編集時Ver2.3.1.2
こちらに記述されているのは旧バージョンの内容になります。
最新版の内容についてはこちらを参照のこと。
概要
Advanced Cannonsにレールガン用のパーツをつけることによって、弾速と精度を向上させることができる。
発射にバッテリーの電力を使用する。
要求する弾速、精度および発射速度にもよるが、通常のAdvanced Cannons用パーツに加えレールガン用パーツ、バッテリー、バッテリー充電設備が必要なため、ビークルの容積を圧迫する。
発射時の反動も増加するため、姿勢制御用の動力も増えることになるかもしれない。
大電力をつぎ込めば通常のAdvanced Cannonsでは実現不可能な、単発威力や連射速度を得ることができる。
Advanced Cannonsの自由度や可能性とロマン度を引き上げることができるので是非とも使っていきたい。
概略図
パーツ解説
最小構成。
基本的には普通のAdvanced Cannonsに付け足す形で構築する。
Railgun Magnet Attaching Fixtureはレールガンの基礎パーツである。Firing Pieceの上下左右に接続できる。(最大4個)
Railgun barrel magnetはレールガンのレールの部分にあたる。
Railgun Magnet Attaching Fixtureから砲身に沿う形で伸ばしていく。
レールの本数や砲身長・砲口径に関係なく、magnetの数が多いほど1射撃で使用できる電力が大きくなり、速度や精度への効果が上昇する。
Railgun Chargerはレールガン用の充電装置にあたる。砲軸パーツ、コネクタに接続する。
充電速度はRailgun Chargerの数に比例する。(1つにつき100energy/s)
多ければ多いほどチャージが早くなるがその分場所を食う。レールガンの性能を左右する最も重要なパーツ。
GUI解説
Railgun usage next shot | レールガンが次の射撃で消費する電力。その他は基本的に通常のadvanced canonに準ずる。 |
Set Charger over clock | 消費電力を引き上げて弾速や精度を向上する設定。小さく構成したレールガンでも無理やり性能を引き上げることができる。また、レールガンのチャージにかかる時間を短くもできる。 少数第一位が0から0.5の範囲ではチャージ時間は短くなり消費電力は大きく、0.5から0.9の範囲ではチャージ時間は長い。ただし基本的に大きいほどチャージ時間は短いと思っていい。 |
Untouchable energy reserve % | そのビークル(またはフォートレス、ストラクチャー)が保有するバッテリーの内、編集しているレールガンが使用する電力を制限する項目。0ならば全ての電力を使用できる。100ではレールガンは電力を使用できず機能しない。 |
Energy % to use | 編集しているレールガンが実際に使用する電力。Untouchable energy reserve %との和が100を超えることはない。オーバークロックはここで指定した電力の範囲内で電力を消費する。 消費電力はここで定めた数値の内、さらにマグネットの数で制限される。オーバークロックが1であれば、レールガンが射撃に使用できる電力はバッテリー容量の20%までなので、最低でも5門は同時に射撃可能といえる。 |
Don't fire until battery % full | ここで設定した電力よりもバッテリーにチャージされている電力が小さい場合レールガンは発射されない。ビークルが保有する電力が枯渇しないための設定と思われる。 |
% of energy used for accuracy buff | レールガンが消費する電力の内どれだけを精度の改善に使用するかの割合を定める。0の時はすべての電力は弾速の向上に使用される。100であればすべての電力は精度の改善に使用される。 精度はバレルの延長でも改善が可能なので、バレルの延長のみで必要な精度が確保できるならば、0でよい。 |
Allow rail firing when partially charged | レールガンのチャージが終わっていなくても射撃を許可するか。ここにチェックを入れるとチャージの完了を待たずに射撃できる。弾速や精度はすでにチャージされている電力だけが消費される。 この場合の射撃間隔は砲弾のリロード、冷却時間、GUIでのMax fire rateによる。 大口径砲弾ではさほど問題にはならないが、小口径砲弾は消費電力による弾速や射程の変化が激しい為、チャージ中に発射すると狙いが大きくブレることがあるので注意。 |
Vhecle has (-) energy | ビークルの保有する電力。右がバッテリーの保有できる最大値。左が今蓄えている値。 |
(-) energy reserved for other activities | Untouchable energy reserve % で定めたレールガンが使用しない電力の値。 |
(-) energy available for railgun | レールガンが現在使用可能な電力。 |
Nomore than (-) energy accesable for rail | レールガンがバッテリーが最大までチャージしているときに使用可能な電力。 |
(-) energy used per shot | 次の射撃で砲弾の弾速や精度の向上に消費する電力。マグネットの数に依存して増大する。オーバークロックの少数第一位が5を超えるたびにも増大する。 |
(-) energy used taken from batteries per shot | 次の射撃でバッテリーから消費する電力。オーバークロックの設定により増減する。 |
railgun takes (-) seconds tu fully charge | チャージャーの数と energy used per shot に依存する。energy used per shotの値をチャージャーの数の100倍で割れば計算できる。 |
railgun speed increase (-) [m/s] | レールガンが向上する弾速の大きさ。実際の弾速ではない。 |
shell inaccuracy is (-) [-] | 砲弾の散布界。バレルの長さも加味した値で、実際の値。 |
Vhecle energy can depleat to (-)% before rail gun speed will begin drop | レールガンが使い果たすことができる電力の割合。 |
基本的なレールガン構築と運用
レールガンは弄れるパラメーターが多いため非常にとっつきにくいように見える。
なので今回は単純なアドバンスド・キャノンをレールガン化して強化する事に限定して、レールガンの基本を説明する。
アドバンスド・キャノンの知識が有ると理解しやすい。
アドバンスド・キャノン用意
単純な構造のアドバンスド・キャノンを用意する。
黄色線から弾速は343m/s、命中精度は0.664°、最大射程は1888mというのが分かる。
赤線からこの砲の発射間隔は1.95秒。砲の発射間隔はレールガンの性能を決める上でとても重要な情報。
レールガンパーツ取り付け
先ずはRailgun Magnet Attaching Fixture(ピンク色に塗っている部品)を取り付ける。今回はFiring Pieceの下に1つ。
Railgun Magnet Attaching Fixtureの先から伸ばすようにRailgun barrel magnet(緑の部品)を取り敢えず1つだけ接続。
隙間を埋めるようにRailgun Charger(水色の部品)を取り付ける。
Railgun ChargerはGauge increaserやGauge cooling unit、6-way connecter等に取り付け可能。
コレでレールガン本体は完成です。今回はRailgun Chargerを計11個接続した。Railgun Chargerの個数は大変重要なので数えておく。
とっても大事なGUI設定と充電設備の設置
レールガンの性能は発射する迄の間に充電した電力で決まる。
充電速度はRailgun Chargerの数に比例する。(1つにつき100energy/s)
今回用意したアドバンスド・キャノンの発射間隔は1.95秒なので、
11(取り付けたRailgun Chargerの数)×100(Railgun Chargerの充電速度100energy/s)×1.95(アドバンスド・キャノンの発射間隔s)=2145
このレールガンが発射毎に使用可能な電力の最大値は(オーバークロックをしないのであれば)2145という事になる。
この電力値を参考にして、バッテリーの設置とレールガンGUIの調整を行っていく。
Railgun barrel magnetが一つだけ接続されている場合、そのレールガンはビークルが持つバッテリー容量の2%を使用する。(緑枠、緑線参照)
Railgun barrel magnetを増やせば使用できる電力の割合が伸びるので、バッテリーの数を減らすことができる。
今回はRailgun barrel magnetが一つなので、Battery Largeを6つ用意した。
発射の際に使用される電力は黄色枠の部分。この値を先程求めた2145になるよう調節する(値が超えなければ良いので、少し小さくてもあまり問題ではない)
調節には赤枠の数値を弄る。
水色枠は発射する際の電力をどれくらい精度向上に使用するか。コレは個人の設計思想と照らし合わせて、水色線を見ながら調節してほしい。
今回は90%を精度向上に使用。
バッテリーの設置とレールガンGUIの調整が終わったら、1.95秒以内に電力2145を充電できるだけの設備を用意する。
今回はLargeRTG(675energy/s)を3つ設置。
以上でアドバンスド・キャノンのレールガン化完了である。
性能比較とまとめ
レールガン化によって強化された後のスペック。弾速、精度、最大射程全て向上している。
これだけ見てもいまいちピンとこないと思うので、実際に撃ってみる。
用意した標的は距離1500mの場所に有り、各10発撃ってみた。
[添付]
強化前のアドバンスド・キャノン。1発だけ端に当たった。
レールガン化したアドバンスド・キャノン。中央付近に全弾命中。遠距離になればなるほど命中精度向上が効いてくる。
レールガン化しなくても砲身を伸ばすことによって精度を上げることはできるが、同じ精度を出そうと思うと写真のように相当長くなる。
もちろん弾速と射程は伸びない。
レールガンの基本的な構築方法はこれで終了。発射する電力を大きくしたいなら、Railgun Chargerを更に増やしたり発射までの時間を長くしてみたり、オーバークロックしてみたりと色々試してみると良い。大口径砲をでも考えることは一緒。
Tips
・マグネットを付け足すことで使用可能な電力を大きくすることができるが、マグネットはつけるほど効果が低くなっていく。(40%に漸近する)
・Railgun casingは使用する砲弾が小さいか、発射の際の電力が大きい場合を除けば基本的にGunpowder casingよりも弾速が下がる。その代り反動と冷却時間は抑えられ、精度補正が上がる。レールガンのcasingに混ぜて見ると良い。
コメント
- レールガン編集開始したけど間違ってたらガンガン直してくれていいからね! -- CLAX? 2016-11-19 (土) 00:21:04
- 0.5から0.9の範囲ではチャージ時間は長くなりチャージ時間は長い。って電力消費が多いの間違いだよね多分。確信がないから今は編集しないので、確信がある方がいれば編集お願いします。 -- 2017-01-25 (水) 15:16:03
- コネクタだらけになって空間効率悪いんだよな。あとマグネット4つ付けると1ブロック防盾しか付けられなくなるし。 -- 2017-01-30 (月) 03:52:27
- システムの全体サイズや反動無視できる点で、フォートレスに搭載して拠点防衛に使うのが実用的かな?。ごり押しで精度あげれるから敵AIや弾薬庫ををピンポイントでぶち抜くのによさそう。Sabot500㎜、純レールガンで出力200000以上、精度0.009の試作品で、3000M先のHA10枚(1x1)を手動照準でぶち抜けるのは確認したけど、後は自動照準の精度が問題かな。 -- NightWork? 2018-06-19 (火) 22:31:26