収録拡張 | 名前 | コスト | カード種別 | 効果 |
暗黒時代 | 図書館跡地 | 0 | アクション-廃墟 | +1カードを引く |
廃村 | +1アクション | |||
市場跡地 | +1カードを購入 | |||
廃坑 | +1コイン | |||
生存者 | あなたのデッキの上から2枚のカードを見る。 それらを捨て札にするか、好きな順番でデッキの上に戻す。 |
概要 
暗黒時代での呪いに相当する妨害カード。5種類の弱いアクションカードで山札が構成される。
呪いと比べると、勝利点がマイナスされない、一応アクションカードとして使用できるといった点でダメージは少ない。
各カードについて 
図書館跡地 
使用すればアクション権を使ってしまうが手札は減らない観点で、事実上の-1アクションとも言える。
村が潤沢な場ではキャントリップ化できるのでダメージが軽微になる。
王子で脇に置ければ雇人と同じ効果となる。
廃村 
手札の枠を奪う事実上の-1カード。
アクション権を消費しないまま手札が減るので、書庫系のカードによってリカバリーできる。
また、同じくアクションを消費しないため、共謀者、行商人、エンポリウム、豊穣の角笛などの頭数として使うことができる。
王子で脇に置ければ兵舎と同じ効果となる。
反面それらの緩和するカードがない場合は最弱のカード。
他の廃墟には使う選択肢と使わない選択肢があるが、使っても使わない場合と状況が変わらないため選択肢がない分弱い。
市場跡地 
コインの出ない木こり。
他に購入を増やす手段がない場合はこのカードに頼らざるを得ないケースもあり、廃墟でありながら自発的に購入するパターンもあり得る。
王子で脇に置ければ縁日と同じ効果となる。
廃坑 
アクションを消費する銅貨。
巾着切りや王室の鍛冶屋で捨て札にならない点や大市場の購入を妨げない点では銅貨に勝っている。
資本主義を購入すると財宝カードとなり、アクションを消費せず出せるようになる。
生存者 
ドローとアタック効果を失った神託。
1枚だけを捨て札にすることはできず、必ず2枚戻すか2枚捨てるかのいずれかを選ばなければならない。
秘術師や伝令官等、デッキの上を公開するタイプのカードと相性がいい。
一応、幽霊船や大衆への対策や、坑道のリアクションを誘発するのにも使える。
利用法 
基本的に呪い同様のデメリットカードとして相手に撒くことになる。
廃墟を撒く/撒かれる場合、5種類で構成されるアクションカードという特性に留意する必要がある。
- 廃墟はアクションなので、玉座の間や宮廷と組み合わせることで効果を高められる。
- 同じく、教師などによるトークン強化が可能。荒れ場では馬鹿にできない+1金トークンや、手札に廃墟が沢山来てもとりあえず使えるようになる+1アクショントークンなどは一考の余地がある。
廃墟の妨害効果が大きい | 願いの井戸 | カードの種類が増えるので、ヒット率が下がる。 |
秘術師 | ||
医者 | 1種類ずつ廃棄(または追放)するタイプの圧縮は、廃墟の処理に手間がかかる。 | |
放逐 | ||
ゴーレム | 廃墟はアクションカードなので、アクションを連れてくるカードは(有用なアクションではなく)廃墟を引っ張ってきてしまうことがある。 | |
農村 | ||
吟遊詩人 | ||
幽霊 | ||
狩猟団 | 追加ドローは手札にない名前のカードをサーチするので、複数の種類の廃墟を抱えていると引っ張ってきてしまいやすい。 | |
狼の巣 | デッキに1枚しかないカードごとに減点を受けるので、自分が獲得した廃墟の種類と枚数をしっかり把握しておく必要がある。 | |
壁 | 壁のある場では、邪魔なカードを撒くアタックは効果が高い。 | |
廃墟のダメージを軽減または利用できる | ブドウ園 | アクションカードが増えると点数が増える。場合によっては自主的に廃墟を買って点数を盛ることも考えられる。 |
品評会 | カードの種類が増えると点数が増える。 | |
博物館 | ||
移動動物園 | カードの種類が増えると、3ドローできる可能性が上がる。 | |
収穫 | カードの種類が増えると、得られるコインが増えやすくなる。 | |
昇進 | 余ったアクションカードを有用なアクションカードに変えられる。 | |
闘技場 | 余ったアクションカードを捨てることで点数を得られる。 | |
オベリスク | 廃墟が対象になった場合、1枚につき2点になる。 | |
塔 | 廃墟が枯れた場合、1枚につき1点になる。 | |
生贄 | 余ったアクションカードを燃料に+2ドロー、+2アクションを得られる。 | |
学園 | 廃墟を撒かれると村人が貰える。 | |
賞金稼ぎ | 追放マットにない名前の廃墟を追放するごとに+3コインを得られ、デッキ圧縮にも繋がる。 | |
動物見本市 | 余ったアクションカードを廃棄することでも入手できる。 | |
鷹匠 | 廃墟を撒くと(撒く人、撒かれる人問わず)全員にリアクションのチャンスが回る。 | |
習性 | 廃墟を別な効果で使用できる。豚の習性があれば実質無害であるし、馬の習性など出ている習性によっては廃墟撒きはむしろ有用なアクションカードを配っているに等しい利敵行為になることもある。 | |
交換 | 廃墟を5コスト以下の他のアクションカードに変換できる。場合によっては、交換の山を枯らすこともできる。 | |
木工ギルド | 好意さえあれば、廃墟を他のアクションカードに変換できる。 | |
置き去り | 廃墟を廃棄すると4ドローできる。アクション権を得やすい場では要注意。 | |
危機 | 廃墟を戦利品に変換できる。 |
詳細なルール 
- カードの種類に「略奪者」を持つカードをゲームで用いる場合に準備する。
- 廃墟全50枚のうちプレイヤー数で決められた枚数(呪いと同枚数)をランダムに選び山札にして用いる。サプライに並べる時は裏向きにし、一番上のカードのみを表向きにする。
- サプライの他のカード同様、廃墟の山札の一番上のカードを購入および獲得できる。
- 廃墟はサプライのカードなので、ゲーム終了条件である三山切れの1つとして数える。
- 廃墟の山札の種類は「アクション-廃墟」であり、山札のコストは0である。一般にサプライの山札の種類やコストはランダマイザーに基づくが、廃墟にはランダマイザーがなく例外的に決められている。
- したがって、オベリスクによって選ばれうる。
- 廃墟は王国カードではないので、特性で選ばれることはない。
関連カード 
余談 
- 生存者以外の廃墟カードには、以下のように元ネタとなるカードがある。
- ちなみにこれらのカードは、廃墟になる前のカードを担当したイラストレーターが、それに対応する廃墟の絵も担当している。