隊商の護衛

Last-modified: 2024-04-05 (金) 15:58:02
収録拡張コストカード種別効果
冒険3アクション-持続+1カードを引く
+1アクション

あなたの次のターンの開始時、+1コイン
リアクション他のプレイヤーがアタックカードを使用したとき、あなたの手札からこのカードを使用してもよい。
(あなたのターン以外に使用した場合は、+1アクションの効果を持たない。)

概要

次ターンに1金を生むキャントリップ
3コストで1金の出るキャントリップであるためオアシス密猟者等の例に漏れずデメリットを持っているが、このカードは1ターンの間は無意味に持続してしまう点で特に重い。
使用ターンには何の利益もないので、序盤ならば銀貨を買った方が金量が安定する。
リアクション効果は、アタックに対して即座にこのカードを使用する効果。うまくいけば常に相手ターンに使用して自分ターンに1金と、実質的に持続しないのと同等のペースで単純な1金キャントリップになり得る。

利用法

  • 各ターンの金量を偏らせたいならば、序盤から買うのも有効。
  • 種類を3つ持ち、コストが安くデッキの回転に負担をかけないので廷臣と相性が良い。
  • 相手依存だが、4人戦などアタックの飛び交う場では限りなくキャントリップ1金に近いカードとして使う状況も少なくない。
    • ただし、荒れ場であるほど銀貨の1枚2金出力が頼もしいことも多く悩ましい。

詳細なルール

  • このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次の自分のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
  • リアクションは他のプレイヤーがアタックカードを使用した時に誘発する使用時誘発効果である。リアクションするタイミングは、アタックカードが使用されて場に出た直後、その効果を処理する前である。
    • 例えば、詐欺師を使用されたときにリアクションした場合、まずこのカードを使用して1枚引き、その後で詐欺師の能力解決によりデッキの一番上のカードを廃棄する。
  • アタックカードを使用された際に誘発するリアクションカード(秘密の部屋馬商人物乞い、隊商の護衛、外交官番犬)は、好きな順番で何度でも公開できる。
    • 隊商の護衛のリアクション効果で引いたリアクションカードも、同じアタックカードに対してリアクションできる。
  • 他のプレイヤーのターンに使用した隊商の護衛に即座に御料車法貨を呼び出すことができる。
    • 御料車は隊商の護衛を再使用しているので、隊商の護衛が捨て札にされるまで一緒に持続する。
    • 法貨は隊商の護衛を再使用しているわけではないので、呼び出したターン(他のプレイヤーのターン)に捨て札にする。
  • 他のプレイヤーのターン中に得たアクションを次のターンに持ち越すことはできない。
  • 隊商の護衛のサプライの山札に、あなたの+1○○トークンが載っている場合、隊商の護衛を使用する際にはそのトークンの効果も誘発し、即座に効果を得る。
    • ただし、上述の通り他のプレイヤーのターン中に得たアクション権やコインや購入権を次のターンに持ち越すことはできない。
  • -1カードトークンや-1コイントークンを持っているとき、他のプレイヤーのターン中でも+カードを引くや+コインを得ようとする場合、代わりにこれらのトークンを戻す。
    • マイナストークンを持っていないときに遺物橋の下のトロルにリアクションした場合、隊商の護衛の解決はこれらのカードの解決より先であるため、後から得るマイナストークンを戻すことはできない。

余談

  • リアクション条件がアタックカードを使用された時であるにも関わらず、アタックカードに対するアンチ能力を一切持たない初のカード*1
    キャントリップ1金のサイクルが自身にとって早くなるだけである。
  • 初版のルールの相続では、資本主義を購入した状態でこのカードを相続した場合、屋敷はアクション、持続、リアクション、財宝、勝利点の5種類のカード種類を持つことになっていた。
    Dominion Onlineではカード種類が資本主義などによって追加された場合カードのカラーリングが変わる仕様があり、このケースにおける屋敷は橙、青、黄、緑の4色にカラーリングされていた。
    現行のルールでは4色以上にカラーリングされたカードをお目にかかることはできないが、それでも資本主義影響下でこのカードは3色(橙、青、黄)となり依然として実機では見られないカラーリングとなる。

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*1 収録拡張内には遺物があるが、遺物の効果処理よりも先にリアクション使用でドローしてしまうため-1カードトークンの打ち消しには関与しない