収録拡張 | カード名 | コスト | カード種別 | 効果(※日本語訳はDominion Onlineより) |
Alchemy | Herbalist | 2 | Action | +1 Buy +1 Coin Once this turn, when you discard a Treasure from play, you may put it onto your deck. |
錬金術 | 薬草商 | アクション | +1 カードを購入 +1 コイン このターン、財宝カード1枚を場から捨て札にしたとき、それを山札の上に置いてもよい。 |
錬金術、収穫祭、ギルド、冒険、帝国、夜想曲、ルネサンス、プロモでのルール変更とエラッタについて | |
このカードは2022年のルール変更とエラッタでカードテキストから効果が変更されており、2022年現在の(日本語版の)カードテキストと効果が異なります。 Dominion Online等のインターネット上でドミニオンを遊べるサービスでは変更後のルールで処理が行われています。 実際のカードを用いてゲームを行う際は、混乱を避けるため変更前と変更後のどちらのルールを採用するか事前に決めた方が良いでしょう。 (ルール変更前の情報については余談を参照してください。) |
概要
1金+1購入権と地味ではあるが、追加で場から捨て札になる財宝カードをデッキトップに戻せる効果を持つ。
ポーションはもちろん、金貨や白金貨のような価値の高い財宝の使用回数を増やすことができる。
利用法
- 賢者の石と組み合わせる。薬草商と揃えば賢者の石を使い回せる上に、+購入権でデッキを太らせ賢者の石の出力を上げられる。
- 錬金術師と組み合わせて、薬草商でポーションを戻すことで錬金術師を連続してデッキトップに戻せるようになる。
- 仮面舞踏会があるコンボ場で、あえて銅貨を山札に戻すことで、仮面舞踏会で渡す用の不要カードを確保する。
- 仮に組み合わせたい財宝がないとしても、サプライによっては市場跡地ですら需要があると思えば、+購入権のためだけに薬草商を購入することはありうる。
詳細なルール
- 薬草商の「財宝カード1枚を場から捨て札にするとき、それを山札の一番上に置いてもよい」の効果は任意効果なので、デッキトップに財宝カードを戻さなくてもよい。
- 薬草商の「財宝カード1枚を場から捨て札にするとき、それを山札の一番上に置いてもよい」という効果は「使用時効果」であり、「薬草商を場から捨て札に置くときに誘発する効果」ではないので注意。
- 契約書や持続カードを使用した冠なども、場から捨て札になる際にデッキトップに戻すことができる。
- 資本主義の影響を受けて財宝化した持続カード(灯台、漁村、商船、魔除け、隊商の護衛、沼の妖婆、秘密の洞窟、貨物船、門番などが該当)も、場から捨て札になる際であればデッキトップに置くことができる。
余談1
- 錬金術のカードの中で唯一ポーションに関する効果を持たない。
場の財宝カード1枚をデッキに戻せる効果は、これでポーションを使い回しなさいという意図が込められているのかもしれない。
余談2
以下、海辺・繁栄・異郷2版発表に伴う2022年版エラッタ前のカードテキストを残しておく。
収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
錬金術 | 2 | アクション | +1 カードを購入 +1 コイン -------------------- あなたがこのカードを場から捨て札に置くとき、場にある自分の財宝カード1枚を自分の山札の一番上に置いてもよい。 |
- 「財宝カード1枚を山札の一番上に置いてもよい」という効果が発揮されるのが、「財宝カード1枚を場から捨て札にするとき」ではなく、「このカード(=薬草商)を場から捨て札に置くとき」であった。
- 使用時効果ではなく仕切り線以下の効果であり、「このカード(=薬草商)を場から捨て札に置くとき」のタイミングも一度しかないため、「玉座の間で使用しても2枚は戻せない」「習性の効果で使っても山札に戻せる」などの違いがあった。
- 対象となる財宝カードが捨て札になるかどうかを問わないため、本来は場に残ってしまう持続-財宝カードや、持続カードを使った冠だろうとデッキトップに戻すことが可能だった。