編集時Ver3.1.2.4
アプデで大きく内容が変わったため、新しいページを設置。旧バージョンでの構築方法についてはこちらを参照のこと。
ミサイルのコンポーネンツを利用した誘引弾。
使用することにより対応する誘導方式を使用したミサイルの狙いを自ビークル等から逸らすことができる。
非検知距離算出
「適当にデコイいっぱい撃っとけば良いんだろ」なんてのは昔の話。 誘引するには、まずは自艦がどれだけ目立つが判別する必要がある。
・とりあえずマローンを召喚して、マウスカーソルの中クリックを押す。 (ビルドモードで押しても良いけど、今回はビルドモードじゃない方で説明する。)
・次に、右上の目ん玉押してレーダーを選ぶ。(当然、IRミサイル想定なら熱源。 魚雷ならソナーだが、今回はレーダーで解説する。)
・あとついでに---xも押しとく。
・そんでビークルにマウスカーソルを合わせる。
・表示された検知距離を見る。 おわり
※ここで、「ほう、マローンの被レーダー検知距離は1000mくらいですか」……とか、「検知距離がいっぱいあって訳わかんない!」と思ったそこのあなた! 実はマローンの検知距離は「横から見ると1000mでも、斜め上から見ると2300mくらいある」のだ! つまりビークルを見る角度によって検知距離が変わる! 数値が何個も表示されているのは、つまりそういう訳だ。 「横から見た数値を元に誘引したら上から撃たれてシンダ」なんて事もあるから注意な! あと今回表示してるのは被レーダー検知距離だから、当然水に沈んだり浮上したりすると検知距離が変わる。 水上滑走艦とかを作る人は要注意だ。 それと主砲いっぱい乗せたり圧縮ビークル作ってるそこのお前! サブオブジェクトはメインを透過して検知されるから被検知距離めっちゃ伸びるから気をつけろよ!
※被検知距離を減らしたいなら、ビークルのステルス性能のページも参考にすると良いかも!
誘引弾構築
さっき調べた被検知距離を元に、対レーダーミサイルなら、Rader Target Simulator。 対IRミサイルならSticky Flare。 対魚雷ならSoner Target Simulatorを積む。
ブイホルダーとかGPPとかは要らない。 因みに誘引力は、一粒辺りS=400m,M=1600m,L=6400m,H=25600m。
マローン:「つまりMのデコイ1m2粒入りで3200mだから、ミサイルなんて余裕で無力化できるなHAHAHA!」 ミサイル:「死ねぇ!(無慈悲)」 おぉ、マローダーよ、死んでしまうとは情けない。 しかし何故、ミサイルはデコイを無視してマローダーを襲ったのだろう?
Q:すごく……nnkr A:「ミサイル君は、デコイの効果をランダムで10%~100%受ける」って書いてある。 つまり3200mの誘引力があるデコイを撃っても、ミサイル君は個体差によって、そのデコイのサイズは320m~3200mの間でランダムの大きさに見える。 デコイが320mにしか見えない子は、当然デコイを無視してより大きく見える獲物。 つまり2300mのマローンを襲う。 故に、マローンが敵ミサイルを完全に防ぐには2300mではなく、23000m以上の誘引パワーを持つデコイを発射する必要があるのだ。 (それどころか、後述のシグナルプロセッサーを使われるともっと要る。 無慈悲。)
- サイズは、S,M,L,Hどれになさいますか?
同じ誘引力にしたものがコチラ。 お値段は、
S:760(4連ランチャーの場合3800), M:2200, L:5600, H:24000
基本的に、小さい方が安くて長くなる傾向にある。 多分MかL辺りが使い易いんじゃないかし? Hなのはイケないと思います!(コスト的意味で)
ミサイルを検知
そもそもミサイルを撃たれた事を検知しないと始まらない。 Passive RaderやMuntion warnerを忘れずに。 (面倒なら検知せずにACB使って常時垂れ流しても良いけど)
※因みにVel3.1辺りから、モーションワーナーをAIに繋ぐ必要が無くなり、更にモーションワーナーやパッシプレーダーが無くても、360°レーダーやカメラとかでもミサイル検知できるようになったぞ!
ACBを設定
普通はAffect Rangeを短くしたACBをミサイルの傍に設置するんだけど、筆者の場合は、その下のSearch patten機能とShift+Nのリネーム機能を使って、
ミサイルコントローラーに「Decoy」と名付けて発射してるよ。 ACBが発射機の傍に無くても良いから、1つのACBで複数の発射機を制御できたりして便利。
実際に誘引してみる
さっき「被検知距離算出」を読んで---xをついでに押した人には、ミサイルの誘導先が表示される赤い線が見える筈。
(再撮影めんd古いバージョンの画像だからピンクの線が表示されてないけど許して)
すげぇ! たった1発の誘引弾で魚雷以外全部誘引できる。 これでミサイルカーニバルも怖くな……ん?
こ……こっち来んなアッー!? まぁ、イジェクターで真上に撃ち上げただけなら、当然落ちて来るよね。
後は各自で、イジェクターをもっと増やすとか、落下する前に全速力で逃げるとか、スラスターを付けて飛ばしちゃうとかして頑張ってね❤
- Q:ところで、誘引力の低い誘引弾をいっぱい撃ったらどうなるの?
A:しぬ。(画像は誘引力400mの誘引弾216発。 合計86,400mの誘引パワーになるかと思いきや1発も誘引できていない。)
これは、正確には「デコイの誘引効果がランダムで変動する」のではなく、「誘引の影響をどのくらい受けるかは、ミサイル毎に決定される」からである。
つまり10%しかデコイの効果を受けない状態のミサイルの前に、誘引効果5000の誘引弾を1発撃とうが100発撃とうが、全部500mにしか見えないから関係ないのだ。
まして誘引効果1000mのSミサ誘引弾を大量投与とかしても、誘引力の合算とかできないので1000mのまま。 無駄に弾薬を浪費するだけで何の効果も無い。Ver3.1辺りから変更がありました。 ある程度、つまり自機の被検知距離よりデカく、かつ全弾誘引できない程度に弱いデコイを撃つ場合に限り、 (つまりマローダーで言えば2300m以上23000m以下)複数投射は“無意味ではない” 程度になりました。(え、自機の被検知距離より小さいのをいっぱい撃った場合? しぬ。 やはり最低限自機の被検知距離を超える誘引力が無ければ何発ばら撒こうが無駄である。)
被検知距離約900mのビークルで、誘引1200mのデコイを、画像左が1発。 右が1764発撃っております。 確かに無意味ではない。 が……例え1000発撃ったところで全ては防げない。 これなら誘引9000mのデコイ1発ポンと撃つ方が経済的、かつ強力であると思われます。 デザイン上の制約で、クソデカデコイを使えない時の選択肢にはなるかもしれない。
折角なので、誘引対策も載せておこう。
マローン:「よし! 誘引パワー23000mのデコイを積んだぜ! これでミサイルなんて怖くn」
シグナルプロセッサ―搭載ミサイル:「死ねぇ!(無慈悲)」
誘引対策の方法は、「ミサイルにSignal processorを積むだけ」。 誘引対策は誘引以上に非常に簡単なのだ。 因みにシグプロ複数積みは無意味。 これを積んだミサイルは、デコイ効果を「4~40%」しか受け無くなる。 たったの1粒付けるだけで、「デコイの影響10~100%」だったのが、シグプロを積めば「4~40%」になるのだ。 つまり「Signal processor付きミサイルを全て防ぐには、自機の被検知距離の25倍。 マローダーの場合は誘引パワー57,500mくらいのデコイが必要。」デカいわ! しかし、デコイ1発で、対応する誘導方式の敵ミサイル全てを無力化できると思えば破格の値段かもしれない。 さらに言えば、Remote guidanceやレーザー誘導方式のミサイル、DWGの無誘導ロケット弾のような代物は、対応する誘引弾が無いのでそもそも誘引不可能である。
- Q:デコイとかにIFFって要るの?
- 普通のミサイルとか魚雷:要る。 無いと自分や味方をロックオンして死ぬ。 ただし、リモートガイダンスやレーザー誘導ミサイル、無誘導ロケット弾には要らないと思うよ。
- デコイ:要らない。 デコイにIFFを付けても、普通のミサイルの方にIFFを付けないと敵と誤認して向かって来るので無意味。 逆に普通のミサイルにさえIFFを付ければ、味方のデコイに誘引される事はない。
- ミサイルインターセプター:要らない。 インターセプターが迎撃するのは、敵のミサイルとデコイ。それとIFFを付けてないバッキャローが放って、味方に向かって飛んでくる味方のミサイルだけ。 つまりインターセプターにIFFを付けなくても、味方のIFFを付けた普通のミサイルとか、IFF無しのデコイはちゃんと無視してくれるおりこうさん。 でもその代わり、味方の無誘導魚雷の流れ弾とかは迎撃できないよ多分!
コメント
- 新対ミサイル防御から独立。 -- araki? 2021-07-30 (金) 21:00:45