その他/【没モンスター】

Last-modified: 2024-02-18 (日) 05:20:01

ゲームのデータ上は存在するものの、実際のゲーム中では絶対会えないモンスターのこと。


ここに載っている以上にボツモンスターは存在すると思われる。
知っている方がいたら是非追加を。


通常範疇で遭遇することは無いが、バグや改造で出会うことが可能なケースもある。
「没モンスターに遭遇したことがある」という報告はその大半が通常範疇外での遭遇であったり、
うろ覚えや勘違いによる誤情報であったりする可能性が高いので鵜呑みにしないように。


関連項目:【レアモンスター】【没アイテム】【没アビリティ・特技・魔法・幻獣】


FF1(FC版)

  • ドラゴン
    発売前の広告に「ドラゴン」という敵と戦っているバトル画面の写真が登場していた(ファミ通1987年11月13日号など)。
    しかし天野氏による原画が確認できず、当時のプログラムで処理できたか疑わしいほどの巨大サイズであり、
    没と言うよりは広告用の仮グラフィックに過ぎなかった可能性がある。
    • ドラゴンが登場しているこの画面写真は、ウィンドウ色が黒ではなく青だったりと、製品版とは異なっている部分が多い。

FF3(FC版)

FC版FF3のバシリスクバグベアーマンドレイクフリアイシードラゴンさまようきんかワイバーンヒュドラ
彼らは攻略本に記載されているにもかかわらず、通常のプレイでは決して遭えないモンスター達であり、
恐らくプログラム上の何らかのミスでお蔵入りになってしまったのだと思われる。


そんな彼らもDS版では見事に復活。16年振りに日の目を浴びる事となった。
…とは言え元はレアモン。さまようきんかやヒュドラ等は、
出現率が低い上に特定のエリアでしか出現せず、なかなかお目にかかれない。
特にシードラゴンは上記に加えて、一定の期間を過ぎると遭遇出来なくなってしまう為、
モンスター図鑑の完成を目指す人は注意。


因みにFC版には、キャプテンフェニックススプリガンテリブルドラゴンといった、
攻略本にも載っていない真の幻のモンスターが存在していたが、彼らがDS版に登場することはなかった。

  • どうやらエンカウントリストに入れられなかったらしい
    尚、アルティマニア大全集のモンスターリストには、
    攻略本に掲載されていた幻のモンスター達はDS版のみ掲載されている。
  • その上にテリブルドラゴンに至っては灰色という噂があるが、ただ単に色彩データなしというだけらしい。

FF3(ピクセルリマスター版)

DS版と同じく、バシリスクやヒュドラなどはちゃんと出現する。

FF4

  • モンスター214(HP1999、攻撃力・魔法防御力が254だが、魔力・防御力は0)
    デタラメな能力値がボツっぽさを感じさせる。
    • グラフィックは、色データとドットの配置がめちゃくちゃになったゼロムスの一部だと有志の手により判明している
      ↑実際のところは、グラフィックのパレットIDやアドレスはゼロムスと全く同じであり、
      色データとドットの配置が崩れるのは『サイズ』の数値の僅かな差異及び、出現させる際に『モンスター出現状態変更』が行われる戦闘用(ゼロムスは本来、戦闘中に毛玉からミジンコへ変化する)のフラグを立てていない為であり、
      その辺りの数値を整え、『モンスター出現状態変更』の手順を踏むように設定して出現させると、完全にゼロムスと同じグラフィックの『モンスター214』を姿を確認出来る。
      ゼロムスのグラフィック処理のテスト枠……とかだったのだろうか?
  • インプ
    モンスター214と違って、見た目や能力はまとも。
    プラクティサタナジュニアの色違いで、FF2の同名のモンスターと同じような外見。
    コンフュを使うところも同族の敵やFF2の同名のモンスターと同様。
    HPは2000だが攻撃力が終盤の敵並みに高い。

FF5

  • キマイラ(HP100、素早さ20で攻撃力などは全て0)
    FF5はドルムキマイラキマイラブレインがいるのになぜキマイラがいないの、
    と思うかもしれないがちゃんとデータに存在するのである。
    じゃあ、キングベヒーモスはいるのになぜベヒーモスはいないの、と言われてしまうが。
    • ベヒーモスは遅れてGBA版で追加モンスターとして登場した。
       
  • おおボス(HP3、MP10000、攻撃力・魔力・防御力が250)
    見た目はナッツイーターだが能力値がバケモノ。ソウルイーターどくろイーターのように
    ナッツイーター系は見た目によらないという象徴である。
    • ライブラをかけるとガルキマセラのように全ての属性に弱いと出るが全ての属性を吸収する。
      またアンデッドでもある。
    • 全状態異常が効かず、ボス系耐性持ち。
    • 上記の通り規格外の能力値を誇るが、戦闘中は一切の行動をしてこない。
       
  • ネオゴブリン
    白黒のゴブリン。見かけ上はアンデッドっぽい。
    • データ上は種族なし。第一世界のカーウェン周辺~北の山のモンスターと同程度の能力値。
  • ボーンドラゴンアルキュミア版)
    アルキュミアのお供のカエルにボーンドラゴンもデータ上は存在するのだが、
    該当するパーティが出現テーブルになく、没モンスターになっている。
  • エッグマン
    SFC時代から魔法のランプ限定召喚獣として存在したが、姿は登場せずメッセージのみ。
    しかし、エッグマンのグラフィックのみが内部データ上は用意されている(召喚獣チョコボの次)。
    本当は出すつもりだったのだろうか?
    グラフィックのみの存在のためモンスターとしては戦えず、名前もステータスも設定されていない。
    (チートで別のモンスターのグラフィックをエッグマンのものに差し替えれば擬似的に戦う事は可能だが)
  • 名無し(名前欄が空白)
    名前どころかグラフィックもない透明のモンスター。能力値は上記のキマイラと全く一緒。
    データ上のIDナンバーではおおボスとウイングラプターの間に存在する。

FF6

  • ジャイアント
    ヒルギガースの色違い。もともとはボスとして登場する予定だったのだろう。
    • 必殺技必殺剣を受けた時や
      ガウがいる時の行動パターンが存在することからマッシュ編に出る予定だったのだと思われる。
    • レベルが73もあることから、キングベヒーモスの代わりに出す予定だったとか?
    • 戦闘BGMもボスの「決戦」になっており、倒された時の崩れる演出もボスモンスターのもの。
    • 盗めるアイテムは無し。倒すとバンダナをドロップする。
       
  • カイザードラゴン
    後のGBA版で裏ボスになるという大出世をした。
    登場時に出るはずだったのだと思われるセリフがある。

    「くくくく……
    欲にかられし人間どもよ……
    よくぞ、我を開放した……
    我は、恐怖を与えるもの……
    我は、破壊をもたらすもの…
    我の名はカイザー……
    さらばだ人間どもよ……」

    • 姿だが没版はブルードラゴンの色違い。配色はGBA裏ボス版と同じ。
      実はGBA裏ボス版は没版を少し拡大して羽を付け尾の部分を書き換えただけだったりする。
    • でも案外GBA版でも「威厳」のある姿だと思う。
      ちょっといじっただけなのに元のブルドラとはえらい違い。
    • ステータスだけ設定されている。HP&MPは60000でLvは83という凄まじい数値。台詞からしても、よほど強力なモンスターの予定だったのだと思われる。
      • HPこそ60000もあるが、戦闘中は通常攻撃しか使ってこない。
        その通常攻撃も大した威力はなく、防御力が200もあれば500程度のダメージしか受けない。
        没データの設定では、エラく名前負けな弱さである。
    • 開放云々のセリフからすると、八竜を全て倒した時あたりに登場する予定だったのだろうか。
    • 没の敵出現演出に、暗転して赤黒い稲光が出た後、敵が出現という物がある。上記の封印されたような台詞からもこいつに使われる予定だったと思われる。

【視聴覚室】
2016年4月にWiiUVCにて52回全滅バグでジャイアントに遭遇できる事が確認された。
カイザードラゴンは遭遇テーブルに記録されていないので現時点では呼び出す事ができない模様。

FF7

【テストモンスター】
【魔法吸収マテリア】

FF8

デバッグ用モンスター「ダミー」
ライブラの文章などはないが、イタリア版のみライブラで翻訳者の愚痴が書かれている。


Sto morendo con sta' traduzione.(このゲームの翻訳で死にそう)
Sono quasi le 2 di notte.(もう深夜の2時近い)
Ho sonno!!!!(眠い!!!!)
Ho sonno!!!!(眠たい!!!!)

  • FFの本編シリーズのヨーロッパ版が発売されたのは7以降なのだが、その全ての言語でローカライズが酷く当時のゲーマーから不評だった。
    内容のおかげでヒットはしたのでFF8以降も発売されたが、7の二の舞にならないための翻訳作業のチェックが厳しかったのかもしれない(おかげで大きなミスは無い模様)。
    ただでさえ大作で文章量が多いのに、ただ翻訳するだけでなく、ゲーム中で正しく表示されるかというプログラムの不備も見なければならないので…。

FF10

ネスラグの色違いモンスター(名称不明)がボスとして登場する予定だったが、没。
これにより、ネスラグはモンスター訓練場唯一のオリジナルデザインモンスターとなった。
10-2では晴れて同種(マイマイ系)が登場。

  • マカラーニャの森付近の谷底にて登場。崖を崩して殻を割るなどの戦略を駆使して戦い、
    チョコボイーターのように戦闘結果で展開が変わるバトルになる。
    …予定だったが、ある日、そっくりそのままその部分が消されてしまったらしい。

FF13

ファルシ=ネメシス
時間的な都合で没になり、DLC予定も没になってしまったダンジョン「セブンス・アーク」のボスモンスター。
見た目はファルシ=アニマの色違い。というか後のデミ・ファルシ=アダムである。


ゴルギュラアッティラエレキシュガル(カラー違い)の3体のシ骸は未使用のモデルデータのみ存在していたが、後のシリーズで再利用され日の目を見た。

FF14

タイタンリヴァイアサン
旧FF14ではタイタンの方はポリゴンモデルも完成しており、ゲームデータにも入っていたが、実装直前に東日本大震災が発生したため一旦お蔵入りとなった。


タイタンは新生FF14で実装。リヴァイアサンはパッチ2.2で実装された。

余談

FFTにはあじわいカルピスなるものが存在する。