概要
今作の移動用アイテム。
今作ではシリーズおなじみの呪文【ルーラ】が失われた古代呪文となっており、代わりにルーラの名前を引き継いだこのアイテムを使用する。チャットなどでは略して「石」と呼ばれることが多い。
DQ10オフラインにも同名のアイテムが登場するが、仕様は大きく異なる。詳しくはこちらを参照。
【教会】で祈りを捧げることで行き先の登録ができるのだが、1つの石に登録できるのは1ヶ所のみ。
貰える数は限られているので、Ver.1シナリオ攻略中などルーラストーンが少ないうちは拠点となる町や【大地の箱舟】の駅がある町を1か所登録しておき、他の駅がある町へは箱舟で行こう。
また【デスルーラ】や、人間に戻った後は【グレン城下町】には過去経由で行く(自分が人間なら実質無料で行ける)なども活用するといい。
DQ8同様3DRPGであるためか、屋内やダンジョンなどの天井のある場所で使おうとすると、頭をぶつけて墜落してしまう。
屋外でもアーチなどの下で使うと同様に頭をぶつけてしまうので、念のため使用の際は頭上に注意すること。
ルーラストーンが使用不可の場所では、【強戦士の書】や【まほうのカギ】も使用できない。
Ver.7.0現在、通常のルーラストーンが最大27個まで(内訳は下記入手方法参照)、それ以外に【メガルーラストーン】もしくは【バシッルーラストーン】を入手することが可能。
かつて存在した【オフラインモード】の後半では2つ手に入り、【ナルビアの町】と【エテーネの村】に飛ぶ事ができた。
パーティを組むと仲間の石を使うこともできるので、かつて移動手段がまだ未熟だった時代はチームチャットやサーバー1の町の出口には「○○の石かしてください」というチャットがされることも多かった。
チームやフレンドの石を使わせてもらう場合、歴代シリーズ同様1度行ったことのある場所でないと使えないことに注意(住宅村も含む)。
ロード毎に表示される遊び方のヒントにもこのことは書かれていたのだが、なぜかVer.1.4以降消されている。
ネタバレを防ぐためか、そもそも行ったことのない場所が登録された石は見えないようになっている。
自分の家の石を設定で非表示にすることができるようになったが、登録してある他の家の石は表示されて使えてしまうため問題視されている。
シナリオ・クエストの進行状況次第や、そもそも異世界っぽい場所だったり等使えない場所だと「しかし 不思議なチカラでかき消された」というメッセージと共にルーラストーンの光が「しゅおおん」という音と共に消えてしまい、使うことが出来ない。
逆に言うと使える状況と場所であれば月からだろうと異世界からだろうとアストルティアまで戻ってこれる。便利だ。
しかし、流石に時を越えることまではできない。Ver.1.0ストーリー中でまだメガルーラストーンがない段階で【過去のオーグリード大陸】を旅する時はきちんと過去のグレン城を登録してから出ないと戻ってくるのが面倒臭いことになるので注意。
Ver.4の舞台である【キュルルと行く世界】、Ver.5で行く【魔界】、Ver.6で行く【天星郷】、Ver.7で行く【果ての大地ゼニアス】にはルーラストーンでは行くことはできない。こちらは【エテーネルキューブ】や【アビスジュエル】、【魂の燭台】、【星封の結晶】を使用して行き来することになる。
なおかき消される現象を手軽に見る方法の1つに【ドルボード】に乗った状態で天井のある場所で使うというものがあったが、いつの間にか頭をぶつける場所でドルボードに乗っている状態だと専用のメッセージが出るように修正された。
本作のルーラストーンのようにプレイヤー一人が一度に登録できるファストトラベル(ルーラ等の瞬間移動)要素を敢えて制限することで、ファストトラベルの融通という形で他者とパーティを組むメリットを付与するという設計思想はMMOとしては珍しくないものである。
しかし、元々ルーラというものが当たり前に存在するDQを下地にした作品としては「いつもなら当たり前にできることに制限が掛けられて不便」と受け取られることも少なくないシステムであった。
そのためか、Ver.4以降のエリアにおける専用移動手段やVer.3までのエリアをフォローするメガ・バシッルーラストーンなど、昨今では通常のルーラストーン枠を使わずに複数のファストトラベル先を登録できるシステムが多数登場している。
既に基盤として実装してしまったルーラストーンシステムそのものを撤廃することはできないにしても、これらのアイテムを後付けすることでルーラストーン枠という制約を徐々に緩和し、実質的な撤廃を目指す方針に変わってきていると見てよいだろう。
ただし、特にバシッルーラストーンは機能拡張とともに飛び先の選択肢が増えて煩雑となり、現状では並べ替えなどの機能が実装されていないこともあって、普段使いを全てこれで済ませられるほど便利というわけでもない。
というわけで、よく利用する行き先については旧来通り通常のルーラストーンに個別登録しておいた方が便利であり、通常のルーラストーンもバシッルーラの「お気に入り枠」代わりとして使い道が残っている。
Ver.1.2
出入口が複数ある町で、飛び先の出入口を選んで登録できるようになった。また使用時のメニューで、石の位置を入れ替えられるようになった。
Ver.1.4
似たアイテムに【お招きのつばさ】が追加された。使用回数に制限があるが貰えた人の家の前までルーラと同じモーションで移動できる。上手く使用すれば移動先としても便利に使える。
Ver.2.0
キメラの特技として【キメラのつばさ】が復活。キメラを連れ歩くのも有効になった。これは復活地点に設定した教会に飛ぶので、これが使えればデスルーラは不要になる。
なお仲間モンスターもルーラストーンを使うことができ、使用時のモーションも個別に存在する。それぞれ固有のルーラストーン使用~頭ぶつけモーションが用意されているので、仲間モンスター愛のある人なら一見の価値あり。
レンダーシアでは教会以外の場所でも【シスター】が立っている場合があり、そこを起点にすることも出来るようになった(その後、【五大陸】の僻地にもシスターが立つようになっている)。
Ver.2.3
【アイテムマスター】140スキルに登場した「どうぐ発動速度短縮(専)」を取得するとルーラストーンの発動時間も半分になる。
Ver.3.0
【職人ギルド】があるエリアの教会で職人ギルドを直接登録できるようになった(武器鍛冶ギルドは【グレン城下町】の教会)。これはその職人に就いていなくても登録できる。
Ver.3.1
サーバーが異なっていても仲間の石を使えるようになった。
Ver.3.3
【目覚めし冒険者の広場】のマイページから「せんれき」→「冒険備忘録」で入手できるルーラストーン一覧が確認出来るようになった。
Ver.3.4
11ヶ所の町村で、城の入口などの「町の出入り口から遠い重要ポイント」が飛び先として登録できるようになった。これに際し港町レンドア北の【ロンデ】たちがいる場所が「モコモコパーク」と命名された。
また五大陸各地のダンジョン前など31ヶ所に【いざないの石碑】が配置され、ルーラストーンによる移動がより細かく指定できるようになった。
Ver.3.5
メガルーラストーンが登場。
また、行ったことのない場所の仲間のルーラストーンを確認できるようになった。確認のみで使用は前までと同様不可。
Ver.4.0
キュルルと行く世界では直接使えず、一度エテーネルキューブで現代に戻らなくてはならない。
また、キュルルと行く世界はエテーネルキューブのほうに登録される仕様上ルーラストーンには登録できない。
Ver.4.1
「どうぐ発動速度短縮」によるルーラストーンの発動速度短縮は元々想定外の挙動であり、それに付随する不具合も発生していたため、適用されないよう修正された。
Ver.5.0
魔界では直接使えず、一度アビスジュエルで元の世界に戻らなくてはならない。
また、魔界はアビスジュエルのほうに登録される仕様上ルーラストーンには登録できない。
Ver.6.0
フォーリオンでは直接使えず、一度魂の燭台で元の世界に戻らなくてはならない。
また、フォーリオンは魂の燭台のほうに登録される仕様上ルーラストーンには登録できない。
Ver.7.0
バシッルーラストーンが登場。
果ての大地ゼニアスでは直接使えず、一度星封の結晶で元の世界に戻らなくてはならない。
また、果ての大地ゼニアスは星封の結晶のほうに登録される仕様上ルーラストーンには登録できない。
Ver.7.1
クエスト【バシルーラの起源】をクリアしてバシッルーラストーンを第2段階まで拡張すると、屋内の天井を突き抜けられるようになる。
これはルーラストーン以外の移動手段にも適用される(【まほうのカギ】や【強戦士の書】は未対応)。
ダンジョンの場合、天井に穴が開いておりその真下でルーラストーンが使えたマップ内であればどこでも使用できる。
入手方法
普通のルーラストーン
Ver.4.5後期の段階で【プレイ継続特典】の8個を含めて最大19個。
継続特典分は当初1アカウントにつき1つしか入手できなかったが、後に【プレゼントチケット】との交換で他のキャラクターも入手できるようになった。
項目 | 入手方法 |
1 | 最初の村のストーリーを攻略中or攻略後に入手(種族によってタイミングが異なる) |
2 | 【ちいさなメダル】の景品(3枚、1度きり) |
3 | クエスト【旅の終わりと記憶の石】の報酬。入手時点では【港町レンドア】北で登録されている。 |
4 | 1stエンディング後、【旅のコンシェルジュ】から受け取る。 |
5 | プレイ継続特典 通算360日(【ルーラストーン引換券】1として受け取り) |
6 | 【カジノ】の景品(5000枚、1度きり) |
7 | 【スタンプカード】6枚コンプリートの報酬 |
8 | プレイ継続特典 通算720日(ルーラストーン引換券2として受け取り) |
9 | ヒスイの宝箱25個解放の報酬 |
10 | 2ndエンディング後、旅のコンシェルジュから受け取る。 |
11 | プレイ継続特典 通算1080日(ルーラストーン引換券3として受け取り) |
12 | 【イエローダイアリー】1人達成の報酬 |
13 | プレイ継続特典 通算1440日(ルーラストーン引換券4として受け取り) |
14 | 【冒険者ゼミナール】1項目受講の記念品 |
15 | 3rdエンディング後、旅のコンシェルジュから受け取る。 |
16 | プレイ継続特典 通算1800日(ルーラストーン引換券5として受け取り) |
17 | プレイ継続特典 通算2160日(ルーラストーン引換券6として受け取り) |
18 | プレイ継続特典 通算30日(ルーラストーン引換券Xとして受け取り) |
19 | プレイ継続特典 通算2520日(ルーラストーン引換券7として受け取り) |
書き換え不可のルーラストーン
Ver.3.4前期 最大で8個
項目 | 名前 | 入手方法 | 行き先 |
1 | 【自分の家の石】 | 住宅村で、土地を購入する。 | 購入した土地 |
2 | 【故郷の石】 | クエスト【最後の神話の戦い】の初回報酬 | 自分の種族の【初期村】 |
3 | 【勇者姫の石】 | 真のグランゼドーラ城で【勇者姫アンルシア】から受け取る | 【グランゼドーラ城】3F西の塔 アンルシアの部屋の近くのベランダ ※通常のルーラストーンでは登録不可 |
4 | 【チーム集会所の石】 | チームに所属している状態で、各地にいる大使に話しかける | 設定されているチームの【集会所】 |
5 | 【釣り老師の石】 | おさかなコインと交換(10000枚、1度きり) | 港町レンドア南 |
6 | 【モンスター格闘場の石】 | 【モンスターバトルロード】Dランク以上で バトルロードコインと交換(1000枚、1度きり) | 真の【モンスター格闘場】 ※通常のルーラストーンでは登録不可 |
7 | 【スキルマスターの石】 | 【タッツィのお手伝い】の初回報酬 | 真の【ダーマ神殿】中庭 ※通常のルーラストーンでは登録不可 |
8 | 【アスフェルド学園の石】 | アスフェルド学園で【バウンズ学園長】から受け取る | 【アスフェルド学園】駅前 ※通常のルーラストーンでは登録不可 |
メガルーラストーン
クエスト【当選!メガルーラストーン】で入手。
バシッルーラストーン
クエスト【バシっ娘を継ぐ石】で入手。
エテーネルキューブ
シナリオ【いばらの巫女と滅びの神】を進めて【アビスジュエル】が使用可能になると、【エテーネルキューブ】がルーラストーンの枠内に移動する。
アビスジュエル
シナリオ【天星の英雄たち】を進めて【魂の燭台】が使用可能になると、【アビスジュエル】がルーラストーンの枠内に移動する。
魂の燭台
シナリオ【未来への扉とまどろみの少女】を進めて【星封の結晶】が使用可能になると、【魂の燭台】がルーラストーンの枠内に移動する。