収録拡張 | カード名 | カード種別 | 効果 |
Allies | City-state | Ally | When you gain an Action card during your turn, you may spend 2 Favors to play it. |
同盟 | 都市国家 | 同盟 | あなたが自分のターンにアクションカード1枚を獲得するとき、好意2を使ってもよい。そうした場合、それを使用する。 |
概要 
アクションを獲得したとき即座に使用できるようになる同盟。ルネサンスの技術革新に似ている。
技術革新よりも制約が緩く、好意さえあれば1ターンに何度でも利用可能である。
利用法 
- 基本的な利用法は技術革新に同じ。
- ただし、技術革新と異なりの各ターンの最初のアクションカードに限定されないので便利。
- 輸入者がある場合には限るが、初手でいきなり使えるのも技術革新にはない特徴。輸入者自体も1ターン目に獲得してすぐ使用できれば利益の大きいカードであるし、アタックや圧縮なども開幕直後に使う動きは強力になりやすい。
- 7金2購入の時に、①2金でごますりを購入し獲得(2好意を得る)→②都市国家でごますりを使用し、(手札の勝利点カードなどを捨てることで)+3金、とすることで差し引き1金増やし属州を買う、という動きもできるので、見逃さないように。
詳細なルール 
- 購入フェイズ中にアクションカードAを獲得した場合、それを都市国家で使用することはできるが、アクションカードAの使用時効果で「+アクション」を得ても、その後手札からアクションカードが使用できるわけではない。
- また、アクションカードAの使用時効果で「+カードを引く」を得て財宝カードを引いた場合、まだ何も購入していないときのみ、手札の財宝カードを追加で使用することができる。
- 都市国家の効果を得ることができるのは、「あなたのターン中」のみなので注意(英語版テキストには"When you gain an Action card during your turn"の記載があるが、Dominion Onlineの日本語版テキストは「アクションカードを1枚獲得したとき、2友好を支払うことで、それを使用してもよい。」となっており情報が抜けてしまっている)。
- 都市国家の効果はアクションカードの獲得時に誘発する。他の獲得時効果と同時に誘発し、処理順は獲得者が選ぶ。
- ただし、獲得したアクションカードを都市国家で使用する(=場に出す)効果は「獲得カードを獲得先から移動させる効果」なので、これを処理すると、他の「獲得カードを獲得先から移動させる効果」の処理には失敗する。(移動阻止ルール)
同様に、他の「獲得カードを獲得先から移動させる効果」を先に処理すると、獲得したアクションカードを都市国家で使用する(=場に出す)処理に失敗する。 - 一方で、獲得したアクションカードを都市国家で使用する(=場に出す)処理を行ったとしても、そのことで他の『「獲得カードを獲得先から移動させる効果」以外の獲得時に誘発する効果』は妨げられない*1。
- 例えば、コスト6以下のアクションカードを獲得し、都市国家で使用した後でも、複製を呼び出し同じカードを獲得できる。
- 都市国家により獲得したアクションAを使用し、そのことでアクションAがカード獲得時効果を発揮する場合は、この【自身(=アクションA)の獲得】に対してカード獲得時効果を誘発できる。
- 例えば、獲得したギルドマスターを都市国家で使用すると、ギルドマスターの獲得時効果がギルドマスターの獲得に対して誘発し発揮され、1好意を得る。
- ただし、獲得したアクションカードを都市国家で使用する(=場に出す)効果は「獲得カードを獲得先から移動させる効果」なので、これを処理すると、他の「獲得カードを獲得先から移動させる効果」の処理には失敗する。(移動阻止ルール)
- (遊牧民の野営地や、馬上槍試合で獲得するカードなど)デッキトップに直接獲得されるアクションカードや、(交換の効果で獲得するカードなど)手札に直接獲得されるアクションカードに対しても、都市国家は誘発し、使用することができる。