技術革新

Last-modified: 2022-05-25 (水) 19:16:10
収録拡張コスト種別効果(※日本語訳は非公式)
ルネサンス6プロジェクトあなたの各ターンの最初のアクションカードを獲得するとき、そのカードを使用してもよい。
ProjectThe first time you gain an Action card during each of your turns, you may play it.

概要

獲得したアクションカードを即座に使用できるプロジェクト
獲得から使用までのタイムラグをなくせる効果を持ち、各種カードとの組み合わせによっては非常に強力な踏み倒しが可能になる。
一方、ややコストが高く、サプライによっては割に合わないこともある。

利用法

  • 工房系のカードであれば獲得したアクションを有効活用できる。
  • 劇団のような使い捨てのアクションカードをデッキに入れることなく使用できる。
  • 獲得した農民騎士見習いを即時使用し、そのターン中に兵士トレジャーハンター交換することができる。
    • 交換はカード獲得に当たらないため、それぞれの出世カード交換の際は、技術革新によって使用することはできない。
    • コインと購入が1ずつ増える農民であれば、購入フェイズに技術革新で使用した場合でも、残りの金量次第だが他のカードを購入することができる。
  • リザーブカードに使うと獲得後すぐに酒場マットに送り込めるため、直後(または次の自分のターン開始時)から呼び出せるようになる。
    • 遠隔地に対して使えばデッキに加えることなく4勝利点が確定する。また、リザーブカードではないが手札に脇に置きたいカードがある場合のにも有効。
  • 策士呪いの森沼の妖婆のような使用ターンのメリットがないタイプの持続カードは獲得即発動の恩恵が大きい。

詳細なルール

  • 購入フェイズ中にこのターン初めて獲得されるアクションカードAを獲得した場合、それを技術革新で使用することはできるが、アクションカードAの使用時効果で「+アクション」を得ても、その後手札からアクションカードが使用できるわけではない。
    • また、アクションカードAの使用時効果で「+カードを引く」を得て財宝カードを引いた場合、まだ何も購入していないときのみ、手札の財宝カードを追加で使用することができる。
  • 獲得したカードを使用しないことを選択してもよい。
  • 獲得したカードを技術革新で使用した場合、通常のカード使用と同じように扱われる。
    • 通常のアクションカードならそのターン終了後に捨て札になり、持続カードを使用した場合は(持続効果があれば)場に残る。
  • (購入権が増えている状態で)先に技術革新を購入し、次にアクションカードを購入した場合、そのアクションカードがターン中最初に獲得するものであれば、それを使用することができる。
  • ターン中最初に獲得したアクションカードしか使用することを選べない。最初(=1枚目)のアクションカードを使用しなかったからといって、2枚目のアクションカードを使用することはできない。
    • 1枚目に獲得したアクションカードを望楼のリアクション効果で廃棄した場合や、取り替え子に交換した場合でも、そのアクションカードを獲得していることに変わりないので注意。
      一方で、1枚目のアクションカードの獲得を交易人のリアクション効果で銀貨の獲得に置換していた場合は、その次に獲得したアクションカードを脇に置いて使用することができる。
      海辺・繁栄・異郷の2020年版についてにより、交易人のリアクション効果が「獲得カードを銀貨に交換する」に変更された。
      よって、1枚目のアクションカードの獲得に対して交易人でリアクションして銀貨と交換しても、そのアクションカードを獲得していることに変わりないので注意。
  • 技術革新の効果は「あなたの各ターン最初にアクションを獲得した際」に誘発することに注意。
    他のプレイヤーのターン(あるいはターンとターンの間)でのアクション獲得には誘発しない。
  • カード購入時は、①購入時効果の発生・解決⇒②カードの獲得(⇒③獲得時効果の発生・解決)、という順に処理が進む。
    『アクションカードの購入時効果で別のアクションカードを獲得する』という動きがある際は、技術革新の効果の対象となるカードに注意が必要。

【例】技術革新購入済みの状態で、(ターン中まだアクションカードを獲得しておらず)最初の購入で使者を購入し、使者の購入時効果鍛冶屋を獲得する場合

  1. 使者を購入する(この時点では使者は獲得されていない)。
  2. 使者の購入時効果で、鍛冶屋を獲得する。
    1. 鍛冶屋の獲得に対し、技術革新の効果が誘発するので、使用しても良い。
    2. 使用した場合、鍛冶屋の効果で、+3ドローを得る。
      (ここで鍛冶屋の処理が完了する)
  3. 他のプレイヤーも鍛冶屋を獲得する。
  4. 購入した使者を獲得する。
    (使者は最初に獲得されたアクションカードではないので、技術革新で使用することはできない)
  • カード獲得時は、①カードの獲得⇒②獲得時効果の発生・解決、という順に処理が進む。
    『アクションカードの獲得時効果で別のアクションカードを獲得する』という動きがある際は、技術革新の効果の対象となるカードに注意が必要。

【例】技術革新購入済みの状態で、(ターン中まだアクションカードを獲得しておらず)国境の村を獲得し、国境の村の獲得時効果で鍛冶屋を獲得する場合

  1. 国境の村を獲得する。
    1. 国境の村の獲得に対し、技術革新が誘発するので、使用しても良い。
    2. 使用した場合、国境の村で+1ドロー、+2アクションを得る。
      (ここで国境の村の処理が完了する)
  2. 国境の村の獲得時効果で、鍛冶屋を獲得する。
    (鍛冶屋は最初に獲得されたアクションカードではないので、技術革新で使用することはできない)
  • 技術革新はアクションカードの獲得時に誘発する。他の獲得時効果と同時に誘発し、処理順は獲得者が選ぶ。
    • ただし、獲得したアクションカードを技術革新で使用する(=場に出す)効果は「獲得カードを獲得先から移動させる効果」なので、これを処理すると、他の「獲得カードを獲得先から移動させる効果」の処理には失敗する。(移動阻止ルール)
      同様に、他の「獲得カードを獲得先から移動させる効果」を先に処理すると、獲得したアクションカードを技術革新で使用する(=場に出す)処理に失敗する。
      • 例えば、技術革新購入済みで、かつ貨物船を使用した状態で最初に獲得したアクションカードは、技術革新により使用する(=場に出す)か、貨物船により脇に置くかのどちらか一方を先に処理した時点で、後のもう一方の処理には失敗する。
      • 例えば、技術革新購入済みで、かつ都市国家を用いるゲームで最初に獲得したアクションカードは、技術革新により使用する(=場に出す)か、都市国家により使用する(=場に出す)かのどちらか一方を先に処理した時点で、後のもう一方の処理には失敗する。
    • 一方で、獲得したアクションカードを技術革新で使用する(=場に出す)処理を行ったとしても、そのことで他の『「獲得カードを獲得先から移動させる効果」以外の獲得時に誘発する効果』は妨げられない*1
      • 例えば、コスト6以下のアクションカードを獲得し、技術革新で使用した後でも、複製を呼び出し同じカードを獲得できる。
    • 技術革新により獲得したアクションAを使用し、そのことでアクションAがカード獲得時効果を発揮する場合は、この【自身(=アクションA)の獲得】に対してカード獲得時効果を誘発できる。
      • 例えば、獲得した複製Aを技術革新で使用して酒場マットに置くと、このタイミングで「複製Aの獲得」に対して複製Aを呼び出し、複製Bを獲得できる。
        同様に、獲得した貸し馬屋Aを技術革新で使用すると、貸し馬屋Aの獲得時効果が貸し馬屋Aの獲得に対して誘発し発揮され、1枚を獲得する。
  • (遊牧民の野営地や、馬上槍試合で獲得するカードなど)デッキトップに直接獲得されるアクションカードや、(職人の効果で獲得するカードなど)手札に直接獲得されるアクションカードに対しても、技術革新は誘発し、使用することができる。
    • 職人で獲得したアクションカードを技術革新で使用する場合、そのアクションカードの処理を終えてから手札からカードを1枚選んでデッキの上に置く。

【例】(ターン中まだアクションカードを獲得していない状態で)職人を使用した場合

  1. 職人で、研究所を手札に獲得する。
    1. 研究所の獲得に対し、技術革新が誘発するので、手札から場に出し使用しても良い。
    2. 研究所で+2ドロー、+1アクションを得る。
      (ここで研究所の処理は完了する)
  2. (職人の処理を再開し)手札の中からカード1枚を選んで、デッキの上に置く。(研究所でドローしたカードを選んでも良い)
    ※これらの処理の後、研究所が手札に加わるということはない。
  • 発明家で獲得したアクションカードを技術革新で使用する場合、使用したアクションカードの処理を終えてから発明家でカードのコストが1下がる。コストを参照するカードを使用する場合は注意。
    • 技術革新で使用したアクションカードの処理は、発明家の「コスト4以下のカード1枚を獲得する」処理の間に行われているため。

【例】(ターン中まだアクションカードを獲得していない状態で)発明家(A)を使用した場合

  1. 発明家(A)で、コスト4以下のカード(例えば発明家(B))を獲得する。
    1. 発明家(B)の獲得に対し、技術革新が誘発するので、使用しても良い。
    2. 発明家(B)の効果でコスト4以下のカードを獲得する(まだこの段階ではコスト低減効果は発揮されていないことに注意)
    3. 発明家(B)の効果で、このターン中、全てのカードのコストが1下がる。
  2. 発明家(A)の効果で、このターン中、全てのカードのコストが1下がる。
  • 購入フェイズに購入、獲得したアクションカードを技術革新により使用した場合、仮想コインや購入権は即時追加される。
    • つまり購入が増えていない状態で購入フェイズに移行し、+1購入の効果のあるアクションカードを購入し、技術革新により使用した場合、残ったコインでさらに1購入が可能となる。

関連カード

拡張名前関連
同盟都市国家アクションカード獲得時、2好意を支払ってそのカードを使用できる。
こちらは技術革新と異なりの各ターンの最初のアクションカードに限定されない。

余談

エラッタ前のテキストを以下に乗せておく。

収録拡張コスト種別効果
ルネサンス6プロジェクトあなたの各ターンの最初のアクションカードを獲得するとき、そのカードを脇に置いてもよい。そうした場合、それを使用する。
  • 技術革新の効果が、「各ターンの最初に獲得したアクションカードを脇においてもよい、脇に置いた場合それを使用する」から「各ターンの最初に獲得したアクションカードを使用してもよい」に変更された。
    加えて、FAQに「技術革新は、カードを物理的に場に出せない限り使用できない(=Innovation can't play a card unless it can physically put it into play.)」が追加された。

コメント

  • 購入フェイズ中の場合使用したアクションカードに「+アクション」があっても他のアクションカードを使えないとのことですが、「玉座の間」「宮廷」「インプ」「コンクラーベ」など「自分の手札からアクションカードを使用してもよい」と書いてあるカードを使って他のアクションカードを使用することはできますか? -- 2020-02-09 (日) 00:00:29
  • できます -- 2020-02-09 (日) 23:10:17
  • 技術革新購入済みの状況で貨物船を使用し、アクションカードを購入するとします。 -- 2020-03-06 (金) 00:03:45
  • この場合、技術革新と貨物船の効果はどちらか一つになりますか? -- 2020-03-06 (金) 00:04:21
  • はい。技術革新によるカードの脇置きも貨物船によるカードの保持も、ともに「カードを獲得先から移動させる効果」であるため、いずれかを選択するともう一方はかならず失敗します。詳細なルールの「・技術革新はアクションカードの獲得時に誘発する。…」項目を参照。 -- 2020-03-06 (金) 00:43:26
  • 策士を獲得した場合、次のターンに5ドロー1アクションが発動されるのが強いですね。カードを捨てる効果は購入フェイズなら全く気になりませんし。 -- 2021-12-14 (火) 20:27:02



*1 移動阻止ルールは『カードを移動させる効果』のみを阻止するため