収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
陰謀 | 6 | アクション | 次のうち1つを選ぶ: 「+3カードを引く」;「+2アクション」 |
勝利点 | 2勝利点 |
概要
3ドローするか2アクション生むかを選べるカード。おまけで2点もついている。
状況に応じてドローにするか村系にするか選べるので、枚数を集めても事故を起こしにくい。
前者は4コストの鍛冶屋相当、後者は1コストの共同墓地相当と価値の差が大きいため、できる限り前者を選びたいところ。
6コストと高額であり、このカードを複数枚集めるよりも金貨を購入して属州を目指した方が良いこともあるため、これだけに意識を捉われないようにしたい。
利用法
前述したとおりアクション増加は価値が低いので、貴族は2点付きの鍛冶屋だと思って運用するのが基本となる。
村は他のカードで補い、+2アクションの効果はどうしても来なかった時の保険として利用したい。
- 鍛冶屋と同様、村系と組み合わせてコンボすることができる。
- デッキを成長させながら点数も稼げるため、先行逃げ切り型の戦法(ステロなど)に追いつきやすくなる。
- 3枚集まれば属州と同じ点数となる。貴族は特に他の6コスト2勝利点カードと比較しても数が集まりやすいため、点数レースにおける影響力は案外大きなものとなることも。
- しかし購入権の増えない場では、デッキを強化できるとはいえ1ターンの点数行動が2点になってしまうため過信は禁物。6点を持つ属州レースに乗り遅れないよう意識しよう。
- 一応、このカードだけを集めても村鍛冶屋のような動きはできる。しかしアクション増加は村と違ってカードを引かないため、貴族(+2アクション)→貴族(+3カード)としても手札は1枚しか増えない。
- コストの高さがネックだが、逆に言えばコスト以外の性能面だけ見れば鍛冶屋の上位互換と言えるカードであり、コストを無視して集められる手段があれば強力である。
- 廷臣や金物商のような、カードタイプの数に応じて強くなるようなカードと相性が良い。
- 身代わりで貴族を獲得する動きも強力。
- 玉座の間との組み合わせも良好。
- 一回目と二回目で別の効果を選んでも良いため、とりあえず3ドローして手札を見てから二回目の使用でどちらを使うか選べる。
鍛冶屋と違って、最初の手札に貴族と玉座の間しかアクションが無かった場合でも3ドローと2アクションを1度ずつ選ぶことでコンボを始動できる可能性がある。 - もちろん、3ドローを2回選ぶ動きも強力。
- 一回目と二回目で別の効果を選んでも良いため、とりあえず3ドローして手札を見てから二回目の使用でどちらを使うか選べる。
- 他に村系が無い場合は、一応村系としての仕事もできなくはない。が、高額な上に村と違って手札が減る点も足を引っ張り、効率は良くない。
絶対に引き切りたいなどの状況であれば貴族を2アクションとして採用することも考えられるが、本当に割に合うかよく検討する必要がある。- 例えば次のような状況であれば、村として貴族を使うことを考えても良いかもしれない。
- 呪い対処が貧弱な場において、拷問人ロックを狙う。完璧に引き切れなくても、貴族→拷問人→拷問人と打てれば十分なダメージは期待できる。
仮に2枚目の拷問人を使えなかったとしても、受ける側からすると「もう一回来るかもしれない拷問人」は「このターン最後だと確定している拷問人」より捨て札と呪い獲得の判断が難しくなるため、ほんの少し威力は上昇している。 - パトロールの追加効果との相性は良い。毎ターン安定して打ちたいカードがあるなど、ステロ戦術に比べて引き切りの価値が高いサプライであれば多少強引にコンボを狙う意味も出てくる。
- 羊飼いを主軸にした引き切りデッキで、2枚のターミナルアクションを入れたいときに貴族でアクション権を賄う。
- 手札が少なくなることでより多くのメリットを享受できる、書庫系列のカードや、外交官等のカードと併用する。
- 呪い対処が貧弱な場において、拷問人ロックを狙う。完璧に引き切れなくても、貴族→拷問人→拷問人と打てれば十分なダメージは期待できる。
- 例えば次のような状況であれば、村として貴族を使うことを考えても良いかもしれない。
詳細なルール
関連カード
6金で固定2点を持つ効果付き勝利点カードは以降の拡張でも度々登場している。
拡張 | 名前 | 関連 |
陰謀 | ハーレム(■) | 点数以外の効果は銀貨と同じ財宝カード。 |
異郷 | 農地 | 獲得時効果で改築を行う。 |
同盟 | 遠い海岸(□) | 屋敷獲得付きの研究所効果を持つ。 |
要塞(■) | 使用時に3金か、次ターン開始時に3ドローかを選べる。 |
コメント
- アクション権を増やすカードがこれしかないときは、コンボは無理だと割り切ってステロを狙ったほうがいい。一応、後から貴族を入手することでコンボデッキにすることはできるが... -- 2023-01-15 (日) 18:29:14
- ハーレムの上位互換だと思いますが -- 2024-04-22 (月) 21:35:37
- 前提条件によってカードの価値が変わるので時と場合によるとしか言えないしサプライに常に貴族とハーレムが含まれているならともかくそうでないなら上位下位を語ること自体無意味、仮に貴族とハーレムがあるとしてコンボデッキなら銀貨は邪魔なので明確に貴族有利・ステロやコンボ未満のデッキでドロー系アクションが少ないなら貴族/ドロー系が既に多いなら使えないカードを引く/共同墓地化する可能性のある貴族より引いたら必ず使えるハーレムかいっそのこと両方無視して金貨公領・3枚引いても2コイン出るか怪しく金貨も価値が低い呪い場だとハーレムか公領だと思う -- 2024-04-22 (月) 21:54:57
- そもそも無意味なのは上下を語る事ではなく、互換性が全く無い物を比較するのに「互換」で評価する事なのでは? -- 2024-04-23 (火) 02:57:24
- 単に言葉の意味を取り違えているだけなので別に長文で説得できるわけではないし、どうどうお手柔らかにしましょうとなる -- 2024-04-23 (火) 09:22:44
陰謀 (太字…第二版で追加) | ||||||||
コスト2 | 手先 | 中庭 | 待ち伏せ | |||||
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コスト3 | 仮面舞踏会 | 執事 | 願いの井戸 | 貧民街 | 詐欺師 | |||
コスト4 | 隠し通路 | 共謀者 | 鉱山の村 | 男爵 | 鉄工所 | 橋 | 外交官 | 風車(□) |
コスト5 | 改良 | 交易場 | 廷臣 | パトロール | 拷問人 | 寵臣 | 身代わり | 公爵 |
コスト6 | 貴族(□) | ハーレム(■) |
勝利点カード | |||||||||||
基本カード | 屋敷 | 公領 | 属州 | 植民地 | |||||||
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王国カード | 勝利点固定 | 大広間(□) | 貴族(□) | ハーレム(■) | 島(□) | 坑道(■) | 農地 | デイム・ジョセフィーヌ(■) | 遠隔地(■) | 風車(□) | 墓地 |
遠い海岸(□) | 要塞(■) | ||||||||||
勝利点変動 (特殊勝利点) | 庭園 | 公爵 | ブドウ園 | 品評会 | シルクロード | 封土 | 城 | 領土 | Marchland | ||
サプライ外 | 草茂る屋敷(■) | 牧草地(■) | Demesne(□) |