メイソン団

概要

占星術師団とは逆に、デッキに来てほしくないカードを除外してシャッフルできる同盟。
勝利点を外してシャッフルすれば、山札をより良い状態にすることができる。
来てほしくないカードが多すぎる上に好意を稼ぐのもままならない荒れ場での活躍はあまり期待できない。

利用法

• ステロデッキで、勝利点を外して山札を作れると非常に安定する。契約書などは特にステロと相性が良い。
• 最初のシャッフルで2枚除外すると、買ったカードが底に沈むリスクをゼロ*1にできる。
• 逆に、急使がある場では必要なカードをあえて捨て札にして急使で拾い上げて使うといったコンボも可能である。
• 剣客の3ドローでシャッフルが発生しても、メイソン団の効果で捨て札を用意すれば財源が得られる。

詳細なルール

• メイソン団の効果は、正確には「シャッフル時、支払った1好意'につきカード2枚までをシャッフルから取り出して捨て札に置いてよい」なので注意(英語版テキストには" you may pick up to 2 cards"の記載があるが、日本語版テキストでは情報が抜けてしまっている)。
• メイソン団の効果でシャッフルされようとしているカードを捨て札に置く処理では、坑道、忠犬、村有緑地、織工、進路はリアクション条件である『このカードを捨て札にするとき(when you discard this)』を満たさず誘発しない。
  • メイソン団の効果はあくまで『捨て札に置く(put into your discard pile)』であり、『捨て札にする(discard)』ではない。

• メイソン団の厳密な処理順は以下の通り。

  例：メイソン団を用いるゲームで、山札が残り2枚の時に鍛冶屋を使用した場合

  1. まず残りの2枚の山札の内容を見て、脇に置く。
  2. (1好意以上持っている場合)メイソン団の効果を発揮するかどうかを宣言する。
     1. 好意を持っていない or メイソン団の効果を発揮することを宣言しなかった場合、通常通りのシャッフルを行い「新しい山札」を作り、(1)の2枚+「新しい山札」の上から1枚をドローし手札に加える。
  3. メイソン団の効果を発揮すると宣言した場合、『シャッフルされようとしているカード群』の内容を全て見る。
  4. 好きな数の好意を支払い(この時0枚とすることはできない)、『シャッフルされようとしているカード群』から支払った好意数×2枚までのカードを選択し、捨て札に置く。
  5. 残った『シャッフルされようとしているカード群』を通常通りシャッフルし、「新しい山札」を作る。
  6. (1)の2枚+「新しい山札」の上から1枚をドローし手札に加える。
     ※Dominion Onlineでは、(4)でカードを捨て札に置く順番は、「先に選んだカードが上で、後になるほど下」になる順番で自動的に置かれるので注意。

• メイソン団の効果は星図と同じタイミングで誘発する。
  • 星図は(購入さえしていれば)無料で『シャッフルされようとしているカード群』の内容を全て見て1枚積み込むか選べる関係上、メイソン団を用いるゲームでの星図購入後のシャッフルは、上記例の「(3)以下をメイソン団の効果を発揮する宣言無しに行える」「(4)で支払う好意を0枚とすることができる」という動きになる。
• 下役と密使は使用時効果で+ドローと+好意を持つが、どちらも必ずドローを先に行う(=これらのカードのドローでシャッフルが起きるのは、好意を得る処理が発生する前)であるので注意。
• 宿屋、寄付、併合、飢饉によって引き起こされるシャッフルでも(1好意以上持っている場合)メイソン団の効果を発揮することができる。捨て札ではなく現在の山札をシャッフルするが、そのうち支払った好意数のカードを抜き出して捨て札にし、残りのカードをシャッフルし新しいデッキにする。

• 山札の枚数が足りずにリシャッフルする際、「捨て札をリシャッフルし新しいデッキにする」という処理は1度しか発生しない。
  • 例えば、「山札枚数が0枚＆捨て札置き場に呪い2枚と属州2枚しかない」という状態で歩哨を使用した際、リシャッフルに対してメイソン団で1好意を支払うことで属州2枚を捨て札に置くと、歩哨の効果では呪い2枚だけを見て、そこから廃棄するカードを選ぶことになる。

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