はみだし者

Last-modified: 2020-10-21 (水) 13:57:47
収録拡張コストカード種別効果(※日本語訳は非公式)
暗黒時代5アクション-Commandサプライにあるこのカードよりもコストが少ないCommandでないアクションカード1枚をあなたが選び、そのカードをサプライに置いたままプレイする。
ACTION-CommandPlay a non-Command Action card from the Supply that costs less than this, leaving it there.

概要

はみだし者は2019年のルール変更とエラッタにより、カードテキストと効果が異なるので注意。
ドミニオンの各種オンライン対戦では基本的にこのエラッタ後のルールで処理されている。
オフラインで行う対戦の際も、エラッタ後のルールに則って処理するのが望ましいが、混乱を招かないように、はみだし者を使用するサプライではどのルールを採用するか事前に決めておいた方がいいだろう。
なお、エラッタ前の情報は余談を参照。

サプライのアクションカードをプレイできる特殊なアクションカード。4金以下でサプライにあるアクションカードによって強さが変わる。コンボデッキを安定させたり、礼拝堂のように後半使い道に困るアクションカードの代理として使うのがいいだろう。
問題はサプライの山札が切れるとそのカードをプレイ出来なくなること。優秀で安いカードほど山札が切れやすいので、そうなった後の処理も考えて購入しよう。
帝国ではコスト5までのアクションになれる上位種、大君主が登場。

利用法

  • 村鍛冶屋のようなコンボデッキなら、どちらとしても使用でき安定に寄与する。ただし、山札切れには注意。特に系のカードは無くなりやすいので、ちゃんと本物を集める必要がある。
  • 山守農家の市場のような使用回数で効果の変わるカードの回数稼ぎに使う。農家の市場なら、他プレイヤーの貯めた点数を奪うこともできる。
  • 共謀者貧民街のような状況を選ぶカードとして使うのが定番。愚者のようにゲーム中何度も使う意義のないカードもこれに当てはまる。このとき、手先隠し通路のような状況を選ばずとりあえず使えるカードがあると非常に使いやすい。

詳細なルール

  • はみだし者を使用した際、サプライにある「はみだし者未満のコストのCommandでないアクションカード」を使用することは強制である。
    • サプライにあるアクションカードが、はみだし者以上のコストのものか、Commandカードしか無い場合、何の効果も得られない。
      • 廃墟はサプライにあるアクションであることに注意。
  • はみだし者が対象とする「アクションカード」とは、そのカード自身がアクションカードかどうかのみを見る。そのカードのサプライの山札がアクションの山札かどうかは関係ない。
    • 例えばの山札は(ランダマイザーの表記に則り)としては「勝利点-城の山札」と扱われるが、小さい城華やかな城は「アクション-勝利点-城」なので、(コストが適正であれば)はみだし者で使用できる。
    • 相続購入後で、屋敷がアクションとして扱われる状態であれば、はみだし者で使用できる。
      ※相続後の屋敷は「別のカードを使用するカード」だが、Commandカードでは無い
  • サプライにあるコストにポーションや負債のあるカードは、はみだし者の効果で選択できない。
  • 傭兵のようにサプライに置かれないアクションカードは、はみだし者の効果で選択できない。
  • 分割された山札の下に置かれているカードのように、サプライの山札の一番上に見えていないカードは、はみだし者の効果で選択できない。
  • はみだし者が場から捨て札になるタイミングは、「使用したカードが場に出ていれば、場から捨て札になるであろうタイミング」を踏襲する。
    • はみだし者でサプライの持続カードを使用した場合、はみだし者が捨て札になるのは「使用した持続カードが発揮する効果がなくなったターンのクリーンアップフェイズ時」となる。
      • なお、使用したサプライの持続カードが獲得されるなどしてサプライから無くなった場合でも、『「使用したカードが場に出ていれば、場から捨て札になるであろうタイミング」を踏襲する』というルールに従う。
    • はみだし者でサプライの玉座の間を使用した場合は、はみだし者が捨て札になるのは「使用した玉座の間が場に出ていれば、場から捨て札になるであろうタイミング」となる。
      この玉座の間の効果で持続カードを使用した場合には注意。
  • 玉座の間などではみだし者を複数回プレイする場合、1回毎にプレイするサプライのカードを決めてよい。
  • サプライの山札に-2コストトークンがあるor漁師などのコスト変動があるカードは、はみだし者を使用した時点のコストがはみだし者未満であれば、はみだし者の効果で選択できる。
  • はみだし者は、「はみだし者を使用→はみだし者の効果でサプライのアクションカードを使用」という手順を踏む。以下のような例に注意。

【例1】「はみだし者を使用」「はみだし者でサプライのアクションカードを使用」は、共に『アクションの使用』としてカウントされる。

  1. ターン開始後、を使用する。
  2. はみだし者を使用する。
    1. はみだし者の効果でサプライの共謀者を使用する。
      ※この場合、共謀者は『3回目のアクションの使用』と見なされるので、「+1カード、+1カードを引く」の追加効果を得る。

【例2】「はみだし者を使用」「はみだし者をサプライのアクションカードとして使用」の際に、各プレイヤートークンの効果は誘発する。
例えば、はみだし者の山札の上に+1金トークン、鍛冶屋の山札の上に+1購入トークンが乗っていた場合、以下のような処理になる。

  1. はみだし者を使用する。
  2. +1金トークンで+1金を得る。
    1. はみだし者の効果でサプライの鍛冶屋を使用する。
    2. +1購入トークンで+1購入を得る。
    3. 鍛冶屋でカードを3枚引く。

「カードをサプライに置いたままプレイする」について

  • 「カードをサプライに置いたままプレイする」とは、「使用したカードは場に出ない」「使用したカードの『自身を移動させる効果』は処理に失敗する」という意味である。

「使用したカードは場に出ない」ことによる注意点

  • はみだし者の効果で使用したサプライのアクションカードは場に出ない。よって、「場に出ていることが条件の効果」は発揮されず、「場に出ているカード数」にも数えない。
    • サプライの街道を使用した場合、「+1カードを引く、+1アクション」は得られるが、「このカードが場に出ているかぎり、カードのコストは1少なくなる」の効果は発揮されない。
      • 似た効果を持つは使用時効果でコストダウンを行うので、こちらの場合はコストダウン効果が発揮されるので注意。
    • 使用したサプライのカードに対して、御料車を呼び出すことはできない。(はみだし者自体に御料車を呼び出すことはできる)
    • 場(=プレイエリア)から捨て札になることもないので、トラベラー交換効果は発生しない。
    • 豊穣の角笛のような場のカードの名前を参照するカードの処理時に、はみだし者を「選択したカードの名前を持つもの」としては扱わないように注意。また、使用したカードも場に出ないので注意。

「使用したカードの『自身を移動させる効果』は処理に失敗する」ことによる注意点

  • はみだし者の効果で使用したサプライのアクションカードの効果の内、「自身を移動させる効果」は処理に失敗する。
    プレイしたカードの効果を得るために『自身を移動させる効果の処理を実行したことが条件となっているか?』については注意が必要。
    • リザーブカードの「自身を酒場マットの上に置く」という処理は失敗する。
      • サプライのワイン商を使用した場合(要コストダウン)、「+1カードを購入、+4コイン」は得られ、「酒場マットへの移動」に失敗する。よって、実質的にデメリットがなくなる。
    • 自身の効果で「自身を廃棄する(=廃棄置き場に移動する)」という処理は失敗する。
      • サプライの鉱山の村を使用した場合、「+1カードを引く、+2アクション」は得られるが、「自身を廃棄した場合+2金」は(自身の廃棄が条件となっているため)効果を得られない。
      • サプライの劇団を使用した場合、「自身を廃棄する」には失敗するが、「+4 Villagers」は(自身の廃棄が条件となっていないため)効果を得られる。
        ※いずれの場合も、『カードの廃棄』には失敗しているので、『カードの廃棄に誘発する効果(墓標など)』を誘発させることはできない。
    • 自身の効果で「自身を脇に置く(=脇に移動する)」という処理は失敗する。
      • サプライの王子を使用した場合(要コストダウン)、「自身を脇に置く」という処理に失敗し、(その後の効果は自身を脇に置くことが条件となっているため)何も効果を得られない。
      • サプライのを使用した場合、「自身を脇(島マット)に置く」という処理に失敗するが、(自身を脇に置くことが条件となっていないため)「手札1枚を脇(島マット)に置く」を行う。
      • サプライの陣地を使用した場合、「+2カードを引く、+2アクション」は得られ、「金貨鹵獲品を公開しなかった場合に脇に置く」という処理に失敗し、自身をサプライの山札に戻すこともなくなる。よって、実質的にデメリットがなくなる。
    • 自身の効果で「自身を山札に戻す(=山札に移動する)」という処理は失敗する。
      • サプライの実験を使用した場合、「+2カードを引く、+1アクション」は得られ、「サプライに戻す」に失敗する。よって、実質的にデメリットがなくなる。
    • 一方で、「サプライにあるカードを獲得する」or「サプライのカードを廃棄する」or「サプライのカードを追放する」という効果は、(結果的に自身を対象にしていても)「自身を移動させる」という効果ではないので、失敗しない。
      • サプライの武器庫を使用した場合、サプライにあるコスト4以下のカード1枚をデッキトップに獲得する効果を発揮できる。この時、使用した武器庫自身を獲得しても良い。
      • サプライの待ち伏せを使用した場合、サプライにあるアクションカードを廃棄できる。この時、使用した待ち伏せ自身を廃棄しても良い。
      • サプライのラクダの隊列を使用した場合、サプライにあるカードを追放できる。この時、使用したラクダの隊列自身を追放しても良い。

余談

2019年エラッタ前の情報を以下に残しておく。

開く

収録拡張コストカード種別効果
暗黒時代5アクションサプライにあるこのカードよりもコストが少ないアクションカード1枚をあなたが選び、そのカードとしてこのカードをプレイする。
このカードはプレイエリアを離れるまで選んだカードとして扱う。

概要

サプライのアクションカードに化ける特殊なアクションカード。4金以下でサプライにあるアクションカードによって強さが変わる。コンボデッキを安定させたり、礼拝堂のように後半使い道に困るアクションカードの代理として使うのがいいだろう。
問題はサプライの山札が切れるとそのカードとしては扱えなくなること。優秀で安いカードほど山札が切れやすいので、そうなった後の処理も考えて購入しよう。
帝国ではコスト5までのアクションになれる上位種、大君主が登場。

利用法

  • 村鍛冶屋のようなコンボデッキなら、どちらとしても使用でき安定に寄与する。ただし、山札切れには注意。特に系のカードは無くなりやすいので、ちゃんと本物を集める必要がある。
  • 山守農家の市場のような使用回数で効果の変わるカードの回数稼ぎに使う。農家の市場なら、他プレイヤーの貯めた点数を奪うこともできる。
  • 共謀者貧民街のような状況を選ぶカードとして使うのが定番。愚者のようにゲーム中何度も使う意義のないカードもこれに当てはまる。このとき、手先隠し通路のような状況を選ばずとりあえず使えるカードがあると非常に使いやすい。
  • 礼拝堂再建のような廃棄系カードを、それ自身に化けることで処分できる。

詳細なルール

  • 「プレイエリアを離れるまで選んだカードとして扱う」とは、
    ①プレイエリアに出ていない状態では、はみだし者は自身の名前・コスト・種類・効果を持つカードして扱われる。
    ②プレイエリアに出ていれば、プレイエリアを離れるまで、はみだし者は選んだカードの名前・コスト・種類・効果を持つカードとして扱う。
    ③プレイエリアに出ていれば、プレイエリアを離れるまで、はみだし者は自身の名前・コスト・種類・効果を失う。
    という意味である。
    ※使用時効果のみだけでなく、廃棄時効果や「プレイエリアから捨て札になる際の効果」なども持っていると扱われることに注意。
    • はみだし者を持続カードとして使用した場合、そのカードに書かれている効果が終了するまでプレイエリアに残る。
    • はみだし者をリザーブカードとして使用した場合、酒場マットの上に置かれる。ただし、その時点でプレイエリアを離れた、はみだし者に戻るため、リザーブカードの効果を失う。
      • よって、酒場マットの上のはみだし者を呼び出すことはできない。また、はみだし者を遠隔地として使用し、酒場マットの上に移動した場合も、その時点で遠隔地の効果でゲーム終了時に勝利点を得る効果は失われるので注意。
    • はみだし者をとして使用した場合、(手札1枚と共に)自身を島マットの上に移動する。その場合、島マットに移動した時点でプレイエリアを離れ、島の効果を失うので、ゲーム終了時に勝利点は得られない。
      ※島の日本語版カードの記載だけを見ると、「島の効果が失われてしまうと、ゲーム終了時に(手札1枚と共に)はみだし者がデッキに戻らず島マット上に残る」という処理となりそうにも思えるが、これは誤り
      ゲーム終了時のルールで、『(各種マット上を含め)脇に置かれたのカードはゲーム終了時デッキに含むものと扱われる』というモノがあるので、酒場マットや島マットに移動したはみだし者(+手札1枚)は、ゲーム終了時にはデッキに含まれる。
    • はみだし者を豊穣の角笛のような場のカードの名前を参照するカードでは、選択したカードの名前を持つものとして扱う。
    • はみだし者を城塞として使用した場合、プレイエリアから廃棄されても手札に戻る。
    • はみだし者を倒壊として使用して自身を廃棄した場合、廃棄されプレイエリアを離れた時点でカードははみだし者に戻るため、はみだし者のコストと同じ枚数(通常は5枚)だけカードを見ることができる。
    • はみだし者を騎士見習い農民として使用した場合、プレイエリアから捨て札にするときにトレジャーハンター兵士と交換することができる。この場合、はみだし者はサプライのはみだし者の山札に戻す。
  • 玉座の間などではみだし者を再使用する場合、「はみだし者」ではなく「はみだし者の効果で選択したアクション」を再使用する。
    • 例外的に、はみだし者を抑留として使用するなどして、再使用の処理の前にはみだし者がプレイエリアから離れた場合、再使用時には「はみだし者」が再使用されるため、サプライの別のアクションカードも選択できる。
  • サプライの山札の上に-2コストトークンが置かれているアクションカードは、下がった後のコストがはみだし者未満であれば、はみだし者の効果で選択できる。
  • 分割された山札の下に置かれているカードのように、サプライの山札の一番上に見えていないカードは、はみだし者の効果で選択できない。
  • 傭兵のようにサプライに置かれないアクションカードは、はみだし者の効果で選択できない。
  • はみだし者は、「はみだし者を使用→はみだし者の効果でサプライのアクションカードを選び、そのカードとして使用」という手順を踏む。以下のような例に注意。

【例1】「はみだし者を使用」「はみだし者をサプライのアクションカードとして使用」は、共に『アクションの使用』としてカウントされる。

  1. ターン開始後、を使用する。
  2. はみだし者を使用する。
    1. はみだし者を共謀者として使用する。
      ※この場合、共謀者は『3回目のアクションの使用』と見なされるので、「+1カード、+1カードを引く」の追加効果を得る。

【例2】「はみだし者を使用」「はみだし者をサプライのアクションカードとして使用」の際に、各プレイヤートークンの効果は誘発する。
例えば、はみだし者の山札の上に+1金トークン、鍛冶屋の山札の上に+1購入トークンが乗っていた場合、以下のような処理になる。

  1. はみだし者を使用する。
  2. +1金トークンで+1金を得る。
    1. はみだし者を鍛冶屋として使用する。
    2. +1購入トークンで+1購入を得る。
    3. 鍛冶屋でカードを3枚引く。

【例3】はみだし者はプレイエリアを離れるまで、はみだし者の効果を失い選んだカードとして扱われるので、再使用時は「サプライのアクションカードを再使用」するように処理する。
例えば例2と同じ状況で、玉座の間ではみだし者を使用した場合は、以下のような処理になる。

  1. 玉座の間を使用する。
    1. 玉座の間の効果で、はみだし者を使用する。
    2. +1金トークンで+1金を得る。
      1. はみだし者を鍛冶屋として使用する。
      2. +1購入トークンで+1購入を得る。
      3. 鍛冶屋でカードを3枚引く。
    3. 玉座の間の効果で、(はみだし者ではなく)鍛冶屋を使用する(※はみだし者はプレイエリアに出ているので、鍛冶屋として扱われる)。
    4. +1購入トークンで+1購入を得る。
    5. 鍛冶屋でカードを3枚引く。
      ※このように、+1金トークンは一度しか誘発しないので注意。
  • はみだし者未満のコストのアクションカードがサプライに無い場合、何の効果も得られず、はみだし者のまま場に残る。
    • はみだし者は、サプライにあるコストにポーションや負債のあるカードを選ぶことはできない。

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