる。
    まあ、アユリアとヒョウガなどアニメ版と本編で少々違う所がいくつか見当たるのであまり気にしない方が良いかも知れない。
    • …が、有志の検証により、MHSTゲーム本編でも一定確率でこの姿のレウス希少種が産まれる事が発覚した。
    • そもそも、オトモンの色は「そのオトモンが持っている遺伝子の属性」によって決定する。
      火属性遺伝子が多ければ火属性の姿、雷属性遺伝子が多ければ雷属性の姿…という風に決まっているのだ。
      伝承の儀を通してオトモンの色が変わるのは、元々持っている属性よりも後付けの属性が優勢になるためである。
      例えば、レウス希少種は元々火属性を得意としており、生まれつき持つ遺伝子も火属性に特化したものが多い。
      この場合「火属性を得意とする」レウス希少種の姿がデフォルトとなる。
      もしここに龍属性の遺伝子を大量に投入し、火属性よりも龍属性の遺伝子が優勢となった場合、
      「龍属性を得意とする」レウス希少種の姿(赤黒く甲殻が変色した姿)へと変わるのだ。
    • しかし「生まれつき火属性の遺伝子を持っている数が少ない」、
      かつ「強力な龍属性の遺伝子*1を持つ」個体が産まれた場合、その個体の得意とする属性は
      産まれながらにして龍属性となり、その姿も「龍属性の姿」へと幼体の時から変わっているのだ。
      • ダスクが生まれつき変色個体だったのは、こういった事情もあるのかもしれない。
        そうなると、生まれつき龍属性を得意とするダスクへ龍光まとい拡散龍ブレスなどの
        強力な龍属性技を覚えさせたゲイルの育成方針はベストなものだったとも考えられる。
  • 名前の「ゲイル(Gale)」は英語で疾風・嵐を意味する。アメリカやイギリス等で個人名に用いられることが多い。
    角王弓ゲイルホーンのように、MHにおけるゲイルは“黒”を印象付ける単語でもある。
    • オトモンの「ダスク(dusk)」はダスクシリーズと同じ英語で夕暮れ・夕闇を意味する。
      夕闇の如く赤黒い輝きを放つその姿にマッチした名前であろう。
  • アニメ版にて声優を務めた花江夏樹氏は、後にMHRiseのイオリの声(日本語/MH語)や実写版の吹き替えも担当している。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
イベント・メディア展開/モンスターハンターストーリーズ RIDE ON
登場人物/アユリア - 彼とある関係のある人物
モンスター/リオレウス希少種 - 彼のオトモン
世界観/ライダー
世界観/絆石
フィールド/蜃気楼の塔 - 本編で彼と戦闘できる。


*1 破龍大遺伝子(龍属性攻撃力アップ大)など