ゴーレム

Last-modified: 2025-03-01 (土) 23:28:33
収録拡張カード名コストカード種別効果
AlchemyGolem4+ポーションActionReveal cards from your deck until you reveal 2 Action cards other than Golems.
Discard the other cards, then play the Action cards in either order.
錬金術ゴーレムアクションゴーレム以外のアクションカード2枚が公開されるまで、あなたの山札を上から公開する。
公開した他のカードを捨て札にし、次にその2枚のアクションカードを好きな順番でプレイする。

概要

デッキから2枚のアクションカードを直接プレイするカード。
デッキの上から公開するため狙った2枚を使用するのは難しいが、購入するカードを選べばある程度は制御できる。
+アクションを持ったカードが公開されればアクション権を消費しないので、さらに続けて行動できる。
ある程度の枚数のアクションカードがデッキに入ってから使わなければ、デッキ内にプレイできるアクションカードが残っていないということが起きかねない。
4金+ポーションというコストの出しにくさもあり、購入するのは中盤以降が望ましいだろう。

利用法

  • 2枚のアクションを使えるので、実質村系であると考えることができる。
    • 2枚の+1アクションのカードを当ててもアクション権が増えるし、ターミナルアクション+キャントリップ等の組み合わせでもターミナルアクションを打つ分のアクション権を節約できたと考えられる。
  • デッキからアクションをサーチできる特徴のため、アクション密度の低い状況でも強引にコンボを成立させやすくなる。
    • 初期デッキの圧縮が済んでいないorできない場合や、デッキが呪いで汚染されている状況でもゴーレムさえ引ければ2枚のアクション使用が確約されるため、アクションの使用回数が稼ぎやすい。
      • 一方、廃墟には極めて脆弱。
    • アクション密度が高いコンボデッキではデッキトップ2枚をプレイするだけのカードになりやすいが、それでも実質失われし都市なので、悪い動きではない。
      終盤勝利点が混ざってきても安定しやすいので、ポーションを取る余裕があるなら採用も十分ありだろう。
  • ゴーレムで策士ドローソースを引けば策士を使用したターンにも財宝カードを使う、コンボを再開する、策士を複数枚起動する等が可能ではある。書庫系や学者であればなお良い。
  • 使用するカードが基本的に選べない上に、強制使用になる点は注意が必要。
    • タイミングを合わせて使いたいカードや、廃棄を強制するカードとの相性はあまり良くない。
  • 繁栄第二版では削除されてしまったが、会計所と組み合わせたコンボが有名である。

    ゴーレム会計所

    1. デッキ内のアクションカードを会計所1枚とゴーレムだけにする。
    2. ゴーレムを使用すると、1枚の会計所が見つかり、2枚目のゴーレム以外のアクションが見つからないので山札を全てサーチしきり捨て札にすることになる。
    3. ゴーレムで会計所を使用し、上のステップで捨て札にしたデッキ内の銅貨全てが手札に入る。
    • 手札にゴーレムだけを引き、会計所は引かない必要がある。
    • この形ではゴーレムを初期手札に気合で引く必要があるため、これを改良したコンボが考案されている。

    ゴーレムゴミあさり会計所

    ゴミあさりを使用した、ゴーレム会計所の強化版。

    1. デッキのアクションをゴーレム2枚以上とゴミあさり1枚、会計所1枚だけにする。
    2. ゴーレムを使用し、ゴミあさりでデッキを全て捨て札にし、使っていない方のゴーレムをデッキトップに置く。
    3. 会計所で今捨て札にした銅貨を全て拾って、属州を買う。
      以上を繰り返すコンボ。
    • 一見隙のないコンボに見えるが、手札にゴミあさりで置いたゴーレム以外のアクションが来ると止まってしまうという欠点がある。

    ゴーレム星図会計所または運命のゴーレム会計所

    星図を使い、毎ターンゴーレムを星図で山札に乗せる。ゴーレムが【運命のゴーレム】になっている場合も同様。

    • こちらも、最初の手札に会計所が来るとそのターンはろくに動けなくなってしまう欠点がある。
      • 銅貨を積みまくるなどして会計所が手札に来る確率を下げたいところだが、アクションカードを他に入れられない中で銅貨を積むのは縁日でも無ければ案外難しい。
    • 城門があれば、手札に来た会計所をデッキに戻すことができる。
    • メイソン団を加えれば、会計所が手札に来る事故を防ぐことで、確実にコンボを成功させられる。
      ただし一番の問題点は、アクションが他に入れられない制約下でどのように好意を調達するかである。
      コンボ中に好意を安定して稼ぐのは難しいため、デッキ構築中に好意を集めておいて完成後に放出する方針が良いだろう。
      • 道化棒は好意追加に加え購入権も銅貨を増やすのに有効で、相性が良い。
      • 輸入者による初期5好意でも、5回も確実にコンボを成功させられれば属州5枚が取れるため十分かもしれない。
      • いずれも好意がある限りはゴールデンデッキとなるが、構築の手間、そもそも別拡張カード4種がサプライに揃うことの難しさに加え、毎ターン勝利点1枚購入が確実となる程度では結局相手に押し負けてしまうこともある。
        実用戦術というよりはロマン砲寄りのデッキになるだろう。

詳細なルール

  • 公開されたアクションカードをプレイするとき、そのアクションカードは場に出る。
  • ゴーレムの効果によってプレイされるアクションは、アクション権を使わない。
  • 公開されたアクションカードは2枚ともプレイしなければならない。
  • 公開されたアクションカードが1枚以下の場合、デッキのカード全てが捨て札に置かれ、(あれば)そのアクションカードをプレイする。
  • 玉座の間等がゴーレムによって公開された場合、その玉座の間等で公開されたもう1枚のアクションカードを複数回プレイすることはできない。
  • 「公開」を行うため、パトロンでリアクションできる。リアクションタイミングは公開時のため、財源を得てからアクションカードのプレイ順序を選択することになる。
  • ゴーレムが場から捨て札になるタイミングは、常に「ゴーレム使用ターンのクリーンアップフェイズ」である。玉座の間はみだし者などの『自身の効果で使用したカードが場から離れるまで場に残るカード』との違いに注意。
    • ゴーレムの効果で漁村を使用すると、漁村は「ゴーレム使用者の次のターンのクリーンアップフェイズ」まで場に残るが、ゴーレム自身は「ゴーレム使用ターンのクリーンアップフェイズ」に捨て札になる。
    • ゴーレムの効果で雇人を使用すると、雇人はゲーム終了まで場に残り続けるが、ゴーレム自身は「ゴーレム使用ターンのクリーンアップフェイズ」に捨て札になる。

余談

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