新Fuel Engines構築

Last-modified: 2022-09-21 (水) 23:27:16

編集時Ver3.5.5_alpha版
アプデで内容に大きな変化が生じたため、新ページを開設しました。
旧バージョンの内容はこちらをご参照ください。

概要

Fuel_Engines_main_01.jpg
燃料を消費して、エンジン出力(および電力)を生み出すエンジン。
蒸気エンジンと比較した場合、最小構成が小さい点と出力応答が速い点が特徴。
その特性から小型のクラフトや要求されるエンジン出力の変動が激しいクラフトに適している。

パーツの説明

画像パーツ名説明
和訳
Fuel_Engines_Fuel_engine_generator_01.jpgFuel engine generator燃料エンジンのコアとなるブロック。このブロックにクランクシャフトやシリンダーを設置していくのだが、接続可能方向が1面のみである点に注意。
燃料エンジンジェネレーター
Fuel_Engines_Cylinder_01.jpgCylinder直接エンジン出力を生み出すパーツ。クランクシャフト、アダプターまたはジェネレーターに直接繋げて使用する。
シリンダー
Fuel_Engines_Crank_shaft_01.jpgCrank shaftジェネレーターとシリンダーの間につける接続用パーツ。接続可能方向は前後の2面。
クランクシャフト
Fuel_Engines_Adapter_01.jpgAdapterクランクシャフトとシリンダーの間につける接続用パーツ。大型の燃料エンジンを構築する際に使用する。6面すべてに接続が可能。
アダプター
Fuel_Engines_Carburettor_01.jpgCarburettorシリンダーに接続することで、シリンダーが生み出すエンジン出力を増やすことができる。
キャブレター
Fuel_Engines_Injector_01.jpgInjectorシリンダーに接続することで、シリンダーが生み出すエンジン出力を増やすことができる。キャブレターと比べて大きなエンジン出力を得ることができるが、燃費が悪く、発熱量も大きい。接続可能方向は2面。
インジェクター
Fuel_Engines_Supercharger_01.jpgSuperchargerキャブレターに接続することで、燃費を改善できる。特に低負荷時の燃費改善効果が大きい。
スーパーチャージャー
Fuel_Engines_Turbocharger_01.jpgTurbochargerキャブレターに接続することで、燃費を改善できる。作動させるには排気管に接続されている必要がある。こちらは高負荷時の燃費改善効果が大きい。接続方向別に4種類のブロックがある。
ターボチャージャー
Fuel_Engines_Exhaust_pipe_block_01.jpgExhaust pipe blockシリンダーに接続することで、接続したシリンダーの排熱ができる。直線パイプのほかにコーナーやジョイントなど複数の形状がある。排気経路先端の延長線上にブロックがあると性能が低下してしまう。
排気管
Fuel_Engines_Hull_pipe_01.jpgHull pipe排気管のバリエーション。直線1m長のみで通常の排気管より高コストかつ大重量だが、その分耐久性が高い。
覆いつきパイプ
Fuel_Engines_Radiator_01a.jpgRadiatorシリンダー、ジェネレーターまたはラジエーター同士で接続することで、排熱が可能。同じジェネレーターに接続されたすべてのシリンダーを冷却できる。やや重量が大きいが、排気管のような複雑なルーティングが必要ないため、これだけでエンジンの冷却を済ませてしまうのもあり。1 x 1 x 1の通常サイズと3 x 3 x 1の大型サイズの2種類がある。
ラジエーター
Fuel_Engines_Fuel_strage_box_01.jpgFuel strage box燃料エンジンタブではなくリソースタブのブロックだが燃料エンジンと関連性が深いためここでも説明。マテリアルを燃料エンジンを作動させるために必要な燃料に変換してくれる。1 m^3サイズで容量が500マテリアル、毎分50マテリアルの燃料を変換できる。大きさの異なる、複数種類のブロックがある。
燃料箱

燃料エンジンの組み立て方

①ジェネレーターの設置
Fuel_Engines_assembly_01.jpg
燃料エンジンのコアとなるブロックを設置。
クランクシャフトシリンダーは、ジェネレーターの前方*1にしか取り付けられないため、設置向きに注意。


②クランクシャフトの接続
Fuel_Engines_assembly_02.jpg
ジェネレータークランクシャフトを接続。


③シリンダーの取り付け
Fuel_Engines_assembly_03.jpg
クランクシャフトシリンダーを取り付ける。
より大規模なエンジンを構築したい場合は、クランクシャフトシリンダーの間にアダプターを挟んでもよい。


④キャブレターの取り付け
Fuel_Engines_assembly_04.jpg
シリンダーキャブレターを取り付ける。
キャブレターは接続された*2シリンダーが生み出すエンジン出力を増大させることができる。
なお、キャブレターではなくインジェクターを接続した場合、より大きなエンジン出力を得ることができるが、燃費は悪化し、後述する発熱量も大きい。


⑤燃料箱の設置
Fuel_Engines_assembly_05.jpg
エンジンを作動させるために必要な燃料を作り出す燃料箱を設置する。
設置場所は、エンジンを設置したクラフト上であればどこでもよい。
Fuel_Engines_assembly_06.jpg
燃料箱の設置数は、クラフト中にVキー*3を押すと表示されるクラフト情報の一般の情報タブを参照し、燃料の回復量が使用量以上になるように設置するとよい。
ちなみに1m燃料箱1個あたりの回復量は毎分50で、燃料箱を1個も設置しないクラフトでも、もともと毎分50の回復量を持つ。
燃料箱を設置すると画面右側に表示するHUDUIの使用可能な燃料の量が増える。
Fuel_Engines_assembly_07.jpg
もしここの値が0の場合は、マテリアル不足でエンジンを作動させることができないため、F5キー*4を押してマテリアルを補充しよう。


⑥負荷試験
燃料エンジンの構築は、実際にエンジンを動かしてみないと性能がわからないことが多いので、負荷試験が欠かせない。
負荷試験に使用するパーツはエンジン出力を消費するのであればなんでも構わないが、筆者としては防衛部品(Defense)タブの電波妨害装置(Signal Jammer ECM)が単体で機能し、大きな負荷をかけることができるのでお勧め。
Fuel_Engines_assembly_08.jpg
負荷試験をするためには電波妨害装置をクラフト上の任意の場所に設置し、その状態でQキーを押して設定UIを開き、出力使用量のスライダーを右一杯まで動かせばよい。
なお、電波妨害装置1基で消費できる最大エンジン出力は20,000までであるため、それ以上の出力を持つエンジンの試験を実施する場合は電波妨害装置を複数設置する。
Fuel_Engines_assembly_09a.jpg
これで、エンジンが心地よい作動音とともにエンジン出力を生み出し始め、やがては……。


ボンッ!!


という爆発音を発生させて停止する。


⑦排気管の接続
燃料エンジンはシリンダーキャブレターインジェクターを接続することでエンジン出力を生み出せるが、同時にシリンダーの温度を上昇させる。
シリンダーの温度が高まると出力が低下し、最悪の場合は前項のようにオーバーヒートでエンジンが停止してしまうことになる。
Fuel_Engines_assembly_10.jpg
これを防ぐためには、シリンダー排気管を接続し、シリンダーの熱を放出してやればよい。
Fuel_Engines_assembly_12.jpg
排気管には直線パイプのほかにもコーナーやジョイントなど複数の種類がある。
ただし、あまり大規模なエンジンで使用するとPC負荷増大の原因になるため注意。
そもそも現環境で、そこまで大規模なエンジンを構築するケースは稀だが……。


なお排気管端部の延長線上の同じコンストラクトにブロック*5が存在すると、冷却性能が低下するため注意。
Fuel_Engines_assembly_13.jpg


シリンダーの冷却は排気管のほか、ラジエーターでも可能。
Fuel_Engines_assembly_14.jpg
やや重量はかさむが、こちらはエンジンを完全に密閉した状態で使用しても性能が低下しない。


以上。

燃料エンジンUI

ジェネレーター等を選択した状態でQキーを押すと表示される各種UI。

Basics/基本情報

Fuel_EnginesUI_01.jpg

Configuration
設定
項目説明
Maximum RPM
最大RPM
最大RPMの制限。スーパーチャージャーエンジンで燃費確保のため低負荷領域で使用したいときなどに設定する。
Battery charge fraction
バッテリー充電割合
バッテリー充電に使用されるRPMの最大割合。
Priority
優先度
エンジンが複数ある場合にどのエンジンの回転数を優先してあげるか。
Power usage priority
エンジン出力優先度
どのエンジンの出力を優先して使用するか。
Cost and volume
コスト及び体積
項目説明
Material cost
マテリアルコスト
エンジン本体のコスト。
Volume(sells occupided)
体積(占有セル)
占有セルの体積。
Weight
重量
エンジンの重量。
Current output
現在の出力
項目説明
RPMエンジンの回転数
Power output
エンジン出力
現在のエンジン出力。
Material/sec
マテリアル/秒
現在の毎秒あたりのマテリアル消費量。
Power/material
エンジン出力/マテリアル
現在のマテリアル消費量当たりのエンジン出力。
Stable output
定常出力
項目説明
Power
エンジン出力
定常運転時のエンジン出力。
Power/material
エンジン出力/マテリアル
定常運転時のマテリアル消費量当たりのエンジン出力
Power/volume
エンジン出力/体積
定常運転時の体積当たりのエンジン出力
Cost and volume,including materials burned in X minutes
エンジンパーツの合計コストとX分間に消費したマテリアル量の合計
項目説明
Power/material
エンジン出力/マテリアル
定常出力をエンジンパーツの合計コスト及びX分間に消費したマテリアル量で割った値。
Power/volume
エンジン出力/体積
定常出力をエンジンパーツの合計体積及びX分間に消費したマテリアル量で割った値。
Material cost
マテリアルコスト
エンジンパーツの合計コストとX分間に消費したマテリアル量の和。
Volume
体積
エンジンパーツの合計コストとX分間に消費したマテリアル量。


Cylinders/シリンダー

Fuel_EnginesUI_02.jpg

Overview
概観
項目説明
Cylinder count
シリンダー数
ジェネレーターに接続されたシリンダーの数。
Total power output
合計エンジン出力
ジェネレーターに接続されたシリンダーの合計出力。
Average cylinder temperature
シリンダーの平均温度
ジェネレーターに接続されたシリンダーの平均温度
Cylinder list
シリンダーのリスト
項目説明
Power
エンジン出力
そのシリンダーが生み出しているエンジン出力。
Power/mat
エンジン出力/マテリアル
そのシリンダーのマテリアル消費量当たりのエンジン出力。
Carb
キャブレター
そのシリンダーのキャブレター接続数
Exhaust
排気
そのシリンダーの排気管接続数。
Temperature
温度
そのシリンダーの温度。


Output graph/出力グラフ

回転数とエンジン出力、燃費をグラフにした項目。
表示が薄く、単位も表示されないため、若干見難いところもあるが、エンジンの特性を把握するには役に立つだろう。
Fuel_EnginesUI_03.jpg

RPM setup
RPMセットアップ
項目説明
Maximum RPM
最大RPM
最大回転数。Basics/基本情報の項目と同じ。
Stable output and efficiency
定常出力及び燃費
項目説明
Stable power
定常出力
温度が安定したときの出力。
Stable power/material
定常出力/マテリアル消費量
温度が安定したときの出力当たりのマテリアル消費量。
Output and efficiency the RPM range
全RPMの範囲においてのエンジン出力及び燃費
項目説明
Stable power
定常出力
温度が安定したときの出力。
Stable power / material
定常出力/マテリアル
温度が安定したときの出力当たりのマテリアル消費量。
Maximum RPM
最大RPM
最大回転数。
Current RPM
現在のRPM
現在の回転数。


コメント

  • 新仕様に合わせたページを新設しました。
    ひとまずは基礎的な内容のみで、ターボエンジンの詳細などは載せていないので、可能な人がいたら追記をお願いします。 -- araki? 2022-07-21 (木) 18:27:07

*1 写真の緑色で表示されるダボ状のマーカーがある面。
*2 接続されたすべてのシリンダーに効果がある。
*3 デフォルトキーコンフィグ
*4 デフォルトキーコンフィグ
*5 航空部品タブのダクトは例外的に排気判定を遮らない。