【ビックアイ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:37:33

・もしかして
目玉繋がりのモンスター 【おおめだま】or【あくまのめだま】
似た名前のアイテム:【おおきな目】

概要

DQ5やDQMシリーズに登場する、大きな1つ目を持ち、全身を茶色い毛皮に覆われたキモカワイイ系モンスター。
色違いには【ケムケムベス】【ムーンフェイス】がいる。
 
ちなみに「大きな目」なのだから英語に直すと「big eye」、すなわち「ビッアイ」となるはずだが、何故か濁らない。
同じ仲間に【バンプドック】【フレイムドック】がいるが、あちらは船渠という意味で重なっているので不思議ではないが。
ミスによるものか、あるいは家電量販店のビックカメラが主張する「英語の方言の【bic】(外見だけでなく中身も大きいという意味らしい)」から来ているのか、はたまた日本人は「ビッ」ではなく「ビック」と発音してしまいがちだからか。

DQ5

【神の塔】上層や【カボチ】地方、【魔物のすみか】【サラボナへの洞窟】などに出現。
【行動パターン】はグループローテーションで、様子を見る→通常攻撃→【つめたいいき】→通常攻撃→様子を見る→【ベホイミ】
判断力が低く、状況にかかわらずベホイミはキャンセルしない。
より厄介な敵と一緒の時は後回しにしよう。
分厚い毛皮のおかげかヒャド・冷気に強耐性を持つが、それ以外の攻撃系の呪文や特技は弱耐性以下で基本的に有効。
補助系に対しては幻惑に完全耐性、睡眠は強耐性。わざわざ補助呪文をかける必要があるほどの強敵でもないが。
落とすアイテムはなぜか【おおきづち】で、ドロップ率は1/16。
 
仲間にすることもでき、攻撃・回復両方をこなせるので長期間頼れる。詳細はこちらを参照。
仲間になる確率は1/32とやや低いが、勧誘に成功すれば敵のときからは想像のつかないほどの活躍を見せてくれるだろう。
勧誘の際は、最も出現率の高い神の塔上層階が時期的にもおすすめ。
【ホイミスライム】(リメイク版ならエンプーサとさまようよろいも)を狙っていると一緒に仲間になっていることも多い。
 
ちなみにPS2版では、会心の一撃や【メラゾーマ】などの最上位の呪文などで倒すと、あの姿勢のままゴロゴロと見事すぎる後ろ回りを披露してくれる。10点満点!
複数を【イオナズン】などでまとめて倒せば……、10点!10点!10点!10点!…面白過ぎるので必見。
まあ、初めてこいつと戦う時期にメラゾーマやイオナズンは誰も覚えていないと思われるので、上位種を相手に試すか、覚えてから出現場所に戻ってきて試そう。

DQ7

【いっぱつギャグ】のネタでのみ登場。
「ビッアイ したなあ もぉ~」と名前を間違えられてしまっている。
ビックアイとビックリをかけたのだろうが、どんなに発音を工夫しようとも無理がある。
数ある本作の一発ギャグでも、一際苦しい部類の「アサシンダガーで朝死んだがあ!」とか、「神父さんって シンプー 何 つかってるの?」、「この世界地図は世界一ッス!」「あくましんかんて たくましいんかん?」なんかが秀逸に思えるレベルで苦しい。
名前がコイツのもじりと思われる【ビッグモアイ】というモンスターがいる。前述の誤字はこれのせいかもしれない。

リメイク版

DQ7の世界に存在しないモンスターの名前を出すことは不自然(そしてあまりにも苦しいネタ)だからか、前述の一発ギャグが削除され、完全に存在を抹消された。
他にも、PS版において一発ギャグに名前だけ登場していたモンスターやアイテムは全て、当該ネタが削除されている。
ちなみに同じく一発ギャグでのみの登場だった【ギガンテス】はリメイクで【トクベツなモンスター】として登場できた一方で、ビックアイは登場できなかった。

DQM1・DQM2

獣系として登場。
GB版DQM1では獣系×【おおめだま】。納得の行く配合方法である。DQM2及びPS版ではそれに加えて、
獣系×【ドライゴン】【ファーラット】×【ダークアイ】の配合で誕生する。悪魔系を血統にコイツを配合すると【ギガンテス】が生まれる。ゴツい体型に一つ目とこれまた納得の行く配合結果である。
習得特技は【ヒャド】【つめたいいき】と、GB版DQM1では【ホイミ】、DQM2及びPS版では【アモールのあめ】
 
DQM1では【ゆうきのとびら】の主として登場。
ここはDQ5の【神の塔】でのラーのかがみ入手シーンのパロディになっており、こいつは鏡役を演じている。ついでにこいつは神の塔に出てくる。
しかし戦闘前後のやり取りが原作からかけ離れているし、大きな目で鏡を連想するのには無理がありすぎるしで「DQ5のどのシーンが元ネタなのか?」と考えたプレイヤーも少なくなかった事だろう。
DQ7のギャグといい、今回のネタといい、なんでこうも苦しいのか。本編で出てくるのが雑魚としてではなく、ボス級としての立ち位置だったらまだわかりやすかったかもしれないが。
また、順当に進めれば倒して仲間にならない最初のボスなので、そちらに怒りの矛先を向けた人も多いかもしれない。肉を与えても絶対にならないので肉を無駄遣いしないように(PS版ではそもそもボスに肉を与えても払いのけられるが)。
仲間にならないが【デフォルトネーム】だけは設定されており、なぜか「ビクアイ」。ガンドフ…一応けもの系の♂にランダムで名前をつけようとするとガンドフになることがあるが。
配合で作るのはそう難しくはないのが救いで、成長は【グリズリー】と同クラスの速さであり、ステータスはどれもバランス良く伸びるので、仲間にすれば攻撃役、回復役どちらでも活躍が期待できる。意外と扱いやすい優秀なモンスターでもある。
また、他国マスターが繰り出してくる事もあるので、餌付けして奪い取るのもあり。
配合の素材としては先述の通りギガンテスの素材になるのだが、ギガンテスは成長が遅く一転して扱いづらくなる上、配合法が他にも多数あるし、このまま使うか別な獣系の素材にした方が良いかもしれない。
ボスとしてのこいつはヒャダルコに氷の息と早くも中級の呪文とブレスを連発してくるため結構強かったりする。しかも特技を優先的に使用する行動パターンでも設定されているのかほぼ毎ターン特技を使用し、ボーっとする事もない。
氷属性に耐性がないとかなり攻撃が痛く、舐めてかかるとあっという間に氷漬けにされてしまうだろう。
氷属性の耐性が高いモンスターを揃えておきたいところ。
ヒャダルコよりはブレスのほうが威力は低いので、もし【まふうじのつえ】を拾ったなら最初のターンに使っておくと良い。
 
ちなみにタイジュの国のモンスター牧場にも数匹登場している。肉が好きなようで、肉を探していたり、それぞれの肉の説明をしてくれたりする。
またテリーが牧場の北にある穴から飛び降りようとすると「だめですっ!下に落ちたら 痛いですよ!」と注意してくれる。
近くには「危険 はやまるな その勇気で がんばりましょう」と書かれた看板があり、過去に何かしらの事故があったのだろう。というか痛いだけで絶対済まないだろう…
看板を置くなら、柵で塞ぐくらいやってもいいような気がするが……仮に大怪我したり命を落としてもベホマやらザオリクやら使って治療やら蘇生やらすればいいとでもいうのか。なお、GB版では【星降りの大会】終了後(つまりエンディング後)にここに来ると「ほしふりのよるはもうおわったよ」と言われる。
なお「ゆうき」の扉でビックアイに会うには見えない床にあえて踏み込む勇気を試されるが、牧場で穴に飛び込もうとする行為は近くのビックアイに咎められる。勇気と無謀は違うという対比か?

キャラバンハート

魔獣系のCランク。重さは3。
野生では【ペルポイ】地方などに出現する。
これに転身するには、魔獣系にスライム系と自然系の心を与えるなど、多くのランク転身パターンがある。
習得する特技はヒャド、つめたいいき、【マジックバリア】
ステータスはHP、MP、攻撃力、守備力が全く同じ調子で成長する。
これに【ドロヌーバ】【ポムポムボム】【ベロゴン】の心、いずれか1種類ずつ与えると【ギガンテス】に転身できる。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【料理人】(子供・男)になる。

ジョーカー2・2プロ

前作には登場しなかったが、本作で再登場。悪魔系のDランク。
野生では出現しないが、【レッサーデーモン】×【ぐんたいガニ】等で生まれる。
特性は【れんぞく】(2回)。また、【ウトウト】も持つため、戦闘開始時に眠っていることもある。
相手も眠らせたいのか、スキルは【さいみん】

プロフェッショナル版では断崖に出現するが、同エリアのメタルスライムを倒した後に出てくる。
特性のウトウトは【ねがえり】に変更。
強化で【マヒブレイク】、最強化で【いきなりテンション】を習得。
【ぬしさま】との配合で【ギガンテス】ができる。

テリワン3D

魔獣系のEランクに変更。
リメイク前同様ゆうきの扉におり、今作では倒せば仲間にできる。
その個体はAI2回行動持ちなので連続でヒャダルコとこおりの息を使われると厄介。ヒャド・吹雪系に耐性のあるモンスターを連れていくと良い。
リメイク前同様に【タイジュの国】の牧場にも一匹いる。
 
特性は【スタンダードボディ】【れんぞく】(2回)、【ねがえり】、+25で【マヒブレイク】、+50で吹雪ブレスブレイク。
魔獣系でありながらヒャド系に強くメラ系に弱い。
前作同様ギガンテスに使うが、配合相手は【ギガハンド】になっている。
今作はギガンテスは扉のぬしとして出るので早期に生み出したいという目的が無い限りは狙う必要はない。
 
牧場のNPCは木馬のように前後に揺れているだけだが、放牧地に行くと膝を抱えたまま器用に歩いているところが見られることも。
ホバー移動だの体育座りホッピングだのはしないが、むしろなんでこうしなかったガンドフ。

イルルカ

野生では出現しないが、錬金カギの世界にいることはある。
【新生配合】【ギャンブルカウンター】【メガボディ】化で【回復のコツ】【ギガボディ】化で【AI1~2回行動】、SP版では【超ギガボディ】化で【ときどきスカラ】を習得。
特に前作と変わったところは無い。

DQM3

魔獣系のEランク。【シーメーダ】と悪魔系の配合でできる。
 
特性は【プレッシャー】【いきなりスカラ】(Lv20)、【ぼうえいほんのう】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【癒しの大力】【会心かんぜんガード】(LサイズLv60)。
所持スキルは【氷結の心】
 
【おおきづち】との配合で【サイクロプス】【ブルーイーター】または【レッドイーター】との配合で【ムーンフェイス】ができる。

バトルロード2

第四章から登場。
ステータスはHP:665 ちから:88 かしこさ:27 みのまもり:85 すばやさ:26。
使える技は「冷たい息」と「ようすをみる」。
前者は敵全員を氷の息で攻撃し、後者は相手からダメージを受けると「泣きだす」で反撃するカウンター技。
 
アームライオンやずしおうまるなど、全体攻撃を多様する相手に猛威を振るい、上手くいけば1ターンに複数回攻撃できる。
僧侶と組むと、冷たい息が敵1体に転がって攻撃する「じゃれつく」に変わるので、
氷に強い敵がいたら変えてしまおう。3D作品である関係上攻撃する際に立ち上がったり走ったりするが、手足が長くて非常に不気味。
特に「泣きだす」は手足を広げて走る姿、攻撃後にジタバタしている動作、【マイクマン】の「あぁん…泣きだしてしまったぁぁ」の「あぁん」の悲嘆のこもった声……あらゆる面で不気味である。
ノーマルカードの可愛らしさは何処へ…
【アンクルホーン】【ホースデビル】とチームを組む事で、【ブオーン】へと合体する。

ライバルズ

第7弾「光と闇の異聞録」に収録された共通のレアカード。

4/3/4
召喚時:自分の場に冒険者がいるなら横一列にいる敵ユニットに2ダメージ

この弾で推された冒険者とシナジーがあるカード。冒険者が場にいる、という条件のせいで使いにくく火力もそこまで高くはなかったため、ほとんど使われなかった。
3周年記念生放送によると、第7弾のカードで最も使われなかったのはこいつだそうである。あまりにも不憫。