プラズマ砲構築

Last-modified: 2023-12-09 (土) 22:07:07

編集時Ver3.7.3.0

 

概要

・ミサイルに近い高密度の武器であり、ランニングコストは、速度にもよりますが、純火薬アドキャとPACの中間に位置します。
・電力とマテリアルを消費。重力の影響は受けず、また迎撃されることもありません。シールドによってダメージを削ぐことができます。
・85m/s-2404m/sと高速であり、また0.03-0.35と高精度です。
・距離によって減衰し、さらに水中ではかなりのダメージが失われます。
・高密度のブロックの塊によく効きます

 

 単発大火力にしたり低威力にして連射性上げたり、1度に複数発射したり精度を犠牲に威力を上げたり、電力をつぎ込んで冷却性能を上げ精度をよくしたり弾速を上げたり、さまざまなカスタマイズを可能にできるエネルギー兵器はプラズマ砲しかないだろう。
 着弾したブロックの破壊に成功するとプラズマ爆発を引き起こし、さらにダメージが増幅する。巨大な破孔を開け、分厚くて硬い装甲をぶち破る、対重装甲特化のロマン兵器である。

 

パーツ解説

Generator/ジェネレーター
Gen_1m.png原文Generates plasma charges from ammo and energy
訳文プラズマを弾薬と電気から生成します
ステータスプラズマ生成速度電力消費マテ消費
0.05750.04
解説
プラズマジェネレータ。電力と弾薬を消費してプラズマを生成するパーツ。
Generator 2m/ジェネレーター 2m
Gen_2m.png解説プラズマジェネレータの2m版。単純に能力2倍、コスト2倍。
ステータスプラズマ生成速度電力消費マテ消費
0.11500.08
Chamber/チャンバー
Chamber_1m.png原文Stores plasma charges
訳文プラズマを蓄えます
ステータスプラズマ容量
1
解説
生成したプラズマを貯めておくパーツ。左右(丸いでっぱりがついている部分)にジェネレーターを接続する。
Chamber 2m/2mチャンバー
Chamber_2m.png解説生成したプラズマを貯めておくパーツの2m版
ステータスプラズマ容量
2
Chamber 4m/4mチャンバー
Chamber_4m.png解説生成したプラズマを貯めておくパーツの4m版
ステータスプラズマ容量
4
Collector/コレクター
Collector.png原文Moves plasma charges from attached chambers to the accelerator
訳文チャンバーから加速器へプラズマを移動させます
解説
チャンバーとマントレットをつなぐパーツ。コレクター同士で接続することも可能。向きの概念があり、1面だけマントレット側にのみ接続する。
Collector (4sides)/4方向コレクター
Collector_4port.png解説チャンバーとマントレットをつなぐパーツ。左右2面だけ接続面ではない。多連装砲で混線をさけるために使える。
Connector Hub/コネクターハブ
ConnectorHub.png原文Connects the collector to the mantlet (optional)
訳文コレクターとマントレットを接続します(必須ではない)
解説
コレクターとマントレットの接続に使うパーツ。6面接続。コネクターを全く使わなくても機能するプラズマ砲はつくれる。コレクターより低コスト
Connector (L)/L字型コネクター
Connector_L.png解説コレクターとマントレットの接続に使うパーツ。L字につなぐ。2面接続。
Connector/コネクター
Connector_1m.png解説コレクターとマントレットの接続に使うパーツ。前後の2面を接続。
Connector 2m/2mコネクター
Connector_2m.png解説コレクターとマントレットの接続に使うパーツ。前後の2面を接続。2m版。
Connector 4m/4mコネクター
Connector_4m.png解説コレクターとマントレットの接続に使うパーツ。前後の2面を接続。4m版。
Plasma AA Mantlet/プラズマ対空防楯
PlasmaAAMantlet.png原文Generates plasma charges from ammo and energy
訳文プラズマを弾薬と電気から生成します
ステータス最大仰角最大俯角左右最大角度
90°-15°
解説
大仰角がとれるマントレット。チャンバー等への接続面は下部の1面のみ。プラズマ砲のコアパーツ
Plasma Forward mantlet/プラズマ前方防楯
PlasmaForwardMantlet.png解説砲身の可動範囲が上下左右に等しいマントレット。チャンバー等への接続面は下部と後部の2面。
ステータス最大仰角最大俯角左右最大角度
35°-35°20°
Heatsink/ヒートシンク
Heatsink.png原文Cools accelerator without using energy
訳文加速器を電力消費なしに冷却します
ステータス基礎冷却値
12℃/s
解説
砲身である加速器に取り付けて冷却能力を増す。2mブロック。
ヒートシンク1個は電力240を消費しての強制冷却と同じ冷却性能。
Accelarator 2m/2m加速器
Accelarotr_2m.png原文Increases the maximum energy that can be used to accelerate charges
訳文プラズマ(1チャージ)の加速に投入できる電力の上限を増やします
ステータス基礎冷却値チャージ毎加速電力上限
1℃/s+150
解説
マントレットにとりつけてプラズマ砲の砲身となる加速器。弾の加速に投入できる電力の上限を引き上げる。加速器はプラズマ砲1門につき最大で16mまで。
Accelarotr_4m.png解説4m加速器
ステータス基礎冷却値チャージ毎加速電力上限
2℃/s+300
Magnetic Stabilizer/磁気安定化装置
MagneticStabilizer.png原文Reduces damage lost over distance
訳文ダメージの距離減衰を抑制します
ステータス損失ダメージの低減率
30%
解説
加速器の最先端に取り付けるパーツ3種のうちの一つ。プラズマ砲弾の距離減衰を7割に低減する。
ダメージ減衰率:空中0.5%/100m・水中30%/100mがそれぞれ0.35%・21%になる。
Magnetic Splitter/磁気分離装置
MagneticSplitter.png原文Fires multiple projectiles at once
訳文一度に複数の弾を発射します。
ステータス分裂数最小追加誤差最大追加誤差最小ダメージボーナス最大ダメージボーナス
100.2°15%60%
解説
加速器の最先端に取り付けるパーツ3種のうちの一つ。1度に最大10個の弾を撃てるショットガン。精度は悪化するが威力は若干増す。
Magnetic Destabilizer/磁気不安定化装置
MagneticDestabilizer.png原文Split a single charge into 2 shots and reduces armour piercing value
訳文一つのチャージを二発に分割し、APが低下します。
ステータスAP
20
解説
加速器の最先端に取り付けるパーツ3種のうちの一つ。APが100から20に低下し、1発づつしか打てなくなる。
そのかわり、1チャージで2発撃てるようになるので、発射弾数は二倍になる。低威力高連射でCIWS向き。
 

UI解説

Magnetic stabilizer/磁気安定化装置

plasma.png

項目説明
Charges used per projectile1発にどれだけのチャージを使うか。
大きいほど強力だが、接続されているチャンバーの長さ以上にはならない。設定上限は200
一発あたりの消費チャージ数
Accelerator energy/chargeチャージ1つに使う加速のための電力。
UI上では最大まで設定できるが、実際は加速器の長さに応じた値までしか使用しない。
チャージ当たりの投入加速電力
RPM limitRPMの最大値。発射により温度が上がり精度が悪くなりすぎないようにしたいときに制限する。設定上限は600RPM
RPM制限
Temperature limit温度の最大値。これ以下の温度にならないと発射しない。
一定以上の精度を確保したいときに使用。
温度制限
Energy used for cooling加速器の冷却のために使う秒間電力。
大きいほどすぐに冷却して精度悪化を防げる。
冷却に使用する電力
Idle elevation angle待機時に砲身がとる仰俯角。
待機仰俯角

Magnetic splitter/磁気分離装置

plasma_splitter.jpg

項目説明
Inaccuracy added値が大きいほど射撃精度が低下。精度を落とすほど、最低15%,最大60%威力が上昇する。
追加誤差
Charges used per projectile1発にどれだけのチャージを使うか。
大きいほど強力だが、接続されているチャンバーの長さ以上にはならない。設定上限は200
一発あたりの消費チャージ数
Accelerator energy/chargeチャージ1つに使う加速のための電力。
UI上では最大まで設定できるが、実際は加速器の長さに応じた値までしか使用しない。
チャージ当たりの投入加速電力
RPM limitRPMの最大値。発射により温度が上がり精度が悪くなりすぎないようにしたいときに制限する。設定上限は600RPM
RPM制限
Temperature limit温度の最大値。これ以下の温度にならないと発射しない。
一定以上の精度を確保したいときに使用。
温度制限
Energy used for cooling加速器の冷却のために使う秒間電力。
大きいほどすぐに冷却して精度悪化を防げる。
冷却に使用する電力
Idle elevation angle待機時に砲身がとる仰俯角。
待機仰俯角

Magnetic destabilizer/磁気不安定化装置

plasma_des.jpg

項目説明
Accelerator energy/chargeチャージ1つに使う加速のための電力。
UI上では最大まで設定できるが、実際は加速器の長さに応じた値までしか使用しない。
チャージ当たりの投入加速電力
RPM limitRPMの最大値。発射により温度が上がり精度が悪くなりすぎないようにしたいときに制限する。設定上限は600RPM
RPM制限
Temperature limit温度の最大値。これ以下の温度にならないと発射しない。
一定以上の精度を確保したいときに使用。
温度制限
Energy used for cooling加速器の冷却のために使う秒間電力。
大きいほどすぐに冷却して精度悪化を防げる。
冷却に使用する電力
Idle elevation angle待機時に砲身がとる仰俯角。
待機仰俯角
 

ダメージモデル

十分なダメージを持った状態でプラズマが着弾すると、まず着弾したブロックを破壊する。するとその破壊のために消費したダメージの半分を還元し、破壊したブロックの周りのブロックに均等にダメージを配分する。そして周りのブロックも破壊された場合、そのとき消費したダメージがまた50%還元され、次のブロックにダメージを与えていく。

組み方

20230829054558_1.jpg
こいつがプラズマのコアパーツ、マントレット(防盾)だ。ここにいろいろ付け足していく。


20230829054715_1.jpg
コレクターを後ろに配置する。向きに注意。前方防盾は後ろと下、対空防盾は下のみ接続判定がある。
防盾からコネクターを伸ばしてコレクターを配置してもいい。
このパーツはチャンバーと繋げることで、チャンバー内のプラズマチャージを防盾に移動させる役割を持つ。


20230829054734_1.jpg
チャンバーを繋げる。基本コレクターのどの向きにも繋がるが、チャンバーの方は1方向しか接続されない。


20230829054805_1.jpg
チャンバーの横にジェネレーターを繋げる。このパーツはチャンバーにチャージを充填する役割を持つ。


20230829055749_1.jpg
防盾に砲身として加速器をつける。長いほど加速に使える電力が増える。


20230829055824_1.jpg
加速器の先端に磁気安定化装置などの特殊パーツをつけよう。


20230829055856_1.jpg
このままではすぐにオーバーヒートしてしまうため、加速器の上にヒートシンクを載せてある程度電力なしでも冷やせるようにするのがいいだろう。
あとはUI上で1発のチャージ数や冷却用電力、加速用電力をいじって完成!

構築例を見たい方はこちら

計算式

UIの計算式

  • 速度(m/s)
    85*√投入チャージ比加速用電力(ただし加速用電力は[75*加速器長さ]が上限)
  • シールド減衰
    1-シールド強度*0.03
    に減衰
  • 精度(°)
    0.03+0.32*温度/1000
  • 一射撃当たりの上昇温度(℃)
    14*消費合計チャージ数+0.01*消費合計チャージ数*投入チャージ比加速電力
    (destabilizer/磁気デスタビライザーならこれの1/2になる)
  • 基礎ダメージ
    Magnetic stabilizer/スタビライザー
    14*6000/AP(100)*チャージ数^1.08 = 840*チャージ数^1.08
    Magnetic spliter/スプリッター
    追加する誤差に応じたバフ(UIで調節可能)が存在し、0.2-3°の追加誤差の調節が可能。
    上のダメージにダメージ補正:1.15+(1.6-1.15)*(追加誤差-0.2)/(3-0.2)=(45*追加誤差(°)+313)/280をかければよい。
    840*チャージ数^1.08 * (45*追加誤差+313)/280
    Magnetic destabilizer/デスタビライザーはAP20になって一発は1チャージ相当(14*6000/AP(100)*1^1.08=840)
  • 冷却
    基礎値(Base cooling)(℃/s)
    1+0.05*冷却電力+6*ヒートシンク長さ(1個なら2mで12)+0.5*加速器長さ
    冷却補正
    Min(温度/500,2)
    これを掛けた
    基礎値*冷却補正=基礎値*温度/500(温度<1000;温度>1000で基礎値*2)
    だけ毎秒減少する。
     

Tips

  • プラズマが一定間隔で射撃を行う際、無限遠で収束する精度(温度)について
    格納

    格納

     正確な処理とは若干、異なるが、温度が1000℃以下の状況において、T:温度 α:基礎値/500 としてdT=-dt*α*T、dT/dt=-α*Tと表現でき、解はT=初期温度(t=0の温度)*exp(-α*t)となる。
    例えば、チャージ時間が10s(射撃間隔10s)17チャージ、加速に500、加速器8m、ヒートシンク6枚、冷却電力0 のスタビライザーのプラズマ砲なら

    冷却基礎値:1+0.05*0+6*(6*2m)+0.5*8m=77℃/s
    一発の温度上昇:14*17+0.01*17*500=323℃(いずれもUI通り)
    0℃から射撃して、次の射撃(10秒後)の温度は......323℃*exp(-77/500*10s)=69.24℃
    精度としては0.0521になるはずである。

    さらに、これを撃ち続けることを考える。n回目の射撃時の温度をT_nとして、T_n+1=(T_n+323)*exp(-77/500*10s)、T_0 = 0℃ と表現できる。
    これはC=323,a=exp(-77/500*10)で
    T_n+1=(T_n+C)*a 両辺にBを足して
    T_n+1+B=T_n*a+C*a+B (1)
    T_n+1+B=(T_n+B)*a の形に持ってこれれば、T_0=0でT_n+B=B*a^nつまりT_n=B*(a^n-1)と書ける。
    (1)と比較して、C*a+B=B*aを満たすBを求めればよく、B=C*a/(a-1)
    T_n=(1-a^n)*C*a/(1-a)となる。
    a<1なので、n->無限の極限を取るとT_inf=C*a/(1-a)である。
    よって、C=一発の温度上昇323℃、a=exp(-冷却基礎値/500*射撃間隔)=exp(-77/500*10)で、
    T_inf=C*a/(1-a)=323*exp(-77/500*10)/(1-exp(-77/500*10))=88.14......
    精度は0.03+0.32*88.14/1000=0.05820... 約0.058に収束すると予測できる。(実際に温度89、精度0.06あたりで射撃する)

    最終温度=射撃時の温度上昇[℃]*a/(1-a) ただし、a=exp(-冷却基礎値[℃/s]/500*射撃間隔[s])

    これを上記の精度の式に代入し、

    最終精度=0.03+0.32*最終温度/1000
     
  • プラズマはコレクタを跨いで別のチャンバーに移動させることはできない。
    • 枝(コレクタを跨がないで接続されたチャンバーとジェネレータ)毎のチャンバーとジェネレータの比が大きく違う構成で、全チャンバー容量いっぱいまで貯めて撃つ設定だと、ジェネレータの非稼働時間が生じる場合がある。
 
  • プラズマのオススメチャージ
    1:一番連射が効くためガード不能の表面削り
    3:鉄を壊せる威力のため、壊したダメージ50%還元が鉄に対して一番有効
    4:長距離での減衰を考えた場合の鉄に
    6:HAでのダメージ還元に
    7:長距離でのHA
    8~12:チャージによるダメージ上昇アップとダメージが範囲に広がった場合のダメージ減衰のバランスが取れている
    それ以上:ダメージ減衰の方が大体強くなります
    by sakialt

コメント

  • パーツ解説の部分を暫定雛形の形に整形。計算式とtipsを追加。 -- kuramubon? 2023-09-03 (日) 20:43:54
    • おつです!…暫定雛形…そういうのがあるのか() -- DD1392? 2023-09-10 (日) 09:13:50
  • 距離減衰は空中で100mあたり0.5%、水中で30%。スタビライザーをつけるとそれぞれ0.35%, 21%です。 -- 2023-09-03 (日) 23:01:34