Electric Engine

Last-modified: 2022-11-13 (日) 16:50:29

編集時Ver3.5.8.1

 
 

電気エンジン(Electric Engine)

 

概説

 

電気エンジンは、そのものは極めて簡単です。
使用するパーツはバッテリーと電気エンジンのみ。ただし、別途充電するための手段を必要とします。
充電するための手段は、燃料エンジン、蒸気タービン、蒸気ピストンジェネレーター、RTG、カスタムジェットジェネレーター、そして別ビークルからの電気移譲があります。

 

パーツの場所

 

電気エンジンはリソースのタブにあります。同じタブにバッテリーとRTGもあります。

 

v2746_01.jpg

 

組み立て方

 

バッテリーと電気エンジンを隣接させます。充電さえすれば、これだけで使えるようになります。
注意点としては、エンジンの丸い部分には接続判定がありません。

 

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赤丸で囲ったポッチが付いている面は、バッテリーとの接続判定が無い。

 

そして、エンジン出力を出すには、エンジン本体 – バッテリー – バッテリー……と、バッテリー同士も接続されている必要があります。

 

最小のバッテリーは六面全て接続可能です。サイズの大きなバッテリーは接続できる部分が決まっているので注意して下さい。(ブロック基部から6方向に直線を伸ばした位置)

 

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分岐している上側のバッテリー(赤い部分)は、エンジンと接続されていない。

 

出力

 

電気エンジンに接続されているバッテリーの充電量が多くなるほど出力も上がります。

 

出力を強化するには、電気エンジンに接続するバッテリーの量を増やして下さい。

 

バッテリー1ブロックのフル充電量15000に対して90の出力が得られます。(つまり充電量の0.6%が出力) バッテリー1ブロックのマテリアルコストがちょうど90なので、「電気エンジンで欲しい出力=最低限必要なバッテリーコスト」になります。
RTGで全ての充電を賄う場合、バッテリーの体積のちょうど6倍の体積のRTGを用意すると出力を常に目いっぱい出すことが出来ます。

 

留意すべきなのは、出力に関係するのはBatteryの「容量」ではなく「充電量」である、という点です。放電してバッテリーの充電量が減ると、出力も下がります。

 

また、ひと塊のバッテリーに対して接続できる電気エンジンは一つだけです。複数の電気エンジンを接続しても最初に接続したモノ以外は出力を産みません。

運用

 

放電による出力低下に対する解決策としては、以下のものが考えられます。

 
  • 電気エンジンに接続しないバッテリーを別途用意する
    同一ビークル内なら、接続していないバッテリーを充電用として使用する事ができます。電気エンジンに接続するバッテリーは必要な分だけコンパクトにまとめ、充電用バッテリーをビークル各所に配置するなどすれば、エンジンの規模に対してより長い時間出力を維持させる事ができます。
 
  • 充電を絶やさない
    強引ですが、単純明快かつ効果的な方法です。減った分だけ、すぐに注ぎ足せば良いのです。
    充電するには、ビークルに別途燃料エンジン、蒸気エンジン、RTGといった物を搭載する必要がありますが、場所・コストなどの調整は難しいものです。
    燃料やマテリアルで場所を取りたくないから電気エンジンを選択した場合、燃料エンジン、蒸気エンジンの採用は本末転倒になります。また、RTGは設置するだけで発電してくれますが、物凄い熱(赤外線)を発生させるため、探知されやすくなってしまいますし、設置コストが高いです。
 
  • 他のビークルから電気を貰う
    全てを単体のビークルで完結させる必要はありません。コンパクトなビークルにしたければ、航空機に対する航空母艦のように、電気エンジンとバッテリーだけを搭載したビークルと、発電手段と膨大な充電容量を有するビークルを分けて作成してしまえば良いのです。
    電気を融通できる範囲は、そのビークルの最大充電量に比例します。(ただし半径2000mが最大です)
    電気の移送方法については、資源移送方法を参照して下さい。
 

なお、解決策で述べたとおりの方法でしか使えない、という訳ではありません。
例えば昔のアメリカ戦艦の如く、蒸気エンジンで発電して電気エンジンで動く戦艦を作っても良いのです(ターボ・エレクトリック方式と言います)。
もちろん、RTGとバッテリーがてんこ盛りになったビークルを作っても構いません。
電気エンジンは運用が難しいですが、構築が容易という利点があります。自由な発想で活用して下さい。

 

発電

 
  • RTGで発電する
    置くだけ簡単RTG。設置するだけで規定の電力を謎の力で生成してくれる。
    発電コストはないが、代わりに非常に高い設置コストと発熱量を誇る。
 
  • 燃料エンジン・蒸気エンジンで発電する
    これらのエンジンを使った充電は、同じビークル内に設置しておけば、出力を使って充電してくれるようです。
 
  • カスタムジェットジェネレーターで発電する
    カスタムジェットにジェネレーターをつけると、発電するように設定することができる。

過去バージョンの資料

 
Ver. 1.968における出力の計算式

Electric Engineの出力は、以下の式で求められます。

 

出力=効率(e)x変換率(k)xバッテリー電力(q)
P=ekq

 

Electric engine のPower Output をαとし、

 

効率e=2/(1+α)
変換率k=0.02α^2+0.02α

 

これらをまとめると、
P=2/(1+α)×(0.02α^2+0.02α)×q = 0.04αq
となります。

 

最小のBatteryの容量は2000あり、これを接続しPower Outputを1に設定した場合のElectric Engineの出力は80です。

 

出力を強化するには、Electric Engineに接続するBatteryの量を増やして下さい。充電量が1000増えるごとに、最大出力が40増えます。接続されているBatteryの充電量が1万の場合は400となり、10万ならば4000になります。
出力40の時の表示は、下図の様になります。
EE-06.jpg
表示がFuel Engineと違って、(40/40)と分かれていますね。左の数字は余剰出力(使用可能な出力の残量)で、右の数字は現在発揮可能な最大出力です。
例えば、この状態でPowerを5消費するパーツを使用すると、表示は(35/40)になります。
Electric EngineはBatteryに貯めてある電気を消費して出力に変えているので、Batteryの残量に比例して、右の数字も減ってしまいます。表示としては、(34/39)、(33/38)、(32/37)という風に出力は減っていきます。
(出力減少の仕方については、上手に説明できるほど理解が進んでいません。とりあえずは、減ったら困るという点だけは理解して頂けるかと思います)
従って、Fuel Engineとは違って、出力40出せるからと40Power消費する様に組み立てると、すぐに充電が切れてしまいます。

 
Ver. 1.968におけるRTGの性能
サイズ2m4m3x3m
発電量50100675
コスト3757505000
 

コメント

 
  • 余剰出力でみた場合、負荷が大きければすぐに出力不足(≒電池切れ)になる、逆に小さければ長時間使える、より長く(実用的に)使いたければバッテリを大容量化(ただしサイズが大きく)すればいいと言うわけですね。 -- NightWork? 2018-06-04 (月) 17:35:59