ツインテイルズ

◆忍◆ ニンジャ名鑑#351 【ツインテイルズ】 ◆殺◆
フエの演奏で路銀を稼いでいた路上生活パンクス女に、邪悪なニンジャソウルが憑依。ネコと会話ができ、操って遠隔操作することもできる。はじめは路地裏に王国を築いたが、やがて悪逆非道なネコ爆弾作戦で市役所を破壊しようとした。

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0119 【ツインテイルズ】 ◆殺◆
フエの演奏で路銀を稼いでいた路上生活パンクス女に、ネコニンジャ・クランのソウルが憑依。しぶとく生き残り、現在はオー・オーと旅をしている。レッサー・ゼゲン・ジツを使う他、ネコと会話して操ることも。重度のハッパ愛好者で匂いがすごい。

登場エピソード

• 「クルセイド・ワラキア」

「あー、なんか臭うニャー、ここにニンジャがいるってさァー」
（ネコには９つの命がある、ネコには９つの命がある……！）

人物

• ネオワラキアに滞在している女性ニンジャ。ネコ・ニンジャクランのソウル憑依者である。
  • 上記の台詞のように語尾に「ニャー」を付けるのが特徴。カワイイヤッター！
  • 「アイエエエエエ！」が、「ニャイエエエエエ！」になることもある。カワイイヤッター！
  • なお、ザ・ヴァーティゴ＝サンは彼女はハードコアなので語尾に「にゃー」と付けないと説明したことがある。猫爆弾作戦の頃はハードコアだったのだろうか。
  • 上記下段の台詞のように本音で話す・考えるときは「ニャー」を付けない。普段はネコを被っているだけなのかもしれない。
• 名鑑にある通り相当臭う。強烈な獣じみた体臭と、着古してすえた服の臭い、そしてそれを覆い隠すような濃厚なハッパ臭が渾然一体となっている。
• かつてアマクダリの都市浄化作戦で仲間の猫を大量に殺処分されたことで、大量の猫爆弾を使ってネオサイタマ市役所に無差別殺戮を巻き起こそうとしたが、惨事が起こる直前にニンジャスレイヤーとエーリアス・ディクタスによって阻止されたという経緯を持つ。その時の影響か、ニンジャスレイヤーにはトラウマめいた感情を抱いている。
  • 鷲の翼が開かれる日のネオサイタマの騒乱も体験しており、月崩壊後のマルノウチ・スゴイタカイ・ビル前でのボン・ダンスも目撃していたようだ。
• 第4部では論理聖教会の野良ニンジャ狩りにより捕えられた際に、同じく捕まって自我を半分破壊されたオー・オーを助けて共に脱走したことがきっかけとなり、オー・オーと二人で旅をしている。
• 暗黒メガコーポのことも嫌っており、彼らに雇われることを由としない。
• オキナワに行く金を稼ぐため、流れ着いたネオワラキアでドラクル城潜入ミッションに参加する。

外見

• ボサボサ頭で薄汚いパンクス装束を身に纏う。
• 腕にバンダナを巻いている。
• ドラクル城から出る時は厚底スニーカー「D.RA.CLE+++」を履いている。

元ネタ・考察

• ツインテイルズ（twin tails）は「対の尻尾」という意味である。由来は「猫又」だろう。
  • 猫又は日本の民間伝承等に伝わるネコの妖怪であり、大別して山中の猫又、人家のネコが化ける猫又の二種類があるとされる。
    • 歳を経た老猫が神通力を得た怪異であり、尻尾の先が二股に分かれているためにこう呼ばれるという。

ワザ・ジツ

• カラテのワザマエは低い。サツバツナイト曰く「ベイビーサブミッションにも等しい力量差」。ブラドニンジャ・ドージョーで修行中のモータルの少女と鬩ぎ合ってやっとマウントを取れる程。
• 一方で敏捷性には優れており、相手の攻撃を連続で躱す芸当を披露している。

ネコミニオン

• ネコを操って偵察を行わせるジツ。
  • サツバツナイトは「フエによって猫を操る能力」と記憶していたが、作中ではフエで操る場面は描かれていない。描写外でフエを使っていたか、フエは常時必要なわけではないか、あるいは成長してフエが不要になった可能性も考えられる。
  • 本編とは関係ないドネート次元の話と説明されているが（ただし本編次元と大きな矛盾はない）、「ミニスレイト・オブ・ニンジャ」ではフエをふいてバイオヤマネコの群れをおとなしくさせている。直後にツインテイルズの台詞が入っているのでフエを止めても操られたままだと考えられる。
• これと関連して、ザゼンして精神波を飛ばすことで、周囲にネコがいないか調べることもできる。

レッサー・ゼゲン・ジツ

• 魅惑によって相手の認知能力を狂わせるジツ。
  • このジツをかけられたモータルは彼女のいかなる質問にも包み隠さず答えるようになる。
• 「レッサー」とある通り彼女が用いるのは下級のジツであり、ニンジャへの効き目は薄い。
  • 一方で「強力な」「恐るべき」と形容された箇所もある。「レッサー」とはゼゲン・ジツ全体の中での話なのだろう。

ストーリー中での活躍

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