交換

Last-modified: 2024-03-05 (火) 08:25:35
収録拡張カード名コストカード種別効果
AlliesSwap5Action+1 Card
+1 Action
You may return an Action from your hand to its pile, to gain to your hand a different Action costing up to $5.
同盟交換5アクション+1 カードを引く
+1 アクション
あなたの手札からアクションカード1枚を、そのカードの山札に戻してもよい。そうした場合、コスト5以下の異なるアクションカード1枚を獲得して手札に加える。

もしかして

交換(システム)

概要

手札のアクションカードを、サプライにある5コスト以下のアクションカードと入れ替えられるカード。
このカード自体はキャントリップでありデッキ回転を阻害しない。手札に素材こそ必要だが連打も可能。
不要になったアクションカードを処理して別のアクションカードにする観点では昇進に似ているが、その場に応じて欲しいカードを持ってこられる性質はむしろ大君主に近いとも言える。
アクションカードが由来する山札に戻る性質上、三山切れタイミングや、大工領土などのサプライの空の山の有無で効果が変わるカードの価値の見極めが難しくなる。

利用法

  • 交換の材料となるカードを工面できると強力。カササギネズミは増殖させやすいため相性が良い。
    • 半ば自動的に増えたこれらの交換材をサプライに送り返して他のアクションに変換しつつ、送り返したカードはまた再度増えてゆくため倍々で活用させられる。
  • 獲得時効果が強力なカードをサプライに送り返して交換などの手段でカードを獲得し直すループを行い、獲得時効果を何回も得る。5コスト以下のアクションカードであれば交換だけで行える。
    • 特に同拡張の散兵を戻して獲得しなおすことで何度もハンデスできる上に、アクション権不要でこの動きができることには注意。
    • エンポリウムを戻して、場のアクションが5枚以上の時に獲得しなおすことで2vpを得る。
  • 廃墟撒きアタックが利敵行為になってしまうため、考えなしに打つべきではなくなる。
    • ただし、交換自体高コストのカードで、交換と揃わない限り廃墟が山札を汚すことに変わりない。
      狂信者など、廃墟を一挙に配って一時的にでも行動停止に追い込める場合、結局はアタックしてしまった方が得になることもあるだろう。
    • 死の荷車との組み合わせであれば、廃墟を廃棄してもよし交換してもよしで揃えやすい上にデッキの圧縮状況によって自分で枚数を調整できるので使いやすい。
  • 廃棄ではなく由来する山に戻す効果なので、支配と組み合わせると相手のアクションカードを手放させられる。
    • 自分で買わなくても最悪押し付けられる仮面舞踏会大使、いつでも使用可能な馬の習性などと違い、このカードは基本的に強制的に獲得させられることは無い*1
      これによって自分の支配を手放させられると厳しいため、支配がある場では対策としてこのカードを使用しないという選択肢もある。
  • 適当なアクションを風車などの勝利点カードに変換する得点行動も可能。特にゲーム終盤、遠隔地などは即座に使用することでデッキを重くせずに済むため有効。

詳細なルール

  • 交換の処理は、①+1ドロー、+1アクションを得る→②手札のアクションカード1枚を由来する山に戻してもよい→③戻した場合、名前の異なるコスト5以下のアクションカード1枚を手札に獲得する…という順である。
    • 分割された山札などでは特に、「②で由来する山札にカードを戻したことで、③で獲得できなくなる」という状況が発生しがちなので注意が必要。
  • 以下のカードは、由来する山札が無いので、カードを由来する山札に戻すことに失敗する。
    • 共同墓地
    • ゾンビの弟子などのゾンビカード
    • 闇市場デッキのカード
      • など、「サプライに置かないが由来する山札があるカード」との違いに注意。
      • 褒賞カードは「褒賞の山札」に由来するので、そこに戻すことができる。
  • カードを獲得する際はサプライから獲得することに注意。
    • 例えば、交換の効果でを獲得することはできない。
  • 交換でカードを由来する山に戻す処理は廃棄ではない。
    • 由来する山に戻したカードは廃棄時効果を発揮せず、青空市場でもリアクションできない。
  • 一方で、交換でカードを獲得する処理は通常通りの獲得である。
    • 獲得カードの獲得時効果は発揮され、鷹匠などでも(条件が合致していれば)リアクションできる。
  • ターン中に一時的にサプライの山が3つ空になっても、交換の効果で山にカードが戻り、ターン終了時にサプライの山が3つ空になっていなければ、終了条件を満たさないのでそのままゲームを続行する。
  • などでカードのコストが下がった場合、下がった後のコストが5コスト以下であれば獲得できる。
    • →橋→交換の順に使用した場合、交換で(侯爵以外の)アクションカードを由来する山に戻せば、侯爵(コスト6→5)を獲得できる。
  • ポーションをコストに含むカード(ブドウ園など)、負債をコストに含むカード(技術者など)は、どちらもコスト最大5(コイン)までのカードに含まれないため、獲得できない。
    • 交換で獲得できるカードは、正確には「コスト最大5コイン0ポーション0負債までのカード」とみなされるため。
  • 交換の効果で獲得されるカードは、捨て札置き場を経由せずに直接手札に獲得される。詳細はリンク先参照。

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*1 前述の仮面舞踏会や大使と同時に出現すればそれらの効果で押し付けられることはあり得、その他コストダウンを絡めた使者など一応考えられはするが。少なくとも仮面舞踏会や大使に比べれば、自分で買わないことで支配の対策をすることは容易である。