ブドウ園

Last-modified: 2025-02-07 (金) 20:31:30
収録拡張カード名コストカード種別効果
AlchemyVineyardポーションVictoryWorth 1 VP per 3 Action cards you have (round down)
錬金術ブドウ園勝利点あなたの山札のアクションカード3枚(端数切り捨て)につき勝利点1を得る。

概要

アクションカードの枚数に応じて点数が得られる特殊勝利点カード。
コストがポーションなので工房などで獲得することができず、一度に多数を獲得するには購入権と大量のポーションを場に並べるしかないため、集めにくいのが欠点。
その代わり、アクションカード3枚あたり1点と、点数が変動する特殊勝利点カードの中でも点数効率がかなり良いのが強味。
問題はそれだけのアクションカードをどうやって集めるかである。他のプレイヤーも同じ方向でデッキを作ると、アクションもブドウ園も足りなくなりがちなので、他プレイヤーの動向にも注意しよう。

利用法

  • 強みは「カード1枚当たりの得点効率が良い」「アクション集めが得点に直接的に繋がる」ということ。
    • 庭園と比べてかなり枚数当たりの効率が良い。相性の良いサプライであれば、属州や下手をすれば植民地に迫る点数が出ることすらあり得る。
    • 封土境界地も3枚当たり1点と同効率だが、ブドウ園は参照先がアクション枚数なので、コンボデッキを構築するだけで勝手に点数が伸びやすい。
      他プレイヤーがステロ系のデッキを作っている場合、終盤に失速している間に点数を伸ばし、逆転が期待できる。
      • 特に錬金術のカードは数を集めることで強くなるアクションが多いため、よく噛み合っている。
  • 本格的にコンボデッキが組めない場であっても、点数効率の良さを生かしてアクションをかき集めることで戦法として成立しうる。
    • 手先蝋燭職人のように、安くて購入権の出るアクションカードがある場合は特に有効。
      • 廃墟を積極的に買ったり、獲得系カードを使って馬を温存したりするのも場合によっては手である。
    • 工房系で適当なキャントリップなど邪魔にならないカードをかき集めることでも属州ルートと十分勝負でき得る。
    • この戦法の場合、ブドウ園を早く集めるためにポーションを2枚以上デッキに入れることもある。
  • 一方で、購入権が増えず効果によるアクションカード獲得もできない場ではやや厳しい戦術となる。
    • アクションカードの枚数稼ぎも厳しいが、何より貴重な1購入でポーションだけを使ってブドウ園を買う行為が非効率となりやすい。
  • 地道に1枚ずつ集めるなら、ポーション1枚さえあれば買えるので、手札事故が起こっても購入しやすい。
    • ポーションを使う戦法では大抵多くのアクションカードを持っていることが多いため、属州をメインに据えた戦法でも終盤自然とブドウ園に手が伸びることもあるだろう。

詳細なルール

  • 大広間のように複数の種類を持つカードは、種類にアクションを含んでいればアクションカードとして数える。
  • 2019年のルール変更とエラッタに関連し、相続した屋敷はゲーム終了時にアクションカードとして数えなくなったので注意。
  • 悟りの効果は(発動さえしていれば)ゲーム終了後の得点集計時まで有効であるので、財宝カードをアクションとして扱う。

コメント

  • 詳細なルールに書いてある悟りの影響下のものはアクションを得たままって冷静に考えたらやばいな。 -- 2025-02-06 (木) 23:31:27
  • このカードって踏み倒して獲得することが基本的にとても難しいカードですよね。交替では獲得できませんし。まぁ、改築系のカードなら獲得できますが、それにはポーションをコストに持つカードが必要だし、踏み倒すには少し手間過ぎますね。 -- 2025-02-06 (木) 23:38:53
  • 強制退去でブドウ園を飛ばして念視の泉を取れると逆接的にブドウ園の獲得ハードルが下がったような効果が得られるけど、強制退去があると属州も早まるから微妙か……。 -- 2025-02-07 (金) 16:47:26
  • ↑↑アクションカードであればポーションコストであっても色々踏み倒せるので、ソレを石工に掛ければ2枚まとめて得られるのは、手間ですがセットでおトクですね…。 -- 2025-02-07 (金) 16:53:19
  • ちょっと違いますが、ティアラでポーション使用してブドウ園2枚買えると、ポーション1枚分踏み倒せた気になれますかね。 -- 2025-02-07 (金) 20:31:30